2007年1月度目次
 #497 「猪突猛進」 そしてまた新たな1年が。
 #498 「畜生道」 妹殺しの件。
 #499 「OZMA」 紅白騒動に対する私見。
 #500 「死せるフセイン…」 負の影響力。
 #501 「サーカディアンリズム」 体内時計について。
 #502 「漫画ドリーム」 今回は漫画の話。
 #503 「合格祈願ブーム」 受験シーズンですなあ。
 #504 「クレイ爺さん」 頭と品の悪そうな爺が。
 #505 「カラーコード」 第三のバーコード。
 #506 「ペコちゃんは女衒に買われるのか?」 不二家の心配。
 #507 「銀幕寸評」 レンタルDVD“V for Vendetta”。
 #508 「ニコルのケツに生クリーム」 某CM。
 #509 「そんなのライダーじゃない!」 電車を使う仮面ライダー。
 #510 「はや十二年」 阪神・淡路大震災から12年。
 #511 「KKD」 新宿サザンテラスのドーナツ屋。
 #512 「妄想を申そう」 都市伝説はこうして出来るんだな。
 #513 「納豆騒動」 馬鹿と情報は使いよう。
 #514 「国立新美術館」 趣味:芸術鑑賞。
 #515 「2007年これが流行る!」 果汁100%炭酸、どうでしょうか?
 #516 「裁判員制度」 2009年から始まります。
 #517 「あるある会員は被害者か」 食傷気味の話題ですが。
 #518 「八百長相撲?」 朝青龍疑惑。
 #519 「雪板」 土日にスノボ。
 #520 「赤面症」 恥ずかしがり屋。
 #521 「Welcome to VISTA」 ビスタ発売。
 #522 「アハ! ピクチャー」 カロリーメイトのオマケ。

2007年1月31日(水)
駅日誌(522) 「アハ! ピクチャー」

大塚製薬のカロリーメイトに、今、受験生応援シーズン企画として、「アハ! ピクチャー」なるオマケが付いています。
←箱前面に貼ってあります。

「アハ! ピクチャー」……一体何ぞや? 「ひらめきを鍛えるもの」と書いてあります。私は多胡輝の「頭の体操」のようなひらめきを問うクイズが大好きなので、興味を惹かれます。早速1個買ってみました。
ふむふむ、ソニーコンピュータサイエンス研究所・茂木健一郎博士監修の、図を用いたクイズだそうです。なるほどなるほど、モノクロ写真をとことんハイコントラストにしたような絵が描いてあります。絵の方向も分かりませんが、くるくる回している内に答えが分かりました(私のは交通信号でした)。これは結構面白いですね。全10種類あるそうです。しばらく続くようならまた買ってしまいそうです。
このタイプのクイズとしては、犬のダルメシアンを用いた「この中には動物が居ますが、何が居るでしょう?(A:犬)」が最も有名です。牛やパンダを用いて何頭居るでしょう? というクイズもありそうですね。
                          駅員@意外と頭柔らかい? ええ、殆ど溶けてます

2007年1月30日(火)
駅日誌(521) 「Welcome to VISTA」

トヨタのちゅーとハンパなセダン、ビスタ(オーナーの方、御免なさい(出来は良い車です)。今日の日誌のタイトルはトヨタ・ビスタの宣伝コピーなのですが、今日の話題はそれではなく、同じ名前のウィンドウズ・ビスタ発売についてです。
出だしは好調……とはいかないようですが、それでも昨夜12時(今朝0時)には一番乗りゲットのために並んだ人も居たようです。これって、ドラクエに並ぶゲーマーと同じじゃないか! 初物好きの日本人らしいと言えば、らしいのですが。先日当日誌に書いたクリスピークリームドーナツに並ぶ人とも同じ心理なのでしょうね。
で、新型のビスタ、何が違うのか? 基本的に出来る事はそう変わっちゃいないのだとは思います。「何が出来るか」は、基本的にソフトウェアの中身であって、OSではないでしょう。
それでも、出来る事がより簡単に速く出来たり、ソフト間の相互連絡性が向上したのだとは思いますが。後はセキュリティか。ま、すぐに飛び付かず、ちゃんと搭載型が普及した段階で電器店で見てみようかとは思います。

…という風に私は何やら尊大な書き方をしておるわけですが、私のマシンももう6年生。OSはWINDOWS Meなのです。会社で使っているのもWINDOWS 2000ですから、実はこれでXPは完全スルーという事になってしまいます。保障期間も切れますし、そろそろ買い替えなのでしょうかね。
一度ハードディスクが飛んでしまった事があるのですが、それ以降、逆に愛着まで湧いている始末です。ハードディスクが飛んだ件で思い出しましたが、安定性(ハード面・ソフト面ともに剛健なもの希望)が飛躍的に向上しているのであれば、ビスタは大いに興味があります。
                            駅員@地獄三丁目駅はMeでお送りしております

2007年1月29日(月)
駅日誌(520) 「赤面症」

私は、赤面症です。どちらかと言うと強面なのに、酒を飲んでも赤くなり易いですし、ちょっとした事で恥ずかしがって赤くなってしまいます。そこで「あ、また赤くなってる!」などと指摘されると益々赤くなってしまいます。漫画だったらすぐに顔の横に「カァ〜」とか書かれている事でしょう。
これは同時にすぐうろたえてしまうという事であり、これを悟られてはなるまいと思い、私は日頃極力落ち着いた何事にも動じない人間の振りをしています。が、ちょっと親しくなるとすぐに化けの皮が剥がれてしまい、一層恥ずかしくなってしまうという始末。
そして、挙句の果てには自分はどういう人間なのか見失ってしまう事も。俺は、どういう人間なのだろうか……? 孫子は「敵を知り己を知れば、百戦危うからず」と言ったそうですが、私は百戦危なっかしいです。
                                              駅員@精進せねば

2007年1月28日(日)
駅日誌(519) 「雪板」

金曜日深夜〜土・日と、勤め先の人々と、スノーボードに行って来ました。今回は福島県の磐梯山(ALTS磐梯、箕輪)です。愛車206は荷室が狭い上、スタッドレスタイヤを持っていないので出動する事無く、先輩の車に乗っけてもらいました。
土曜日は雨が降った後でゲレンデの状態が水気を含んだ状態で滑りにくく、午後からは積雪があったものの、殆ど辺りが真っ白になって前が殆ど見えず大変でした。が、日曜日は新雪が積もっている上に好天に恵まれ、爽快でした。
私は飛んだり・跳ねたり・回ったりという器用な芸当は出来ないので、ひたすら滑り降り滑り降りでしたが、それで十分なのです。
ええ、沢山滑りましたとも。雪の上でも、トークの上でも(゚□゚;)

                                         駅員@明日は筋肉痛か?

2007年1月25日(木)
駅日誌(518) 「八百長相撲?」

朝青龍が八百長をしているという疑惑が週刊誌で報じられ、物議を醸しています。これは、私の中で非常にタイムリーなネタなので驚きました。丁度、今読んでいる本に大相撲には八百長があるという事が書いてあったのです。
ちょっと前に話題になった「ヤバイ経済学(Freakonomics)」という本です。数字の出てこない経済学の本です(といっても、書かれてあるエピソードが面白いものの、経済学の勉強にはなりません)。その本の中で書かれていた事は、今回の横綱の疑惑とは異なるのですが、概ね以下の通りです。

大相撲の取り組みを過去に遡って大量に集計した所、7勝7敗の力士と、8勝6敗(あるいは9勝5敗等)の力士が千秋楽で当たった場合、7勝7敗の力士の勝率が8割を超えていたとの事。当然、7勝7敗の力士が勝ち越しに向けて気合を入れたせいもあるでしょうが、この勝率は異常であるという点に着目しています。
このデータは裏を取っていないので、事実の程は不明ですが、なるほど、ありそうな話だと思いました。角界には893の繋がりも結構ある様ですし。

さて、朝青龍です。こちらも真偽の程はこれから明らかになるのでしょうが、哀しい話です。日本が誇る国技に八百長があるなんて。いや、八百長を前提としたエンターテインメントならば良いのですが、相撲は力と技の短時間のぶつかり合いという競技ですから、プロレスとはコンセプトが違うのでそういうわけにも行きません。
私は日本人として、相撲最強!(だったら良いなあ)と思っている人間ですから、ガッカリさせないで貰いたい所です。ただでさえ、格闘技に転向した曙・戦闘竜が今一つという状態で、相撲は弱いと思われ兼ねないのに…
                                            駅員@横綱の誇りを!

2007年1月24日(水)
駅日誌(517) 「あるある会員は被害者か」

この話題、いい加減食傷気味でしょうが、御勘弁を。今回の納豆騒動の後、ポロポロと複数のネタが胡散臭くなって来ています。世間的には矢張り叩かれているのは、製作会社と放送局ですね。頑張って番組に協力していた人々……あるある会員は、近隣の友人から後ろ指を差され辟易している事でしょうから、可哀想です。

いや、待てよ。本当にあるある会員は被害者でしょうか?
ちょっと極端な例ですが、あの人たちは、穏健派オウム真理教(現アレフ)信者や、イスラム教原理主義者の自爆テロリストと似ているのではないでしょうか。
騙されていたから被害者なのでしょうか。周囲の人々にそれが正しい事だと信じて伝えている限り、罪悪ではないのでしょうか。悪意はなく善意であれば、良いのでしょうか(註:この善意・悪意という表現は、心持ちの意と、法律用語の意=知っていたか知らなかったか、を兼ねています)。
これで、被害者だと言うのであれば、オウム信者や爆弾テロ犯を非難する事は出来ないと思います。


とは言え、実害を与えていない以上、徹底的に馬鹿にしたり、叩いたりするのは控えましょう。善と悪とは、某合衆国のボスが言うようなハッキリクッキリ分かれるものではないのです。あのボスは、ムスリムを殆ど邪教扱いしていますが、基督教のお話と回教のお話を比べてみる限り、どちらの聖人も大天使ガブリエルによって、聖なる存在とされているわけですから。
ちょっと話が逸れましたが、あるある会員を被害者として哀れむ必要はないのですが、加害者の一端でも悪気は無いので、謝罪すればすんなりと許してあげましょう。
                        駅員@情報化社会には情報の選択眼が欠かせません

2007年1月23日(火)
駅日誌(516) 「裁判員制度」

2009年より、裁判員制度が導入されます。米国で言う所の陪審制のようなものです。
即ち、今までの日本の訴訟法では司法は全て法曹(裁判官、検察官、弁護士)という専門家の手に委ねられていたのですが、開かれた司法を目指し、そこに一般人が入るわけです。具体的には、刑事訴訟事件につき、裁判官と一緒に裁判員という名目で一般人が無作為に集められ、有罪か無罪か、及び量刑の軽重を議論するという仕組みです。当然材料はそれまでに全て検察・弁護士から出されている状態です。
ピンと来ない方は、米国小説/映画の「Twelve Angry Men(12人の怒れる男)」またはそれをモチーフにした三谷幸喜の手による芝居(映画化もされている)「12人の優しい日本人」を御覧になると良いと思います。

しかし、これに召集されてしまうと、当然結審するまでは仕事を休まなければなりませんし、秘密厳守だそうです。というわけで、世間的には自分が任命されたら嫌だと思っている人が大半だそうです。私は一度くらいはやってみたいです。
もう随分ブランクがありますが、仮にも法学部卒業ですからね。裁判員になってみたいです。
しかし、やったらやったで、人に話したりしたくなってしまうものです。特に今の様にウェブ日記やブログ等が一般的になっている世の中では、書きたくてしょうがなくなるでしょうね。私も、もし裁判員になって、且つまだ当駅が存続していたなら、絶対に書きたくなってしまうでしょう。それは非常に危険なのですが。
というのも、これも大半の人がやりたくない理由の一つになるわけですが、被告から逆恨みされるリスクがあるのです。勿論普通にしていれば秘密が漏れる事はないのだろうとは思いますが、ひょんなきっかけで喋ってしまうと、出所した被告に「そうか、あいつが俺を牢屋にぶち込んだ連中の一人か」と思われる可能性があるのです。
ここのところはキッチリしないと、裁判員制度は立ち行かなくなるでしょう。

さて、もう一つの大きな問題は、他人の人生を左右する事のプレッシャーや、凄惨な事件に触れる事による気疲れですね。これって、実際に体験しない事には何とも言えませんが、ひょっとしたら凄いストレスかも知れません。
                                      駅員@それでもやってみたい…

2007年1月22日(月)
駅日誌(515) 「2007年これが流行る!」

……なんて、大ハッタリをかましてみましたが、今年私の中で密かなブームなのが、「果汁100%炭酸飲料」です。ええ、100%ジュースの炭酸飲料です。具体的には、キリンビバレッジのトロピカ-ナなんかで商品化されています。
汗をかいた後や喉が渇いた時に、炭酸飲料をゴクゴクッと飲んで、かーーーーっ! とやるのは、ビールに似た爽快感があります。味もありがちな炭酸飲料のような薬臭い砂糖水ではなく、ジュースですから果物の味がします。更に追加要素として、炭酸が抜けてしまっても、ジュースとして飲めるというメリットがあります。普通の炭酸は抜けるととても飲めたもんじゃないですから。

というわけで、私は2007年は、果汁100%炭酸の台頭を予言します。こんなのものは、当たるも八卦当たらぬも八卦なのですがね。
しかし、自慢ではないですが、私にはブレイク前の物を嗅ぎ付ける嗅覚がありますので、ちょっと自信を持っております。気のせいでしょうか? たまたまブレイク前に注目していたものばかりを記憶しているだけで、ハズレの方がよっぽど多かったりして…
2007年、果汁100%炭酸飲料に注目していて下さい。そして、本当にブレイクした暁には、地獄三丁目駅のこの日誌の事を思い出して下されば幸いです。

とは言え、これは希望でもあるのですがね。というのも、近年茶や水ばかりが売れてコーラを始めとした炭酸飲料はガタガタだそうです。もういっちょ、変化が起こっても面白いのかな、と思うのです。
                                駅員@逆にもうとっくに注目されてたりして

2007年1月21日(日)
駅日誌(514) 「国立新美術館」

六本木の東京ミッドタウン予定地の近く、国立新美術館が開業致しました。というわけで、早速行って来たのですが、広い美術館ですね。昼過ぎに出掛けて昼食を摂ってから行ったのですが、到着時15時頃。
18時まで営業しているそうなので、全部見て回れるだろうと踏んでいたのですが、全3階ある内の1階と、2階の一部までしか観る事が出来ませんでした。残念。
この美術館には、なんと常設展示物が無いそうで、これから先ずっと企画展をくるくる回していく予定だそうです。何か見たい企画展がある度に、丸一日がかりで臨む必要があるのかな……と思いました。だって、入場すれば全館見れますので、1企画のために入ったとしても、他も観ておかないと勿体無いでしょう。
非常に意欲的な美術館だと感じましたので、また行きたいと思います。
←混み過ぎず空き過ぎず

さて、今日観た中身ですが、
1F全体:開館記念展「20世紀美術探検-アーティストたちの三つの冒険物語-」
2F C・D:建築家黒川紀章展
2F A・B:文化庁メディア芸術祭10周年企画展「日本の表現力」
でした。
1Fは、工業製品が急速に発達した20世紀において、アートはどうあったか、どう変遷したか、物質文明とどう向き合ったかといった部分にフォーカスを当てた内容でした。なるほど、「モノ」と「アート」の関係性を表す配置で色々な作品が並んであります。静物画から始まり、立体オブジェまであります。
2F C・Dは、生き物からヒントを得た有機的・機能的な建築を志す建築家・黒川紀章の手掛けた建築やプランが展示されていました(因みにこの美術館も彼の手によるものだそうです)。
2F A・Bは、日本が世界に誇る表現力である、漫画・アニメ・ゲームに始まり、現代のメディアアートの類が並んでいます。
で、これらに共通して言えた事が一つ。体感型の展示会だな、という点です。勿論、触れてはいけない展示品も沢山あるのですが、立体物や映像作品も多く、体験型だと言えます。特に「日本の表現力」後半はインタラクティブ(双方向性)の作品が多いというか、どんどん触って下さいというコンセプトが多くて、楽しめます。
しかし、その中でも体験型が最も意識されたのが、「20世紀美術体験」の中にある、20cm四方程の正方形の金属板を床中央に敷き詰めた作品です。私は何と、気付かずにそれを踏んずけてしまい、おろおろしてしまいましたが、同様に踏んでいる人間が居ても学芸員は何も注意しなかったので、そういう作品なのでしょう。客を吃驚させる事に眼目を置いているのですね(違ったらどうしよう?)。

というわけで、芸術や美術史などという堅苦しい知識無しに純粋に感性で楽しめる美術館なので、友達や彼女・彼氏と一緒に行くのにも御薦めです。
……私? ええ、一人で行きましたが、何か? そもそも、「誰と行くか」と「どこに行くか」を一緒くたにしてはいけません。「誰と」の場合は、どこでも良いのです。行く相手が重要なので。逆に「どこに」の場合は誰とでも良いのです。行く目的が重要なので。
                             駅員@「シンビ」なんて略されるのでしょうか?

2007年1月20日(土)
駅日誌(513) 「納豆騒動」

先週の「発掘!あるある大辞典」で納豆を1日2パック、2週間食べ続けるとダイエット効果有りとかいう報道がなされてから、爆発的に納豆が売れました。何曜日か忘れましたが、新聞に大手二社タカノフーズ(おかめ納豆)、ミツカン(金の粒)が「品切れのお詫び」広告まで出す始末。発掘!あるある大辞典の影響力恐るべしですね。
しかししかし、今日発表された報道によると、データ捏造があったそうです。
明日からはガクッと減ってしまうのでしょうか? 納豆の製造工場で働いている人間はマスコミに嫌と言う程踊らされる訳ですね。増産増産で製造職のシフトも変更されていたでしょうし、納豆は、煮→パック→醗酵→発送という工程を踏むため、どんな大量生産設備でも、出荷までに2日掛かりますので、仕込んだ豆が無碍に捨てられる事が懸念されます。

マスコミは非常に無責任の罪作りです。しかし、もっと悪いのは、あんなしょうもない番組に踊らされる馬鹿どもですよ。やれみのもんたが、やれ堺正章が「○○が良いらしい」と言えばすぐに飛び付きます。そして一週間そればかり食べる事の繰り返し。暴飲暴食も甚だしい。
美味い物も、滋養ある物も、更には酒も煙草も、欲しい時に程々に味わう事が健康的だと思います。人の言葉に惑わされた不自然は不健康なのです。私流の健康法は、「健康は自然にあり」です。自然と言っても、天然の意ではなく、無為自然の意です。

閑話休題。「思いっきりテレビ」や「あるある大辞典」で良い物として取り上げられると一時的にではあれ、急激にそれが売れます。スキムミルク然り、粉寒天然り。という事は、大量に売りたい物がある人は、ああいう番組に取り上げられたいわけです。一方、テレビ局というのは常々ネタに飢えています。例えば、昔と比較した最近のバラエティ番組の内容の薄さを見ればネタが不足しているのは明らかでしょう。
ここに、食品会社と番組スタッフの間に思惑の一致が見られます。という事は、これは妄想なのですが、何らかのインセンティブのやりとりもあるのではないか? と想像してしまいます。
食品会社による、番組スタッフへのプレゼンテーションが行われ、そして、他にも何らかの物が渡されているのではないか? という疑惑です。しかし、実際は上記のお詫び広告を見ても分かりますが、食品会社が報道による需要増に対して何も準備していないという事は、眉唾なのかも知れませんが。
とは言え、全部とは言わないまでも中には金のやりとりがあるのではないか、というのが私の見解です。まあ、捏造をしたのもマスコミなら、それを暴くのもマスコミですから、マスコミをただ叩けば良い訳ではないのですが。
                                        駅員@馬鹿と情報は使いよう

2007年1月19日(金)
駅日誌(512) 「妄想を申そう」

昨日の日誌で書いたKrispy Kreme Doughnutsの店名を見て、一つ思ったことがあります。それは、CrispyとCreme(Cream)のCがKになっているという点についてです。

【註】以下はあくまで私の妄想に過ぎません【註】
【註】事実ではない事を最初に明言しておきます(風評被害化を懸念)【註】


私は人種差別をする気は無いのですが、世界史好きなため、とある思想団体の事が連想されてしまいました。その思想団体は米国の団体で、南北戦争後あたりに出来た団体なのですが、自らの団体名になぞらえて色々な言葉の頭にKを付ける風習があります。そう、その団体名は「KKK(クー・クラックス・クラン)」です。あの悪名高き白人至上主義団体です。特に黒人に対するリンチ等が有名でした。
このドーナツチェーンを立ち上げたアメリカ人は、KKK団員だったのではないか!? と思ってしまいました。そう言われてみれば、ガラス張りで公開しているラインの、揚げて狐色になったドーナツは有色人種を示しているのではないか!? 高温の油で責められる有色人種……そして、揚げられた先には糖衣を着せるための溶けた砂糖が落ちる白いカーテンが…白いものをかけているのです。
う〜む、KKDが今より店舗数を増やして一般化した暁には、都市伝説として流布されてしまいそうです。マクドナルド然り、ケンタッキーフライドチキン然り、コカ・コーラ然り……これら、流行り出すや否や、あらぬ噂が流れ都市伝説化しました。ミミズバーガー、3本足の鶏、骨が溶ける、というやつです。

こういう都市伝説というのは、私の様な妄想癖の人間が広げてしまうのでしょうね。KKDの頭文字Kの件は、実際は単純に強調の「C→K」だと思います。
                                                 駅員@妄想癖

2007年1月19日(金)
駅日誌(511) 「KKD」

先月食べてみようと思いながら、あまりの混雑に断念したKrispy Kreme Doughnutsを食べました。なるほど、確かに美味しい。しかし、たかがドーナツにここまで行列が出来るのはどうした事か? と思います。今だに並んでいるんですよ? こりゃ、サクラが一体何人いるのかな?などと穿った見方をしてしまいます。
食感は、ミスドのポンデリングのようなもっちり食感です。ポンデリングよりは軽い感じですが。

この店の特徴としては、硝子張りでドーナツ製造工程が見える点です。熟成室の中を循環するリング形の生地が、やがて高温の油の上を浮き輪のようにぷかぷか浮かんで流れ、その油のプールの途中でくるっと引っ繰り返され、裏面が揚げられます。その次にはコロ状のコンベアを流れ、糖衣を施すための溶けた砂糖のカーテンのような所をくぐり、やがて冷却されるという流れが店外からでも見える構造です。
こういうのは、見ていて面白いものなので、集客効果があるのでしょうね。このメカニズムは、混ぜ混ぜアイスのCold Stone Creameryの行列が出来る仕組みに似ている気がします。

今回見てみて特に面白かったのが、その製造ラインにはどうも不具合があるらしいという点です。
浮き輪の様にぷかぷか浮いたドーナツを引っ繰り返す工程で、端っこの一列が引っ繰り返らず、片面ばかりに偏って揚がってしまうという様子を見ました。そして、勿体無い事に、それはラインに居る従業員の手によってトングで拾われ廃棄されていました。
勿体無いお化けが出るぞ! 捨てるくらいなら、「KKD B-Class」とでもして安く売ればいいのにと思いました。まあ、それをしちゃうと安売り化し値崩れを招いてしまうのですが…
                                      駅員@一体ドーナッてんの!?

2007年1月17日(水)
駅日誌(510) 「はや十二年」

早朝5時頃……大きな揺れを感じ、ベッドで眠っていた私は飛び起きました。震源地からは遠いものの、それでも畿内です。テレビを点けると、地震情報が始まり、速攻でほぼ全局が地震報道を始めました。更には、炎上するビル、横倒しの阪神高速……衝撃的な映像がテレビに映ります。

1995年1月17日「兵庫県南部地震」発生。後に「阪神・淡路大震災」と改名されました。あれからはや12年。もう干支一廻りです。今朝も黙祷・鎮魂が行われました。
しかし、喉下過ぎれば何とやらですが、最近北海道で大きな地震があって、津波の避難勧告があっても非難しない人が殆どだそうですね。
人間は、実体験・或いは身近な所で惨事が起こらないとシリアスに認識出来ないものなのかも知れません。万物の霊長が、他の動物に比して最も長じているのは、呑気さなのです。福本伸行の漫画「賭博黙示録カイジ」で借金雪達磨になり、命がけのギャンブルなのにへらへらしている奴等が描写されていますが、あれは非常にリアルな描写なのだな、と思います。
                                                  駅員@合掌

2007年1月16日(火)
駅日誌(509) 「そんなのライダーじゃない!」

仕事中にふと調べ物があって、Yahoo!の検索窓を使おうとしたら、トピックスの所に、「最弱の新ライダーは電車で移動」という記事があったので、「何ぞや?」と思い、つい読んでしまいました。
それは今度始まる仮面ライダーの新シリーズ「仮面ライダー電王」だそうで、もう既に18作目になるそうです。私は小学生の頃「仮面ライダーブラック」というシリーズを観てから、長いこと仮面ライダーシリーズがどうなっているのかが分からなかったので、愕然としました。特に今回のシリーズは今までで最も奇抜だそうです。

というのも、ライダーなのにバイクの乗らずに電車を使用するとの事。いや、電車といっても我々と同じ電車に乗って混雑する中浮いた恰好をしているとか、そういう意味ではなく、独自のタイムスリップする電車なんだそうですが。
「そんなのライダーじゃない!」と、現代っ子が言うかどうか分かりませんが、果たして? 画像を見てみると、桃太郎が生まれた時のパカッと割れた桃の形の様な複眼のライダー顔でした。で、背景には仮面ライダー的デザインの電車が(何でも犬号、猿号、雉号があるそうです。玩具売らんかなの精神ですね)。
もう一つ気になった点が、「最弱」という点。ええっ!? という事は、かの最弱不完全ヒーロー「ライダーマン」以下ですか!?(ライダーマンというのは、他のライダーが皆ちゃんとした改造人間なのに、改造人間ではなく、人が強化スーツを着ただけのようなもので、衣装もチャチで、顔の下半分が丸出しというお粗末ライダーです)
記事の文中には、気弱&運の悪いライダーとありましたが、ライダーマンと戦わせたい所ですね。最弱決定戦として。
                                      駅員@仕事中に何やってんだ?

2007年1月15日(月)
駅日誌(508) 「ニコルのケツに生クリーム」
英会話教室って儲かっているんですね。CMに投じる金はかなりでかいと思います。某企業では、ピンク色のうさぎを人気キャラに育てましたしし、映画「日本沈没」とのタイアップもやりましたし。
で、今放映中なのが、C.W.ニコル(に見えるが…?)が出てくるシリーズ。あのニコルをジャングルジムに挟んだり、変な挑発のカツラを被せたり、生クリームべっとべとのベンチに座らせたり…山の男ニコルが老いたとは言え、ジャングルジムなんぞにやられる筈が無かろう!!(いや、そういう突っ込みを狙っての作りなのでしょうが)
長野在住の日本国籍所得者が日本語の注意書きを読めない筈が無かろう!!(いや、そういう突っ込みを狙っての作りなのでしょうが)
はっ! こんな風に日誌で取り上げている時点で、奴等の術中なのでした……

それにしてもC.W.ニコルって、私の中では現代のラフカディオ=ハーン(小泉八雲)のような感覚です。著作はまだ一つも読んだ事が無いのですが…開高健みたいなものを書いていそうなイメージ(偏見?)です。

因みに、よくトイレのマークにC.W.と書いてありますが、あれって何なんでしょう? 「ニコルが出るぞ!」かと思っちゃいます(いいえ)。調べてみました所、恥ずかしながら、「W.C.」でした。Water Closetの略だそうです…

うーむ、何か今日は書いている事が滑っている気がします。そう、CMでニコルがベンチに座ってずり落ちていくように…
                                      駅員@最後まで滑っとるがな!
2007年1月14日(日)
駅日誌(507) 「銀幕寸評」

レンタルDVDで映画を観ましたので、今回はその寸評です。毎度の通り、タイトルの右の☆は私の主観的評点であり、5ッ☆満点です。

「V for Vendetta」 ☆☆☆
近未来SFアクション物です。SFと言っても、未来的な物は一切出てこず、寧ろ古い物が多く出てきます。モノクロ映画の岩窟王の映像や台詞が効果的に使われたり、クラシック音楽が使われたり、戯曲の台詞が出てきたりします。この作品は未来の架空の話でありながら、19〜20世紀に起きた革命のエッセンスを掬い取って紡いだ作品だという印象を受けます。
舞台は近未来のイギリスで、サトラー議長という独裁者が支配する規制と抑圧の社会です。このサトラー議長という男が、またヒトラーやレーニンに似ているのです。単に髭を生やして髪を撫で付けたおじさんだからかも知れませんが、わざとやっていると思いました。この辺も前述のような19世紀〜20世紀へのオマージュとも取れます。
国家の管理の名の元に、市民は厳しく取締まられ、特に言論につては厳しく、報道規制の無いマスコミは皆無という状態です。
そんな街に忽然と姿を現したのが、仮面で顔を隠しVと名乗る、自由と解放を訴えるテロリストであり、タイトルのVはこれを指します(もしかしたら、勝利=Victoryとも掛けられているのかも知れません)。タイトルの事に触れましたが、ではVendettaとは何か? 辞書を引くと、「血の復讐」とあります。邦題を付けるとすれば「仮面の復讐鬼」といった所でしょうか。
しかし、実質的な主人公はこのVではなく、彼と行動をともにすることになるイーヴィーという女性でしょう。Vが終始仮面で顔を隠している以上、主演女優と言えます。基本的に物語もこのイーヴィーの視点を軸に進められます。
Vがイーヴィーに語る事や、裏主人公の様な形でVを追う警視の捜査によって、このVの人物像は次第に明らかになるのですが、最終的に権力者側の人間を皆殺しにして、自らも死んでしまい、最後まで素顔は出ず仕舞いです(回想シーンで、らしき人物は出てくるのですが)。
このVの戦い振りは、銃を持った相手にナイフで切りつけたり、ナイフを投げつけたりというものなのですが、圧倒的なスピードで動き、銃をものともしません。ナイフにより大量に出血が描かれ、この戦い方はダーティーヒーローと言えるでしょう。
そのスピードを持っている理由というのが、細菌兵器を開発していた研究所での異常反応を示した結果だそうです。血生臭さと、戦いの最終目的は違えど、仮面ライダーみたいだなあ、と思いました。そう考えてみれば、仮面ライダーって、ショッカーに改造されて「怪人バッタ男」になる筈だったわけですから、物凄い重く暗いテーマの物語なのかも知れません(子供向け特撮で!)。

全編通して繰り返し画面に映る赤と黒を基調にした映像は鮮烈で綺麗だと思いました。ん、待てよ、「赤と黒」と言えば、スタンダールの名作長編小説が思い浮かびます。あの小説のテーマは、王朝の抑圧社会への批判と世の中が革命へと向かっていく様子を描いています。そうか。この映画って、近未来版「赤と黒」だったんだ…
                            駅員@「赤と黒」はまだ読んだ事がないのですが

2007年1月13日(土)
駅日誌(506) 「ペコちゃんは女衒に買われるのか?」

不二家の店頭で笑顔を振りまく看板娘、ペコちゃんはどうなってしまうのでしょうか? このままでは、異人さんに連れられて行っちゃったなんて事にも、女衒に買われていく事にもなりかねません。
不二家では、工場でシュークリームに賞味期限切れの牛乳が使われていた事が発覚してから、ガッタガタです。全国890店で営業停止だとか。う〜む、どうなってしまったのでしょうか?
関係者の話によると、やはり頭にちらついたのは「雪印乳業事件」……あの二の舞を恐れて隠蔽していた、との事。
これは戦略ミスと言わざるを得ません。マスコミに情報がリークされる前に、社内発覚即謝罪広告、一時は金がかかるものの、とことん正直に頭を下げるべきでした。どちらも人体に大きく関わる事件なのに、松下の石油ヒーターの大量CM作戦とは消費者へのイメージが大きく異なります。まあ、松下の持つキャッシュと、不二家の持つキャッシュでは違うのですが。

それにしても、昨年から、日本企業の品質神話がガラガラと音を立てて崩壊しています。ソニーのノートPC電池や、サンヨー系列会社の携帯電池等の事件がありましたね。近年、コーポレートガバナンスが注目されている事ですし、気持ちをキリッと引き締める必要がありますね。

しかし、投資方針のメインが押目買いの私としては、不二家の今後の動向には注目です。下げ止まる瞬間を見逃さず、復活株価上昇によるキャピタルゲインを狙いたい所です。上場廃止もありえますがね…
                                   駅員@下衆な投資手法ではあります

2007年1月12日(金)
駅日誌(505) 「カラーコード」

バーコードが使用されてはや幾年月。近年は二次元バーコード(QRコード)が普及して来ています。と思っている間に、次なる第三のバーコードが既に開発されているそうですね。それが掲題の「カラーコード」であります。
5×5の25マスの正方形のコードであり、QRコードのカラー版という感じなのですが、凄いのは構成マスが四角形等でなくても良いという点。まあ、制約もあるのでしょうが、これにより色々な図案をコード化出来ます。ポスターのようなデザインも可能で、今後の普及が楽しみです。
現状は1件作るのに20万円も取られるそうですが、時期に自動生成ソフト等も出来るのではないでしょうか。
私も早くカラーコードを携帯で読んで試してみたいです。
                                      駅員@技術の進歩は日進月歩

2007年1月11日(木)
駅日誌(504) 「クレイ爺さん」

一人で帰った日は、晩飯をファストフード店で摂って帰る事もあります。
というわけで、今日は駅前の某ファーストフードに入ったのですが、空いているのにレジに客が並んでいます。見ると、レジの所で、何やら頭と品の悪そうな爺が、呂律の回らない喋り方で、店員に注文し、話が食い違っては大声を出し、何やら騒がしくやっていました。
爺だからしょうがないか、とは思ったのですが、「そうじゃねえって!」等々怒鳴っている様を見て、店員が可哀相になりました。更にはセットにドリンクを頼んだものの、金が足りなかったらしく、その店員が席まで金が足りない旨を説明しに行くと、逆切れする始末。店員は「御支払いが中途半端なんですが」とでも言ったのでしょうか? 「中途半端? 何だその口の利き方は!」とまたも大きな声で言う訳です。
その後も度々レジに向かって「おい!」と呼びかけたり、歩いて行って何やら言ってきたり、年寄りの持つ渋い落ち着きなど微塵もありません。その中でも最も滑稽だったのが、また呂律の回らない口で「おい! まよーずくれ!」みたいな事を言い、店員は「爪楊枝」を持って行ったのですが、「何だよ、これ、こんなもん頼んでねえ! まよーずだよ!」と。果たして「まよーず」とは「つまよーじ」ではなく、「まよねーず」だった様です。「マヨネーズはありません」と返され、そこは愚痴愚痴言いながらも治まったのですが、今度はサラダに使うフォークが無いと騒ぎ出し、店員が「御渡ししたと思いますが」と言うと、「無いじゃねえか!」。私は先程レジで店員が他の店員に「あ、フォーク取って」と言って受け取っている様を見ましたので、これは確実に爺のいちゃもんです。
そして、こういう客の常套句、出ました!「こんな不愉快な店は初めてだ! 店長を出せ!」しかし、今日は店長は休みらしく、店員は今日はたまたま休みである旨を告げましたが、「たまたま? いつもいねえじゃねえか!」……はい、ボロ出ました。こんな不愉快な店は初めてなのでは? しょっちゅう「店長を出せ」と言っている様ですね。クレーマーという奴です。

私は「おい! 爺、大概にしとけや!」と正義の怒りをぶちまけようかと思いましたが、程無く、どういう話の流れか「帰れってか!? もう要らねえよ! 二度と来ねえ!」と帰った模様。私も食事が済み、帰ろうとしたら、まだレジの所に食って掛かっていました。嗚呼、まだ居やがった。今から切れるのは面倒だし……さっき切れとけば良かった。
近年会社の後輩から「駅員さん(実際は本名です)、最近丸くなりましたね」等と揶揄される事が多くなりましたが、なるほど確かに…
いかん! こんな事では。正義の怒りを取り戻さないと。

                                    駅員@義を見てせざるは勇無きなり

2007年1月10日(水)
駅日誌(503) 「合格祈願ブーム」

少子高齢化が叫ばれる昨今、それなのに合格祈願熱・受験熱が盛り上がっているとは、どうした事か? 否、少子化だからこそ、なのかも知れませんね。子供一人に対する大人及び資本が大きいというわけですから。金を持った年寄りが多く、孫に注ぎ込むという部分も多分にあるのでしょうね。また、団塊の世代退職後は、彼等の孫への投資は更に加速しそうです。
大学全入時代だからこそ、そのピラミッドの中での相対的位置に固執してしまうのでしょうか。
大卒が肩書きにならない以上、大卒内での位置取りに躍起になってしまうということか。

さて、昨日の新聞に入っていたヨーカ堂のチラシを見ると、「受験生応援フェア」と称し、そのトップには合格祈願企画菓子がひしめいていました。
ネスレコンフェクショナリーの「キットカット」から始まり、近年流行っていますね、こういうのが。
それにしても、あるわあるわ。
前述の「キットカット(きっと勝つ)」に始まり、そのチェリー味で「きっとサクラサクよ」。
明治製菓「カール」が「ウカール」、「ハイレモン」が「ハイレルモン」。
ロッテ「トッポ」が「トッパ(突破)」、「コアラのマーチ」が「コアラは寝ても木から落ちない」。

グリコ「ポッキーでキッポー」。森永製菓「チョコフレーク」で「フレー! フレー!」。
東ハト「キャラメルコーン」が「カナエルコーン」。栗山米菓「開運ばかうけ」「開運星たべよ」。
サンガリア「うかっ茶う」。
木村飲料「ダルマサイダー」…
おっと、昨年当日誌でも取り上げた「ダルマサイダー」が今年も売られています。
これらを買ったからと言って、どうだという事は無いのですが(そんな事を言うな!)、何はともあれ、当日誌を読んだそこの受験生の君に幸あれ!
                                    駅員@肩の力を抜いて臨みましょう

2007年1月9日(火)
駅日誌(502) 「漫画ドリーム」

皆無茶なノリで 世は醜態の嵐♪
魑魅魍魎行く東京の真夜中に見た ビッグバンな魂♪

Ma ma ma 漫画ドリーム 何かスクリーム Wow♪
I got a 漫画ドリーム Oh! 一切合財あんじょう学びや♪

                           〜桑田佳祐「孤独の太陽」より「漫画ドリーム」〜

私はサザン及び桑田佳祐が好きでよく聴くのですが、数あるアルバムの中でも特に好きなのが、「孤独の太陽」です。バンド・ミュージシャンとしてではなく、何やらムーミンのスナフキンになったかの様なアルバムです。その冒頭を飾るのが、この漫画ドリームという曲なのです。

というわけで、今回は漫画について。私は昔から漫画が好きでよく読みます。
今でも読んでいる作品もあります。
大学時代から読み始めた「ベルセルク」は、今でもコミックスを継続して買っています。たかが漫画、されど漫画でして、下手な小説家よりも余程面白い話を書ける人間が多い事に驚かされます。
正月の帰省では、妹の所有する「のだめカンタービレ」を1〜16巻まで読みました。話題の「のだめ」であります。しかし、前評判を聞き過ぎたせいか、期待が膨らみすぎていたのか、思っていたよりは面白くなかったというのが率直な感想です。いや、決してつまらない漫画だったというわけではないのですがね。演奏会のシーンは漫画なので当然は音は聞こえず、演奏している楽曲のタイトルを見ても、分からない物が大半でした。クラシックはタイトルが「交響曲第何番」等なので、ピンとこない事幾度も…恐らく、聴けば聴いた事がある曲が多かったのだろうとは思いますが。

では、私の最近の御薦めは? というと、徳弘正也ですね。「ジャングルの王者ターちゃん」の人です。少年漫画から青年漫画に移り、更に濃く煮詰まった作品を描いていると思います。というわけで、「狂四郎2030(終)」「バンパイア(現行)」が御薦めです。
重いテーマを扱った作品に、所々下ネタ、エロが挟んであるという作りなので、それらに抵抗が無ければ是非。
              駅員@しかし電車の中で漫画を読むサラリーマンはみっともないですね

2007年1月8日(月)
駅日誌(501) 「サーカディアンリズム」

人間を含め、動物にはサーカディアンリズムというものがあります。そは何ぞや? と言うと、体内時計というやつです。感覚的に1日のサイクルが身に付いているという事ですね。
だから、例えば、日光の一切見えない所で且つ時計の無い所にずっと閉じ込められても、何日経ったかは大体分かるそうです。しかし、当然きっかり24時間というわけではありませんから、ズレは生じます。そのズレを補正するのが日の出日の入りなのです。人間は一般的に25時間前後と言われており、ちょっと長いようです。

しかし、私はどうやらそれよりも長いようで、平日は会社勤めという事もあり、目覚ましで起きるので随時補正されているのですが、休日が続くと途端に崩れてしまいます。どんどん就寝時間・起床時間が後ろにズレてしまい、何も予定が無いとすぐに昼夜逆転してしまいます。否、元々夜行性の体質なのかも知れませんね。前世はコウモリか何かだったのでしょうか?
それはさておき、一般的には25時間と言われていても、このサーカディアンリズムというやつは個体差がかなり大きいのではないか? と思います。また、夜でも明るい都市部に住む現代人は、体内時計が殆ど機能していないとも思われます。
もし、十名程の人間を集め、窓の一切無い、時計も無い、且つ、食事の時間の決まっていない(勝手に食べられるようにする)部屋に1週間程閉じ込めたら、色々な個体差が出てくるでしょうね。私など、7日の筈が、4〜5日しか経っていないと思っているかも知れません。
う〜む、その実験やってみたい……

                                     駅員@そんな金も暇も無いですが

2007年1月7日(日)
駅日誌(500) 「死せるフセイン…」

「死せる諸葛、生ける仲達を走らす」という言葉があります。
諸葛亮孔明の蜀軍と、司馬懿仲達の魏軍の戦いの最中、孔明が死亡し、蜀軍は撤退を余儀無くされ、仲達の元には、「孔明死亡による撤退」という情報が入るが、仲達はそれを偽情報を流しての策略と読み、追撃を諦めたという逸話からの言葉です。死して尚、影響力を持った人物という事です。これは作り話という説が有力らしいのですが、非常に良く出来た話だと思います。

さて、イラクでサダム・フセインの死刑が執行され、そのニュースが世界に伝わりました。
その絞首刑の映像が流れ、それを観て真似をした子供が首を吊って死んでしまったとの事です。フセインは凶悪な人物ではありますが、死して尚その影響力を持った点から、中身はどうあれ矢張り大人物だったのだと思いました。
これを見てちょっと考えさせられました。私は元々死刑肯定論者であり、且つ死刑を公開処刑にすれば、絶大な犯罪抑止力たり得ると思っていたのですが、負の影響力も無視できないのだな、と。即ち、死刑を公開する事で、人を殺す事が日常化してしまったり、上記の様な模倣も発生してしまう危険性があるのです。
また、模倣により亡くなった子供は、その映像を親子で観ていたそうですが、子供の質問に対し、親は「悪人だから処刑されるのだ」と答えたそうです。ここにも危険の香りがします。即ち、論理の繋がりが「悪人だから処刑される = 処刑される人は悪人である」となってしまう危険性です。この「=」の前後は、同じ様で実は異なるものです。
何でもオープンにする事が必ずしも正解というわけではないのかなあ、と考えさせられました。
                                                  駅員@合掌

2007年1月6日(土)
駅日誌(499) 「OZMA」

思い込んだら試練の道を♪ 行くが男のど根性♪
真っ赤に燃える王者のしるし♪ 巨人の星を掴むまで♪
                                         〜巨人の星主題歌より〜

セントルイス・カージナルスから飛雄馬と勝負をしたいがために、1年契約で中日ドラゴンズに入団したオズマは、野球の鬼・星一徹に、大リーグボール打倒ギブスで……違う違う!
そのオズマではなく(長い前振りだなあ)、DJ‐OZMAの紅白での行いに、NHKに抗議が殺到したそうですね。

私は大晦日は、K-1とガキ使を観ていたので、紅白は観ていないのですが、何でもバックダンサーが上半身裸と見紛う衣装で踊っていたとか。おっぱい丸出しに見える衣装…どんなんだったのでしょう? う〜む、観ておきたかった。
で、抗議に対するNHKの回答は、打ち合わせでもリハーサルでもそんな事をする予定になっていなかった。DJ‐OZMAの身勝手な行動だ、との事。
しかし、そこは天下のNHK、アーティストの芸風くらいは調べておくべきでしょう。ライブでもよくやっていたとの事ですし。この点は避難されて然るべきだと思います。だいたいやねえ、あんなしょーもない奴を出すのがそもそもの間違い。売れているそうですが、何が良いのやら(ファンの方には悪いですが)。NHKも悪ければ、アーティストの質も悪い。もう紅白は踏んだり蹴ったりですね。
しかし、今回のその騒動に対して、私が最大の矛先とするのは、抗議した人です。
端的に言って、半裸に見える衣装で出て何が悪いのか? それどころか、実際におっぱい丸出しでも構わないではないか、とさえ思います。即物的なエロさに過剰反応していると思います。何と薄っぺらい事か。
私に言わせれば、もう何年も前ですが、水野美紀が膝にこぼしたヨーグルトを舐めるCMがありましたが、あれの方が100倍エロいですよ。
                                                 駅員@変態?

2007年1月5日(金)
駅日誌(498) 「畜生道」

当日誌で再三書いている事ですが、現代人はどんどん畜生道に落ちていますね。
今朝の新聞で見たのですが、21歳予備校生が妹を殺し、あろう事かバラバラに切り刻んだ事件がありました。肉親を、否、人間をよくもそんな事が出来たものだと思います。
なるほど、三浪もしていたら、色々カリカリする事もあったのでしょう。しかし、これではまるで小学生が蝶をバラバラにしたり、蛙の腹に爆竹を仕込んだりするノリです。幼児性エゴイズムではないか、と。
仮に、妹が兄に対し余程酷い事を言ったとします。それなら、百歩譲って殺意が芽生えたのも分からなくはないのですが、その後バラバラにする神経は一体どうした事か。
実際にその兄弟の間がどういう人間関係で、どういう会話があったのかは分かりませんが、妹の言動になんらかの攻撃性・有毒性があった場合、殺意までは理解します(同意はしません)。
しかし、バラバラにするなんて…… 私はこの点に一切の情状を挟む余地はありません。
死刑!!
                             駅員@世の中、もっと死刑があって良いと思う

2007年1月4日(木)
駅日誌(497) 「猪突猛進」

新年明けまして御目出度う御座います。今年も、当都営地獄線地獄三丁目駅を御贔屓に。

さて、亥年であります。
昨年祖母が他界致しましたので、今年は一切賀状を出していません。昨年はエッシャー展を観に行ったので、それに触発されて「犬→猪」のメタモルフォーゼでも描こうかと思っていたのですが。

亥年についてよく用いられる表現は「猪突猛進」ですね。今年は私ももっと牙を剥いて生きてやろうと思っています(しかし、今より棘棘しくなったら、会社クビになるかも…)。
                                           駅員@あけおめことよろ
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