2006年1月31日(火)
駅日誌(251) 「鴉天狗」

この時期、街には鴉天狗が溢れています。
ビジネススーツに眼鏡という姿で足早に駅に向かう真面目そうな鴉天狗、栗色の艶やかな髪をなびかせた色っぽい鴉天狗、ジーンズ姿でパチ屋の開店を待つ鴉天狗…
彼等は人間界に完全に馴染んでいるようです。周りの誰もが鴉天狗を見ても全く反応していません。この世界は何時から妖怪変化が跋扈する世の中になってしまったのでしょう…鴉天狗を無視するどころか、「風邪ですか?」と心配までしている始末です。

え!? あれってクチバシじゃなくてマスク!?
ユニチャームの立体マスク。今やマスク着用者の殆どがこれですね。一年前よりも明らかに普及しています。まだまだ寒さの厳しい時期です。皆様も御体には気を付けて。
                              駅員@そんな奴おらへんやろ〜

2006年1月30日(月)
駅日誌(250) 「うつぼ」

大阪市営地下鉄本町駅を降りた目の前にうつぼ公園があります。
ここには何と600人ものホームレスが巣食っており、今朝、大阪市職員及び警備員が、行政代執行法に基いてテント撤去作業を開始したそうです。ホームレス軍団VS襲撃者。抗議の座り込みも起きたそうです。
「治安悪化の一因。環境悪化の一因。悪の吹き溜まり。汚物は消毒だ!」と主張する人と、「ホームレスが可哀相だ、彼等にも人権がある」と主張する人とでは、どちらが多いのでしょうか?
私は前者です。以前千葉県某駅近くのガード下の公園に、ホームレスのテントが大量にあった事につき当日誌で憤りを書きましたが、その時と考えは変わりません。子供が安心して遊べない公園など、許せるか!
尚、これは貧民差別ではありません。私はホームレスの大半は、自分の意思でホームレスに身を窶しているのだと思っているからです。
働かずとも、生きる事は出来ますが、もうどうにもこうにも働けず、こうなったというよりは、そういう選択を自らした人の方が多いと思います。
ある意味、人に頼らず人からも頼られずという世捨て人の様な生き方は憧れる部分もあるのですが、公園はみんなの場所、そこを不法占拠する事は矢張り咎められて然るべきでしょう。

しかし、ここから追い出されたホームレスはどこに向かうのでしょうか? また別の公共の場所に集うのでしょうか?
確かに行き場所は最早無い気もします。既に垢まみれ悪臭まみれになっていてはそれを清めようにも清める場所(銭湯等)に入る事も拒否されてしまうでしょう。そして、季節は冬。テント撤去・締め出しには同意ですが、せめてもの情けとしてもっと暖かくなってからにしてやるべきではなかったか、と思います。
                            駅員@自由を求めると不自由になる

2006年1月29日(日)
駅日誌(249) 「雪上滑走」

金・土・日と、当日誌を更新しておりませんでしたが、金曜日深夜〜本日まで、泊りで出掛けておりました。白馬方面でスノーボードをしていたのです。

金曜日の夜、仕事の関係で飲みに行き、23時頃帰宅。30分だけ眠り、車で移動しました。
我が愛車206はWRCのイメージもあり、雪上ラリーも似合うのですが、狭い上運転交代しにくいMTで、スタッドレスは愚かチェーンも持っていないので車は出しません。先輩のミニバンに乗り、別ルートからのもう一台と合わせて2台に分乗して出掛けました。

道中雪は降っておらず順調だったのですが、一日目の目的地「栂池」への入口で降雪及び積雪により、坂道で渋滞が発生。渋滞の原因は、道路上のバスのチェーン切れ及び、チェーン未装着車のスタックでした。
我々の車もチェーン未装着でしたので、一旦停止してしまった我々の車もタイヤが空転し前進侭ならなくなりました。降りて車を押すのですが、エンジンが唸るばかりでタイヤは空転、思うように進めません。
この坂道が滑る事滑る事、車を押しに出たは良いのですが、転倒していしましました。同行していた先輩には、2回も3回もすっ転んで胸を強打しちゃった人もいました。(その割にはその人はスーパーハイテンション。人間が出来ています。私なら恐らくキレ気味になってしまう所です)
雪山をなめたらあきませんな。それにしても、見ていて凄いと思ったのはスバルの4WDです。脇を通過していく車にはレガシィが多く見受けられました。流石はスバル、伊達に4WD車ばかり作っていないです。世界でも屈指の雪道走破性能だと思いました。

急遽別のスキー場「岩岳」に移った所、雪は止み、晴れてきたので、快く滑る事が出来ました。
一年ぶりであり、ちゃんと滑れるだろうか、と思ったのですが、やはり体が覚えている様で大丈夫でした。と言っても私は、「マネキンが板に括り付けられ、それをリモコンで動かしているような」フォームだそうで、人間がほぼ置物状態だそうです…
今回は初心者が一人一緒だったのですが、私の様な者には教えられる筈もありません。というのも、辛うじて滑れはするものの、そうなるまでのプロセスを全く覚えていないからです。
殆ど勘で滑っています。車のクラッチ操作みたいなもので、理解していると言うより、足が勝手にやっているという感じなのです。教え方が上手い人には感心します。と同時に、フッと頭に「きっと感覚でやっているから、俺は体と頭を同時に使うスポーツが苦手なのだなあ」という考えが浮かびました。私は集団競技系スポーツはとことん下手なのです。
夕方まで滑り、さて帰ろうかという時、前述のハイテンションマンとは別の先輩の靴が脱げなくなってしまいました。その靴は普通とはちょっと違う機構で、脛の所にあるダイヤルを回す事でワイヤーが巻き取られ締まるという構造になっているのですが、そのワイヤーが戻らなくなってしまったのです。
足は壊死寸前! あわや片足を切断か!? いや、ワイヤーを切断か!? という場面だったのですが、何とか事無きを得ました。

近場に泊ったのですが、睡眠不足な上アルコールに弱い私は直ぐに眠ってしまいました。鉄板焼きで肉等を食した後、焼飯を一口二口食べてもう眠ってしまった様です。これではまるで毒殺されたみたいではないか…
一番に眠りに就いたくせに、起きたのは一番最後でした。
起きると、周りはテキパキと片付け及び準備をしています。寝覚めのボケた頭でウロウロしながら、自分の身支度だけやっている私はまるで駄目人間でした。

二日目は一日目のリベンジとばかりに再度「栂池」にチャレンジです。
降雪は無く、また晴れていたので、今回は行けました。で、14時頃まで滑って帰りました。
トラブルもありましたが、良いのです。楽しければ。
滑走技術の上達もありませんが、良いのです。楽しければ。
折角のOFFなわけですから。
                                     駅員@筋肉痛が心配

2006年1月26日(木)
駅日誌(248) 「呪文」

女を侍らせる呪文! しかも稼ぎは女たちのバイト等の稼ぎ…何と羨ましい! 私も教わりたいものです…いやいやいやいや! 何でしょう、この怪しげな呪文とやらは?

多摩の50代占い師男性が、ある日夢の中で「女にもてる呪文」を知り、それを唱えた所、若い女が12人も居着く様になったとの事です。
そしてそれらの女と取っ換え引っ換え結婚・離婚を繰り返して集団生活を行っているとの事です。即ち、現妻のほか、前妻や前々妻や前々々妻…が一つ屋根の下で暮らしているのです。日中は女性たちは働きに出て、本人は障害を持っているため、働いていないそうです。
余りに不自然な集団なので、軟禁状態か弱みを握っているのではないか、と真っ先に疑いましたが、軟禁どころか女性たちはこの集団生活に満足しており、男性も「いつ出て行っても良い」と言っているとの事です。

これはまさしく、百獣の王ライオンの生態です。
ライオンの雄は、金色の毛並みに猛々しいタテガミと、強さの象徴の様な扱いを受けていますが、その実、ろくに餌を捕獲するでもなく、ぐうたらだそうです。
一頭の雄につき、複数の雌を侍らせ、餌は雌が集団で狩りをして確保し、雄はそれで御まんまにあり付けるという生き方だそうです。
これと同じですね。まさに、究極のヒモ!


この「もてる呪文」というのは何でしょうか?
私は超自然的な力には懐疑的なので、何らかの仕掛けがあるのではないかと思います。サブリミナル等を用いた集団催眠でしょうか?
それとも、人間にもてる・もてないがある様に、何らかのもてる要素が突出しているのでしょうか? 何らかのフェロモンでしょうか?

それにしても、「呪文」なんて響きを耳にするのは久々です。
呪文と言えば、ファミコンのドラクエでは数々の呪文がありました。その占い師が「もてる呪文」を使うのなら、私が使える呪文は差し詰め「メガンテ」(自爆)辺りでしょうか…(しかも「MPが足りない!」とか言われたりして)
                               駅員@煩悩にまみれております

2006年1月25日(水)
駅日誌(247) 「八頭でも鯨♪」

一本でも人参 二足でもサンダル♪ 三艘でもヨット 四粒でも胡麻塩♪
五台でもロケット 六羽でも七面鳥♪ 七匹でも蜂 八頭でも鯨♪
九杯でもジュース 十個でも苺♪
                       〜なぎら健壱「いっぽんでもニンジン」より〜

レコードからCDに移り、B面ではなくカップリング曲と言われる様になって久しいです。という事は、永遠に破られない記録…「日本一売れたB面」が実はこの曲なのです。

さて、今回は鯨についてです。
今日のWBSで、調査捕鯨が増え、鯨肉の流通量が増えているというネタがありました。和歌山県では学校給食で鯨の竜田揚げが復活し、現在270校がメニューに入れているそうです。居酒屋に行けば、今でも食べる場面があると思います。
さて、鯨保護という欧米人の圧力で日本が商業捕鯨を廃止したのが1988年。その瞬間大幅に捕鯨量は減少したものの、以降調査捕鯨が増加し続けています。
世の中には、「鯨を食べるのは残酷だ」などという人が居ますが、それは偽善というものです。勿論、完全菜食主義者の方が言う分にはそれはそれでポリシーとして認めます。
しかし、牛はたらふく食っても良いのに、鯨は駄目だ、というのは何なのでしょう?
捕鯨反対の国が、自国のええ加減な牛肉を「食え食え」と輸出しようとするのは余りに滑稽です。(その国は身勝手極まりないですね。自国が売りたい物は「自由貿易自由貿易」と言う癖に、自国の鉄鋼業が輸入品に負け出すとセーフガードですから…)

さて、捕鯨反対論者は、そういった「残酷である」という感情論の人以外に、「鯨は減少しているから、保護すべきだ」という人が居ます。なるほど、絶滅は防止したいというのは分かります。しかし、実際の所現在は鯨はかなり増えてきているそうです。ならば、これに関しては問題が無いという事になります。(鯨が増えているというのが嘘ならばこの限りではありませんが)
それに捕鯨以上に、前述の某国が京都議定書を批准しない等の、環境保護を無視した姿勢の方が余程鯨を追い詰めているのではあるまいか、と思います。

私は、乱獲しない限りは捕鯨自体は構わないと思います。しかし、生き物を殺して食べている以上、その命を殺して喰らっているのだという事を認識した上で食べる様にし、捕鯨したい状無駄のない形で使うようにすべきだと思います。
そして、調査捕鯨をする以上はその生態をよく調べ、その保護にも調査が活かされる様にして頂きたいと思います。

それにしても、グリーンピースってアブノーマルな奴等ですね。捕鯨船に突撃したり、日本大使館前に鯨の屍骸を横たえたり…
                                 駅員@正義は一つにあらず

2006年1月24日(火)
駅日誌(246) 「一癖ある絵」

私が勤める会社には、印刷物のレプリカですが、名画が二枚壁に貼られているフロアがあります。その絵が、また一癖ある絵なのです。何でこういうチョイスをしたのだろう? と思います。

その一つは、カミーユ=コロー作「真珠の女」です。
これは、頭に葉っぱの髪飾りを付けた女性のバストアップ画面の絵なのですが、真珠などどこにもありません。
実は、額にある髪飾りの影を真珠と見間違えた人がいて、それがこの絵のタイトルになってしまったのです。勘違い命名絵画、一癖あると思いませんか?名画は名画ですから良いのですが、何だかなあ、と思います。

さて、一つだけならまだしも、一癖ある絵がもう一枚あるのです。
二枚目はテオドール=ジェリコー作「エプソムの競馬」です。
この絵は競馬の様子を描いた絵で、四頭の馬が非常に躍動感を持って描かれたこれまた名画です。
しかし、ここに描かれた馬ですが、冷静になって見るとかなりディフォルメされています。躍動感を出すためでしょうが、前足が揃って前に、後ろ足が揃って後ろに伸ばされており、ピョーンと跳ねているみたいに見えます。兎のような走り方とでも言いましょうか。更に、胴体が異常に長く伸びているのです。冷静になってマジマジと見れば見るほど、ちょっと笑えてくる絵です。

そのフロアにはこの二枚があるのです。何故こうも癖のある絵画ばかり並べるのか?一癖ある会社、という事なのでしょうかね…
                         駅員@一癖ある私が言うのもなんですが

2006年1月23日(月)
駅日誌(245) 「堀衛門御縄」

ライブドアの堀江貴文社長が逮捕されました。
そして、ライブドア及びライブドアマーケティングは東証の監理ポスト入りです。あ〜あ、私の所有するライブドアマーケティング株は紙屑ほぼ確定です。私は以前も書いた通り二株の弱小ホルダーですので、実害は1万円程度なのですが、もっと大量の所有していた人は泣くに泣けないでしょう。いや、彼等もまだ良いです。最悪は信用取引で買っていた人は借金に追われてしまいます。
粉飾決算という事は、その数字に嘘は無いと信じて株式の購入をしたわけですから、被害者の何らかの受け皿が欲しい所です。

桃太郎は鬼退治をしましたが、今まで鬼に虐げられた人々の救済は決してしていないのです。桃太郎は鬼が略奪した宝を爺婆の待つ自宅に持ち帰りました。
私は、今回のケースもこれではないのか、と睨んでいます。
即ち、何らかの力を持った存在が、六本木ヒルズという鬼ヶ島に東京地検特捜部という桃太郎を送り込み、強制捜査前の空売り・または売り抜けで財を築いてはいまいか、と思うのです。
それは政府関係者かも知れませんし、マスコミかも知れません。彼等は我々よりも先に強制捜査を知り得たのですから。
強制捜査は夕方から始まりましたが、東証の後場の大引け(15:00)の前に知っていた者もいたと思います。おいおいおいおい、奴等はインサイダー取引にならないのか!? 納得出来ねえぞ!!!!

さて、マスコミは今回の報道で堀江貴文をケチョンケチョンにしました。
これまで散々我々を馬鹿にしたツケだとばかりに。
私は偽計・風説の流布で投資家を騙した起業家にも怖いですが、圧倒的な風雪流布力を持ち、言論を用いて敵を完膚なきまでに叩き潰すマスコミの方が遥かに怖いです。
また、マスコミは嘘を言っても、新聞ならば隅っこのちっちゃい記事で、テレビならばほんの数秒の謝罪で済ませてしまいます。これって、偽計・風説の流布と何が違うと言うのでしょうか?
                               駅員@ペンは剣よりも強しか…

2006年1月22日(日)
駅日誌(244) 「ザラメ」

昨日の積雪で、色んな所がガリガリに凍っているか、ビシャビシャのみぞれ状になっているか、という状況でした。
今日は晴れていたのですが、まだ至る所に雪が残っています。
私が車を停めている駐車場は雨ざらしなので、我が愛車206にも雪が積もっていました。そして一晩経過したので、ザラメ状に凍っています。雪を除けて乗ろうと思ったのですが、不用意だったので、素手で除けます。
手の芯まで冷える雪。窓の雪だけ除けて運転したのですが、まだ屋根の上には残ったまま。
走っている内に取れるだろう、と思っていたのですが甘かったです。次回乗るときにまだ残っていたら考えます。
      駅員@蛍の光窓の雪…昔の人は窓の雪を明りに勉強したと言いますが

2006年1月21日(土)
駅日誌(243) 「白い雪と黒いマーク」

適当と思う数字の楕円を黒く塗り潰すのだ! 今年の大学入試センター試験がスタートしました。
しかし、何だかセンター試験の日には雪が降るというジンクス、凄いですね。今日は沢山降りました。東京都で9cmの積雪です。雪の中、用があって外出したのですが、こりゃ明日は引き篭もろうかな…

センター試験というのは、御存知の通り、共通一次試験を前身とするマークシート式の試験です。ですから、超人的な運があれば、数学以外は全てを知らなくても満点が取れる可能性があります。結局は4択か5択クイズですからね。
(数学は答えの数字を実際にマークするので、書くのとそう変わりません)
その一方で、不勉強な者は、運の良い小学生にも負け得るテストなのです。下手をしたら、全て同じ数字をマークした者に負ける者も出て来るでしょう。一度に大多数の人間の採点をし、しかもミスは許されないので、この制度は如何ともしがたい所でしょう。

さて、試験にはセンターの後、大学固有の二次試験があります。センターで上手く行った人は油断しない様に、センターでちょっとしくじった人はまだ二次で挽回できますので諦めない様に、肩の力を抜いてこれまで勉強した脳で挑んで下さい。
私は「頑張れ」とは言いません。こんな無責任で偽善的な言葉は無いと思うからです。先ずは明日、雪に気を付けて。

そう言えば現役の頃、私は「何でわざわざ土日にするんや! 鬱陶しいのう」と思っていたのですが、その当時を思い出すと田舎者故の誤った見方だったのだなあ、と思います。
都市部では朝にラッシュがありますから、混雑して遅れそうになったり大変でしょうからね。特に私の様なイラチの近くに乗ってしまい、参考書をガサガサぶつけたりしたら、要らぬ邪魔をされてしまうかも知れませんし。

                          駅員@風説の流布の次は風雪の流布

2006年1月20日(金)
駅日誌(242) 「深い不快」

アメリカ人は日本人を舐めていますね。米国産牛輸入再開したは良いものの、何背骨入りの肉送って来とんねん!! また輸入停止です。吉野家で牛丼が食べられるのはいつの事やら…吉野家は、他所の牛丼チェーンよりも牛丼は旨いのですが、代替メニューでは大きく遅れていますから、困ったものです。月曜日の吉野家D&C株の下落が懸念されます。
それにしても、米国の無神経な対応、輸入を迫るのならばきちんとチェックして貰いたいものです。奴等、もうとっくにBSEで脳味噌スカスカなんじゃないか!?(←問題発言です。注意しましょう)いや、それを言ったら、とっくに我々も潜伏期間突入しているのかも知れませんが。
だから、私は以前のBSE騒動に懐疑的だったのです。今さら何を言うか、と。
しかし、米国のええ加減対応とこれとは話が別です。ああ、不快感。

不快感と言えば、スーツを着て、ワイシャツをズボンの中に入れている時に、しばしば起こる不快な現象があります。実は今日もなって不快だったのですが、ワイシャツはズボンに収まっているのに、下の肌着(無地T)が、ベルトの上でグチャグチャに丸まって、気持ち悪い時があるのです。ワイシャツの、丁度ベルトの上の部分が丸まったTシャツの裾が入った袋みたいになるのです。
ああ、不快でした。何か対策はないものでしょうか。
                       駅員@皆さんはこういう経験ありませんか?

2006年1月19日(木)
駅日誌(241) 「株・カメラ・達磨」

エイチ・エス証券副社長が自殺。自殺者はこれだけじゃ留まらないのではないでしょうか。
個人投資家の中にも首が回らなくなった人がいそうです。私も現在含み損5万円…私の様な貧民で5万。
金を持っている人、信用取引を好む山師には、途轍もない損を抱えている人もいそうです。幸い今日は反発しましたが。
投資は自己責任…確かに真っ当な言葉ですが、恐ろしい言葉です。

さて、年明けニコンが一眼レフから撤退、コニカミノルタも撤退。カメラという業界が大変です。確かにデジカメ全盛で、最早余程写真が趣味である人間及び職業写真家以外では殆どの人がデジカメに移ってしまいましたからね。
一方、コニカミノルタはデジカメ競争に負けた恰好です。ソニーに売却だそうです。
今や携帯に付いているデジカメも相当な機能になってきましたから、デジカメ市場も、最早趣味人の世界になりつつあるのかも知れません。携帯で結構使えますからね。何枚も撮るには不便ですが。
携帯は色んな製品を食い荒らしています。本格を求めなければ、大抵の物は携帯で事足りてしまいます。ただ、何だか寂しいですね。

うう、暗い! 暗い! ライブドアショック以降、当日誌がどうも暗いです。そこで、今回は明るい話題に移ります。
キットカットを皮切りに最近は色々な商品で「合格祈願物」が流行っていますね。
キットカットは「きっと勝つ」とかけたものだそうです。なるほどCutletがカツレツ、Omletがオムレツですから、この掛け方は筋が通る感じですね。他にも「ウ・カール」「ハイレ・ル・モン」などという商品が出ています。明治製菓は駄洒落路線です。カップ麺にも合格ラーメンなんてのが売られていました。
そんな中で一際素敵な商品を見付けました。その名も「ダルマサイダー」300ml、158円也。ただの瓶入りの炭酸飲料なのですが、シュリンクラベルが達磨です。笑いました。
さて、このラベル、脇に志望校を書く欄があり、そこに書いた上で、達磨の片目を入れ、合格の暁にはもう片方の目を入れて下さいとの事です。イトーヨーカ堂で買いました。今年受験の方、御一つ如何ですか?
              駅員@そろそろセンター試験ですかね

2006年1月18日(水)
駅日誌(240) 「天誅!」

偽計・風説の流布において、ライブドアグループ全面2日連続値段が付きません。
そして、日経平均も2日連続500円前後の下落。堀江の罪は計り知れない! 天誅を!

と、ここで、ある人は「この守銭奴どもが、株価如きで怒り狂いおって」と仰るかも知れません。いやいや、これは人命に関わる大問題になり得るのですよ。
私の様なライブドア関連株を現物で買っている人間はまだ良いのです。問題は、信用取引で買っている人間です。
信用取引とは、既に持っている株式を担保にして、現物を買わずに取引する事を言います。
信用買いの株式が大幅下落となれば、追証として現金を差し入れるか、担保にしている株を売却する必要があります。売却する株までがIT関連株だった場合、ストップ安等発生している場合など、目も当てられません。下手をしたら、このライブドアショックで、夜逃げを余儀無くされる、自己破産を余儀無くされる、自殺を余儀無くされる人も出て来るでしょう。投資は自己責任と言いますが、これじゃあんまりだ。天誅を!

さて、今日知ったのですが、マネックス証券という会社が、ライブドア関連株の信用の掛値を0%にしたそうです。
昨日・今日の後半の株価全面安の様相はこの影響による所も大きいと聞きました。一部、ライブドアショックはきっかけであり、それをマネックスショックが受け継いだという人も居ます。そう、これこそ上記夜逃げ・破産・自殺を生み出す悪魔の措置だったというのです。正しく、全体に売り込みが飛び火する火に油を注ぐ行為だったのです。マネックス証券にも天誅を!

そして、計られたかの様な悪いタイミングで飛び込んだ東京地検。彼等も何者か邪悪な者の指示で動いたのでしょうが、その指示者にも天誅を!

御次は東証です。東証は売買停止措置等、個人投資家の不安を緩和する措置を講じていない。後手後手です。そして、御粗末な事に、システム能力の不足を理由に今日の大引け20分前に全面売買停止という愚行。急激な出来高増加に対応し切れなかった…数ヶ月前にシステムダウン不祥事を起こしたばかりではないか。誤発注停止漏れを起こしたばかりではないか。
そして、システム関連の能力不足と言うが、現東証社長は、元電器屋の社長なのです。天誅を!

このままでは、日本経済は、大量に入って来ている外国人からそっぽを向かれ崩落するか、正反対に悪賢い禿鷹に買い叩かれ餌食にされるか。ええい! 神は死んだ(by ニーチェ)のか!!
                     駅員@私の他の所有株式も大きく凹みました…

2006年1月17日(火)
駅日誌(239) 「悪魔の掌」

我々愚民は、大きな悪魔の掌の上で転がされているのかも知れません。大きな悪魔…それは何者なのでしょうか? 今日は、大きなニュースが沢山ありました。それらを読んで行くと、悪魔の像が浮かび上がってくる気がします。

まず、朝一番飛び込んできたのは昨夜から今朝にかけての、東京地検特捜部のライブドア及びその周囲の強制捜査のニュースです。
ライブドアに強制捜査のメスが入った事で、ライブドアを筆頭としたグループ企業が相次いで値段の付かないストップ安状態です。ライブドア関連株時価総額で1,500億円が泡と消えました。
(私も超弱小ながらライブMホルダーなので投売りを試みましたが、当然不成…)
このライブドアショックが、ITを始めとした新興市場を中心に売りが加速し、日経平均株価が大幅下落です。これが今の株式好調に悪い影を落とさない事を祈ります。う〜む、我々は、錬金術堀江という悪魔の掌で転がされていたのでしょうか。

さて、このニュースが無かった場合、当初最大のニュースになる筈だったのは何か? 「阪神大震災11年目」でしょうか? これも、特に私の様な近畿出身者には衝撃的な記憶であり、大きなニュースです。
「宮崎勤死刑判決」でしょうか? これも、衝撃的な猟奇事件であり、大きなニュースです。
この二件の関係者の方々の心中は御察ししますが、それらよりもリアルタイムの巨悪、ヒューザー小島の証人喚問が元来の今日の最大のニュースと言えるでしょう。偽装建築、人命に関わる大問題です。
さて、その証人喚問の中に、ポスト小泉の名高い安倍晋三政策秘書と小島の灰色の面会のネタがありました。

上のライブドアショックとヒューザー事件……ここからはあくまで「邪推」です。
国民の視線・関心を分散する意図で邪悪な悪魔の手が動いたという事は考えられないでしょうか?
今日のニュースはほぼライブドア一色でした。これは政府の疑惑防衛策ではないのか? という邪推です。
今回のライブドア強制捜査の令状は随分前の行為についてです。内部告発等で証拠が固まったから乗り込んだのだとは思いますが、実はそうではなくてこのタイミングを狙っていたのではないか? と邪推するのです。
立入捜査の模様は前述のヒューザーの時も御覧になったと思いますが、私の感覚では通常は朝から乗り込むものだという感覚です。しかし、今回は異例の夜間捜査。夕方にスタートしています。
服装も、通常の強制捜査の場合は喪服の様な黒一色のイメージなのですが、今回は服装がバラバラでした。この点は通常の強制捜査の記憶違いかも知れません。しかし、何やら恣意的な臭いがするのです。
より巨大な悪魔が掌でライブドアともども我々を転がしているのかも知れません。
そして、その巨悪は、我々世間よりも早く、まだ証券取引所が開いている段階で、強制捜査の情報を知り、「売り抜け」或いは「空売りを仕込んでいる」可能性まで考えられます。
まさか、さらにその巨悪も、青い目をした超巨悪の掌で転がされていたなんて事はあるまいな!?
                                      駅員@悪霊退散!

2006年1月16日(月)
駅日誌(238) 「堀衛門御縄!?」

いやあ、参りました。今日の夕刻のニュースの件です。会社の人と酒を飲んでいると、そこにあったテレビでニュースが流れていました。六本木ヒルズに何やら物々しい人が乗り込んでいく様子が映っていました。ライブドア関連会社ライブドアマーケティングの偽計・粉飾決算への東京地検特捜部立入のニュースです。
まあ、通常ならば「ホリエモン、手荒すぎたか!」で済む話なのですが…私、当該ライブドアマーケティング(ライブM・東証マザーズ・4759)の株式を所有しておるのです!

えらいこっちゃ! 席を離脱して口座を持っている証券会社に連絡せねば!
と、大騒ぎになる所ですが、不幸中の幸い、私の所有するのはたった2株です。4900円程度で購入したので、10,000円程ですね。
もしも、これがもっと何万円・何十万円分も所有していたら、先輩との席だろうが、その場を放り出して速攻で電話をしたでしょう。しかし、こうなると即売りよりもまずは情報収集をしたくなりました。そこで、席が開けたのが9時、そこから帰宅し、テレビ・PCの電源を入れました。
ふむう、これは明日はとりあえず暴落ストップ安は免れないでしょう。
その上で、上場廃止もありうると思います。しかし、一方、ガクッと連続下げの後に、不死鳥のように上がるかも知れません。
私の結論は明日寄付成行売。
で、注文をしておきましたが、果たして売れるのかどうか。
株式というのは買手と売手の均衡の上に成り立っており、買が強いと上がり、売りが強いと下がります。ストップ安というのは凡そ1割程度の下げで市場の混乱を避けるためにそれ以上の下落を止める事を言います。
しかし、買い圧力と売り圧力に大きな差がありますので、その場で売れる株式は限られるのです。それが各証券会社に割り振られ、そしてそこに口座を持つ各人に割り振られます。ですから、こんな夜更けに注文しても、もう手遅れかも知れません。

まあ、売れれば、出血はほんの少しで済みます。まあ、売れなければ、売れなければで、10,000円どぶに捨てる覚悟で、上場廃止まで付き合ってみるのも面白い等と不謹慎な考えも持っています。
一体、廃止された株はどうなってしまうのか…ただの紙屑になって御終いなのでしょうか?倒産とは違います。倒産の場合は株式の価値はゼロになってしまう訳ですが、廃止の場合は果たして…
(勉強不足が露呈されて恥ずかしいのですが)

嗚呼、たった10,000円されど10,000円。元々は丸一年前の同社株式分割乱高下を睨み、そろそろ同じ事が起きるのではないか…との目論みによるものです。
人間、欲を張っちゃいけませんね。
                    駅員@今日は自らの欲を諌める勉強になりました

2006年1月15日(日)
駅日誌(237) 「味噌と珈琲」

唐突ですが、味噌と珈琲って似てますね。あの大豆発酵食品の味噌と、珈琲豆を煎って作る珈琲です。
前者は、色々なメニューに使える調味料ではありますが、メインはをそれを温湯で作る味噌汁です。後者も、色々な展開例はありますが、メインは、煎った物から穏当で淹れる珈琲ですね。
豆加工食品で、褐色系で、湯を使う。そして、味噌は昨今健康に即して減塩方向の物が、缶珈琲は昨今微糖方向の物が多数発売されています。
そして、どちらも、朝食に付き物となっています。飯と、味噌汁と、おかず。パンと、珈琲と、おかず。何だか似ていますね。

この様に異なる文化圏の発祥なのに、似通った物というのは色々あります。

仏教徒の数珠とクリスチャンのロザリオ。「名前(NAMAE)」と「名前(NAME)」。
これは一体何なのでしょう?
古の時代に、文化圏同士の接点から伝播したものもあると思いますが、私は人間という生物の思考パターンの共通項があるのではないかと思います。
即ち、「普遍的無意識」というレベルで、人間の考え方の根幹にあるものではないか、と思うのです。
それは、赤ん坊に、丸が二つ描かれた紙を見せると「顔」だと認識するような、生得的なものなんだろうな、と思います。

そういう所を掘り下げていくと、色々な事が分かりそうですね。

個性を押し出す時代ですが、大きな目で見れば「ホモサピエンスの習性」という一括りに出来る部分が多分に見付かるでしょう。
                     駅員@味噌・珈琲から生物学に話が飛びました

2006年1月14日(土)
駅日誌(236) 「乗り間違え」

首都圏の電車は複雑です。ぼさっとしていると、乗る電車を間違えてしまう事があります。特に地下鉄なんかは、今だに乗換案内を見ないと乗れません。
当屠営地獄線は、単純なものです。乗車→地獄行きしかありませんからね。

今日、知人のやっているアマチュアバンドのライブがあったので、その前に用事を済ませて、そこに向かう予定でした。しかし、乗る電車を間違えてしまい、全然違う方向に走っていたのでした。
車内で本を読みながらしばらく乗っていると、あれ? そろそろの筈なのにおかしいな…
今日は寒さと雨のせいで窓が前面曇っています。ちょっと窓を拭いて、違和感を感じ、気付きました。同時に携帯の乗換案内で、この乗り間違いのリカバリーを図ります。う〜む、到着には、そのライブのスタート30分遅れ…
そのライブには、知人のバンドを含め数組が演奏します。そのメンバーにメールで何番目かを尋ねました。トップバッターです、と。アウト! 辿り着いた頃にはもう終演でしょう。のこのこ打ち上げのみに行くのも何なんで、今日は帰りました。

それにしても、首都圏に住むようになってもう何年経った事か…御恥ずかしい。しかし、こんな私でもたまに「何駅に行くにはどうやって行ったら良いか」を尋ねられる事があります。分かる範囲で御教えはしますが、こういうのは、極稀な事ではなく、結構ちょくちょくあります。
という事は、矢張り路線が複雑なのでしょう。路線図も広大な範囲がゴチャゴチャっと書かれていますしね。
以上を、私の乗り間違えの言い訳とさせて戴きます。
                         駅員@長々と言い訳をする奴は見苦しい

2006年1月13日(金)
駅日誌(235) 「下世話なハイソサエティ」

12月末頃に、代官山に「成城マーケット」というコンビニが開店しました。
焼肉牛角のレインズがampmに続いて傘下に入れた成城石井のコンビニ展開です。そこにちょっと行ってみたので、本日の日誌はその事を書きます。

代官山と言えば、あのカオスの行政区渋谷区の中のハイソサエティ。そこに、24時間営業の小さな成城石井です。
道路に面した面が全てガラス張り!…と、ここは普通のコンビニと変わりませんが、普通は雑誌棚が置かれて中が見えない所に何もなく、物凄くオープンな雰囲気です。中に入ると、大丸ピーコック、クイーンズ伊勢丹、イカリスーパー、紀ノ国屋、そしてまさしく成城石井に置いてあるような輸入品中心の高価な食品が並んでいます。
生鮮(これも高い!)があり、弁当・惣菜もあり、日用品もありました。なるほど、まさしく小さな成城石井です。
しかし、何でしょう、今一つ盛り上がりに欠けるのは? 面白く目新しい商品は別段置いていません。そりゃそうか、日常の用を足す店がコンビニであり、それを高級化しただけなのですから。詰まんねえなあと、已む無く商品を何個か持ってレジに向かいました。
と、見てみると、成城石井ブランドの珈琲を淹れてくれるという商品がありました。カフェの様な紙コップ一杯\180〜\200。珈琲を飲んで帰りました。
        駅員@下層市民である私にはちょっと違うか…

2006年1月12日(木)
駅日誌(234) 「松下さんからのお便り」

松下さんから、私宛にお便りを送って来るそうです。一体何の手紙でしょうか? 身に覚えが無いのですが…
何でも、全国全世帯に送るそうです。一酸化炭素中毒の危険性の高い欠陥を抱えた石油温風器の回収のために!

このモデルの石油温風器は15万台が売れ、そのうち未回収が6万台あるそうです。あれだけテレビCMを流し、新聞紙上でも騒がれたモデルですから、流石にもう使っている人は居ないと思いますが、出来る事は何でもするという姿勢との事です。あれだけの規模のCMに続いて全国全世帯への葉書郵送…このリコール費用たるや、天文学的数字になりそうです。よって、今年の松下電器の損失は大きくなりそうですね。
しかし、この真摯な姿勢には好感を抱きます。否、もしかしたら、真の狙いはこっちだったりして!
各社がCSRレポートを心血を注いで出すのを見ても分かる通り、確かに企業イメージというものは昔より、企業の業績に密接に関わっていると思われます。災い転じて福となせるか!?

当該温風器では一酸化炭素中毒で死者も出しておりますので、こんな事を言うのは不謹慎なのですが。
                                           駅員@合掌

2006年1月12日(木)
駅日誌(233) 「凶器を振り回す女」

今日の帰り、駅に向かっていたら、やたらと手を振って歩いている女が居り、それを追い越すのに難儀しました。人通りの多い所でも腕をぶんぶん振って歩く人って結構居ますね。普段は良いのですが、周りに人が多い時くらいは気を使って欲しいものです。

さて、私の日頃の人間観察では、腕をぶんぶん振って歩く人(特に後ろへの振り幅が大きい人)には、女性が多いという印象があります。特に片方の肩に鞄を吊るしている人はその傾向が強いです。
なるほど、体の片側に重心が傾き、それでいて、そこそこの速度で歩こうと思ったら、もう一方の腕でバランスを取るような形になっているのでしょう。鞄のある側に重みがある分、位置エネルギーが強く、それを反対側の運動エネルギーで相殺していると言う感じでしょうか?(私は文系人間であり、物理はカラッキシですから、実はかなりええ加減な事を書いているかも…)
そして、速度を保って歩こうと思うと、腕の振りを効率的にするために手の先は握り拳になっている場合が多いです。下手に追い抜こうとしてしくじると、拳骨を喰らってしまいそうです。

何を大袈裟な事を言っているのか? なのですが、これが雨上がりともなると、まさしく危険です。ぶんぶん振っている手の先に握られているのは、傘。傘がぶんぶん振られているのです。これぞ、雨上がりの「凶器を振り回す女」! まあ、こういう光景を何度も見ていますが、事件になった様子は見た事ないのですがね。
しかし、これ、周りにチビッコがチョロチョロしていたら、傘の先が目に刺さるんじゃなかろうか、と要らん心配をしてしまいます。

尚、私は腕をあまり振りません。特に今の様な寒い時期はほぼ必ずポケットに手を突っ込んでいますのでゼロです。
                    駅員@さあ、貴方も雨上がりに観察してみましょう

2006年1月10日(火)
駅日誌(232) 「Detroit Rock City」

Get up! Everybody's gonna' move their feet
Get up! Everybody's gonna' leave their seat
You gotta' loose your mind in Detroit Rock City
         〜KISS「Detroit Rock City」より〜

…というわけで、デトロイトモーターショーが開幕しました。
私はモーターショーくらいで渡米できる程の車道楽ではなければ、金持ちでもありません。ほぼ毎晩観ているWBSでの映像とネットで拾った情報を元に書きます。まあ、今月末くらいには雑誌で写真は沢山拝めるんでしょうが。

今日のWBSでは、GMが満を持して出したハイブリッドSUV、フォードのハイブリッドスポーツ、メルセデスの新型ディーゼルが話題の中心となっていました。やはり原油高の今日、こういった話題が中心となるのでしょう。石油が枯渇資源である以上、やむを得ないのかも知れません。
しかし、その一方で、何ぞ? この阿呆そうな車達は!? GM新型シヴォレー・カマロ、フォード新型マスタング・コブラ、クライスラー新型ダッジ・チャレンジャー。往年のマッチョスタイルを復活し、400馬力も500馬力もある、まさしく現在のマッスルカーではないか! と、ここに自動車会社の矛盾が垣間見えるわけです。
しかし、私はどうせなら、燃費に気を使ったアメ車よりも、コテコテの阿呆っぽい車の方がアメ車っぽくて魅力的に見えます。レトロスタイルのFRクーペ。転がしてみたいじゃないですか! まあ、私は根本的に欧州車が好みなので、一生買わないと思いますが…(他人事だから随分無責任な発言をしちゃっています)
それに、前述の省エネカーもアメ車勢は、日本車に随分遅れを取っている印象でした。きっと、燃費も現在のアメ車水準からすれば良いという程度に見えてしまいました。お〜い! トヨタに押されているビッグ3よ、売上・利益激減のビッグ3よ、大丈夫なのか〜!?

さて、今の所は限られた車種しかプレスを通して出されていませんが、その中で私が最も気になったのは…復活ランボルギーニ・ミウラ。
まあ、こういうのに騒ぐ莫迦が居るから、ビッグ3も復活車種を出しちゃうのであって、諸悪の根源は私の様な車莫迦なのでしょうね。(勿論、私の財布では到底手が届きません)
                                         駅員@地獄車

2006年1月9日(月)
駅日誌(231) 「成人の日」

昨日書いた通り、やはり、あちこちで成人式が催され、中には荒れる新成人もいた様ですね。さて、それに対する駄目出しは、結局書く事が決まっているので、今回は随分前の話になりますが、私の成人式について書こうと思います。

私は大学時代には地元を離れておりました。成人式には勿論、地元に帰って出席する心積もりでおりました。
尚、その大学2年であった当時、成人式の前日に、高校の同窓会がありました。
勿論地元です。成人式で帰省している者も多く、出席者が多数見込まれたからでしょう。こちらにも出席する予定にしておりました。
さて、その日取りが近付いてきて、一つ問題が。当時、私はアルバイトをしており、相方の女の子と各4日出勤で、1日出勤が重なる以外は二人で一週間をカバーする形でアルバイトをしていたのです。元々、私は同窓会・成人式と休みにしていたのですが、問題というのがですね、この相方の女の子、私と同い年だったのです。即ち、この子にも同じ日に成人式があるわけでして、その子も「成人式に出たい」という事でした。女の子は晴れ着を着る舞台ですし、譲りました。まあ、私は成人式に出たからと言って、何があるわけでもないので。
と言うわけで、私は成人式前日の同窓会だけに出て、成人式には出ないという形になってしまいました。経緯を知らないジモトモ(地元の友人)は、奇妙に思った事でしょう。

ですから、私は一生に一度の成人式を逃しております。出たら出たで、まあこんなもんか、で終わったと思いますが。
              駅員@だから荒れる新成人よ、出席出来ただけ良しとせよ

2006年1月8日(日)
駅日誌(230) 「成人式」

明日は成人の日であります。今年も何らかの騒動が起きる事は目に見えておりますが、早くも騒動のニュースが入って来ております。
2002年に逮捕者を出した那覇市では、成人の日に先立つ本日、成人式が行われました。毎度の事ですが、警官隊ともみ合いも起きる始末。同じく沖縄県の浦添市では、成人式会場で、会場への車の乗り入れを防ぐ為の車止めを撤去しようとして新成人の左官屋が逮捕されたそうです。(Yahoo!で見たニュースには、わざわざ「左官屋」と書かれていました)
勿論、頭の悪い暴れん坊は罰せられて然るべきですが、これ、前々から犯罪傾向にある職業の偏見を生む表記であり、好ましくないと思います。同業者の中には真面目な人間も沢山いる筈なのに、「土木・左官・旋盤・塗装」といった職業名はやたら、犯罪者の職業としてニュースに出てくる気がします。自営ならば「自営業」、雇われならば「会社員」で良い筈なのにこう書くのは、何らかの恣意的なもの(あるいは差別的なもの)があるのではいかと勘繰ってしまいます。何らかの悪意が見え隠れするのです。
普通にニュースを見ている限りでは「ああ、また○○職の奴か」となってしまいます。そして、こういう見方はタブー視されるかも知れませんが、こうやって業種がわざわざ明記される職業は、概して低学歴が多い。マスコミ関係者の差別的悪意が臭うのです。
ビジネスの世界では往々にして「差別化」という言葉が出てきますが、それとこれとは意味が違います。マスコミ各位は、この辺の配慮をするべきだと思います。
言うまでもなく、いい歳をして中坊のヤンキーみたいな真似をしている愚か者が最も悪いのですが、真面目な同業者が迷惑を蒙るのは如何なものかと思います。
                               駅員@明日は成人の日本番…

2006年1月7日(土)
駅日誌(229) 「うわあ、よう寝た」

風邪の療養のため、今日は夕方まで寝ていました。うおおおお、脳細胞がプチプチ潰れて死んで行く音が聞こえる…
額に冷えぴたシートを貼って寝たのですが、起きた時には冷えぴたシート、カペカペでした。

さて、ここで、駅員流対風邪シフト。
一に睡眠、二に冷えぴた! 薬はあんまり好きではないので、極力冷えぴた+ポカリ+栄養ドリンクで乗り切ります。(但し、今回は医者に行ったので、薬も使用しています)
普段、ちょっと風邪っぽいなという時には、冷えぴた睡眠で治しています。これで基本的に風邪は治ります。後は「葱」。葱を味噌汁か何かに大量に入れると良いです。迷信紛いな治療法ですが、病は気から。
極端な話、病院で処方箋を出して貰ってその近くの薬屋で買った薬もプラシーボ(偽薬)でもかまいません。ていうか、本当にそうだったりして。
                 駅員@精神は肉体を凌駕する(←ちょっと危ないかも)

2006年1月6日(金)
駅日誌(228) 「年賀状」

元日は帰省中で、部屋を空けていたのですが、その間、何通かの年賀状が届いており、それから今日まで毎日ポツリポツリと年賀状が届きます。
中には後出しもあるでしょう。特に昨日や今日のやつは怪しいです。まあ、かく言う私も、転居をした事は知っていても住所は分からなくなった知人宛には後出しをしましたので、全く偉そうには言えないのですが。

さて、創作意欲旺盛な私は、今年の年賀状は木版画にしました。実は昨年も鶏の絵を木版画で彫った年賀状にしており、それを踏襲したのです。これで12パターン作れば死ぬまで永続的に、手間の掛かってそうな年賀状を出せるという壮大な計画まであったのです。
さて、今年は戌年ですから、犬張子を題材にしました。昨年は黒一色刷りでしたが、今年は黒赤の二色刷りです。
そして、犬張子のドラえもんの様に丸い頭を〇に見立て、太陽と並べてさらに明朝体の文字を合わせ、「二〇〇六」を模しました。中々のアイディアに満足したのも束の間…あ、12パターン計画が終わってしまった!
ま、実際12年後にはその12年前の作品では満足出来ない自分がいそうなので良いのですが。

さて、私も御年頃なのでしょうか、今年は結婚した人からの年賀状が三通もありました。一人は女の子で、一昨年暮れに結婚しましたから、夫婦揃った写真があります。他の二人は男の知人で、昨年結婚したため、結婚式の写真です。チキショウ! 妬けるぜ!
                      駅員@私にはまだまだ先の話になりそうです

2006年1月5日(木)
駅日誌(227) 「帰省・寄生・奇声」

12月28日から1月3日まで、実家に帰らせて戴きました。
で、先ずは謝罪から。年明け一発目に連作「白球十勇士」の続き、またはショートショートを書く予定だったのですが、風邪を貰ってしまい、余りにしんどくて断念。書くのは週末になりそうです。申し訳ありません。(誰も期待して居なかったりして… どうせ、俺の作品なんか… 鬱鬱鬱…)
おっと! こんな後ろ向きな事を考えていると、風邪が悪化しそうなので、とりあえず今回の日誌は、今回の帰省の事について。

今回は往復ともに先輩の車に乗せて貰いました。先輩でありますので、「運転を代わりましょうか?」と何度も進言したのですが、ことごとく却下! 私の鋭いドラテク(どうだか…)を全く信用していません。というわけで、何時間も運転させてしまいました。
さて、私は途中のSAで降り、そこから私鉄に乗って家に向かうのですが、見て下さい。右の写真(上)を。銀世界です。「高速を降りると、雪国だった」。幸い雪は降っていなかったのですが、以前降った雪が溶けずにずっと残っているのです。私はこうした如何にも田舎の育ちなのです。(生まれは大阪なのですが)
久々に地元の友人に会い、故郷に帰った筈なのに郷愁を覚えました。空間的な郷愁ではなく、時間的な郷愁です。「あの頃は良かったなあ」「あの時ああしてれば良かったなあ」等々。

嘗て神戸に住んでいた事があるというのは以前書きましたが、その時の友人に会う為に神戸市三宮にも行きました。
正月という事もあり、三宮にある神社「生田神社」に初詣に行きました。混んでいましたよ、やっぱり。前述の通り田舎者であり、人込みは余り好きではないのですが。
初詣したから何か良い事があるのか? 否、私は「神は死んだ」派ですので、神様の御利益はあんまり信じていないのですが、心理的な作用はあるとは思うので。
さて、神社近辺に拡声器を通して不審なテープが流れていました。「神がどうこう」と言っています。何ぞこれは!?
見ると、居酒屋やカラオケの宣伝の幟に混じって、至る所に黄色い幟を掲げたディープな面構えの人達が居ます。その幟には「裁きの時が来る」「復活されたキリスト」等の文字が書かれています。
私は個々人の信教の自由に関してとやかく言うつもりはありません。しかし、人々が神道の神殿である神社に初詣に向かっているその直ぐそばでこんな事をするのは下衆な行為だと思います。布教はどうぞ御自由にやって戴いたら良いのですが、何とも無粋と言うしかありません。
そして、彼等は何やら黒いワンボックスで移動しているようです。近くにそれらしいのが停まっていました(右写真下)。右翼の街宣車と何が違うのか? どちらも己の信条を持っているわけであり、それは責めません。しかし、路駐して、大音量で初詣に行く人々を否定するという行為…はっきり言いましょう。「お前等は救われない」
        駅員@当屠営地獄線は、いつでも乗車歓迎です

                   ▲ページTOPへ▲

              2006年1月度目次
 #227 「帰省・寄生・奇声」 明けましておめでとう御座います。
 #228 「年賀状」 木版年賀状。
 #229 「うわあ、よう寝た」 私の風邪の療養法。
 #230 「成人式」 犯罪記事によく出る職業。
 #231 「成人の日」 では私の成人式は?
 #232 「Detroit Rock City」 デトロイトモーターショー
 #233 「凶器を振り回す女」 雨上がりの街に出現。
 #234 「松下さんからのお便り」 石油温風器。
 #235 「下世話なハイソサエティ」 成城マーケット。
 #236 「乗り間違え」 愚かにも逆方向に。
 #237 「味噌と珈琲」 似てませんか?
 #238 「堀衛門御縄!?」 私、ライブM株持ってます。
 #239 「悪魔の掌」 我々は転がされているのかも。
 #240 「天誅!」 ライブドアショックで首を括る人も居るのでは?
 #241 「株・カメラ・達磨」 暗いニュースに沈むより。
 #242 「深い不快」 杜撰な背骨入り肉。
 #243 「白い雪と黒いマーク」 センターの日は雪が多いという試練。
 #244 「ザラメ」 雪がガリガリ。
 #245 「堀衛門御縄」 堀江逮捕。
 #246 「一癖ある絵」 会社の壁にあるレプリカ名画。
 #247 「八頭でも鯨♪」 牛は食う物、鯨は食わない物ですか。
 #248 「呪文」 女を侍らす呪文。
 #249 「雪上滑走」 スノーボードに行きました。
 #250 「うつぼ」 大阪ホームレス撤去。
 #251 「鴉天狗」 街に跋扈する鴉天狗。