2005年8月30日(火)
駅日誌(119) 「一矢報いるか」

今日、9月11日の総選挙の公示があり、計1,132名が立候補しました。
尚、先日心配していた霞ヶ関の公務員の仕事は、寧ろ解散総選挙で減ったそうです。そりゃそうか。審議が無い=原稿書きしなくて良いわけですから。その代わりに、演説代書屋が大忙しでしょうかね。一方、地方公務員は、選挙当日に投票所で手伝いをしないといけない人も居る様です。
それをぼやいていた地方公務員の知人がいますが、勿論休日出勤手当が出る訳で、「座っているだけで御小遣い貰えるなんて羨ましいやないか!」と言っておきました。

話は変わりますが、レクサスが本日より開業致しました。
フルラインメーカーのトヨタが既存の所帯じみたイメージと分離させて起こす高級車ブランドです。基本的に、米国トヨタのプレミアムブランドである「レクサス」を日本でも展開するという手法です。
しかし、聞いたところによると、逆輸入車ではなく国内で製造するそうです。これはこれで正しい選択だと思います。だって、アメリカ人が造る大味な車では日本人が高級車に求める精巧さは求めるべくも無いですから。
まず発売されたのは、GSとSCです。これらはそれぞれ日本でいう所のアリスト、ソアラに当ります。GSはアリスト後継の新車ですが、SCは現行ソアラとバッジが違うだけです(足回りのセッティング等、変えているかも知れませんが)。
この分野はブランド力が最も物を言うジャンルです。車の良し悪しよりもイメージが重要です。そして、このイメージとは、長年良い物を作り続けた者でないと、勝ち取るのは難しいです。まあ、世界一信頼性の高い車は、世界一売れている車=トヨタ・カローラですから、その土台はあるとも言えますが、果たして・・・

果たして勢力図は変わるのか?
野党は与党に一矢報いるのか?トヨタはメルセデス、BMWに一矢報いるのか?果たして・・・
                             駅員@レクサスは高いですねえ

2005年8月29日(月)
駅日誌(118) 「ゴミ」

ゴミの分別はだんだん厳しくなっている方向にあります。地球環境保護のため、これはやむを得ない義務だとは思います。しかし、地球環境保護の観点から見て、これは本当に正しい事なのでしょうか?
と言うのは、独逸では、ゴミの分別は一切無いそうです。その代わりに環境税という税金があります。「金を払えば許されるのか!!?」と憤慨する方もいらっしゃると思いますし、「欧米ではこうしている」というタイプの物言いは私の嫌いな言葉の一つでもあります。それでも、こちらの方が地球環境保護の観点から見て正しいと思わせるものがあります。
この「環境税」は何の財源になっているか?その答えの一つは「ゴミ分別業者の賃金」です。即ち、分別なく一緒くたにされたゴミは、一箇所に集められ、プロが分別するというものです。勿論、3Kの仕事であり、大変だとは思います。しかし、ゴミは皆が皆きちんと分別しているとは限りませんし、我々一般人にどこまで正確な分別が出来るかという疑いが残ります。
「そんな事は無い!私はきちんと分別できる」と仰る方も居ると思います。では、そういう人に問います。ただ「プラ」と書かれた容器包装の樹脂の材質が分かりますか?容器包装に使われている樹脂は主に、PE(ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PS(ポリスチレン)がありますが、これを正確に判別できる人間は限られるのではないでしょうか?そういう意味では不確定な個々人に任せるより、その個々人から薄く広く金を取り、専門家が正確に分別する方が確実です。
それにそういう業者を作る事は雇用の創出にもなるのです。

さて、日本と欧州の考え方の違いには、分別後のゴミの処理の仕方にも表れています。欧州では、再生する物以外は埋めるのが一般的です。一方、日本では燃やすのが一般的です。
これって、死者に対する扱いと似ていると思いませんか?文化の違いが表れている気がします。。こんな事を書くと罰が当りますな!
                                      駅員@罰当たり

2005年8月28日(日)
駅日誌(117) 「その涙は道頓堀の水より汚い」

今年も24時間テレビが放映されましたね。私は夜中にお笑いのコーナーをちょこっと観ただけですが。
「愛は地球を救う」をスローガンにしており、募金も集まり、チャリティとしての効果はそこそこあると見込めます。しかし、私の様な捻くれ者には、偽善の臭いがプンプンしてくるのです。ハンディキャップを持った人に頑張らせたり、年寄りに100kmマラソンをさせたり・・・
ハンディキャップを持っている人に勇気を与えるというと聞こえは良いですが、裏を返せば、蛮勇になってしまい兼ねないと思います。それはある意味残酷だと思います。
ハンディの有無に関わらず、一握りの成功者と自分が同じだと思ってはいけません(こんな事を書くと夢が無くなってしまいますが)。
勿論、努力は尊いものであり、努力なくして成功者にはなれないとは思います。しかし、努力したら必ず成功者になれるという論理に摩り替わっている気がするのです。成功者は努力した人間の中から出るのですが、努力した人間の中の一握りでしかないのです。

そして、あの番組の中で特筆すべき偽善者が、T光氏です。T光氏はここぞとばかりに涙を流しますが、その涙は道頓堀の水より汚いと思います。
実際に確かめたわけではありませんが、某番組で共演した人は「大泣きしていたと思ったら、数分後ケロッとして談笑している」と言っていたそうです。
心から泣いていないと思われる要素として、こういうのもあります。T光氏は大の巨人ファンであり、それ自体は構わないのですが、それ以外の球団のファンを「頭がおかしいんじゃないの?」くらいの感覚で見ているそうです。
「巨人ファンは尊く、他球団ファンは糞味噌」です。こういう感覚の人間に、ハンディキャッパーが頑張っているのを見て涙する心があるとは思えません。
あの涙は高等技術であるとも言えます。そんなに自在に涙を出せるなら、7月8月の2ヶ月は香川県の水源にでも縛り付けておいた方が余程チャリティになりそうです。

さて、話は変わりますが、ショートショートを追加しました。この話に出てくる市議会議員は実在の人物をモデルにしています。よく駅前で犬を連れて演説しています。動物の力に頼るのも偽善的なのですが、選挙期間に限らず年中やっているので、まだ許せます。犬の散歩と早朝演説を兼ねているのかも知れませんね。
                              駅員@捻くれ者ですいません

2005年8月27日(土)
駅日誌(116) 「車検」

愛車を車検に出しました。平日は取りに行けないので、一週間会えません。
箱入娘が外泊する時の気持ちはこういう感じなのでしょうか?
箱入娘と言えば、「お父さんは心配症」という古い漫画の主人公(父親)が思い出されます。狂気じみた辛口の笑いで、癖は強いですが面白いです。

閑話休題。元々本業では車は滅多に使わないので、どうしても困るという事は無く、代車は無しにしておきました。
それにしても車には金が掛かりますね。自動車損害賠償責任保険、任意の自動車損害保険、自動車税、自動車重量税、駐車場賃料、燃料代、車検費用、オイル等消耗品購入費用…
自動車が必需品である地方(私の出身地もそうです)はともかく、公共の交通網が整備された所では贅沢品なのだからやむを得ないのかも知れませんが、腑に落ちないのは税金です。高い!まさしく贅沢品から税を取れとの事なのでしょうね。この考え自体は良いのです。私は消費税を上げるくらいなら、酒、煙草、珈琲といった嗜好品の税を上げるべきだという考えを持っていますので、それと同じだと思えば良いのですが。
ただ、ここには業界団体の力が関係していそうで腹が立ちます。自動車重量税は特定財源であり、「道路その他の社会資本」になる旨が謳われています。重量税で高速を造っているのですね。
即ち、自動車よりも道路の関係業者の圧力の方が強いという事でしょう。
これは自動運転普及に対する国の姿勢からも分かります。自動車各社が、車本位の自動運転技術を進める一方、国は道路本位を良しとし、車本位を快く思っていない節があります。
それに、特定財源として徴収している癖に、高速道路通行料まで取るなんて!もう償却済みと思われる高速でも一向に通行料が下がりません。償却の見込みの薄い通ったことも無い高速のために払っているのです。
「試算が甘いのだ!」と批判するのは簡単ですが、優秀な人間が集まって国土交通省の職員になっているわけですから、きっとわざとでしょうね。

今度の選挙では、郵政民営化部分なんかより、上記の様な所を含め、総合的に政策を見て投票しましょう。あんな馬鹿な選挙に投票する必要など無いという人も居ますが、それならば馬鹿な選挙だと意思表示すれば良いのです。無効になっても用紙に「くだらねえ!」と書き殴ってやれば良いのです。
                         駅員@結局話が逸れるのであった・・・

2005年8月26日(金)
駅日誌(115) 「隠岐の狸」

島根県は隠岐郡知夫村にて、「狸で村興し」プロジェクトが進行中だそうです。即ち、人口の3倍もの狸が生息する事を島の観光資源とし、観光客を呼び寄せたいという考えです。
島根県沖には隠岐諸島と言われる島々があります。その中では知夫里島という島にのみ狸が生息しており、尚且つ異常繁殖していて、これまでは農作物被害等、害獣でしかなかったのですが、その多さを逆手にとった妙案と言えます。

元々この諸島には狸は生息していないのですが、この島にだけ狸が居るのは、今から60年程前に村長のもとに寄贈されたつがいの狸が檻から逃げ、それが野生化した事が発端となっております。そして、今や凡そ2000匹もの狸が生息しているそうです。
一時は害獣駆除という意見も出たのですが、「人間が勝手に持ち込んでおいて、邪魔になれば殺すのは横暴」との意見が、被害者である農家を含めた多数派となり、村役場が産業化に動き出しました。現在は役場の担当者が、なかなかなつかない狸の餌付けに四苦八苦している模様です。

さて、私は一時、地方の政令指定都市に住んでいた事があるのですが、そこでは中心部でも夜な夜な猪が街を闊歩しておりました。
夜道を歩いていて、初めて大きな猪と擦れ違った時の恐ろしさ。
早朝、ゴミ捨て場の方から断続的にガサガサ鳴っているのが気になり、玄関を開けた時に脱兎の如く逃げた猪の可笑しさ。
ひょこひょこと走る猪にちょろちょろと付いて行く瓜坊の可愛らしさ。
数年間その街に住んでいましたが、猪を見るのもなかなか面白かったものです。
夜中に街に出てくるのも、ゴミ捨て場を漁るのも、食料を得るため、生きるためです。この猪も元はと言えば、人間に住処を追われた結果こうなったのです。数が増え過ぎたから殺すのも、数が減ったから保護するのも、人間の横暴だと思います。
勿論、実害が出たら殺すのも已む無しであり、「牡丹鍋を食べる事が残酷だ」などという気は毛頭無いです。しかしながら、殺す事自体が目的であったり、保護する事自体が目的であったりするのは、人間の領分を越えた事だと思います。
                      駅員@狸見に 行ってみたいな 知夫里島

2005年8月25日(木)
駅日誌(114) 「屋形船」

昨日は酔っちゃいました。船に酒に。だから、昨日の事を今日の日誌で書きます。
車を始めとして、乗物大好きっ子の私ですが、昨日生まれて初めて屋形船に乗りました。風流ですね、屋形船って。浴衣で乗ったらもっと風流を味わえたのではないか、と思います。

浅草にある船宿から船に乗り込み、隅田川を通って台場に出て、戻るというルートでした。今日は台風が来ておりますが、昨日は嵐の前の静けさと言うべきか、穏やかでした。
刺身、天麩羅を中心とした食事に、美味い日本酒。最高ですね。そして窓から外を見ると、赤い提灯が釣ってあって、その向こうには街の夜景が見えます。

台場でしばらく停泊し、その間、手すりの付いた屋根に上がって、涼やかな潮風に吹かれながら台場近辺の夜景を思う存分眺める事が出来ました。また、周りには他にも多数の屋形船があり、その提灯の灯りがまた、良いのでした。

私の様な青二才には勿体無い程の風情でした。連れて行って下さった皆様には、感謝感謝です。
             駅員@もし今日だったら中止でした

2005年8月24日(水)
駅日誌(113) 「喉下過ぎれば」」

暑い夏は寒い冬が良いと言い、寒い冬は暑い夏が良いと言う。喉下過ぎれば熱さ忘れるというやつです。こう言われるのを恐れず、敢えて言いますと、私は暑がりでして、暑さより寒さの方がまだ良いです。
寒さは気合を入れれば耐えられますが、暑さは気合を入れると余計に暑いのです。
一方、心頭を滅却すれば火もまた涼しという言葉もありますが、心頭を滅却する事等、私の様な凡夫には遠く及ばぬ事。一年三百六十五日、百八の煩悩に晒されておりますので。

今年の夏は私の本業勤め先でも、クールビズを導入しました。社内ではノータイというのは大歓迎です。しかしながら、クールビズの真の目的は、二酸化炭素排出削減であり、ノータイの代わりに冷房の温度を高くしているのです。実際、室温はちょっと高くなっています。

また、次はウォームビズという言葉も出てきております。即ち、暖房の温度設定を低くし、その代わり温かい服装をすると言う事でしょう。こっちは掛値無しに大歓迎です。暑い暖房などはナンセンスです。ちょっと寒いくらいの方が頭が冷えて良いというものだと思います。。

冷え性の方には恐縮ですが、冷え性は可哀相と言われ、汗っかきの暑がりは可哀相とも思われないのは何事か!と思う事もしばしばあります。
ここに、私は公言致します。9月11日の選挙の時、(冷房を弱める事には反対し)ウォームビズを推進する候補者が居たら、私は必ずその人に投票します。
                            駅員@夏は好きですが、暑さが…

2005年8月22日(月)
駅日誌(112) 「新党」

衆議院解散し、総選挙公示まであと1週間程です。自民党総裁小泉氏は、造反議員には公認を与えない事としました。
郵政民営化を肯定する者は味方、否定する者は敵であるという短絡的な大鉈を振るったのです。平たく言うと、中には「民営化は賛成だがこの法案では手ぬるい」という考え方と、「民営化自体反対」という考え方があり、正反対の考え方が一緒くたに排斥される結果となりました。

そして、造反勢力の中から、新党が旗揚げされました。綿貫氏、亀井氏が主力となる「国民新党」、田中康夫氏が主力となる「新党日本」です。これらは反小泉という点は共通ですが、その政治思想は大きく異なります。間に政府を挟んで、その両隣に位置する感じだと思います。

さて、この両隣構造は現在の民主党がまさにそうです。即ち、自民党を挟んだ両隣、ちょっと右に自由党、ちょっと左に旧民主党です。それらが一緒にくっついたので、常に分裂の危機にある気がします。(さらに、民主党内には旧社会党系の一派もあります)。
先日、テレビで菅氏が「民営化には反対だ」と言いながら、結局、民営化すべきみたいな論調になっており、「ああ、内部がバラバラだから苦しい言い方を強いられているんだろうなあ」と思ったものです。
国民新党と新党日本は、反小泉ならば、敵の敵は味方の論理で手を携えて小泉を倒せば良いのですが、そうも行かないのは、この通り志向の違いがあるからなのですね。

一方、自民党は、造反者を徹底的に駆逐する意図か、造反議員のいる選挙区に刺客を送り込んでいます。ついには、広島六区で、亀井対ホリエモンという好カードが出来上がりました。この流れ、選挙戦は面白くなりそうですが、政策論争はろくすっぽされなさそうですね。「Fun」ではあっても、「Interesting」な選挙にはならないと思います。

ここは、政界のロックンローラー(作っては壊し、の)小沢先生に暴れて頂いたらより面白いと思います。「Fun」であって、「Interesting」ではないですが。
                             駅員@9.11 政府対テロ(造反)

2005年8月21日(日)―A
駅日誌(111) 「銀幕寸評」

最近観た映画について生意気にも評論する「銀幕寸評」です。今回は、以下の6本について書きます。(☆=評点最高5ツ星)

@ロボッツ ☆☆
全てが無生物で構成された世界。人から犬から木から何から全てが機械で構成されています。そんな中、パーツを生産している会社の社長が代り、修理業をやめ、新しいパーツ生産のみの体制としました。「修理などせず、高くて新しいパーツに交換してリフォームせよ」というのが方針です。主人公はそれに反目し、修理を続け、その会社と闘う事になります。
クランク機構やバネ仕掛け等、古い機械仕掛が随所に出ており、機械好きには面白い映像でした。しかし、ストーリーは並。

Aマダガスカル ☆☆
上記ロボッツと同様、美麗なアニメーション映像が売りの映画です。
ニューヨークの動物園から脱走を企てた動物が、捕獲され、結果、左遷の様に他所の動物園に移送されます。海運で運ぶのですが、その途中で、ペンギンが人間から船を奪取。急旋回と同時に箱が船から落ち、ライオン、縞馬、河馬、麒麟が海に放り出され、マダガスカル島に漂着します。
ストーリーは御都合主義的な話でした。

B姑獲鳥の夏 ☆☆☆
京極夏彦原作の小説を元にした映画です。私は生憎、この怪談サスペンスシリーズは読んだ事がありません(だって、あの箱みたいな文庫本は読む前に尻込みしてしまいます)ので、原作との比較は出来ません。
ストーリーは、とある産婦人科医院の娘が妊娠20ヶ月に達しているという事件が起き、永瀬正敏演じる「弱男」、堤真一演じる「古本屋兼御祓師」、阿部寛演じる「人の記憶が見える探偵」がそれに立ち向かうという話です。
なるほど、売れっ子作家の原作だけあって、話はしっかりしています。しかし、トリックの一つに活字でないと分かりにくい物があり、これは原作が小説である事の弱点かと思いました。
それにしても、阿部寛は色々な作品で似たようなキャラクターばかり演じていますね。出てきた時点でどういう人物か凡そ見当がついてしまうという。はまり役が出来上がっている役者という事でしょうか。尚、本作品には原作者京極夏彦が「水木しげる」役で出ています。

Cトントンギコギコ ☆☆☆
マイナー映画館で上映されたマイナー作品です。品川にある小学校の奔放な授業を行う図工を、小学生の作品や製作過程、人となりのインタビューを交えて撮っているドキュメンタリーです。お受験、コンプレックス等、現在のリアルな小学生像が垣間見える作品だと思いました。

D宇宙戦争 ☆☆☆
H.G.ウェルズ原作のSFです。100万年前に地球に埋められたトライポッドという宇宙船が、落雷と共に降臨した宇宙人により動かされ、世界中で虐殺が始まります。トム=クルーズ演じる駄目親父が、息子と娘を守りながら、生き延びようと逃げ続けます。人間が微生物を観察する様に、宇宙人が人間を観察しており、宇宙人から見れば人間も虫けらに過ぎないという視点です。その関係性がラストにも生きています。
それにしても、元が古い作品なので、超強大で、兵器が全く効かない宇宙人なのに、攻撃手段のしょぼい事しょぼい事というのが腑に落ちません。一人一人を殺すのに一発一発ビームを撃っている非合理。これは、わざと嬲って楽しんでいるという事なのかも知れませんが。

E疑惑 ☆☆☆☆
古い作品です。原作は松本清張の小説です。
桃井かおり演じる悪女が、旦那とともに埠頭から車で落下し、高額な生命保険を掛けられている旦那が死亡します。保険金殺人の容疑が掛けられ、岩下志麻演じる弁護士がその弁護に立ちます。圧倒的不利な状況で、裁判に臨む法廷ドラマです。
桃井、岩下の他、大ベテラン俳優が多数出ています。1982年(23年前)の作品ゆえ、各人若いですね。
                                駅員@素人評論恐縮です

2005年8月21日(日)―@
駅日誌(110) 「NGK」

金曜日に本業が終わった後、夜行バスで大阪に向かいました。土曜日の夜、旧知と大阪で飲む用事があった為です。

夜行バスでの席は最後列の端っこでした。バスはRR(リアエンジンリアドライブ)なので、まさしく私の真下にエンジンがあります。また、マフラーも真下です。その五月蝿さと、座席がしっくり来ない事もあり、あんまり眠れませんでした。それでも何とか眠りに就き、翌朝7時過ぎには大阪駅桜橋口に到着しました。
珈琲を飲んだり、駅構内をウロウロしていましたが、殆ど開いている所はありません。何かする事は・・・?
ふと、思い付きました。土曜日と言えば、関西では吉本新喜劇が放送されています。そうだ、NGK(スパークプラグの会社ではありません、難波グランド花月の方です)に行ってみようか。

市営地下鉄御堂筋線に乗り、「なんば」に行きました。以前も来た事はありますが、相変わらず、カオスな街だと思いました。しかし秩序だった街よりも人の気配がして私は嫌いではないです。
8時頃に花月に着くと、既に当日券を買うための列が出来ていました。並ぶ事一時間程。売り場が開き、土日は三回公演があり、9:45スタートの回のチケットを購入しました。

さて、土曜日の演目は、開演から順に、新喜劇、シンクタンク、Wヤング、チャンバラトリオ、まるむし商店、おかけんた・ゆうた、月亭八方、オール阪神巨人でした。流石は上方の笑い、流石は吉本興業、矢張り面白かったです。新喜劇は、辻本茂雄が「茂蔵」と「ローテーショントークチンピラ・リーダー」の一人二役を演じていました。
それにしても大盛況ですね。私が観た回はほぼ満席で、終演後も外には人が溢れていました。

その後、天保山の方に行って時間を潰し、待ち合わせの時間に梅田に向かいました。久々に会う顔と飲む酒は美味しかったです。
                           駅員@上方の笑いは良いものです

2005年8月19日(金)
駅日誌(109) 「ロードスター」

今回は、「地獄三丁目駅で車について書く」、略して「地獄車」の第二弾です。マツダの旧ユーノス・ロードスターについて書きます。

先日、運転中に、老夫婦が旧型(リトラクタブルヘッドライトの)ロードスターに乗っているのが見えました。その時に抱いた印象は、似合うなあという事でした。
オープン2座、小排気量、FR。一見若者向けの車です。しかしながら、そのレトロで、それでいて恰好良いこの車は、リタイヤした老人ににこそ似合う車だと思いました。

(以下妄想開始です)

子供が独立し、仕事で車に乗る事もなくなった引退した御老人。
彼は若かりし頃に念願のマイカー、カローラを購入し、その後経済成長と共に収入が伸びるにつれ、コロナ、マークU、クラウンと乗り継ぎました。
真面目一筋で、実直で無難なトヨタのセダンを購入し、徐々に自らの社会的地位が固まって行くにつれ、益々王道を行く車選びを続けた事でしょう。右肩上がりの高度経済成長に沿って、我武者羅に働き、変り種の車になど目もくれずに、車も自分自身に重なる地道な出世双六の様な乗り継ぎを続けたのです。
子供は私立の学校に入り、やがて就職して家を出て行きました。郊外の広い家には妻と二人だけ。今まで微塵も感じなかった寂しさが、引退と共に訪れます。
そんなある日散歩に出かけると、横の車道をロードスターが通り過ぎました。
あの車は・・・?
若い頃憧れたが買えなかった、ホンダS800、トヨタS800、そしてトヨタ2000GT…脳裏に浮かぶその雄姿と、目の前を通り過ぎたロードスターが重なります。
帰宅して妻に「車を買い換えようと思う。2座のオープンスポーツに」と告げます。
亭主関白の家庭であり、妻は全く否定しませんでした。
そして納車の日。
早速、妻を連れて二人でドライブに出掛けました。
思えば、こうやって妻と二人だけでドライブに出掛けるのは何年振りだろう・・・

ええ話や。ロードスターにはこういうストーリーがよく似合います。いや、ロードスターに乗る若い人に悪い表現になってしまったかも知れませんが、この車、勿論エントリースポーツカーとしても最適ですよ。
                       駅員@物語が垣間見える車、これぞ名車

2005年8月18日(木)
駅日誌(108) 「頭の悪そうな輩」

世の中には頭の悪そうな輩が一杯居るものです。いや、これは勉強が出来るとか出来ないとかの話ではないので、誤解無きよう願います。

先日、富士登山から帰る高速道路での事です。
東名高速道路が厚木〜横浜町田間で渋滞しており、膀胱パンパン、シートベルト圧迫で、ダム決壊の危機に瀕した私は、渋滞を抜けた港北パーキングエリアでトイレに向かいました。
その時、トイレの傍の喫煙所に肌が黒く、髪が明るい色の兄ちゃん、姉ちゃん等が溜まっておりました。見ると、駐車場からも同じ様な連中がぞろぞろ歩いて来ます。サーファー系の連中ですね。この恰好自体は個人の自由であり、中にはまともな人間も居るので別段「その恰好=頭が悪そう」とは言いません。しかし、こういう連中には頭の悪そうな行為をする者が多いのもまた事実なのです。

<ケース1>
これも車で道を走っていた時です。日もとっぷりも暮れる中、環状八号線を走っていた時の事です。
その時私はちょっと先で左折する予定だったので左側の車線を走っていました。
トラックの後ろに居たのですが、信号でトラックの前の車及びトラックがウィンカーを出して右車線に移りました。
見ると、直進と右折しかないト字路で、その信号の真下には、ミニヴァンが停まっており、前述のサーファー系男が数人傍にウロウロしていました。
停めても周りに迷惑を掛けずに済むか、あるいは迷惑度合いを少なく出来る方法を取ろうとは思わないのでしょうか?そこの所、頭が悪くてそこまで考えが回らないのか、わざとやっているのか分かりませんが、勘弁して貰いたいです。

<ケース2>
映画館で映画を観た時の事です。私の3席程横にサーファー系女が居たのですが、上映前のまだ明るい時間に、何やら食べています。
ちらっと見てみると、箸でサラダか何かを食べていました。膝にはコンビニのレジ袋を置いています。所構わず、蜜柑や飴ちゃんを配る大阪のオバハンより遥かに厚顔無恥ですな。

<ケース3>
コンビニ前や駅のホームでベタっと座って、何やら喋っているサーファー系男女。
地べたには誰かが吐き捨てたガムが黒くなった物が付着しているし、すぐ傍に水なのか何なのかよく分からない液体があるし、よくもまあそんな所に座れるなと思います。もしかしたら、昨夜そこに誰かがゲロを吐いているかも知れないのに。

上記3件のようなケースは、肌が黒く、髪が金またはそれに近いブラウンの者が多いです。繰り返しますが、その恰好が頭悪そうだと言っているわけではありません。あくまで、そういう恰好をしている者の中に頭悪そうな者が居る事が多いというだけです。最大の被害者は、そういう恰好をしたまともな人でしょう。同類に見られてしまう訳ですから。
さて、「サーファー系には馬鹿が多い」という事に同感だと言う人は、なぎら健壱が「アーパー・サーファー・ギャル」という歌(曲はオクラホマミキサー)を出していますので、御興味があれば一度聴いてみて下さい(←興味ねえよ!!)。
            駅員@ではお前は御利口さんか?と問われたらNOですが…

2005年8月16日(火)
駅日誌(107) 「眩暈」

本業の勤め先の、喫煙所で煙草を吸っていると急に辺りが揺れました。「これは煙草の吸い過ぎで眩暈がしたのか?」と心配になりましたが、どうやらそうではない様です。建物が若干ミシミシ言っています。地震か!?と気付いた時にはぐわんぐわんと横揺れしていました。
結構長いこと揺れて、これはでかいぞ!と思い席に戻ると、災害用ヘルメットを被っている女の子まで居ました。

PCで地震速報を見てみると、宮城県沖地震マグニチュード6.8でした。こちらでも震度4との事です。心配なのは、宮城の方は勿論、Uターンラッシュの皆様です。
高速道路や新幹線に長時間閉じ込められた方も多いと思います。

宮城沖地震は、3年程前にも起きたと記憶しています。金を掛けて補修した家屋にまたも瑕が生じてしまう事を思うと、気の毒です。
それにしても、日本は地震列島だとは言え、最近つとに大きな地震が多い気がします。「先日登った富嶽が噴火する日も遠くないのではないか!?」と、またも心配になりました。ああ、眩暈が・・・
           駅員@なまずは地震予知能力があるというのは本当ですかね

2005年8月15日(月)
駅日誌(106) 「終戦記念日」

今日は終戦記念日ですね。休んでいる人も多かったので、本業を早々に切り上げて、靖国神社に御参りに行きました。

靖国参拝…こう言うと「右翼め!」と言われてしまうかも知れませんが、今日は2月26日でも5月15日でもなく、8月15日です。当時戦争に向かって行った関係の記念日に参拝する事は、右翼だと私も思います。しかし、今日は終戦記念日です。平和祈念の参拝なのです。終戦記念日に参拝する事に「軍靴の足音」等と言われる筋合いは無いと思います。

さて、次に赤色思考な方が靖国参拝をなじるのは、「A級戦犯が合祀されている事がけしからん!」という論理です。なるほど、日本を敗戦の憂き目に引きずり込んだ責任者ですね。責任者が戦略ミスの責任を追及されるのは当然の事です。
実際、大鑑巨砲主義の時代は終り、これからは制海権ではなく制空権を得た者が勝つという事を分かっていた聡明な軍人も多数いた事でしょうが、それを通さなかった結果、負けを招いた責任はあると思います。
しかし、彼等は戦勝国による一方的な御裁きを受け、死を以って償ったと思うのです。戦争で死んだ軍人の墓である所に手を合わせる事はそんなにけしからん事でしょうか?

しかし、「首相や政治家が公費を使って参拝するのは良くない」というのは一理あります。公費とは税金であり、納税者には、クリスチャンも居れば、仏教徒も居れば、ムスリムも居れば、ヒンドゥー教徒も居る訳で、自らの納めた税金から神道に金が行くのは快くないと思う人も居て然りと思うからです。宗教団体が地盤である政教不分離の某政党なんかが批判するのも分からなくはないです。
ポケットマネーで参拝する限りは一向に構わないと思いますがね。
                     駅員@恒久平和祈念

2005年8月14日(日)
駅日誌(105) 「はぐれ駅員旅情篇(富嶽・下)」

昨日の日誌に続き、富士山旅行後編です。
富士登山を終え疲れ果てていた私は、ホテルですぐに眠りに落ち、気が付くと翌朝7:00でした。起きると、脚は痛みましたが、疲れは取れていました。
今回の旅行は登山のみでも良かったのですが、折角来たのだからと、他にも色々行ってみようと車を走らせました。以下、13日に行った所について書きます。

@白糸の滝
富士山の麓にある観光名所の一つです。駐車場に車を停め、滝の傍まで歩きました。辺りには御土産屋や産直果物屋、御食事処が何軒かありました(中には潰れている店もありましたが…)。
先ず左に「音止の滝」が見えます。大きめの瀑布です。そして右に階段があり、そこを降りると、御目当ての「白糸の滝」です。白糸の滝には結構近くまで寄れて、涼しいです。流石は日本の滝100選首位、美しい。見ると、階段脇の石垣には紫陽花が咲いていました。
その最寄の御土産屋には「マスのえさ」が売られていました。滝の下の川にアルビノ(白子)虹鱒が放してあるそうです。見ると、
川の中にクリーム色をした魚が何匹か居ました。私は餌を買って川辺に立ち、クロレラ系の青臭い餌を川に投げます。うっ…ノーリアクション。何度か投げます。鱒が微妙に動いて餌を食べました。う〜む、あんまり面白くない。池の鯉の様にがっついて来てくれたら面白いのに…しかし、アルビノは珍しいので、それが見れただけで良しとします。
帰りがけに御土産屋を覗くとキノコ型の飴が売られていました。「子宝を授ける飴」だそうですが、この形状で子宝…わお、オゲレツぅ〜!

A奇石博物館
次に富士スピードウェイに向かおうとして、富士山周りの道路を走りました。山道を走るのは楽しいですね。中央分離帯を越えたり、前の車を煽ったりはしませんが、スピードを出して、コーナーでエンジンブレーキをかけ、また加速して、中々楽しかったです。
さて、その途中に「奇石博物館」なる看板が見えました。
興味をそそられたので、立ち寄ってみました。各種鉱物や、面白い石、恐竜や三葉虫、アンモナイトの化石等を展示していました。
ここでは、その中の「面白い石」について書きます。解説員が説明していた代表的な物は「コンニャク石」「テレビ石」「サヌカイト」でした。
「コンニャク石」は、砂粒が固まって出来た石で、表面はざらついており、硬いのですが、長い石をぶら提げてぶらぶらさせるとくねくね曲がるという石でした。
「テレビ石」は、石英の様なガラス質の石で、文字を書いた紙の上にその分厚い石を置くと、側面からは何も見えないのですが、真上からはその文字が見えるという石でした。携帯のメールブロックシートはこの原理を利用しているのかも知れませんね。
「サヌカイト」は、讃岐(香川)で発見された石で、木槌等で叩くと、金属音がします。この石を原料にした「石琴」という楽器があるそうです。なかなか良い音色でした。

B富士スピードウェイ
サーキットです。レースは開催されていませんでしたが、入場料1,000円で営業していました。サーキットでは、競技用マシンを走らせているのが見えました。
人の殆ど居ないメインスタンドに腰を下ろすと、フォーミュラカータイプ(右写真上)、ポルシェ911、インテR、ロードスター、ヴィッツ、スタタボ、86等が走っていました。
勿論、レース用にモディファイした車両で、ノーマルより全然速かったです。中でもインテRが目を引きました。フォーミュラやポルシェも速いのですが、それは当たり前の話で、インテグラはこう言っては悪いですがたかだか2L・FFの車です。それでもこの速さ。矢張りホンダV-TECは最高のエンジンなんだなあ、と思いました。
サーキットを全開で走るのも凄く楽しそうだと思いました。

C御殿場プレミアムアウトレット
東名高速道路御殿場I..C.付近のアウトレットです。衣類を中心とした各種ブランドが店舗を構え、アウトレット品の販売を行っています。
私は、荷物が増えるのが嫌だし、何より手持ちの現金も減ってきていたので、何も買わずに飲食店で食事だけしたのですが、雨降りなのに客の入りが凄かったです。休日という事もあるのでしょうが、大繁盛と言って良いと思います。(右写真下)

そんなこんなで、御殿場から高速に乗り、帰路に就きました。帰り着いてテレビを点けると、「小野田少尉」のドラマが放送されていました。
それを観ながら、私の富士登山なんかとは比べ物にならないくらいの厳しい環境で30年間も過ごした小野田少尉に、目がうるうるしちゃいました。
小野田少尉には、「愚か」というイメージか「立派」というイメージがありますが、私の持つイメージは断然後者であり、それを再確認しました。軍人の鑑です。(こんな事を書くと、右翼とか言われちゃうかも…)
しかし、テレビ局に敢えて一言物申す!帰還した小野田さん(中村獅童)、血色良すぎ!!
                           駅員@草枕

2005年8月13日(土)
駅日誌(104) 「はぐれ駅員旅情篇(富嶽・上)」

以前からやりたいと思っていた富士登山をしました。初めてなので、初心者向けと思われる富士宮口ルートで登りました。11日、12日の日誌が更新されていないのはその為です。

11日深夜(12日早朝)3:00に出発し、朝6:00前に麓の水ヶ塚駐車場に到着。
通常、五合目までは車で登れるのですが、混み合うこの時期はマイカー規制があり、この駐車場からシャトルバスかタクシーに乗らなければなりませんでした。
シャトルバスは6:00からで、発券もまだだったので、休憩がてら待っていると、おっちゃん二人が「タクシーに一緒に乗って行かないか?」と誘って来ました。これ幸いとそれに応じ、乗車しました。彼等は以前一度登ったが、その時は台風で七合目で断念したそうです。そんな会話をしていると、五合目に着きました。一人頭1,300円で済みました。

五合目は雨でした。私は山をなめているようなTシャツ姿でしたが、ちゃんと合羽は持って来ていたので、それを着込みました。
さて、高山病予防にはここで休み、体を馴らすと良いと聞いていたので、ちょっと御土産屋を覗くと、八角形の金剛杖(1,000円也)が売られています。この杖にスタンプラリーの様に各山小屋で焼印を押して貰えるそうです。最高の記念品ですね。

富士山は遠くから見ると、傾斜が緩く見えますが、登り始めるとなかなかキツイ事が分かりました。何より登りにくいのは砂利の様になっている所です。ズルッと滑ります。
六合目に辿り着くと、もう合羽の中は蒸れ蒸れでした。山小屋で焼印を押して貰います(有料:200円也)。ふと
見ると、飲食物は高く、トイレも有料(200円也)でした。しかし、これをボッタクリと言ってはいけません。人が運ぶにしろ、ヘリで運ぶにしろ、物流コストが馬鹿にならない筈ですから。

新七合目。ここら辺りから砂利よりも灰色の岩が多くなってきました。焼印を押して貰い、持って来た菓子パンを食べました。

元祖七合目。「元祖」!?八合目だと思って目指していた所はまだ七合目でした。糞!騙された!焼印を押して貰い、一服。

八合目。雨はもう止んでおり、日差しも出てきたので、合羽を脱ぎました。寒っ!汗で濡れたTシャツに寒風が吹き、寒いです。歩けばすぐ暑くなる筈と思い、焼印を貰い登ります。

九合目。Tシャツも乾き、また、標高により気温も下がって来ていたので、再び合羽を着ました。焼印を貰い、煙草を吸おうと思ったのですが、3,000m以上になるとライターが点きません。それまでも点きにくいのですが、それは強風の為であって、こちらは気圧ですので、何ともなりません。

九合五勺。「五勺」!?頂上だと思って目指していた所はまだ九合目でした。糞!騙された!一度ならず二度までも!…焼印が揃いました。

11:00頂上到着。九合目以降、靄が掛かっていたのですが、頂上はもっと激しく、殆ど真っ白でした。その中、神社に寄って、御朱印を貰いました。真っ白とは言え、一応御鉢廻りをしました。終りがけにちょっと靄が晴れ火口が見えました(右写真)。

下山。富士山は登るのよりも降りる方が辛いと言う人も居ます。なるほど、降りる方が滑り易く、慎重な足運びを要しました。六合目で、奇遇にも一緒にタクシーに乗ったおっちゃんに会いました。今度はバスで麓の駐車場まで一緒に降り、「ほなまた」という感じで分かれました。「また」て、いつや!!?

本業で使った事があるビジネスホテルに一泊する事にして、19:00には泥の様に眠りに就きました。
その翌日は、「はぐれ駅員旅情篇(富嶽・下)」にて。

              駅員@驚きなのは健脚チビッコ!

2005年8月10日(水)
駅日誌(103) 「熱闘!丸坊主」

全国高校野球大会2005年夏、一回戦が終り、本日より二回戦に移りました。
我が地元の高校は惜しくも一回戦敗退してしまいましたが…残念。
私は、大学時代は関西で過ごしたのですが、当時の夏にも今回と同じ高校が出場しており、その時は決勝まで勝ち進み準優勝でした。その年は、その高校の試合のある日は連日観戦に出掛けていたものです。今回も私が観に行っていれば勝てていたかも知れないのに(ここ地獄からでは遠すぎて難しいですが)
しかし、もし私が応援すれば勝てるのなら、来月の総選挙など、政治家から引っ張り凧でしょうね。勿論、こんな事に因果関係などある筈がありません。

・・・と言いたい所ですが、果たしてそうでしょうか?
もしかしたら、まだ解明されていないだけで、私が観に行けば勝てる、という因果が存在するかも知れません。(以下、妄想の世界に入ります…)

「風が吹けば桶屋が儲かる」という話がありますが、これは、
@風が吹く→A砂が舞う→B眼病流行→C盲人増加→D盲人は三味線を持って按摩屋に→E三味線には猫の皮が要る→F猫を捕まえるために桶で罠を作る…というような話だったと記憶しています。
また、カオス理論という考え方があります。これは、「ほんのちょっとした違いが後々大きな違いになる」という考え方です。
例えば、0.001度角度が異なる2本の直線は、最初1本の線に見えますが、そのまま伸ばしていくと、どんどん離れて行きます。
これらの見地から見れば、私が観に行くか否かが勝負に大きく関わっているかも知れません。「桶屋」風にシミュレーションしてみましょう。
@甲子園に野球を観に行く→A暑がりなので扇子でバタバタ扇ぐ→B冷たい飲み物をがぶがぶ飲む→C腹痛→Dトイレに→E客席で扇がれていた扇子が一つ減る→F極微妙に風が変わる→G応援していた高校の選手が打ったぎりぎりファウル球がフェアに→H三塁ランナーが走り、得点!これが決勝点に!
・・・うむむ、私は何が言いたいのか?
結論:世の中、全く関係なさそうなひょんな切っ掛けで物事が引っ繰り返る事もあるのです。
            駅員@こんな事を言い出したら何も出来なくなっちゃいますね

2005年8月9日(火)
駅日誌(102) 「コンビニ」

暑いですねえ。夏はアイスが美味です。今日、右写真のアイスを食べました。この「井村屋輪切りシリーズ」が何品か出ているのを見た事があり、ちょっと気になっていたのですが、これ、美味しいですね。
それもその筈、パイン果汁80%で、フルーティーです。ガリガリした歯触りだという先入観があったのですが、ソルベの様にシャリシャリしてます。100円の価値が十分にあると思いました。
しかし、冷静に見てみると、このアイス、内容量120mlなんです。100円でパイナップルジュースが何ml買えるでしょうか?紙パック商品で500ml買えます。勿論、ジュースを凍らせてこれと同じ歯触り出すのは難しいでしょうし、冷凍流通のコスト等も発生するでしょうが、結構儲かる商品じゃなかろうかと思いました。

100円と言えば、今年はコンビニ各社の「100円生鮮コンビニ」業態の出店が相次いでいます。ローソンの「ストア100」を筆頭に、ampmの「フードスタイル」、スリーエフの「Q'sマート」が既に開業しております。更にファミリーマートも参入を発表しました。
この業態は、加工食品だけでなく、小さくパックした生鮮を100円前後で販売している事を目玉としており、いわゆる「ショップ99」の方法論を取り入れたものです。
一方、加工食品等はマイナーブランド品を中心に置いており、既存の100円ショップ各社と比べ、別段抜きん出た所は無いです。
私の様な変わり者はあまり見ないブランドの商品等を見付けると、面白がるのですが、一般受けはどうでしょうか?

さて、上記3種の中では、ampmフードスタイルが販売する「Pre-Made」が特に面白いです。
袋にパックされた野菜や肉であり、それぞれ特定の料理の一食分の材料がパックされた商品です。言わば、御料理キットとでも申しましょうか。「一人暮らしだが、料理はしたい。でも生ゴミが一杯出るのは嫌だ」という人をターゲットにしております。中々面白い試みだと思います。料理はしたいが面倒は御免だ、という人は結構居ると思いますし。
      駅員@コンビニの棚を見るのは結構楽しいです

2005年8月8日(月)
駅日誌(101) 「Crush & Build」

クラッシュアンドビルド!壊して創る!であります。郵政民営化法案参議院否決衆議院解散総選挙!←まるで経文ですな、こりゃ。

以前、衆議院可決時、かなり拮抗した状態での可決でした。棄権者がもし投票していたら、この時点でこの法案は否決しております。そんな中参議院に審議は持ち上がった訳ですが、衆議院のギリギリ可決という結果を見ても分かる通り、否決の可能性は濃厚でした。
総理は、解散という秘密兵器をちらつかせて、強引に成立させる事を狙っていましたが、それも及ばず、否決です。結果、衆議院解散となり、8月30日公示の、9月11日総選挙となります。この選挙、今後の国を占う重要な選挙となると思われます。
分裂目前自民党、組織票が固い政教不分離公明党、分裂の種を内在する民主党、影が薄いよ社民党、自民党から出るか新党既得権党!?
果たして笑うのは・・・?政権交代はあり得るのか!?中々面白い事になりそうです。結果によっては、いつの日か「NHKその時、歴史が動いた」に出るかも知れないです。
皆様、9月11日は忘れずに選挙に行きましょう。

一方、夏休みを待ち侘びていた政府関係者は、一気に大忙しの選挙対策まっしぐらなのでしょうか?霞ヶ関に知人が居りますが、公務員もこれに巻き込まれて夏休み返上…?う〜む、心配です。
                           駅員@汗だく選挙2005、開始です

2005年8月7日(日)
駅日誌(100) 「蝉時雨」

先日より壊れていた車のエアコンですが、今日修理致しました。快適快適。快適どころか、安全性にも関わります。エアコン故障→額も汗だく→目に汗が落ちる危険性→事故の危険性、です。昔の車にはエアコンが付いてなかったですが、今考えると堪えられませんね。

修理に出しに行く途中、窓を開けて走っていると、信号待ちで蝉の声が聞こえてきました。それを聞いて、私は安心しました。と言うのは、それまで「今年は蝉が居ないなあ」と思っていたからです。
言われてみれば、そうではありませんでしたか?暑くなったのに蝉の声が聞こえず、代わりに蝶ばかり飛んでいると。少なくとも私はそう思いました。
先日スポーツニュースで、萩本欽一氏が「東京には蝉が居ないが、地方に来ると蝉の声が聞こえて風情がある」という旨の事を言っていましたが、例年なら都心でも蝉は鳴いています。今年は鳴いていなかったから勘違いしたのだと思います。

蝉が居ないのは「昨年の猛暑のせいで、今年羽化する予定の蝉まで昨年出てしまったからではないか?」と思いました。そして今年も猛暑ですから、もしかしたら来年羽化する予定だった蝉が出てきたのだろうと思います。
根拠が薄いですが、ここに私は予言します。
次に冷夏が訪れた時に、ニュース、ワイドショー、週刊誌等に「蝉の声が聞こえない」というトピックが出る事を!

P.S. この今日思った事を活かし、ショートショート「観戦」、連作「コインの旅路」#09を追加致しました。宜しかったら【赤べこ】どうぞ。
            駅員@祝・駅日誌100回(自分で祝と言うのもさぶいですが)

2005年8月6日(土)
駅日誌(99) 「孔球」

ゴルフを漢字で書くと、孔球です。孔(あな)に球を入れる球技だからです。今日は、本業の同僚の皆様とショートコースを回りました。全18ホールの合計でパー60幾つの所、恥ずかしながら私、140も叩いてしまいました。どうも、ゴルフというスポーツ(寧ろゲームと言うべきか)が苦手です。体力・知力・精神力という三大能力の中で、精神力が最も弱い事が原因でしょう。
情緒不安定気味、即ち心にムラっ気が多いのです。現に、一つバーディがあったのに、二桁も叩いたホールが一杯ありました。精神修行が必要ですな。修行するぞ、修行するぞ、修行するぞ…(←危ないなあ、これ)

それと、ゴルフには気に入らない所があります。それは服装の問題です。襟付きシャツとジーンズ以外の布製ズボンの強制他の、ゲームそのもののルールは良いのですが、このルールだけは意味が分かりません。
初めてゴルフをした時は、ジーンズで行っちゃって失敗しました。
挙句、競技者は殆ど、微妙なズボンにポロシャツという出で立ちです。それならいっその事、ユニフォームとして定めちゃって貰いたいものです。
以前当日誌で「ルールを守る事それ自体が目的なのではなく、何らかの目的の為のルールでないと意味が無い」という持論がある事を書きましたが、このルールの目的は何でしょうか?どなたか、このへそ曲がりに御教え下さい。
              駅員@襟付きシャツ…龍や虎の厳ついアロハも大丈夫?

2005年8月5日(金)
駅日誌(98) 「宇宙船飛来」

6日〜8日の早朝。宇宙船が飛来します。
…これだけ書くと電波野郎みたいですが、これは御存知の通り、野口さんの乗るスペースシャトル「ディスカバリー」の事です。
情報が何種類かあり、時間の特定は難しいのですが、3:00〜5:00の間くらいに南東の空に、太陽光を受けて輝いているのが見えるそうです。といっても、見えるのは光の点でしかなく、また遠方であるが故、飛行機よりもゆっくりした速度で動いている様子が見える程度の事らしいです。
しかし、見れる時間がちょっと曖昧ですし、丁度眠い時間なので、今回は見ないかも知れません。
確実に見える見込みがあり、当日日中眠くても大丈夫という条件さえあれば、見ようとは思っていたのに…
もう5年程前の、獅子座流星群接近時は、冷え込む夜中に綿入れ袢天を着て屋上に上がり、流れ星を幾つも眺めたものです。あの時は連続して幾つもの流れ星をはっきりと見ることが出来て素晴らしかったです。

さて、流星群は宇宙人が燃えているのものなので、星とは異なるのですが、星と言うのは何光年もの先から光が届いているものです。即ち、見えている星の像は何年も前の光なのです。実際は何百光年等が多いので、何百年も前の光になります。という事は、今見えている星はもしかしたらもう消滅してしまっている可能性もあるのです。こういう事を思うと、サザンの隠れた名曲「愛の言霊」が耳に流れます。
   駅員@訂正「宇宙人」→「宇宙塵」。宇宙人が燃える…SFホラーやないか!

2005年8月4日(木)
駅日誌(97) 「恐ろしき女」

昨日、腹の調子が悪かった件について書きましたが、私の勤める会社のトイレは廊下手前に男子トイレ入り口、奥に女子トイレ入り口という配置で、その間に給湯室があります。ですから、昨日のようにトイレの個室に入っていると、たまに聞こえて来るのです、憎悪に満ちた愚痴や悪口が…
その会話は給湯室からなのか、女子トイレからなのかは分かりませんが、影では結構恐ろしい言葉が飛び交っているのです。そしてそれが陰湿だから尚恐ろしい。

そう言えば、会社の女性同僚なんかと飲みに行ったりしても、愚痴る人は物凄いです。おっさんの愚痴の比ではありません。愚痴というのは逆恨みもあり、一概に賛同は出来ないのですが、ほんの一握りでも一理あったりします。
ですから、なるべく賛成できる所は賛成し、どうしようもなくおかしい所だけ突っ込む様にしています。

しかし、全てを自分の心に封じ込めて愚痴も言わずに頑張っている女よりは、飲みに行った時くらいは、散々言ってくれる女の方が相手をする分には楽で良いですね。堪えて堪えて堪える女は、実は愚痴る女よりも内心どろどろした負のエネルギーが溜まっているんじゃないか?と心配になってきます。
そんなわけで、私は飲みに行った時には敢えて愚痴を言わせる方向で会話をする事もあります。負のエネルギーは吐き出した方が気が休まるでしょうし。
            駅員@全ての女性が怨み節を抱えているとは言いませんが

2005年8月3日(水)
駅日誌(96) 「下の話で恐縮ですが」

今日は、腹の調子が悪く、会社でもトイレの個室の方に入りました。暑くて冷たい飲み物ばかり飲んでいるからでしょうか。

トイレに入った時にこんな事を考えました。排泄物は何故臭いのか?「そんなもの、メタンガス等が含まれているのだから、当たり前だ!」と一蹴されてしまいそうですが、まあ、聞いて下さい。
私は、心理的な影響も多分にあるのではないかと思うのです。まだ物心付く前、即ち赤ん坊の頃はオムツを装着されて、失禁したり、脱糞したりしてもそのオムツの中に溜まってしまいます。その時に抱いた不快なリビドーが無意識に蘇り、臭く感じる事に表れているのではないか、と考えるのです。
それを裏付ける事(になるかどうかは怪しいですが)として、犬は自らの糞をクンクン嗅いでいる事がありますし、兎に至っては自らの糞を食っています。これはオムツ等により不快な思いをした事が無いからではないか?と思います。

一方、臭さが心理的なものである事は、他人が排泄した後のトイレの臭いと、自らが排泄した物の臭いに差がある事からも伺えます。即ち、自らの排泄物も臭いには臭いのですが、他人のそれは自分のそれに比べて遥かに臭いと思いませんか?個人差はあるにしても、これは矢張り心理的な影響が出ていると考えます。
                            駅員@汚い話で申し訳ありません

2005年8月2日(火)
駅日誌(95) 「二十四の瞳」

今日は、仕事を定時で切り上げ、日曜日に壊れたカーエアコンを修理に行きました。エアコンのガスを注入する管の先のバルブのような部分からガスが漏れていたのが原因でした。しかし、持って行った所は、そこを締める工具が無いとかで、結局ディーラーに持って行かないといけない様です。…残念。

その代わりと言ってはなんですが、今日は早く帰った御陰で、自動車整備屋から帰ってテレビを点けると、終戦60周年記念ドラマ「二十四の瞳」が放送されており、それを観る事が出来ました。普段通り仕事をして帰ったら絶対に間に合いません。
さて、内容ですが、名作は矢張り名作と言われる所以がありますね。良かったです。私は意外や意外、結構涙脆いので、所々目がうるうるしちゃいました。
しかし、同作品の映画にも言える事ですが、この作品を二時間で完結させるのは難しいんだろうなあ、と思いました。と言うのも、人が死ぬテンポが早過ぎて、見る側は徐々にその事に対するショックが麻痺してしまう感じがありました。
深読みをすれば、その「麻痺する程に怒涛の様に人が死ぬ」という構成をわざとする事で、戦争の疑似体験的なものを狙っているのかも知れませんね。

最後にテレビ局に物申す!黒木瞳がCMに出ている会社が多くスポンサーに付いたからでしょうが、CMにも黒木瞳が出突っ張りでした。特に自動車保険の「ついてくる〜」と黒木瞳が能天気に走っているCMは、何だか雰囲気ぶち壊しでした…。日本も資本主義社会、テレビ局にとっては出資者様様なので、言っても詮無き事なのですが。
                    駅員@24の瞳、4?の黒木瞳…にしては若い!

2005年8月1日(月)
駅日誌(94) 「昼餉」

今日、正午に昼食を摂りに出た時の事です。ヒートアイランドの日差しと照り返しは激しく、額から汗が流れ出していました。どこの会社も昼休みなのでしょう、私の勤めるビルや、他のビルからぞろぞろと人が流れ出していました。
その光景を見て、昨日観た映画「アイランド」で、飼われているクローン人間達が食事のためにぞろぞろと部屋から広場に出て行く様が脳裏に蘇りました。あの映画は賃金労働者へのシニカルな比喩でもあったのかも知れないな、と思いました。私とあのフィクションの中のクローン人間と何が違うのだろうか、と思っちゃいました。

私も早くこのサラリーマン社会から解脱したいものです。
その為には何をなすべきか?取り敢えず今はこの様に毎日日記を付ける事で、週に1回ショートショートを書く事で、自分の考えを振り返ったり、下手なりに文章を書く訓練をしたりしております。この積み重ねがいつか私に創作の力を与えてくれる事を夢見て。途方も無い話なのかも知れませんが。


さて、夢見がちなピーターパンシンドロームは捨て置いて、今日のテーマは昼餉ですね。今日の昼は一人だったので、500円の安い定食を食べました。
500円で、御飯・日替わりおかず・味噌汁の一汁一菜です。しかも、御飯・味噌汁お代りし放題、生卵・味付け海苔・ふりかけ・漬物食べ放題。味は・・・不味くはありませんが、決して美味しくもありません。
しかし、500円でそこまで求めちゃいけません。量が食えるという長所だけで十分です。これぞ、足るを知るの悟りです。(←腹一杯食っておいて何を言うか…)

                            駅員@夏こそガッツリ食いましょう


                 ▲ページTOPへ▲

             2005年8月度目次
 #94 「昼餉」 昼に一斉に食事に出る様。
 #95 「二十四の瞳」 2時間ドラマ。4?の瞳が主演。
 #96 「下の話で恐縮ですが」 排泄物は何故臭い?
 #97 「恐ろしき女」 愚痴を言い出すと止まらない。
 #98 「宇宙船飛来」 野口さんのスペースシャトル。
 #99 「孔球」 ゴルフが苦手です。
 #100 「蝉時雨」 蝉の声が少ない。
 #101 「Crush&Build」 衆議院解散総選挙。
 #102 「コンビニ」 100円生鮮コンビニ。
 #103 「熱闘!丸坊主」 野球の勝敗カオス理論。
 #104 「はぐれ駅員旅情篇(富嶽・上)」 富士登山。
 #105 「はぐれ駅員旅情篇(富嶽・下)」 富士周辺。
 #106 「終戦記念日」 靖国神社。
 #107 「眩暈」 眩暈? 否、地震。
 #108 「頭の悪そうな輩」 サーファー系男女に多い。
 #109 「ロードスター」 マツダ・ロードスターに老夫婦。
 #110 「NGK」 なんばグランド花月。
 #111 「銀幕寸評」 
      ロボッツ、マダガスカル、姑獲鳥の夏、
      トントンギコギコ、宇宙戦争、疑惑。
 #112 「新党」 国民新党と新党日本。
 #113 「喉下過ぎれば」 クールビズとウォームビズ。
 #114 「屋形船」 初めて乗りました。
 #115 「壱岐の狸」 知夫里島の狸。
 #116 「車検」 車は金が掛かります。
 #117 「その涙は道頓堀の水より汚い」 偽善者T光氏。
 #118 「ゴミ」 ゴミの分別。
 #119 「一矢報いるか」 野党。レクサス。