2006年10月度目次
 #425 「牛丼祭」 10月1日〜5日吉牛復活第二弾。
 #426 「リクルートスーツ」 もう10月、内定式か。
 #427 「腎臓は二つあるやろうが!」 怖〜い。
 #428 「この証券の行く末は?」 ライブM株券払い出し。
 #429 「激しい雨」 三連休どうなる? & MT対AT。
 #430 「コロンブスのたまご」 不思議な矢。
 #431 「江ノ島」 サザン好きなのに初めて行きました。
 #432 「北の国から'06〜実験」 北朝鮮核実験。
 #433 「祝! セ・リーグ優勝」 燃えよドラゴンズ。
 #434 「鎮魂歌」 生音クラシック鑑賞。
 #435 「敵は蝦夷に在り」 パ・リーグ優勝決定。
 #436 「経済封鎖」 北朝鮮包囲網。
 #437 「銀幕寸評」 レンタルDVDで“コンスタンティン”。
 #438 「Escape to Hell」 自殺事件。
 #439 「三つ子の魂百まで」 宿題のやり方と仕事のやり方。
 #440 「生き延びた子」 中越地震から二年。
 #441 「サッポロ一番」 藤岡琢也氏逝去。
 #442 「燃焼龍軍○」 先ずは一つ。
 #443 「燃焼龍軍○×」 まだまだ! 並んだだけ。
 #444 「代理母ってどうなん?」 母の母が代理母。
 #445 「燃焼龍軍○××」 うぬぬ……まだまだ!
 #446 「燃焼龍軍○×××」 うっちゃれドラゴンズ。
 #447 「燃焼龍軍○××××」 日ハムおめでとうございます。
 #448 「世界史履修」 必修未履修問題。
 #449 「履修漏れ」 昨日の続きから話が逸れ…。
 #450 「バリゾーゴン」 悪口調査。
 #451 「銀幕寸評」 “サンキュー・スモーキング”。
 #452 「すうさいど・ぶるうす」 自殺自殺自殺自殺。

2006年10月31日(火)
駅日誌(452) 「すうさいど・ぶるうす」

自殺するのーが流行りーなら♪ 長生きするのーも流行り♪
わがままを通ーす男、ミサーイルマンが目を覚ーます♪
                                 〜ザ・ハイロウズ「ミサイルマン」より〜

先日、甲本ヒロトと、真島昌利の第三のバンド、クロマニヨンズのアルバムが発売されました。
早速購入して、聴いたのですが、私の中ではやっぱり今だに ブルーハーツ>ハイロウズ=クロマニヨンズですね。もうああいった熱く青臭いメッセージを投げる歳ではないのでしょうが。

さて、そんな事はさておき、今朝の日経新聞の三面記事欄には、自殺の記事が4件もありました。バブル崩壊後には自殺がグンと増えたものの、景気回復しても一向に減る気配がありません。というのも、今回の記事は金策に困った末というわけではなく、イジメや未履修隠蔽の挙句、という物でした。
泰山鴻毛。人の命は巨大な山より重くもあり、鳥の羽毛程軽くもあります。余談ですが、命と鳥の羽って何か関わりが多いですね。エジプトの神話では、アヌビス(黒犬顔の神)が死者を裁く折に天秤に死者の心と鳥の羽を乗せ、鳥の羽より軽い命を救うと言います。きっと、飛べない人間から見て、飛べる鳥というのは、神聖視されやすいのでしょうね。これは基督教の天使の背にある翼にも言えます。

閑話休題。折角地獄三丁目駅を運営しておりますので、地獄からのメッセージを発しましょうか。自殺は極力避けて頂きたい。というのも、近年人間の精神的質の下落が著しく、天国に対する地獄への転入者が増えており、人口過密ですから。
自殺は地獄行きなのです。そりゃそうだ、授かり物の自らを害する行為なのですから。折角虐げられた状態に耐え、天国に近付いているのに、そこで逃避してどうする!? それでは、苦労報われず、あまつさえ地獄で更に巨大な苦労が待っていて、あんまりです。
こんな事を書くと、非科学的だと言われるかも知れませんが、生きている者に迷惑をかける以上、褒められたものではないばかりか、罪悪(法の上でのではない)です。
                               駅員@被害者なのに地獄行きでは気の毒

2006年10月30日(月)
駅日誌(451) 「銀幕寸評」

勤め先の方から、映画を観れる券を頂きました。期限は10月中…そりゃくれるわけだ。とは言え、折角の頂き物ですから、今日は仕事を早めに切り上げて有難く映画を観に行きました。
というわけで、本日は素人による素人の為の銀幕寸評です。
通例通り、タイトルの右の☆は私の主観的評点で、5ッ☆満点です。

「サンキュー・スモーキング」 ☆☆☆☆
アメリカ映画で、原題は「Thank you for Smoking」です。
スモーキングとある通り、煙草を軸に据えた作品で、主人公は煙草メーカーの出資による煙草研究会の広報員です。
主人公は非常に弁の立つ男で、論点ずらしや逆批判、誘導、詭弁に長け、煙草の害悪を訴える様々な相手を手玉に取ります。そのやりとりを見ているだけでも、面白い作品ですが、同時に米国社会での煙草の立場や、また主人公の家族関係(離婚した妻と、親権が妻にある子供)、銃社会、社会の本音と建前等が、現代米国社会浮き彫りにします。
毒のある笑いの作品だと思いました。喫煙を助長する人が主人公でありながら、既得権を守る人間のダーティーな部分を見せ、寧ろ禁煙に向ける効果がある映画だと思いました。私を含む喫煙者は勿論の事、嫌煙者が観ても面白いし、ためになる映画だと思います。
というのも、これって、たまたま煙草が題材に使われていますが、端的に言うと、ディベートを映画にしたような作品なのです。ディベートとは即ち討論の腕を競う物であり、ディベートでの勝敗は、どちらが「正しいか」ではなく「正しいと思わせるか」でして、場合によっては自分の志向とは正反対でも論じて正しく思わせてしまう事が勝利です。
また、主人公と(親権は妻にある)息子のやりとりも中々素敵です。この子供がまた父に似てこまっしゃくれていて、それが面白いし、嗚呼矢張り親子なんだなと思わせます。後、主人公に打ち負かされる議員の神経質そうな顔も面白いので、見所です。
欠点を挙げるとすれば、展開を急ぎ過ぎているきらいがあるかな? という所です。これは、テンポの良い展開という長所でもあるのですがね。

                                      駅員@地獄三丁目駅推薦作品

2006年10月29日(日)
駅員(450) 「罵詈雑言」

オリコンって、音楽ソフトのランキング以外にも、色々な統計をやっているんですね。Yahoo!のニュースで、「ちょっとした一言が招く“心へのいじめ”」というオリコンの記事が紹介されていました。

「子供の頃に言われて傷付いた言葉」につき、中高生/大学生/20代社会人/30代/40代の5年齢層の男女各100名の計1,000名に対して実施したインターネット調査との事で、その回答の代表的な物が列記されています。
タイプ毎に分類されていますが、そのそれぞれの数は明記されておらず、統計資料的にはあまり有用ではないのですが、なかなか興味深いデータではあります。虐めによる自殺が話題になっていますが、言った側は非常に軽い気持ちですから、困り者です。
さて、その調査結果によると、矢張り最も多いのが「容姿」についてです。表面上の悪口はそれこそ幼稚園児でも言えますからね。程度が低い分、特に子供の頃には氾濫しています。
うわあ、出るわ出るわ「しゃくれ」「でこ」「ほくろ」「狐目」「たらこ唇」「出っ歯」「馬面」「毛深い」「ちび」「チビ黒サンボ」「短足」「独活の大木」「眼鏡」「ブス」「不細工」(記事にはもっとソフトに書かれていますが)……そして、栄えある最多票は「でぶ」関係!
これらは、良い大人が言うと非難の目で見られる訳ですが、今回の例は子供の頃の話ですからね。子供は純粋な分残酷なのです。
因みに、私はいまだにこういう低レベルの悪口は言う事(「下衆野郎」等)がありますし、言われる事(「チンピラ」等)もあります。ふと、思ったのですが、「デカチン」だったらどうでしょう? 子供の頃は非常に恥ずかしかったのが、大人になってからは長所になっているのだろうか?

さて、続いて「うざい」「死ね」等観念的な悪口。これは先程の外見に対する悪口よりも高度で且つ厄介です。外見については特徴をそのまま口に出しているので、場合によっては悪意は無い場合もありますが、こちらは、100%悪意ありです。う〜む、これに関しても、私も言う事(「ぶち殺すぞ」等)も言われる事(「死ねや!」等)もあります。

後は、家族関係に絡む物「妹は可愛いのにね」「お兄ちゃんは賢いのにね」等の比較や、「産まなければ良かった」等。子供心には傷付くでしょうね。これらは言う場面がないので、私は使った事がありません。尚、「産まなければ良かった」の派生として、「あんたは他所から拾って来た子や」というのがあります。この家族絡み分類は、大抵の人が言われた事があるのではないでしょうか?

当然、人を傷付ける発言ですから、言った者が悪いのですが、何だか昔より神経質になっている気がします。
私など、「阿呆」という発言はザラにしますが、これは「頭が悪い」と言いたいのではなく、悪意は全くありません。関西人の方なら分かって頂けると思いますが、そんなもんなのです。
また、言った者が悪いの原則はあるものの、言われる側にも何か理由がある事があります。上記第二分類が該当しますが、その言われる理由を指摘する事無く「うざい」では駄目ですよね。「ここがこうだからウザイ」とか言わないと。ん? いや、それはそれでキツイか……?
悪口と諫言・指摘の線引きってなかなか難しいですね。私は個人的には、こんな悪口の類なんて、ザラだと思っています。だんだん甘やかされ無菌室育ちの子供が増えているという事が根本の問題ではなかろうか、と思うのですが。
                                   駅員@人の口に戸は立てられません

2006年10月28日(土)
駅日誌(449) 「履修漏れ」

昨日の話題の続きですが、今朝の新聞ではもう300校を超えていましたね。全国には凡そ5,000校の高校があるそうですから、最早6%です。どこまで伸びるのでしょうか。受験を控えた大学生は大変ですね。何でも、補修時間が大量にあるとか。

しかし、これって実は他人事ではないかも知れません。今のところ、私の出身校はその対象になっていないのですが、もしかしたら引っ掛かったりして。その場合はどうなるのでしょうか? もし卒業していなかったという事になったら、大卒をスルーして一気に中卒になってしまうのでしょうか? いや、それは関係無いか。問題になるのは、高卒の人ですね。最終学歴が変わってしまうのは何かと問題です。
私の高校では、社会科は、一年で現代社会・地理を、二年で日本史・世界史をやり、三年では選択式だったと思います。一応問題無いのかな……? 学習指導要領をちゃんと読んでみないと分かりません。必修科目って何? 基本的に芸術系三種(美術・音楽・書道)が選択だった以外は一応全科目を最低一年は受けていますが。

さて、受験と言えば、最近知った事なのですが、米国のハーバード大学って、女性枠なんかあるんですね! その結果、学生数は男女数ほぼ半々。
流石はレディ・ファーストの国、と言いたい所ですが、「なんじゃこりゃ?」ですよね。
こんな枠を設ける事は差別以外の何物でもないでしょう。これではまるで、「どうせ女は馬鹿だから、専用枠を設けてやらないと男と同数は入れまい」と言っているように見えます。だって、女性枠を設けたって事は、その枠で合格した女性の数だけ、試験の成績が上回っていた男が落ちているわけですから。こんなことやってると、「ハーバード卒・男」の価値と「ハーバード卒・女」の価値が同等ではなくなり、普通に合格出来た才媛まで安く見積もられてしまいます。寧ろ、差別を助長してしまうのです。

話をもっと逸らしますが、こういうのって、「どこそこの国では閣僚の半分を女にする公約を掲げた」とかを目にしても感じます。単純に適性がある人間が、性別問わずそういうポストに就けば良い話ですよね。上記のハーバード大もそうですが、数字の遊びやってんじゃねえんだぞ、という話です。勿論、「女は男より劣る」と決め付けるのはナンセンスですが、「数を合わせる為に、より優れた者を弾いてでも女を入れる」のも同じくらいナンセンスですね。
同様の悪弊は、実は私の勤める会社にもあるのです。昨年あたりから、何やら女性課長・係長が急増しました。否、彼女等の資質がどうのこうのという話ではありません(俺に言わせれば、男女問わず資質が不足している管理職ばかりだからな! はっはっは!)。その比率急増という点が、何だか数合わせ臭くて……
優れた者は男だろうが女だろうが、社長にでも本部長にでもなれば良いのですよ。で、それに満たない者はならなくて良い。その結果管理職が男女半々だろうが、男だけだろうが、女だけだろうが構わないと思うのですが。まあ、一般庶民(私もそうですが)から見たら、それぞれの資質は見えませんから、単純に数字を見てしまうのでしょうがね。
                                            駅員@話が逸れました

2006年10月27日(金)
駅日誌(448) 「世界史履修」

一つが明らかになってから、ぽろぽろと出て来ましたね。まさしく堰堤は蟻穴より崩壊すの如しですね。高校の世界史未履修事件です。今のところ250校くらいですが、今後まだ増えそうです。

ニュース等によると、何でも世界史は社会科六種(世界史、日本史、地理、現代社会、公民、倫理だったっけ?)の中でも難しい方だとされているそうです。地理と日本史をも浅く包含するからでしょうかね? だから、受験対策として避ける傾向があるのだそうです。
これには私は意外に思いました。私は社会六種の中では世界史が最も得意で、自慢させて頂くと、センター試験では90点代後半を取りました。難しいも難しくないも、好きか嫌いかの話に過ぎないと思います。好きこそ物の上手なれです。
私の場合は、小学生の頃からTBSの世界不思議発見!を好んで観ていましたし、根本的に好きなのだと思います。近年番組の構成が変わってからは、あまり観なくなってしまったのですがね…
この嗜好は、私の宗教玩具思想の原因だと思います。
                                   駅員@さて、この事件どうなる事やら

2006年10月26日(木)
駅日誌(447) 「燃焼龍軍○××××」

札幌日本ハムファイターズ、日本一御目出度う御座います!! パチパチパチパチパチ…

はぁ〜…

今回の敗因は何と言っても「拙攻」の一言に尽きます。
先発投手は皆良く投げたし、打撃も全然打てなかったわけではありません。ただ、残塁及び併殺を食らう事が多かったのです。
序盤、燻っていた荒木がついに持ち味を活かして、ヘッドスライディングで士気を高めるも、この札幌では勝利を収められませんでした。
まあ、今更愚痴愚痴言うのもみっともないので、最もみっともない言葉でしめましょう。うちのチームには来年もあるし! 来年も優勝すれば良いだけの話だし! 日ハムに連覇は無理だろうし! はっはっはっは!
                                    駅員@最もみっともない負け惜しみ

2006年10月25日(水)
駅日誌(446) 「燃焼龍軍○×××」

うおおおおおおおおおおおお! もう後が無い! 三連敗です。そんな、まさか。今年は行けると思ったのに…ショボーン

待て待て待て待て! ただ三敗しただけである。四勝すれば良いのである。昨日の日誌を御覧下さい。

>北海道であと二つは難しくても、あと一つは取れる筈。その上で名古屋に帰れば勝機はあります。

そうなのです。今居るのは北海道。日本ハムのホームなのです。「天の時」「地の利」「人の和」の地の利は敵にあります。野球の場合、観客が居るので、「地の利」と「人の和」はセットになります。
しかし、「天の時」を得れば勝てます。
今日は昨日と同様、投手は頑張るも拙攻でした。野球の得点力というのは、何より「天の時」が最も作用すると思います。
明日、それを手繰り寄せれば良いのです。その上で名古屋に帰り、「地の利」「人の和」を味方に付ける事です。
                                 駅員@明日から「ドラ」マチック三連勝!

2006年10月24日(火)
駅日誌(445) 「燃焼龍軍○××」

うぬぬぬぬぬぬ…!! 1勝2敗。何、まだまだ。北海道という地の利がある以上、日本ハムが有利なのでしょう。この感じをずるずる続けさえしなければ、名古屋に戻って最終的には4勝という形となる筈。

それにしても、今日は拙攻でした。良かったのは私が観れなかった1回表の福留のタイムリーのみ。得意の繋ぐ野球が出来ず、ダブルプレーが三つも出てしまいました。
早く帰ってテレビを点けた時には、3-1とリードされて膠着状態でした。1回裏に3点を取られるも、朝倉の投球内容は素晴らしいものでした。しかし8回、攻撃同様得意の繋ぐ投球が出来ませんでした。3点を追加され、勝負あり。
今日の負けには、参りました。日曜日の負けとは大きく違います。日曜日は、本来の野球が出来ていながら、スタイルの似ている日ハムに競り負けたという印象ですが、今日は本来の野球が出来ていなかったと思います。北海道はもう寒い頃でしょう。気候的な条件もあるのでしょうか? 心配です。
しかし、冒頭でも申し上げた通り、地の利は敵にありますので、北海道三連戦の頭を取られるのはやむをえない事とも考えられます。明日以降、本来の野球が出来れば、必ず勝てます。北海道であと2つは難しくても、あと1つは取れる筈。その上で名古屋に戻れば、勝機はあります。
                                           駅員@燃えよドラゴンズ

2006年10月24日(火)
駅日誌(444) 「代理母ってどうなん?」

先日書きそびれたショッキングな話題がありますので、今日書こうと思います。不妊の妻と夫がいました。妻はその母親を代理母として夫婦の受精卵を母親の腹に入れ、出産したというニュースです。
あれって、どうなんですか!? 遺伝的には近親相姦みたいな悪影響は出ませんが、実質的にその妻から見れば、娘が妹であるという頓知みたいな状態なのです。不妊ゆえの体外受精は私は否定しません。だから、高田延彦夫妻のケースは支持します。しかしながら、上記の例はどうにも倫理観が疼きます。
その子にとって、婆さんが母さん、母さんが姉さん…真実を知ると、悩み多き子供になってしまいそうで心配です。知った時、精神は保てるでしょうか? 夫婦は子供が欲しくて生まれた以上満足でしょう。しかし、本当に自らの分身である子供の事を考えているのか? と思うのです。
その一方で、中絶を怠り、子供を便所に流したり、コインロッカーにぶち込んだり……人間とは業深き生き物よ。狼娘アマラとカマラの話と比較すると、畜生の方がよっぽど人間的にさえ思えてきます。

以前読んだダン・ブラウンの「天使と悪魔」に、体外受精による処女受胎の話が書かれていたのですが、これって人工的にジーザスを創れてしまうという恐ろしさを感じます。創られた救世主か……末世よのう。
                                          駅員@終末の刻は近い?

2006年10月22日(日)
駅日誌(443) 「燃焼龍軍○×」

残念無念。日本シリーズ第二戦は、5-2で日本ハムファイターズの勝利に終わりました。序盤には、井端の男気、福留の開眼、山本昌の安定があり、貰ったと思ったのですが、中盤以降流れが変わってしまいました。
キーは2-1時点で追加点を奪えそうな場面での失策。あの後引っ繰り返され崩れました。
矢張り流れという物は恐ろしい。物理法則では測れない力というものが世の中には存在するという事を実感しました。
しかし、今年の日本シリーズは一進一退の一時も目を離せない試合です。
正直、今日は負けて悔しいのですが、公平に見て、熱戦。非常に面白い試合だと言えます。

一日移動日を挟んで、火曜水曜木曜に北海道札幌ドームで三連戦です。
1勝1敗のタイで敵地に乗り込むわけですが、移動日でこの雰囲気を断ち切る事が重要です。
今日は追加点のチャンスが二度もありましたが、逃しました。そのチャンスへの組み立てという意味では、負けはしましたがドラゴンズの試合が出来ているとは思います。
リリーフが抑え切れなかった点は不安要素ですが、これはシーズン中でもあり得た話です。
で、次は敵地なので、DH制があります。これはパ・リーグルールですが、これを有利に使えたら、と思います。
                                      駅員@何、まだまだ並んだだけ

2006年10月21日(土)
駅日誌(442) 「燃焼龍軍○」

まずは一つ。それも接戦を制したという事は非常に大きな一歩です。
序盤ちょっと硬かったですが、シーズン中と同じ戦いが出来ていたと思います。シーズン中と同じ戦いが出来ていて、それで勝利したと言う事、これは期待出来ます。52年も日本一を逃していると言う事は、私はまだ贔屓の球団が日本一になる瞬間を見ていないのです。
日本シリーズでは初戦を制したチームが日本一になる確率が高いというデータも心強い限りです。
但し、勝利監督インタビューで落合も言っていましたが、先ずは1つ、その上で6戦中3勝をするわけですから、まだ五分以上の戦いをする必要があります。まだこれから、ですね。明日勝てば決定的だと思います。
                                        駅員@明日も期待しています

2006年10月20日(金)
駅日誌(441) 「サッポロ一番」

俳優の藤岡琢也氏が亡くなりました。
最近では「渡る世間は鬼ばかり」の料理屋のオヤジが有名ですが、私の中では「サッポロ一番」のおっさんというイメージが強いです。物心付いた時にはサッポロ一番のCMに出ていて、そのイメージが余りに強いせいかも知れません。更に名前を初めて見た時には、藤岡豚也かと思っていたという失礼な記憶もあります。
上記サッポロ一番のCMの時からおっさんで、今もおっさんですので、私の中では「永遠のおっさん」だったわけですが、体は随分衰えていたようですね。パッと見、そんなに変わっていないように見えますからね。当然細部を見ればやはり変化は見えるのですが。
こうなると、「永遠のおばさん」である森光子も心配になります。

DVDが出ていれば、藤岡琢也往年の出演映画でも借りてみようかな、と思います。
                                                  駅員@合掌

2006年10月19日(木)
駅日誌(440) 「生き延びた子」

新潟中越地震から、丸二年だそうです。もう二年、光陰矢の如しです。今朝の新聞に運動会のメダルを誇らしげに掲げる子供の写真が載っていました。中越地震で瓦礫の下に母と姉とともに生き埋めになり、一人生き延びた子です。あの時は赤ん坊という印象でしたが、すくすくと育っている模様です。
何でも、将来の夢は「宇宙飛行士になって、母と姉を迎えに行く事」だそうです。もう当時の記憶は無いのでしょうか。あった方が良いのか、無い方が良いのか、安穏と暮らしている私にはどちらであるべきかは言えません。
しかし、我々大人はあれを忘れてはいけないでしょう。ヒーローとなった少年には悪いですが、彼が生き延びた背景に無数の死者がいた事を忘れてはいけません。たまたま生き残った者とたまたま死んだ者なのです。心掛りなのは、彼が2歳の時に起きた事を認識し、受け止める歳を迎えた時です。ニヒルになってしまうのか、命を大事にするようになるのか。

私は日頃、平気で「死ね」だの「殺す」だの、汚い言葉を使います。そんな私を見て、何と軽々しい奴だ、と思われている事でしょう。しかし、私も、上記の子程ではないにせよ、それなりに死を見つめた経験があります。ただ、私の場合はそれがニヒルな方向に働いてしまったようです。
小学校に入るか入らないかの時に曾祖母がなくなりました。高校二年の頃に祖父が亡くなりました。これらは誰にでも来ることですが、私には他にもあります。
中学二年の時に担任教師が胃の病で亡くなりました。高校時代に中学時代の部活の先輩が自殺しました。大学時代にバイトの後輩がバイク事故で亡くなりました。
物心付く前にすべり台の上から転落しました。小学生の頃に高木から転落しました。大学時代に、凍った下り坂で自転車で転倒、私の頭の50cm隣を自動車が通り過ぎました。すぐに思いつくだけで、これだけあります。私はこれらの経験から、人間の生死なんて、ひょんな神の気まぐれで変わってしまうのだな、という事を実感するに至ったのです。
あの地震を生き延びた子供には、私のようになっては欲しくありません。是非、命を軽く考えてしまう方向ではなく、命を重く考える方向に育って欲しいと思います。
                                 駅員@青二才の発言に過ぎませんがね

2006年10月18日(水)
駅日誌(439) 「三つ子の魂百まで」

仕事で、大人数に調査票をばら撒き、各人からの報告をまとめるという事をしたのですが、締め切りギリギリ提出が多い事、期限遅れの多い事、提出率の悪い事、やっつけ仕事率の高い事……大勢の人間を制御する事が如何に難しいかを痛感致しました。「おるぁ!! 阿呆かお前らは!」と一喝出来れば楽なのですがね。
否、どうせ言うなら、そもそも今回の指令をトップダウンで発した人、それを引き受けた我が所属部署のリーダーである所の人、この人たちに言いたいですね。
当然、思った事はすぐに言う人間である私は、これを振られた当初に言いました。「これを行うのは良いのですが、どう活かしますか? ちゃんと活かされますか? これだけの人員を割くわけですが」と。さてさて、これがどう活かされるのか!? 楽しみに待ちましょう。御立派な方々ですから、私の思いも及ばないような有効活用をして下さる事でしょう!

ギリギリに多数提出された様を見て、期限遅れの様を見て、子持ちの人はちゃんと子供に夏休みや冬休みの宿題を始業式前にやらせているのかどうか、甚だ疑問です。子供に厳しく言えない後ろめたさを持ってはいないか!? 心配です。
それはさておき、昔から、夏休み最後の日になってから泣きながら宿題をやる図(それを周りから助ける家族の図)はよくあるケースです。
かく言う私にもありました。小学生の頃にやった事があります。それ以降は懲りて、例えば、夏休みなら、7月中にスタートダッシュで片付けるようになりました。未来日記を書いちゃった事もあります。
一方で、性懲りも無く毎年同じ事を繰り返している人もいましたね。中にはドロップアウトしちゃう奴等もいましたが、中高生になっても同じ事をやっている人がいました。泣きはしませんが、最終日に徹夜とか。

それにしても、小学生は何で8月31日に宿題が終わっていない旨を明かすのでしょうか?
31日夜に子供が泣きながら宿題が終わっていない事を明かし、親は「何で今頃言うんだ!」となります。何で今頃言うのか? その答えは明確です。31日夜にそう訴える子供は、いざとなったら助けてもらえるという腹があるのです。仮に30日に宿題が終わっていないと訴えるとどうなるでしょうか? 「今すぐやれ!(自力で)」という返答は目に見えています。
「いざとなったら助けて貰える」&「ギリギリにならない限りは自力でやるように言われる」
これです。これにいつまでも甘えている子供は三つ子の魂百まで、となるわけです。
というわけで、冒頭に話が戻ります。
私が愚痴った、ギリ提出、遅れ提出、やっつけ提出……これらは、この学校の宿題への向き合い方の延長線上にあるのでしょうね。三つ子の魂百までで養われた物ですから、おいそれとは治らないでしょう。
                                              駅員@ガクッ…orz

2006年10月17日(火)
駅日誌(438) 「Escape to Hell」

福岡で自殺事件がありました。中学二年生が虐めを苦に自殺です。
事件そのものよりも、こういう事件が珍しくなくなり、意外と冷静に受け止めてしまっている自分や世間が恐ろしくなります。
新聞記事やニュースで目にした、自殺前の自殺少年と虐めっ子のやりとりの「自殺なんてしないよな、ちんぽ見せろ」という虐めっ子の台詞。その前段と後段の繋がりのわけ分からなさに可笑しさまで感じている冷酷な自分がいます。頭の足りない虐めっ子に死に追いやられたわけです。
死に追いやられたと言えば、虐めの発端はどうも当時の担任教師にも責任がある、との事です。自殺少年が家で見ていたインターネットサイトにつき、何か良からぬものだったのか、親が担任に相談したそうです。教師は学校で大っぴらにその話をし、それが引き金になって「偽善者」だの何だの言われるようになったそうです。
何を見ていたのかが、非常に気になります。偽善者呼ばわりされるような代物だったのでしょうか。はたまた、普段異性に全く興味が無い振りを装いながら、実はエロサイトを見ていたのでしょうか。この詮索は、その自殺少年の家族への仕打となりますので、やめておきましょう。この詮索は私の嫌悪するマスコミの姿勢と何も変わりません。

個人的には、自殺のニュースを耳にする度、「自殺するくらいなら、何で自殺まで追い込むような連中をぶっ殺してからにしないのだろう?」と思います。私だったら、自分を死に追い込むような奴はぶっ殺してから果てます。もしかしたら、「ぶっ殺す」前に「ぶっ倒した」だけで問題は解決するやも知れません。まあ、これは性格の問題ではあり、こういう性格の人間はそもそも自殺等しないのかも知れません。

また、よく言われるのは「自殺は地獄行き」だという事。私は別段信仰心は持ち合わせていませんが、この理屈は理解出来ます。天に与えられた物を粗末にする行為であり、また家族及び周囲の人間を深い哀しみに突き落とす行為ですから。
自己犠牲という事であれば、それは善行なのかも知れませんが、逃避としての自殺は罪(犯罪ではなくて)でしょう。しかし、もっと悪いのは死に追い込む連中ですから、情状酌量の余地はありますが。第三者としては月並みですが、「死ぬ覚悟があるくらいなら、死ぬ気で生きろ」としか言えません。
                駅員@私のこういう意見が自殺志願者をより苦しめるのでしょうか?

2006年10月15日(日)
駅日誌(437) 「銀幕寸評」

レンタルDVDで、「コンスタンティン」という作品を観ました。今回はその寸評を。毎度の通り、映画を観ての私見です。タイトルの右にある☆は主観的評点であり、私の好みも大いに反映されています。5ッ☆満点です。

「コンスタンティン」 ☆☆☆☆
2005年米国。キアヌ・リーブス主演の悪魔祓いアクション映画です。原作はどうやらアメリカ漫画のようです。主人公の名前がコンスタンティンで、それがそのままタイトルになっています。これは、ラテン語系の名前で、ローマ皇帝やローマ法王によくある「コンスタンティヌス」と同義の英語読みですね。
世界観としては、世の中は現世(人間の住まう世界)と、地獄(悪魔の住まう世界)、天国(天使の住まう世界)の三層構造となっており、現世からの死者がいずれかの世界に移るという形となっています。この部分は、ありがちで単純な構造ですが、基本的に、悪魔と天使は現世への直接干渉は禁じられていて、信仰して導いたり、唆して堕落させたりで、それぞれの世界の勢力拡大を図っているという構図です。天使、悪魔が「ハーフ・ブリード」という名称で人間に化けて潜り込んでおり、彼等が天使の囁き、悪魔の囁き、という形で信仰心を篤くしたり、悪に走らせたり、気を狂わせたりという間接干渉を行います。
主人公は、人間とハーフ・ブリードを見分ける特異能力を持つため、悪魔祓いを生業としている、という話です。

基督教国であるアメリカ映画なので、多分に基督教的な要素が強く、基督教関係の予備知識がないとわけが分からない部分も多いと思います。幸いにして、私は宗教全般に対し、信仰無き興味本位で多少知っていますので、概ね理解出来たと思います。
ただ、所々分かり難いかも知れませんが、流石は大衆芸能大国米国、予備知識がなくても、映像の面白さ等で観れる作品だと思います。映像の面白さの例として、短い時間ですが地獄へと足を運ぶシーン(3つの世界全てを繋ぐ媒体としての水を介して移動)があるのですが、その地獄の描写は、現世のその場所が焼けた廃墟になった姿で表されており、地獄に堕ちた亡者をガリガリの悪魔が追いかけ回っています。

キーとなるのはゴルゴタの丘で磔刑に処されたキリストを刺したと言われる「ロンギヌスの槍」です。これをたまたま発掘したメキシコ人に、魔王(ルシファー)の息子(マモン)が憑依し、現世での実体化を図ります。それを阻止するというのが、ストーリー上の主人公の目的になります。しかし、それは正義を行うという意図ではなく、ヘビースモーカーが祟って肺癌で余命幾許も無い主人公が天国に行きたいが為に行う善行なのです。
紆余曲折を経て、最終的にマモンを追い詰めますが、そこに意外な伏兵が現れ妨害します。
窮地に追い込まれたコンスタンティンが取った手は、伏せます。アクションを期待する人には何やこれ? な決着ですが、この部分は私は非常に面白いと思いました。終わり方は異なるのですが、ゲーテ「ファウスト」のような味がします。
尚、2を意識したような終り方になっていますが、この作品の見所はこのマモン追い詰め後の急転直下部分ですから、2もこれくらい面白く出来るかどうかは大いに怪しいです。
                                               駅員@素人評論

2006年10月14日(土)
駅日誌(436) 「経済封鎖」

北朝鮮の核実験の波紋。日本は速攻で経済制裁の姿勢を取り、国連でも米国案で決まりそうな見込みです。
しかし、周辺国全てが経済制裁を行うというのは、経済封鎖という状態です。私は基本的に北朝鮮への制裁には賛成ではあるのですが、これって、嘗て日本が喰らったABCD包囲網と状態は似ています。そもそも、その発端となった原因は日本のそれと、今回の北朝鮮とは大きく違うのですが、日本に巣食う売国奴は、先の大戦を否定しない「ABCD包囲網のせいで戦に赴かざるを得なかった」という論理を逆手に取り兼ねず、気掛かりです。
即ち、「北朝鮮は拉致をしていない」と言っていた某党の馬鹿どもが、「北朝鮮が、ABCD包囲網同様の目に遭っては暴走して危険だ」という論調を出し得るのです。少なくとも日本の経済制裁は決まったので、遅いのですが。
それ以前に、某党も北朝鮮擁護発言で、大きく議席を減らし、いまや無くても良い党に成り下がっているので、発言力は皆無に等しいのですが。

さて、日本にある政党もわけが分からないですよね。私なりに再編案を提示しましょう。基本的には民主党の二大政党制論に賛成です(しかし、それは自民と民主ではない)。
青党vs赤党という形で如何? 右寄りの青、左よりの赤で。右党・左党の方が分かり易いのですが、日本では「右寄り」という表現は敬遠されがちですからね。
意見が割れる問題には全て反対の政策を掲げ、そのどちらが良いかを国民に問う。これがベストだと思います。
現状の政党からは、青党には、非抵抗勢力系自民党員、非社会党系民主党員を。赤党には共産党員、社会党系民主党員を。上記に入らなかった連中(抵抗勢力、社民党、公明党等)は、全員無所属に。パーティーラインに相容れない人は無所属で構わないでしょう。
基本路線としては、以下の通りを考えます。
青:小さな政府、蟻とキリギリス的資本主義、スタートの平等重視、拳法9条改正。

赤:大きな政府、資本主義修正度合い大、ゴールの平等重視、憲法9条維持。
例えば、憲法改正については、賛成の中の微妙なニュアンス、反対の中の微妙なニュアンスもあり、千差万別だから二つに割るのは難しいとは思いますが、結局微妙なニュアンスにバラけたら何も決まらず玉虫色です。これは衆愚の弊害と言えるでしょう。
ですから、「今は改正時期尚早だ」と言う人も、とりあえずは赤党に投票すれば良いのではないか、と思います。
…と、思ったのですが、問題は対米協調ですね。これはどちらにすべきか。
                                    駅員@二党では苦しいか…黄党?

2006年10月13日(金)
駅日誌(435) 「敵は蝦夷に在り」

パ・リーグ・プレーオフ二回戦、日ハムvsソフトバンクは、日ハムのストレート勝ちに終わりました。という事は、中日ファンの私としては、敵は蝦夷に在りです。
今回は、日ハムにもソフトバンクにもドラマがありました。どちらが勝っても不思議ではなかったですね。王貞治の病からの復帰、新庄の引退。

試合は、名古屋と札幌か。観に行けそうにはありません。テレビ観戦としますか。いや、待てよ。元々日ハムは、東京ドームでしたから、東京ドームで巨大モニターでやるかも知れませんね。とは言え、その場合は大半が日ハムファンになってしまうわけですが。
                                          駅員@龍がハムを食べる

2006年10月11日(水)
駅日誌(434) 「鎮魂歌」

ディーいェ〜ス いーれッ♪ ディーいェ〜ス いーラッ♪
            〜ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト「Requiem〜2.Dies irae」より〜

小一殺しのゴミ野郎、小林死刑囚への鎮魂歌ではありません。あんな野郎は地獄に来て苦しんでもらいますから。それ以前に、私はアンチクライストなので(基督教に限らず、特定の信仰は持ちません。玩具としてなら、基督教も好きです)、鎮魂出来ませんが。
今日、東京オペラシティに、モーツァルトのレクイエムを聴きに行ったのでした。モーツァルト生誕250周年なので、今年はモーツァルト関係のコンサートが多いそうです。モーツァルトの曲でモーツァルトの鎮魂を行うかのような何やらブラックな香りがします。
「駅員よ、貴様は生音クラシックを聴きに行く程の関心を持っているのか?」と問われそうですが、キッカケは知人がそのコーラス隊の中で歌うからなのです。\4,000也。決して安くはないのですが、損をした気は全くしません。ライブっていうのはやっぱり良いですよ、ジャンルに関係無く。

前半はインストの交響曲で、後半がレクイエムという構成でした。
私はステージから遠く、向かって左側の壁に沿った横向きの席に座っていたので、ステージ上の向かって左側は全く見えませんでした。しかも、隣に座ってた姉ちゃんが身を乗り出すので、厄介でした。
しかし、私はべーシストの心得がほんのちょっとだけあるので、コントラバス奏者が見える位置だったのは良かったと思います。極少しですが、多分ピチカート(弓ではなく指弾き)をしている部分もありましたし。コントラバスのピチカートという事は、それはウッドベースなのです。
そう言えば、あれって、フレットとか無いですよね? 難しそうです。
当の知人は発見出来ず。ていうか、遠いから一人一人の顔が見分けられませんでした。
                                      駅員@趣味:芸術鑑賞ほぼ全般

2006年10月10日(火)
駅日誌(433) 「祝! セ・リーグ優勝」

僕も貴方も願ってる♪ 祈る気持ちで待っている♪ それは一言優勝だ♪
俺流監督の胴上げだ♪ 良いぞ頑張れドラゴンズ♪ 燃えよドラゴンズ♪
頑張れ頑張れドラゴンズ♪ 燃えよドラゴンズ♪
                          〜中日ドラゴンズ応援歌「燃えよドラゴンズ」より〜

巨人を撃破し、中日ドラゴンズの優勝が決まりました。万歳。
東京ドームの試合だったので、よっぽど観に行きたかったのですが、御仕事がありまして…残念ながら、ちょこちょこYahoo! Sportsでリアルタイム情報を見ていました。
当初、ウッズの3ランで、やったと思ったのも束の間、会社を出た頃には3−3に並ばれ、冷や冷やしましたが、帰って見てみると、延長12回福留の決勝弾! ウッズの駄目押し満塁本塁打! 勝利でした。
しかしながら、正念場はここからです。中日はもう50年もの間、リーグ優勝は何回かしていますが、日本一は取れていないのです。まだまだ気は抜けません。相手は日ハムかソフトバンク。
……うおお、関東での試合が無いではないか! 名古屋と、札幌か福岡か…どこも遠い!!
日本シリーズは観に行きたかったのですが…う〜む。
                       駅員@三勝時点で名古屋なら、名古屋遠征くらいなら…

2006年10月9日(月)
駅日誌(432) 「北の国から'06〜実験」

あーあーあああああーあー♪
                                     〜さだまさし「北の国から」より〜

今日の話題は、北朝鮮の核実験です。やりやがりましたね。失敗したとの噂ですが、成功していたら、即ちすぐにでも日本に三発目の核爆弾を放り込める事になります。
ミサイル実験に続き、核実験ですから。目的は何でしょうか? ともに狙いは、「核実験を凍結するから、その代わり経済制裁を解いてね☆」というなめた要求だと考えられています。現状は、そんなずるい方法は撥ね付けていますが、しかし、今後も核実験を継続して成功すると、脅しの効果が段違いに上がりますから心配です。金正日暗殺出来ないかなあ…

しかし、ここで「日本も核武装しないと心配だ」というのは早計でしょう。代わりに早急にMD(ミサイル防衛)あるいはそれに代わる鉄壁防御系の兵器を配備した方が良いと思います。
北朝鮮が発射するとそれをすぐに察知し、北朝鮮の領土に撃ち落せるような兵器があれば理想なのですが。そう簡単には行きませんがね。
それどころか、そんな都合の良い物が作れたら、核保有五大国と真っ向から肩を並べられる事になりますね。
米軍が核ミサイルを撃てば米国領に撃ち落し、中国が核ミサイルを撃てば中国領に撃ち落すという具合です。夢物語か。

せっかくの夢物語ですから、妄想を膨らませてみましょう。妄想ですよ、あくまで。

日本国防の要、オールレンジミサイル迎撃システム「千手千眼観音」完成!
千手千眼観音とは、千手観音の別名で、千の手とその掌に一つずつ、千の目を持つ菩薩です。その名前を付けられた「千手千眼観音」ですが、全世界に行き届くレーダー(千眼)により、ミサイルの発射された瞬間を察知します。その直後に撃ち落す(千手)という寸法です。
日本では、高速増殖炉等に「もんじゅ(文殊菩薩)」、「ふげん(普賢菩薩)」というネーミングをしているので、ピッタリかと。
で、侵攻力は無いものの、鉄壁の防御=防衛の本分を身に付けた日本は、日米同盟を即刻破棄! 米国の外交で賛成しかねるものには真っ向から反対出来る様になりました。そうなると、ソフトパワーには定評のある日本ですから、黙っていません。そうです、パックス・ジャポニカの到来です! なーんて、やはり夢物語ですかね…
                                     駅員@パックス・ジャポニカ希望!

2006年10月8日(日)
駅日誌(431) 「江ノ島」

昨日の「矢れば出来る」の実験は、見事に失敗致しました。ちょっと強引に入れると、矢が潰れてしまったのです。但し、原理は理解できました。即ち、ヒントには「まげわっぱ作り」「やかん」とあったので、熱湯に晒して、軟らかくするという方法のようです。
実際に矢を煮てみました。煮た上で、水で冷やし、その矢尻を指で挟んで力を込めると弾力があったので、行ける! と思ったのですが、まだ軟らかさが不足していた様です。穴にもう少しで矢尻が通るという所で、矢は壊れてしまいました。
一晩水に浸けて、その後、もっと長時間の煮込みが必要だったのでしょう。


さて、今日のタイトルは「江ノ島」です。私は、サザンが好きでありながら、今まで江ノ電に乗った事も、江ノ島に行った事も無かったので、今回行って来ました。
先ずはJRに揺られて、鎌倉駅へ。鎌倉駅にはレンタサイクルがあるという事を調べていたので、鎌倉〜江ノ島をチャリで行く計画だったのです。
ところが、レンタサイクルは既に全て出払っているとの事。やむなく、江ノ電に変更し、江ノ島に向かいました。
←江ノ電←帰路、夕日に富嶽。


嘗ては地続きだった所に掛けられた橋を渡り江ノ島に向かいます。

右手には富嶽が。今日は晴天に恵まれたので、クッキリとその姿を見せていました。

さて、江ノ島内部ですが、一言で言って、カオスの島ですね。ここは。
神道と仏教が軒を競っている様な状態です。その上、土産物が発達していますから、胡散臭い物も売られており、まさしく混沌の島です。ただ、神道、仏教ともに、女神を祀っている島である様です。仏教の方は、七福神の弁財天ですね。
弁財天(=サラスヴァティ)とは、芸能を司る神で、主に琵琶のような楽器を持った女性の姿で描かれます。この島の弁天は、八臂弁財天という、腕が八本あるという珍しい物でした。宗教玩具派の私としては、興味深い像です。
で、厄介なのは、登っている途中で祀ってある神が、神道なのか仏教なのかをチェックしてからでないと、迂闊に手を合わせられない事です。世の中、気にしない人も多いのですが、基本的に仏教では手を叩かずに合わせて拝み、神道ではニ拝ニ拍手一拝という手順です。
私も子供の頃、仏式のお墓に対して、手をパンパンと二拍手して拝んで怒られたものですが、これは宗教毎の作法の違いですね。そのお堂がどっちなのかを見てからでないと過ちを犯してしまうという状態でした。
奥津宮。筝の達人像と猫。


展望台に登り、再び海や富嶽や街を眺めて、鳶を目で追った後、太平洋側にある岩屋(波で削られた洞窟)に入ります。と、その通り道で、名前を呼ばれました。会社の同僚が現れたのです。私が一人で観光しているのに対し、そいつは彼女と。とほほ、羨ましいぜ、チキショウ!
←観光客の弁当を狙っている鳶

島内で「しらす丼」を食べ、「江ノ島ビール」を飲みました。本当は「生しらす丼」が食べたかったのですが、もう無いとの事で、釜揚げです。江ノ島ビールは非常に軽いビールでした。
しかし、よく見るとこのビール、新潟で作っているそうです。え〜!? 正真正銘の地ビールというわけではないんですね。藤沢市で作っていて欲しかった…
                                  駅員@帰りは湘南モノレールで大船へ

2006年10月7日(土)
駅日誌(430) 「コロンブスのたまご」

1492年に大西洋横断に成功したクリストファー・コロンブスはあまりにも有名です。南米コロンビアの国名は、彼の名前から取られているそうです。
さて、そのコロンビアの逸話として有名なのが「コロンブスのたまご」という話です。舞台設定等はいい加減ですが、大体以下のような話です。
飲み屋かなんかで、酔払いが、このたまごを立てる事が出来た奴に一杯奢ってやると言いました。いろいろな人がたまごを立てるのに失敗する中、只一人成功したのがコロンブスだったのです。その方法とは、たまごの尖っていない側の一部を割って、凹みを作ったという、聞いてみればインチキ臭い、どうってこと無い方法でした。
これが転じて、不可能を可能にするのは、小さな発想の転換によるという説明でよく使われる言葉になりました。

さて、今回摩訶不思議な物を入手致しました。まさしくコロンブスのたまご的です。
「矢れば出来る」\800也。五円玉と、木製の矢の模型という到底\800の価値が無い物なのですが、これを\800たらしめている点は、五円玉の穴にその矢が通っているという点です。矢の模型は矢尻及び、羽の部分も木製で、一枚板で作られています。矢尻と羽の部分は五円玉の穴よりも太く、到底通らない所に矢が通っているのです。
←五円玉は当然本物の黄銅硬貨です。

一体どうやって作ったのか? ヒントはこれを販売している「工房いるか」というサイトの中の「不思議矢」コーナーに載っています。
この商品は、矢と五円玉が2セット入っていて、1セットは上記の通り矢が通っていて、もう1セットは「自分で通してみろ」というわけでバラバラです。
知恵の輪の類ではなく、そのままでは通せません。
果たして、私はちゃんとヒントを読み取れているのか? 今からチャレンジです。
                                   駅員@尚、昨日のWBSで見た物です

2006年10月6日(金)
駅日誌(429) 「激しい雨」

今日は雨が激しく降っていました。その上、下手をすると傘がぶっ壊れる程の強風です。傘を差していても、横殴りの雨が脚にかかって来ます。
いやー参った参った。台風のシーズンですから、これからもこんな日が来るでしょうね。
明日から三連休だというのに。明日以降は雨は止むでしょうか。折角の三連休なので、泊まりにするかどうかは別にして、どこかへ遠出したいと思います。愛車206か或いは電車で。

以前も書きましたが、私の車は、運転の面白さ、燃費、安全性の三点からMTです。
(1)任意の回転数で走れるという事、シフトチェンジのタイミングを自ら選べる自由。(2)機械の若干の軽さ、(ATだと機械がやっている事を人間がやる事による)機械の活動エネルギーの節約。(3)ペダルの踏み間違えや不意のクリープの回避と、アクセルオフの減速による安全性、の三点です。流石に渋滞上り坂は辛いですが、たったその一時のためにATを選ぶ気はありませんでした。
そんなMTユーザーの私は、ATユーザー(の一部)に言いたい事があります。
山道等長い下り坂でブレーキを断続的に踏むな! であります。ATユーザーに限りませんし、ATユーザー全てがやっているわけではありませんが。
後ろを走っている私が疲れるのと同時に、何より本人が危ないのです。

ブレーキというのは、要は車輪に付いている板に、別の板を押し付けて、その摩擦で車輪を止めようとする機構です。摩擦ですから、当然熱が発生します。木と木を擦り合わせて火を起こせるくらいですから、摩擦熱も馬鹿には出来ません。で、熱が上がりすぎると、ブレーキが利かなくなるのです。
「ブレーキを踏まないと、転がって速くなっちゃう」と言う方は、エンジンブレーキを知らないのと同じです。ATレバーの「D」の下に「1」や「2」があるのは何の為なのか? を再考しましょう。
                              駅員@話が逸れました。明日天気になあれ。

2006年10月5日(木)
駅日誌(428) 「この証券の行く末は?」

ホリエモン事件で上場廃止となった、ライブドアマーケティングの株式を2株、私は保有しています。そこに、中央三井信託銀行から、名義書換の文書が届きました。
上場廃止したため、株券振替保管機構(=証券会社)が売買等の便宜の為に私の株券を預かっていてくれた制度が使えなくなります。一旦、株券の現物を払い出し、名義変更の手続きを踏まないと、株主の権利喪失に至ってしまうそうです。

というわけで、口座を開いている証券会社から払い出した株券が届きました。
立派な紙です。しかし、今のところこの紙は無価値…しかしながら、株券の現物を手元に置くのは初めてなので、記念撮影を致しました。尚、今後は株式の電子化が進みますので、私が株券の現物にお目にかかるのはこれで最後かも知れません。
券の番号の所はぼかしを入れました。


さて、ライブドアマーケティングは、上場廃止後、潟<fィアイノベーションという会社に生まれ変わり、再起を図るそうです。
まあ、一度はどぶに捨てた金。気長に待ちましょうか。

                           駅員@未上場でも配当とか貰えるんでしょうか?

2006年10月4日(水)
駅日誌(427) 「腎臓は二つあるやろうが!」

恐ろしいですね。宇和島の臓器売買事件についてです。
「腎臓売れ」と言えば、かつての日栄事件が有名ですが、今回はそれとは違って複雑みたいです。日栄事件は、債務者の借金を補填する金を作らせるためなので、非道徳ではありますが、金を借りた以上は、借りた物を返さない奴が悪いとも言えます。
それに対して今回は、何と、借り手が貸し手に腎臓を売らせたとの事。医師が確認不足だったの何だの色々騒がれていますね。

生体移植は私は絶対に嫌ですね。献血は好きなのですが、臓器や骨髄はちょっと…特に骨髄を取るのは物凄く痛いらしいですからね。
一方で、脳死後は体のパーツは全て人にあげても良いです。現に私はドナーカードの全てに丸を付け、且つ「その他」の欄には「パーツ全部」と書いて携帯しています。
肉体等は現世に存在するための魂の乗物みたいな物ですからね。魂だなんて輪廻転生を信じている訳ではないのですが、肉体なんて滅びた時は、パーツ取りの素材にしちゃって貰いたいです。それで一人でも生き延びられるなら良いじゃないかと思います。
あ、でもアイバンクには登録していません。登録の仕方が分かりませんので。
                              駅員@不意に死んだらドナーカードを見よ!

2006年10月3日(火)
駅日誌(426) 「リクルートスーツ」

昨日はリクルートスーツの若者が沢山街に歩いていました。もう10月、正式な内定内定式でもあったのでしょう。就職に関する協定として、10月までは正式には内定は出せません。一方的な青田買いを避ける為ですね。
私がああいう初々しい立場だったのは、もう何年も昔の話です。今では、初々しさの欠片もなく、会社では言いたい放題。上の人間にもかなり失敬な事を言っています。
それも偏に、「ああこの人には一生かかっても敵わないな」と思わせるような尤物が居ないからでしょう(←こういう物言いがいけないのだ)。とは言え、それくらいの人物の居る組織に入れなった私のせいなのですがね。

さて、女性の衣装の中で私の好きな物の一つに、リクルートスーツがあります。私の目には可愛さ2割増くらいに映ります。スーツの色は黒、スカートはタイト、白の開襟シャツ…有り触れたベッタベタなコーディネートですが、これがベストです。たま〜に、スカートがちょっと広がったタイプの人が居ますが、あれは何か野暮ったく見えます。
あ、いや! 私は何も卑猥な目でそういう女性を見ているわけではないですよ!
                                 駅員@慌てて否定するなんて、怪しい…

2006年10月1日(日)
駅日誌(425) 「牛丼祭」

9月18日に、数量限定吉野家牛丼復活が果たされました。
私は、その時は食べませんでした。「早い・美味い・安い」が売りの吉野家。そこで並んで食べるなんて愚の骨頂。テレビのニュースで観た、長時間並んだ方は御苦労様ですが、私は「並ばず入る→座りつつ注文→すぐ出る→食べる→精算→店を出る」が10〜15分で済まない事には吉野家に行く意味が半減だと思ったので。

というわけで、復活第二弾(10月1日〜5日)の今日、食べに行ってきました。雨だし、すぐに食べられるだろうと思ったのです。ちょっと混みがちではありましたが、まあ以前もよく見られた程度の混み方です。
席について、丸坊主の高校生くらいの餓鬼が10人程居る事に気が付きました。皆揃いの服を着ていてその胸には「なんとかフットボール」とありましたので、アメフト部員でしょう。ぐるりと回るカウンターを挟んで、喋りながら食っていました。長々と…… そういう面子なら、ファミレスに行けよと……
それはさておき、素早く食べ終えた私は店を後にしたのでした。味は、ちょっと以前と違う気もします。100%米国産牛というわけではないのでは? というのが私の見解です。

以前、背骨入り牛肉を日本に送りつけたFuckin' Crazy Yankeeのなめた態度には非常に立腹しましたが、吉野家の手で、ちゃんと検査されているという事を信じましょう。
ていうか、BSEが話題になる前は平気で食べていた人が急に食べなくなっても、本当に観戦する疑いが高いのならもう手遅れでしょう。手遅れではない程度のリスクであれば、食べ続けても0.01%のリスクが0.02%に上がる程度ではないでしょうか。

駅員@だいたい、リスクに過敏な人は手抜きして外食しちゃ駄目
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