2010年2月度目次
 #1318 「雪」 雪やこんこ 霰やこんこ。
 #1319 「初」 初体験です!
 #1320 「改」 面白文具を改造。
 #1321 「仏」 “仏像ナイト”に行きました。騎士じゃなく夜の。
 #1322 「珈」 珈琲工場見学&人間椅子倶楽部。
 #1323 「歩」 “SR-NIGHT”&東京マラソン10kmコース下見。
 #1324 「板」 湯沢へスノーボードに。
 #1325 「市」 SMショー!? に行きました。
 #1326 「愛」 柄にもなく愛を語る。
 #1327 「飲」 飲み会 & ビジネス。
 #1328 「雨」 オタッキーな建国記念の日。
 #1329 「東海道五十三次(9)」 興津宿〜江尻宿〜府中宿。
 #1330 「東海道五十三次(10)」 府中宿〜丸子宿〜岡部宿〜藤枝宿。
 #1331 「麺」 ラーメン好きの新たな知人と“風雲児”。
 #1332 「速」 年々せっかちになっている気がします。
 #1333 「五」 冬季五輪に対する私見。
 #1334 「板」 スノーボード:猪苗代スキー場&箕輪スキー場。
 #1335 「猫」 2月22日は猫の日。
 #1336 「鬼」 ノルウェーの鬼。
 #1337 「競」 走るスポーツ、聴く「スポーツ」。
 #1338 「迷」 ささくれだっています。
 #1339 「銀」 メダルではなく、銀座の「銀」で。
 #1340 「走」 東京マラソン10km出走。

2010年2月28日(日)
駅日誌(1340) 「走」

雨後時々曇り 忙しなく色々あるけれど
君が付かれている日も 見つめて居たいのさ 目を合わせて

   〜東京事変「雨天決行」(アルバム「スポーツ」より)〜

雨天決行でした。今朝、起きると雨が降っていました。窓の外にその音を聞きながら、重い腰を上げて支度をし、向かうは東京都庁。東京マラソンのスタート地点です。
東京マラソンには、フルマラソンと10kmがあるのですが、私は10km出場です。先ずはランニングスタイルに着替えてから、手荷物を専用袋に入れて、日本通運のトラックに預けました。スタート地点は、フルマラソン出走者から順にA〜Kのブロックに分かれるのですが、10km、初参加、10kmのタイムなんか分からないという私は最後尾のKブロックからのスタートです。
9時10分に、スタートの花火が打ち上がり、前から順にスタート。最後尾では、先ずスタート地点に達するまでに時間が掛かってしまいます。周りを見ると雨対策で、撥水性ウェアや、合羽、ゴミ袋に穴を空けた物を着ている人が沢山見受けられます。しまった……何も考えていなかった。しかし、あんなのを着たらオーバーヒートしてしまわないのかなあ。
スタート地点付近の高台に石原東京都知事が立っていました。にこやかに手を振っています。その脇に、赤い着物を来た娘が立っていて、慎太郎に傘を差していました。何だ? 慎太郎の妾か? 御盛んなこった(いや、本当の所はどういう関係の女なのかは分かりませんが)。
スタート地点を通過しても、目の前は渋滞状態です。
しかし、折角出たのだから勝負せねばな! 軽やかなステップで、ゆっくり派ランナーを右へ左へとかわして前進、前進、前進。私は随分蛇行しているので、きっと実走行距離は10kmよりちょっと長いです。雨脚は途絶えることなく続き、ゴールまでずっと雨でした。ぐしょぐしょ。しかし、走っている間は体から発熱しているので寒くはありません。寧ろ、暑がりでオーバーヒート傾向の私には、これは恵みの雨かも知れません。
10kmのゴールは日比谷公園。フルマラソンの人はこれから品川・浅草を通って、台場の国際展示場がゴールです。完走者にはオリジナルタオルやメダルが貰えました。
意外と大して苦しくはない……しかし、ふくらはぎの下の方、くるぶしのちょっと上の辺りが筋肉痛になっているのが分かります。
こりゃあ、もうちょっとハイペースでも大丈夫っぽいぞ、と。いや、もうちょっと長距離でも大丈夫……か? しかし、フルマラソンは厳しそうです。この4倍強なわけですから。基本的にペース配分なんて器用な事は出来ない私には難しいでしょう。いや、その前に、変な恰好をして走りたいなあ〜。
                                   駅員@この雨は 水冷エンジン と思えば吉

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2010年2月27日(土)
駅日誌(1339) 「銀」

タイトルの「銀」は、銀メダルではなく、銀座の「銀」です。銀座に何か所か行きたい店があったので、銀座に出掛けました。

先ず向かったのは、リニューアル開店した「銀座ヤマハビル」。楽器やCDの専門店ビルです。目玉となる蒔絵ピアノと蒔絵ギター(アコギ)が展示されています。ピアノには花(桜)、ギターには鳳凰です。ピアノの方の値段は見て居ませんが、ギターの価格\2,500,000! 高い! が、それに見合う非常に美しいギターでした。ピアノの方は500とか1000万とかするのではなかろうか……店舗そのものもかなり高級感のある作りの店になっていました。
入った時に入口で記念品を配っていました。喫茶店に入ってそれを開けてみると、中身はエコカイロ。繰り返し使えるカイロです。これはこれで良い物貰ったなあ。

喫茶店を出て、アバクロンビー&フィッチの店に行ってみました。昨年暮れに開店したのですが、並んでまで入りたくないと思って、今まで敬遠していたのです。
今日はたまたまタイミングが良かったのか、並ばずに入れました。店員の選考基準……体型が重要みたいですね。男女ともスタイルの良い店員ばかりです。
2階〜6階のメンズ売り場のみ見てみました。店内は、照明を商品に集中させるという意図なのか、随分と暗いです。買ってから、色味が思っていたのと違った! とかありそうです。6階〜ワンフロアずつ降りながら見ましたが、どうも私の趣味に合う服はありませんでした。ここは、古着っぽい感じが売りなんですね。しかし、その見た目と相反して、高い! 「敢えて一つ買うとしたらこれか」というラガーシャツをちょっと見てみましたが、うわっ! これで1万円か! ジーンズはダメージ仕様のジーンズばかりが並んでいます。一つ手に取ってみた物で2万円。
ジーンズについて一言あります。「ジーンズは、自分でダメージを負わせて何ぼだろう?」と。私は基本的に、ブルーなりインディゴなりの濃くて綺麗なジーンズを買って、長く酷使して、その色落ちなり、汚れなり、破れなりを楽しみます。そのジーンズで悪いコンディションの場所にズンズン進み、その経験の表れがダメージとして出て来るわけです。
最初から襤褸を買う人の気持ちはあんまり理解出来ません。
否、蓼食う虫も好き好き。人の好みをとやかく言うまい。ただ単に私とは趣味が違うってだけの事です。

最後に、有楽町で雑貨やプラモデルを物色しました。店内で、私の持っているカゴにぶつかって舌打ちした男が居たので、こっちも舌打ちし、メンチ切りながら「なんやこら!」と凄んだら、すごすごと行ってしまいました。一暴れ出来たら、私のジーンズにダメージを負わせるチャンスだったのになあ……ダメージジーンズなんか買わなくても、ジーンズにダメージを負わせるチャンスは沢山あるのです。
                                駅員@明日の空 晴れて欲しいと てるてる坊主

2010年2月26日(金)
駅日誌(1338) 「迷」

私は人の言う事を真に受け過ぎるのかも知れません。人心は大なり小なり気まぐれなのに、それをすぐ額面通りに取ってしまう愚か者なのかも知れません。
私の事を知っている人は「何を言うか、人の言う事を聞かない狂犬ではないか」と思うかも知れませんが、気まぐれで言われた事を真に受けてしまい、変な方向に向かってしまう事が多いから、そう見えるのだと思っています。
その場の気分で言われた適当な指示や諫言を、いつまでも阿呆みたいに守っていて、それと矛盾した指示や諫言が出た時には、言った方はそんな昔の事は覚えていなくて、ただただ反抗的な奴がと思われてしまう、と。

例えば、私は社会人一年生の頃、忙しさ(今の私の能力だと、あの程度は忙しい内に入りませんが、当時は忙しかった)にかまけた時があり、その時に「忙しいは言い訳にならない」と言われた事があります。以降、なるべく「忙しい」は口にしないようにし、余裕を見せる振りが出来る時はなるべく余裕を見せるようにしています。
しかし、「忙しい」を言う事はなくしているのに、「忙しいから、どうのこうの」と聞く事は多過ぎる! 私は、「忙しい」を言い訳にさせて貰えないのに、他人のそれは受け入れろと? 彼等は忙しくて、俺は暇だとでも? ふざけんな! 俺はそう見えるように振舞っているからだ! そのシワ寄せは色々な所に出てしまっています。気が急いたり、やたらと速く歩いたり、憤慨したり……

例えば、この日誌を非難された事があります。見る人が見たら推測出来るが、完全に匿名性を保った上で(法的に見て名誉棄損にも、侮辱にも、脅迫にも、恐喝にもならない線で書いています)、とある人への批判を書いた時です。何者かが勤務先の管理部門に告げ口をし、管理部門の人間から非難を受けました。まさか管理部門ともあろう立場の人が憲法違反行為をするとは思えなかったので(私の日誌は個人的に思った事感じた事を書いているだけのものなので、思想信条の自由があります)、「こういう場でコソッと書くのが悪という事かなあ」と判断して、批判があればなるべく直言するように切り替えました。
しかし、直言をするようになって、御叱りはよく受けるのですが、論理的に正しい宥めは滅多に出て来ません。言われるのは、何やら御茶を濁すような事ばかりです。「お前が我慢すれば済む」というような。正しさよりも、「立場が上の人に反対する事は何となく悪だ」というような空気があります。

最近ささくれだっている事は、自分でも分かっています。大学一年目の頃、私は車が好きだったので自動車部に入ったのですが、一度同期の人間が先輩に進言した事が通らず、後日OBが現れてその同期と同じ事を言った時にすぐに従ったのを見て、立腹してその同期と一緒に辞めてしまったのですが、最近は当時と同じような気分になる事があります。
ま、人に好かれたくて自我を捨てるのか、人に嫌われても自我を守るのか……選べと言われたら、私は後者を選びます。

                                   駅員@狂人に なってしまえれば 楽なのに

2010年2月24日(水)
駅日誌(1337) 「競」

今日は早く帰って走りました。30分間走り、そこから折り返して歩いたり走ったりして帰りました。往路は信号待ち以外は連続走行で約5kmです。
日曜日には東京マラソン10km走が控えていて、これが最後の練習です。実は、結局一度も10km連続走行をした事がない状態で本番を迎える事になってしまいました。土曜日がまだあるって? 土曜は休養日。十分体を休めておこうと思っています。

走った後にシャワーを浴びて、今日買って帰ったCDを聴きました。東京事変「スポーツ」と、ブルーハーツ「オールタイムシングルズ」(25th記念盤)です。
前者は東京事変のニューアルバムなのですが、全体的にかなり出来の良いアルバムです。特にベースが良い。2曲目にある「電波通信」という曲のベースが凄く恰好良いです。流石は、名プロデューサー兼名ベーシスト亀田誠治……ただの眼鏡&髭のおっさんではありません。
後者はシングル集なので、実は全部聴いた事のある曲なのですが、プロモーションビデオのDVDが付いている点に惹かれて買ってしまいました。また、聴いた事はあっても現在手元に音源の無い曲も入っているので、CDの方も価値があります。
ブルーハーツは、その後ハイロウズ、クロマニヨンズとバンドの姿を変えていて、今でも継続して聴いていますが、矢張りブルーハーツの頃が最も好きです。ストレート過ぎる、心に刺さる曲を書いていました。「バファリンの半分は優しさで出来ている」そうですが、私、駅員の20%くらいはブルーハーツで出来ています。

東京マラソンの前に、東京事変が、スポーツ(競技)という名のCDを出してくれました。当日走っている間、このCDから印象に残った何曲かが頭の中で無限ループで流れてくれそうです。
                                   駅員@「スポーツ」を 聴いて走るよ 2月末

2010年2月23日(火)
駅日誌(1336) 「鬼」

会社の同僚が、ノルウェーに旅行に行って、その御土産を貰いました。トロール人形(日本で言う所の鬼)です。天狗みたいな鼻をした、ちょっと不気味な御守り人形で、髪の毛がわっさわっさしています。
あ! しまった……オーロラを見に行くと言っていたのですが、オーロラがどうだったかを訊くのを忘れた!
あ! しまった……ノルウェーと言えば、滅茶苦茶臭い魚の缶詰があります。試したかどうかを訊くのを忘れた!
あ! しまった……Norwegian Wood(ノルウェーの森)は本当にあるのかどうか、行ったのかどうかを訊くのを忘れた!
ま、今度訊いておけば良いか。

                                     駅員@ハリスンの シタール響く 森の歌

2010年2月22日(月)
駅日誌(1335) 「猫」

今日は、222(にゃんにゃんにゃん)で猫の日です。犬の日は、1月11日だったか、11月1日だったか……111(わんわんわん)です。
同じ数字が3つゾロ目の日は、この2日しかありません。2つならいくつもあり、4つなら11月11日だけです。これはポッキー&プリッツの日ですね。グリコもよく考えるものです。

グリコと言えば、ウォータリング・キスミントガムのCMに椎名林檎が出ています。あのCMの曲が「能動的三分間」というシングル曲なのですが、まだ実は音源を入手していません。収録されているアルバムが2月24日発売なので、それを待とう、と(実際は明日23日には店頭に並ぶ筈なので、明日の夕方にでも店に行く予定です)。こんな事を書いていると「お前は本当に椎名林檎が好きなのか?」と言われそうですが、シングルCDは最近は滅多に買わなくなりました。2〜3曲でCD-ROMを一枚費やしていしまうのはどうも資源やスペースが勿体なく感じてしまいます。
話が逸れて行ってしまっていますが、だんだん軌道修正して行きます。
椎名林檎はゲーテという名の黒猫を飼っています。名前の由来はドイツの文豪ゲーテ(代表作「ファウスト」)です。
度々黒猫というモチーフを使ったり、「黒猫道」というタイトルの曲も書いています……その割には、ヤマト運輸(クロネコヤマト)のCMには起用された事がありません、多分。

さて、大周りをしてようやく本題……この日誌にも度々書いていますが、我が家の近所によく野良猫が集まっている場所があります。
口笛を吹いたり、猫じゃらしをチラつかせたり、魚肉ソーセージをチラつかせてたりして近付こうとするのですが、いつもダッシュで逃げられます。魚肉ソーセージの時には、欠片を投げて誘き寄せようと思ったのですが、その欠片を咥えてダッシュで逃げられました。
うーーーーむ、野良で生きて行くには、人間はどれだけ警戒しても警戒し過ぎる事はないって事でしょうか。それとも、私は動物を惹き寄せるようなオーラが無い、或いは、逃げたくなるような恐ろしげなオーラが出ているという事なのでしょうか。
確かにこの所カリカリする事が多いので、普段から攻撃的なオーラ(ある人はカラシ色のオーラと言います)が溢れているのかも知れません。そう言えば、以前は人通りの多い道で人にぶつかりそうになっておたおたする事がありましたが、最近はそれが減った気がします。私が人波を避けるのが上手くなったのか、それとも、カラシ色のオーラが人を避けさせているのか?
それにしても、野良猫にも相手にされないのは悔しくて寂しい……
                                       駅員@飼猫と 野良猫いずれ 幸せか

2010年2月21日(日)
駅日誌(1334) 「板」

金曜日に仕事を早く切り上げて帰って早寝し、その深夜〜早朝から福島県にスノーボードに行って来ました。1泊2日、土曜日に猪苗代スキー場、日曜日に箕輪スキー場で滑りました。2日とも降りたてのフワフワっとした雪が積もっており、気持ち良く滑れました。特に本日は、木に樹氷が出来ており、もし仮に「滑らずに景色を楽しむだけ」というシチュエーションでも十分と言って良い程の景色でした(無論、その絶景を見れば滑りたくもなるわけですが)。

夜中に会社の同僚に車で拾って貰い、東北自動車道〜磐越自動車道を走りました。私の車はちっこいので(スノボ道具を積むとMAX乗車で3人です。また、ギアがMTな上、ペダル配置にクセがある――ABCのペダルが寄っていて、幅広の靴で乗ると横のペダルに引っ掛かって危ない――ので、運転を代わりにくい)、こういった集団移動時にはなかなか投入されません。
朝には猪苗代スキー場に到着し、だいたい6時間程度滑りました。吹雪いていましたが、それでも十分楽しめました。箕輪スキー場近くで宿泊し、翌日は箕輪スキー場にて。トラブルで、2時間程度しか滑れませんでしたが、好天に恵まれ、青空と樹氷のコントラストが美しい中での滑走でした。

さて、今回の反省点。
@来週10km走があり、怪我をしたくなかったので、安全滑走でした。次は多少アグレッシブな滑りを。

A言動の荒さで人に誤解され易いので、今後気を付けようと思います(この反省は何度もしているのですが……)。今回は私とは実質的に殆ど初対面の参加者も居たのですが、きっと「いじられキャラ」で「荒くれ者」という印象でしょう。

B私は「自分の命は、自分自身で守るべきだ」という思想を持っているのですが、「自分の財産も、自分自身で守るべきだ」と考えないといけないな、と。

今シーズンは、あと1回は少なくとも行く予定です。
                                      駅員@冷たくも 柔らかいのは 雪と人

2010年2月18日(木)
駅日誌(1333) 「五」

先週から冬季五輪が始まりましたね。数々のアスリートが鎬を削っています。私はいつも「頑張れニッポン」なんて事はは言いません。日本代表選手は、言われるまでもなく血の滲むような努力をしてあの場に出ているわけで、彼等と同等の努力をしていない身で「頑張れ」なんて言うのは、能天気な事だと思います。ヒネクレ者ですみません。

さて、服装が生意気だとか何とか批判された、スノボの国母のハーフパイプ競技がありましたが、結果は8位。健闘したと思います。これがもし予選敗退だったりしたら、服装批判の人々に「ほら、チャラチャラしているからそうなるんだ!」とボコボコにされて、ノイローゼに陥っていたとしても不思議ではありません。そういう点で、国母には「命拾いしたな」と言いたいです。
とは言え、批判している人の気持ちも分からないでもないのです。というのは、ハーフパイプは審査員が点数を付ける競技なので、スノーボードクロス等の純然たる科学的数字で競う競技ではありません。言ってしまえば、競っていたら審査員の好みで勝敗が決まります。
という事は、代表選考会で国母と拮抗していたが、審査員の好みに合わなかったから負けた(と思っている)選手が山と居るわけで、彼等がもしかしたら行けたかも知れない場で、ああいう恰好をして怒られているのは、実力ある選考会敗退者にとっては腹立たしい事でしょう。

まあ、まだ小僧ですから、その辺の事まで考えが回らないのも致し方ないのでしょうがね。
                                   駅員@週末に おいらも行くよ スノーボード

2010年2月17日(水)
駅日誌(1332) 「速」

これでもまだ遅いのか……もっと早く動かねば。もっと速く動かねば。
私は昔、元々のんびりした性格の子供でした。それが今や知人の多くが、「駅員=せっかち」だと言います。「生き急いでいる感じがする」と言われてドキリとした事もあります。そして、年々そのせっかちに拍車がかかってきている気がします。

例えば、人混みの中を一人で歩いている時、自分でも大分強引に歩いているなと分かるくらい、右へ左へ人波をかき分けるようにしてスタスタと歩いています。

例えば、仕事でPCを使っている時、PCの処理速度の遅さに苛々している事があります。

例えば、仕事で人に質問・相談をした時に、その返事が遅かったり冗長だったりしても、一応返事を待ちはするのですが、YES/NOさえ聞けば、その後の能書きは「分かりました。有難う御座います」と切ってしまう事があります。

例えば、セキュリティ用カード式オートロックを開けた時に、カードをタッチしてピッと音を聞いてドアのハンドルに手を掛けると、まだ開いておらず、ガッと引っ掛かってしまったりします。

……と、こんなせっかち具合です。4つ目のオートロックについては、カードを持っている右手をそのまま移動させて右手でハンドルに手を掛けているので、「電気信号で開いている割には、これでは開くのが遅すぎるだろう」(機械〜ロック解除への電気信号より、聴覚〜脳味噌経由〜右腕という電気信号の方が速い筈がないのでは?)と思うのですが、それ以外は、人に不快感を与えている場合もあると思います。せっかちではあっても、せっかちを表に出さないようにする訓練をしないとなあ。

では、元々のんびりした人間だったのに、何故年々せっかちになっているのか? 思うに、「後塵を拝して悔しかった事」「アクションが遅過ぎたという後悔」……こういった心象が積もるにつれて、グングン加速しているのだと思います。何度もそういう気分を味わって、その都度、「これでもまだ遅いのか……もっと早く動かねば。もっと速く動かねば」と思っているせいだと思います。
しかし、もしかしたら、そうしてせっかちになればなる程、目の前にある物は遠くなってしまうのかも知れません。喉が渇いたからといって、海水を飲んでいてはますます喉が渇くという風に。
                                  駅員@野良猫も 逃げ出すオーラ 発してる?

2010年2月15日(月)
駅日誌(1331) 「麺」

今月の上旬に、“仏像ナイト”というイベントに行ったのですが、そこで新たに面識が出来た人2名と一緒にラーメンを食べに行きました。2人とはそれぞれと別々に会話し、互いにラーメン好きという事を知り、今度行きましょうという事にしていたのですが、内1人が誘ってくれたので、もう1人にも声を掛けて男三人でラーメンです。

新宿〜は〜♪ 豪〜雨〜♪ 貴方〜何処へや〜ら〜♪ 脳〜が〜水滴を奪って乾く〜♪(東京事変「群青日和」より) 雨の降る新宿駅で待ち合わせ、「風雲児」というラーメン屋に向かいました。
私は知らない店だったのですが、人気店だそうで「並ぶ必要あり」との事。しかし、雨のせいか、店の外までは並んでおらず、カウンターの後ろで待ちました。……個人的には「どんな美味しい物でも並んでまでは食べたくない」という人間なのですが、たまにはこういうのも良いか。折角出来た新しい友人となりそうな人ですし。
その店のラーメンは、昨今の流行りである、魚介出汁を使ったどろどろスープで、ラーメンの他につけ麺をラインナップしているというものです。ちょっと他所と違うのは、魚介豚骨なのではなく、魚介鶏ガラという点。鶏をスープのベースにしています。それでも鶏ガラを長時間煮込んでいると見え、濃厚な味わいでした。また食べに来たい味です。

あれ? そう言えば、昼もラーメンを食ったなあ……しかも、昨夜はコンビニ弁当(小)+カップ麺でした! どんだけラーメン好きなんだ!! あれ? そう言えば、最近このラーメンに入っているような魚粉末も最近口にしたような……あっ! 東海道歩きの静岡おでん!
明日からしばらくは、意識して普段食べない物で、且つヘルシーな物を食べようっと。
                                  駅員@気が付けば ラーメン地獄 気を付けよ

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2010年2月14日(日)
駅日誌(1330) 「東海道五十三次(10)」

江戸時代の人は、東海道五十三次を12泊13日で歩いたと言います。私の場合は、今回の日誌更新分(13日土曜歩行分)で10日目です。随所で観光したり、面白そうな店があれば入ってみたり、道を間違えたりしているせいもありますが、それにしても遅い。10日間でまだ半分も来ていません。

府中宿(静岡駅近く)で一泊して、朝食を摂ってから歩き始めます。幸い雨は上がり晴れています。西へ西へ……B級センス漂う商店街(だんだんB級看板等を見る事が増えて来ました。今度、東海道珍写真集のページを作成し、そういうのはそちらに載せようと思います)を抜け、安倍川に掛かる橋を渡ります。川のほとりには、やっぱり安倍川餅の店もあります。
続いて丸子川(まりこがわ)のそばを歩き、丸子宿に到着。国道沿いに「丸子梅園」なる梅園を発見。入場料500円を支払い、紅白の数々の梅の花を愛でました。梅の花って所が、何となく風流人です。奥の方には「うめ薬師」なる仏像があるとの事。仏像好きとしてこれは見逃せません……だがしかし、ちっぽけでしかも柵から遠く、ディテールが全く分からん!
梅の花を見ている内に昼前。花より団子ではないですが、腹ごしらえです。昨夜情報を得た「丁子屋」に入り、とろろ汁セット(刺身付き)を食べました。要は麦とろ御飯です。しかし、自然薯を使っていてなかなか美味。しかも麦飯は食べ放題! 刺身もあったので、小ぶりな御櫃に2杯平らげました。満腹! これがもし車だったら、シートベルトで腹が圧迫されるので満腹は危険ですが、今回は幸い徒歩ですし。
ちょっと離れた所に座っていた爺さんが、通ぶって「とろろ汁は刺身だの何だの余計な物が付いていないやつが一番」などと言っています。ふーん、貴方の胃袋では御櫃1杯も厳しいだろうが、御櫃2杯喰らう身としては、他にもおかずが無いととろろ汁が足りなくなるのだよ、と。


げっぷをしながら、再び歩き始めます。やがて着いたのは道の駅「宇津ノ谷峠」です。国道はそこからまっすぐトンネルに入るのですが、旧街道はここから峠越えです。木の生い茂る山道になります。木陰と木漏れ日、しんとした冷たい空気が気持ち良い!
峠を越えると再び道の駅。
一服しようとすると……わっ! 4連ゴミ箱(缶、PET、燃えるごみ等の分別のため4個置いてあります)のそばに妙にリアルなカラスの模型が逆さ吊りになっています。しかも目が赤いし! しょっちゅうカラスがゴミをあさりに来るんだろうなあ。
しかし、衝撃的なのは、そのカラス模型を吊るしている竿の付け根です。
同じ所に、「フードアクション・ニッポン」(食糧自給率アップ&残飯削減が目的のキャンペーンです)ののぼりが立っています。おいおい、これでは、何だか「食糧自給率アップのためにカラスを食べよう」みたいではないか!

休憩後、再び歩きます。ここらあたりが次の宿場・岡部宿です。府中〜丸子〜岡部は間隔が狭いんだなあ。岡部宿は結構元宿場町として頑張っている方だと思いました。柏屋歴史資料館なる場所もあります。柏屋とは、江戸時代の大旅籠で、その建物を資料館に作り替えた物です。中には入らず進みます。
それにしても、流石は東海エリア。ダイドードリンコの自販機がやたらと目に付きます。喉が渇いたので、自販機を見ると……仮面サイダーに、ウルトラコーラに、怪獣レモネード! 何だか面白そうなドリンクがあります。なるほど、仮面ライダーの駄洒落で仮面サイダー、赤と銀というカラーリングからウルトラコーラ……怪獣は何故レモネード!? バルタン星人の顔が大写しですが、レモネード関係無いやん! この反応までが狙いなら、作った人は天才です。
最もオーソドックスな仮面サイダーを購入。デザインは仮面ライダーの胴体を缶全体にプリントした物です。出て来た缶は、変身ベルトから放射状にカラフルな線が伸びています。あっ、変身中か! 缶の裏を見ると、全8種+ラッキー缶。で、何とこの「変身中」のデザインがラッキー缶のようです。また運の無駄遣いをしてしまったような気がする……否、ラッキー缶が出たという事は今は運気が良い時期なのだと受け取っておきましょう。

更に進むと、「光泰寺という寺に、木喰仏が2体ある」との看板を発見。木喰(もくじき)とは、独特の木彫り仏像を彫ったという僧で、異形木彫り仏像では、「円空か、木喰か」と並び称されています。早速行ってみました。

門は開放されていますが、戸は閉まっています。どら、と戸を引くと開きました。誰も居ません。「すいません」と声を発するも反応無し。ええい、勝手に上がってしまえ。靴を脱いで本堂に入り、先ずは本尊に浄財&線香を。左奥に目的の2体を発見。その内の一体は厳密には仏像ではなく、聖徳太子像なのですが、なかなか味のある像です。しばし眺めた後で戸を閉めて退出。その間、誰も現れず。これって、もし見付かっていたら無断で上がった事を怒られていたのだろうか。誰か居てくれえ!

更に街道を西へ。川に差し掛かると、土手の所で子供たちが遊んでいるのが見えました。一人が土手の上から古タイヤを転がし、もう一人が下でプラスチックのバットを持ち、タイヤを打ち返すという遊びです。現代っ子にしては、なかなかワイルドな遊びをしているじゃないか。面白そう。俺もやりてえなあ……だがしかし、いい年をした大人が小学生と遊んでいたら、警察を呼ばれそうなのでそのまま進みます。
やがて、夕焼け〜空が暗くなってきました。そろそろ潮時か。しかし、今回歩いている所は、鉄道路線から随分離れています。何とか駅まで向かわねば……東海道と東海道“線”が近くなるのが、次の宿場・藤枝宿です。暗い中を歩き、何とか藤枝駅に到着。在来線で静岡まで行って新幹線で帰京致しました。
東海道五十三次(10)歩行距離 : 20.1km(日本橋〜196.1km)
                                      駅員@自然薯の 粘りの足で 東海道

2010年2月13日(土)
駅日誌(1329) 「東海道五十三次(9)」

金曜日に有休を取っていたので、12日(金)・13日(土)で東海道歩きの続きに行きました。今回の日誌で金曜日分を、明日の日誌で土曜日分を書こうと思います。

早起きをしようと思っていたのですが、起きたのが8時半。そこから新幹線&在来線で今回のスタート地点に向かいます。スタート時点でもう12時。今回は興津宿からです。自宅を出た時には雨は降っていなかったのですが、静岡は雨がそぼ降っておりました。とは言え、文字通り「そぼ降る」という感じで、風も殆ど無く、傘さえ差せば問題ありません。
鞄に入れておいた折り畳み傘を広げ、西へと歩き始めます。国道一号線やその脇の細い道を通って進みます。雨は傘で防げるものの、寒いため小便が近くなります。ダムが満水を迎えつつある頃に古本屋があったので、トイレを借りに入った所、「トイレは貸さないようにしている」との事で、このまま進んだ所にあるコンビニを薦められました。我慢して進みます。コンビニ発見……入口に「トイレありません」の文字! さっきのババア、騙しやがったな! このコンビニの入口で立ちションしてやろうか、それともダッシュで古本屋に引き返してその入口にしてやろうか!
と、思っていたら……しばらく進んだ所に、「夜は飲み屋で昼はカフェ」みたいな店があったので、そこに入りました。辛うじてまだトイレに駆け込む程の緊急事態ではないので、珈琲を注文してから、店のママ(?)と東海道歩きをしている旨を喋った後、トイレを借りました。こういう店で会話をすると、「旅をしている感」がして来ます。
小休止の後、再び進み、清水次郎長の清水駅の付近を通って、1号線を外れた道を更に西へ。江尻宿を通過します。この興津〜江尻辺りには、特に宿場情緒は感じませんでしたが、一つ面白い物が……とある寺の門の後ろに踏切があるのです。JRなのか静鉄なのかは忘れましたが、門と境内を電車がぶった切っているのです。おい! そんな所に電車通すなよ! それとも、割と新しい寺で、鉄道が通ってから建ったのでしょうかとか?
そのまま進んで静鉄長沼駅のそばに、建物の間から「BANDAI」のでかい文字が! ここが時折一般公開もしているというガンプラ工場か。「アナハイム・エレクトロニクス」というロゴマークまであります。そのアナハイム〜とは、物語中でガンダムを製造したとされる架空の会社の名です(うげげ、オタッキー!)。
どれ、見学は無理でも物販くらいはやっているだろう……二重自動ドアの手前は開くのですが、奥のは開きません。
見ると、一般公開はしていない旨の断り書きがあります。でも、限定販売の「エコプラ」(再生樹脂を使った真っ黒のプラモデル)くらいは手に入れる方法があるだろうと思い、そこにあった来客用内線電話をかけてみました。曰く、物販もしていないとの事。ならば、そのエコプラはどこに行けば手に入るのかと問うと、ネット通販で買えるとの事。なんだ、帰ってネットで調べてみるか……で、今調べてみると、無い……無いなら無いでしょうがないのですが、面倒な奴には虚偽の発言をするとは、企業姿勢を疑います。

気を取り直して再び西へ進み、静岡駅近郊・府中宿です。あたりはもうほぼ真っ暗です。宿を探さねば……うろうろしてビジネスホテルを発見して、早速電話をかけて部屋の空きを確認後すぐにチェックイン。さて、晩は何を食べようか。ホテルの部屋に周辺マップみたいなチラシがあったので、それを片手に周辺をうろうろ。すると、何やら白いテントがいくつも立ったちょっとした祭のような雰囲気の場所がありました。
「この串とまれ! しぞーかおでんフェア」との事。ほほう、ならば今日は静岡おでんを食べるしかあるまいて。
そのおでんフェアの開催期間は12日〜14日。もし、木曜日から歩き始めていたら、開催されていなかったわけです。何というタイミングの良さ! おでん屋がいくつも店を出しています。おでんフェアのチラシを配っていたスタッフに御薦めを訊くと、「あさひ」と「おがわ」が老舗の有名店だとか。それぞれ5本を麦酒片手に食べました。黒はんぺん&黒い出汁&鰹の粉……独特ですが、これはこれで美味! 続いて、モツカレー(ライス無しのスープ的な物)と、他の地域のおでんとして出ていた姫路おでん5本セット。姫路おでんは、薄味のおでんを生姜醤油に付けて食べます。あっさり味でこれは締めに丁度良いと思いました。
腹も膨れたし、麦酒も飲んだし、部屋に引き返そうか……と思いながら先程ホテルの部屋から持って来た周辺マップを見ていると、近くの飲み屋の割引券が付いています。しかも、元の値段も結構安いではないか。1時間だけ行ってみるか。
1時間の間に3名の女性が横に座りましたが、全て地元の方でした。東海道歩きの事を話すと、丸子にある「丁子屋」という店のとろろ汁が御薦めとの事。昼のカフェといい、この店といい、地元の人から情報を得るというのも、何だか旅慣れて来た感じがします。

今回は写真が少ないですが、ちゃんと撮っています。明日の分や過去の分と合わせて別ページ「東海道の気になる物」でも設けようと思っています。
東海道五十三次(9)歩行距離 : 14.5km(日本橋〜176km)。

                                        駅員@嘘吐きも 情報源も 静岡女

2010年2月12日(金)
駅日誌(1328) 「雨」

今日の日誌は二つ目です。昼間書いたのは、10日の内容。今書いているのは今日の内容です。昨日は、遅くまで飲んでしまい、終電を逃してしまいました……私の路線は終電が早いのです。行ける所まで行って歩くというのも良かったのですが、生憎の雨なので漫画喫茶泊です。

以前、同じく漫画喫茶で読んだ「ワンピース」の続きを読もうと思って読み始めたのですが、1巻半くらいでそのまま眠りに落ちてしまい、起きたらもう9時半。今回はクリーク海賊団対レストラン船のあたりです。私のお気に入りキャラクターのゾロは、今回は全く出て来ず……その前の巻での剣豪との死闘の末眠っていました。
それにしても、ジャンプらしく熱い漫画ですね。男気のある奴が沢山出て来て面白いです。また、ふと思ったのですが、見た目が恰好良くない人物を恰好良く描けるかどうかというのは、作家の腕の見せ所なのだなあ、と。ウソップは恰好良いルックスではないのですが、仲間になるくだりは、恰好良く描かれています。絵を売り物にしている漫画にとって、恰好良いルックスの人物が恰好良く見えるのは当たり前で、恰好悪い姿の者を恰好良く描く事こそ力量が問われるのだと思います。

明日を有休にしているので、本当は以前からやっている東海道歩きの続きを歩こうと思っていたのですが、雨のため順延。引き籠ってガンダムのプラモデルを作っていました。
買ったは良いがまだ作っていない物が何個もあります……FGやHGというシリーズが中心で、それぞれ300〜1000円程度。
最近やっているのは、古いモデルにあるザクの派生機種を、FGの普通のザク(\300)をベースに作るというのをやっています。即ち、そのFGザクをベースに、古い派生機種から固有パーツを移植して来て作るという形です。我ながら、オタッキーな事やってんなあ……

東海道は明日・明後日に行こうかと思っています。明日も雨&雪らしいのですが、大した事がなければ行っちゃおうっと。
今回は興津スタートなのですが、ちょうど今回通るあたりには、ガンプラ工場があります。
工場見学は要予約で且つ今はやっていないそうなのですが、物販くらいは一般公開されている筈だと踏んでいます。端材の再生樹脂で作った「エコプラ」(全部真っ黒のプラモデル)が限定販売されているそうなのですが、それが欲しくて欲しくて。
                                      駅員@雨降りの 休日は引き 篭ってる

2010年2月11日(木)
駅日誌(1327) 「飲」

昨晩、友人2人と女性3人の、3-3で飲み会を致しました。私は楽しく飲ませて頂きましたが、他の5名が「来て良かった」と思っているか、そこが重要です。私は相変わらず、友人の内の1人と議論をしてしまいました(その男とはよく意見を戦わせてしまいます。ちゃんと意見に意見で返してくれる人なので、ついつい)。うーわー、その間は周りはドン引きだったかなあ……
そして、同じく相変わらず、最近のお気に入りの技……小道具攻撃をしちゃいました。先日ゲットした「マグ猫」、展示会で貰った「ノザキのコンビーフのキーホルダー」、「琉球ばくだん(二日酔いに効くサプリメント)」。喜んでもらえていたら良いのですが。
さて、その場では私も小道具をゲット。浅草で働いている人から「はろうきてぃ浅草大判」を貰いました。浅草商店連合会が販売している1000円の地域振興券です。小判型に鋳造された金属板(ニッケルかな?)で、雷門を背にしたキティちゃんの図案です。
加盟店で1000円分の商品券として使える(有効期限は3月14日迄)のですが、こんなん勿体なくて使えるかっ! 大事に取っておきます。恐らく、そういう風に思う人は多いのではないでしょうか? 即ち、「商品券として買っても、使わない」という人。そして、これこそが発行者の狙いなのかも知れません。発行したが使用はされないという事は、大きな利幅になります。流通するよりも加盟店に入る収入は大きいのではなかろうか。なかなかクレバーな商売です。

クレバーな商売と言えば、私の勤め先ももうちょっとクレバーな仕事をする人が多ければなあと思います。上級管理職クラスに、高度成長期のやり方しか出来ない人が多くて多くて……これは私の職場に限った話ではないのかも知れませんが、現代では通用しない、或いは通用しても取り分が少なくなる手法しか出来ない人が多いのです。
私の職務の中にはリサーチ業務もあり、例えば、ジャンル毎の当社製品のシェアや、競合の参入状況を調べるのですが、営業部門にその報告会を開いた時の冒頭に、「当社も入り得る得意先が競合に取られているからといって、そこにそのまま攻めるのは非効率(価格競争になりがち)なので後回しで良く、一旦は他の新規顧客開拓にエネルギーを振り向けて、余裕がある時に奪還に行けば良いと思います」という話をしているのに、報告会の途中で、「この得意先には競合Aがこういう形で参入しています」と言うと、前述のタイプの上級管理職が「おい、○○(部下)、すぐ取りに行こう」と言い出します。そこで、「いや、冒頭に言った通り、それでは価格競争になって利幅が薄くなります。それなら、この参入手法のエッセンスだけ盗んで、他にその売り方で機動的に回った方が良いです(おいおい! 冒頭に言った事を聴いてねえのか!)」と言わなくてはなりません。
戦略・戦術は時代とともに変わります。いつまでも古いやり方が通用すると思っていてはいけないと思います。爆撃機B-29を落とすために竹槍を振るっているようなものです。無論、いつかは私の方法論も古くなるでしょう。その時には私は新しい手法に切り替えられるようにしないとなあ。
                                       駅員@飲み会の 話いつしか 商売話

2010年2月9日(火)
駅日誌(1326) 「愛」

日本が誇る世界のトヨタがリコールを発表しました。対象車種は、プリウスとその機構を流用したタイプのハイブリッド車であるSAI、レクサスHS250hです。エスティマやクラウン、ハリアーあたりのハイブリッドは機構が異なるので対象外です。
どこが問題なのかと言うと、回生ブレーキという機構です。平たく言えば、モーターと発電機の構造は基本的に同じで、「電力でモーターを動かして動力を得る」のと逆に「動力によりモーターを回して、そこから電気を回収する」というわけです。
そのブレーキは、通常の「ブレーキローターをブレーキパッドで押さえて止める」ブレーキと比べて、効き難かったり、違和感があったりするとか……そういう不具合だそうです。
何もトヨタの肩を持つわけではありませんが、「そんなブレーキ機構では通常とフィールが違うに決まっているだろう」と思います。噂によると、元々随分なカックンブレーキで、スポーツ走行なんてとても出来ないようなフィールのブレーキだとか。特殊な機構の車なのに、試乗もせずに買ったのか? と思います。
トヨタの株価、ひいては業績にも響いて来ると怖いですね。
日本航空の経営破綻と言い、キリン&サントリーの経営統合破談と言い、この所株式市場を冷え込ます大きな情報が続きます。日本企業の業績も回復してきた矢先に。大企業のチョンボというのは、マスコミの大好物ですね。

マスコミの大好物と言えば、不幸な人を晒し者にするのもそうです。今日の昼は、一人で焼きそば&たこ焼き(何だこの食事)だったのですが、その店ではテレビが点いていました。
そのテレビでは、新宿で職を失って浮浪者になっている人々の特集をやっていました。その中に、一組の男女が映っていたのですが、夫婦なのか、実質夫婦なのか、カップル浮浪者なのです。男は40歳にもなって30代の女を連れて浮浪者をしているのです。何でも、パソコンを使う仕事が出来ず職に炙れてしまい、路上生活を余儀なくされているとか。
一旦は女の実家に引っ込んで、そこを拠点に仕事を探したが見付からず、女の両親が痺れを切らせて辛く当るようになり、居たたまれなくなって出て来ちゃったとの事。クズか、こいつは!?
 無能なだけならばまだしも、この男には「愛」さえありません。あるのは、甘えだけです……おっと、こういう事を書くと、「駅員、貴様如きの者に愛が語れるのか?」と言われてしまいそうですが、もし私がその男の立場ならばどうするか、それを申し上げれば頷いて頂けると思います。
もし私がその男の立場なら、女に持てる限りの罵詈雑言を使って罵倒し尽くし、それでも効かなければ多少の暴力を振るってでも追い払います。
これの一体どこが「愛」なのか分からない人は、浅いです。罵倒(&場合によっては暴力)の目的は、「その女に未練を残させずに完全に嫌われる事」。そうすれば、その女まで浮浪者にする事はなくなります。「あの男は最低だった」とでも言って実家に帰り、両親に温かく迎えられ、人間の暮らしを取り戻せるのです。
実はこの発想は、「ドラえもん」でのび太がした事があります。凄いのは、静ちゃんにはそれが効かなかったという事。出来杉では勝てんわ、これは。

                                     駅員@地獄から まさかまさかの 愛語る

2010年2月8日(月)
駅日誌(1325) 「市」

SMショーに行って来ました……えっ? ど変態ですって? 勘違いして貰っては困ります。私が行ったのは、Super Market Trade Showです。要は、スーパーマーケットに商品を並べて貰いたい会社が出展する見本市です。色々な食品会社等が出展し、見に来るのはスーパーのバイヤーというわけです。私はスーパーマーケットの関係者ではないのですが、食品業界に密接に関わる仕事なので、情報収集に行きました。
最大の感想は、「まだまだ日本にも私の知らない食べ物が色々あるんだなあ」です。今後の一人旅の楽しみが増えました。いくらパッケージになっていても、地場の食べ物はそこまで行って食べた方が美味しいですからね。

私がネット上で親しくさせて頂いていた某社の社長とも、初めて御挨拶致しました。そしたら、御土産まで頂いてしまいました。その一つが、その会社の麗しきキャンギャルのプロモーションDVD……わ、これを会社に持って帰って誰かに見付かるとまずいぞ、と。こそっと鞄の奥に忍ばせて帰りました。私が通っているのが、企業ではなく中学校だったりしたら、鞄の中身検査で取り上げられてしまう所です。

むむむ、この日誌では、仕事をしていないように見えてしまいますが、しっかり仕事もしてますよ!
                                        駅員@昼食は 試食で賄う 展示会

フレーム
2010年2月7日(日)
駅日誌(1324) 「板」

女性に暴力を振るう男って最低だわっ!
朝早くから車でGALA湯沢にスノーボードに出掛けました。会社の同僚らと一緒に行ったのですが、皆は新幹線で、私だけ車です。高速道路料金が安いので、新幹線より安上がりなのです。
ならばせめて誰かを乗せて行けば良かったのですが、金銭的には安上がりでも、時間や労力もコストと考えると割高ではあるのです。新幹線だと2時間くらいでしょうか。車では、渋滞&チェーン規制&雪道で4〜5時間も掛かりました。
それにしても、一人で湯沢まで往復運転はそれだけでも疲れました。しかも、帰路の渋滞では、運転の下手なミニヴァン2台が鬱陶しくて鬱陶しくて……「所沢ナンバーの白いヴェルファイア」、「大宮ナンバーの紺のイプサム」、お前たちだ! 無駄なブレーキをパカパカと踏みやがって! 渋滞の発生原因の何割かはこういう連中のせいです。おっと、またもブレーキランプが点滅……5回も! ア・イ・シ・テ・ルのサインかっ!!(ドリカム「未来予想図U」より)
しかも、こういう奴に限って窓に黒いフィルムを貼っているので、前の様子が見えないのです。

それはさて置きスノーボード。矢張り丁度良い時期なのか、雪の質が良くて楽しかったです。上の写真は、リフトに乗った上にあったアンパンマンのかまくらです。目が無いように見えるのですが、写真では再現されないものの、ちゃんと目の所に窪みもあります。因みに、右の方の黄色っぽい人物は同行者の一人です。彼は彼で風景を撮っていたようです。
「雪やこんこ」の歌に「犬は喜び庭駆け回り」とありますが、私も雪山に来るとそんな感じで、雪玉を作ってぶつける事に心血を注ぎました。両手に一つずつ雪玉を持って滑り、同僚に近付いてヒット&アウェイです。今回は女性社員も一緒だったのですが、その内の一人、上手に滑れる人には同じく雪玉攻撃をしました。
女性に暴力をふるう男って最低だわっ!

                                      駅員@目に見える 雪の結晶 手袋に

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2010年2月6日(土)
駅日誌(1323) 「歩」

昨夜は、“SR-NIGHT”という椎名林檎ばかりをかけるDJイベントでオールナイト! 先日、注射器を模したボールペンを入手したので、持って行きました。椎名林檎は「本能」でナースコスプレをしていますし。年甲斐も無く、飲んで踊って歌って楽しみました……終了時にはあまりに眠くて眠くて、地べたに眠り込んでしまいそうだったので、寒気を浴びて辛うじて眠気を抑えながら、早々と引き揚げました。
帰宅電車と帰宅後の自宅で泥のように眠り、目覚めるともう夕方! 西の空が赤く染まっている中、新宿へ向かいました。今日は前々から東京マラソン10kmのコース下見をしようと思っていたのです。
新宿に着いてちょっと腹ごしらえをすると、もう暗くなっていました。わわわ、暗くて寒い中これから10km歩くのか……

スタート地点の東京都庁を18:30にスタート。新宿駅の北側を周り、青梅街道〜晴海通り〜靖国通りを通ります。新宿駅付近には、人が多く、その間を縫うように歩く歩く歩く……寒い!
飯田橋駅あたりで半分を越えたので、喫茶店で暖かい珈琲と煙草で休憩。この時で19:40。
20:05再開〜歩く歩く歩く〜竹橋到着。皇居の周りを歩きます。夜の8時でも走っている人が居るんですね〜。そのまま歩き、10kmのゴールである日比谷公園に到着。ゴール時刻20:55。
さて、今回の歩行ペースは? トータル2時間25分。内、25分休憩ですから、2時間です。10kmを2時間ですから時速5km。歩行にしてはまずまずか。東京マラソン10kmは1時間半でタイムオーバーですが、走りさえすれば、途中で歩いても完走は出来そうです。
当初の「完走」などというショボイ目標はやめようっと。目指すは、10km首位!! 陸上部で持久走をやっている人も出て来るでしょうから困難だとは思います。だが、目標は大きく。

自宅にサントリー角瓶の小さいやつがあるので、コンビニでハイサワーと氷カップを買ってから帰宅。ハイボールにも檸檬を絞った方が美味しいので、果汁10%のハイサワーで割るのもアリだな、と。濃い目に割って、ウィスキーの香りと檸檬の香りがいずれもする感じで飲みました。
                                 駅員@踊って寝て 歩いて飲んで 明日を待つ

2010年2月5日(金)
駅日誌(1322) 「珈」

仕事の関係で、珈琲豆の焙煎工場の見学をしました。芳し〜い珈琲の香りがぷんぷんです。その工場で煎った豆で淹れた珈琲を飲んだのですが、これがまた美味! 御土産まで貰っちゃいました。しかし、豆の形そのままの物……グラインダーなんか持っていません! 今度買いに行って、美味しい珈琲を飲めるようにしようっと。

帰宅すると、「人間椅子」のファンクラブの会員証や会報が届いていました。ええ、今年から入会してしまいました! 昨日の仏像ナイトと言い、どんどんディープな人間になって来てます。ええがな、ええがな、やりたい事やったらええがな。
さて、早く帰れたので、この後「崖の上のポニョ」を観てから、SR-NIGHTに行きます。オールナイトです。徹満ならぬ徹林です。
                                    駅員@マニアック 我が道を行く 是も良し

2010年2月4日(木)
駅日誌(1321) 「仏」

恵比寿のとある店に仏像好きが集合致しました。その名も「仏像ナイト」というDJイベントです。私も仏像好きなので、それを知ってしまった以上、そして予定が空いている以上、行かないわけにはいくまいて。
だがしかし、夜遅くまで仏像の話を聞きに行く、というのに誘っても来そうな人は居ません……仏像がネックなのか、夜遅くがネックなのか。というわけで、初&ピンでの仏像会合へ……ドキドキ……これは、12月に行った「SR-NIGHT」(椎名林檎ばかりかけるDJイベント。実は明日もあり、しかも週末なのでオールナイト……これも行きます)と同様です。えーい、行けば何とかなるさ!

仕事を早めに切り上げて、向かったのは恵比寿。私の中ではやっぱり比較的ハイソなイメージのエリアです。駅からちょっと歩いた所にあるEnjoy Houseというちょっと何やらカオスな雰囲気のカフェ&バー(今度何にもない日でも行ってみたくなりました)で、「仏像ナイト」は開催されます。
店に入ると――会社で、こういう企画に行ってみようとしている旨を同僚に話すと、「年寄か僧侶ばかりなんじゃないのか?」との返答だったのですが――狭い店の中に人が群がっています。しかも年齢層が若い。ずっと前に、新聞か雑誌か何かで「若者の間で仏像が密かなブーム」とあったのを思い出しました。へえ〜、本当だったんだ。私の仏像好きは特殊な事ではないのだ!
私は人見知りをする質なのですが、一杯飲めば心の緊張感が緩まります。何人かの人々と会話をしましたが、「興味があったからピンで来てみた」と言う人が存外多かったです。彼等も私と同様ドキドキしながらやって来た模様で、且つ仏像が好きなのは共通しますので、妙な親近感を持ってしまいます。
企画の内容としては以下のような物が行われました。
●「仏-1グランプリ」……5人のプレゼンテーターがそれぞれ、この仏像が一番というのをプレゼンテーションし、投票で一番を決めるというものです。仏像そのものの魅力の他、プレゼンテーターの技量も問われます。
●「仏像講義〜大仏とは〜」……まんじまる氏(ライター)による、大仏の定義と日本の大仏各種の紹介。
●「仏像対談」は、まんじまる氏とtsubaking氏(ミュージシャン)の、変な仏像対談。
●「仏像の価格当てクイズ」は、客の中から選ばれた5人が解答者になり、プロジェクターで映した仏像の価格の値踏みをするというものです。
こうして書くと、「何だか、セミナーを聞きに行くような堅苦しい感じだな〜」と思われるかもしれませんが、テイストとしては、BOW(街の変な物写真投稿雑誌)のような味わいで面白いです。変な仏像や「これは仏像と違うやろ!」という物、仏像がらみの変な土産物なんかも出て来て、仏像の事を何も知らなくても楽しめる作りにしていたのはよく考えていると思いました。
また、この手の企画があったら行きたいな〜。
                                       駅員@仏像で 遊ぶてふ事 是まさに

 
2010年2月3日(水)
駅日誌(1320) 「改」

私は面白い雑貨が沢山ある店に行くのが好きです。例えば東急ハンズ、例えばロフト、例えばヴィレッジ・ヴァンガード、例えば上野ヤマシロヤ……ある程度大規模な店であれば、何時間も居ても飽きないと思います。
そういう雑貨屋で、先日面白い物を買いました。「マーキング・クリップ ロック/シザー/ペーパー」です。じゃんけんの手の形をしたクリップです。こういう遊び心のある文具は楽しいですね〜。先月の日誌に書いた「マグ猫」もそういう物(猫型メモスタンド)です。

……だが、しかし! 私がただのじゃんけんクリップで満足していると思ったら大間違いです。改造しちゃいました! グーは何とも出来ないので、いじるのはチョキとパーです。
チョキは、人差し指を切って、その切断面をきれいに丸くして……「FUCK YOU!!」。
パーは、小指だけ切って、その切断面は切りっ放しで……「落とし前」。
更に、パーから切り取った小指を別のチョキの人差し指と中指の間に接着して……「SMOKER」(これは切った指が短過ぎて失敗。今度針金でも用意します)。
数はまだ沢山ありますので、他にも何か考えようっと。
                                        駅員@雪の夜 一人で遊ぶ 文房具

2010年2月2日(火)
駅日誌(1319) 「初」

今日は、私の恥ずかしい初体験について……
その夜は帰ってもすぐにシャワーも浴びず、時間を過ごしておりました。日付が変わった頃にようやく腰を上げ、寝床に向かう前にシャワーを浴びました。その後、そのままコップに水を汲んで、歯ブラシに練り歯磨きを付けました。そして、ガシッガシッと歯を磨き始めました。
シャカシャカシャカシャカ……バキッ!!
 口の中に違和感が発生し、手を見ると、持っていた歯ブラシにはヘッドがありませんでした。初体験です……歯ブラシを歯磨行為で折ってしまったのは。
嘗て歯科助手の知人曰く、「歯磨きは優しい力で」。反省反省。

さて、初と言えば、角界に異変が起きています。予定調和の理事会選挙にて、古くからの習いを逸脱した貴乃花が当選。年々人気の凋落している大相撲に、改革は起きるのか? 人気復調なるか? 貴乃花のこれからの働きに注目です。角界には悪い慣習が山のように残っており、且つそこに安住する事を好む人が多いです。ネオ「高貴なる大相撲」はやって来るのでしょうか。
おっと、悪い慣習をいつまでも大事にしている人というのは、どこの世界にも居ます。私の勤め先もそこそこ歴史のある会社なので、勿論そうです。
貴乃花に触発され、私も正義を貫いてみる所存です……ネオ「高貴なる大相撲」ならぬ、ネオ「創業者派」で行こうと思います。私は先日の日誌にも書いた通り、創業者の事は尊敬しています。
しかし、その志を汲んでいる者がどれだけ居るか? 愛「偉い人」精神なんか糞食らえで、愛「社」精神を持って働いているつもりです。
                                駅員@言われるか? 「あまり物騒な 事書くな」

2010年2月1日(月)
駅日誌(1318) 「雪」

夜に向かって雪が降り積もると♪ 悲しみがそっと胸に込み上げる♪
涙で心の灯を消して♪ 通り過ぎて行く季節を見ていた♪
   〜桑田佳祐「白い恋人たち」より〜

午後から雨が降り始め、夜、地下鉄を降りると雪になっていました。これは結構本降りです。さっき、自宅の窓から外を見ると、積もっていました。
ここいらの子供は、「わーい、雪だ雪だ!」と喜んでいる事でしょう。私は大人ですし、何より雪国育ちなので喜びよりも心配が……ここいらの運転士は、雪上走行に慣れて居ません。また、その利用客も雪の日に慣れて居ません。という事は、列車の遅延・運休の危険性が高いという事です。明日は、仕事にならない人も居るだろうなあ。
それと、雪が積もった翌朝はアイスバーンになりますので、自動車運転者は勿論、歩行者もスリップに御注意を!

(註)冒頭の写真は、今回の日誌の内容とは無関係です。先日喫茶店で発見しました。「ドンパチ」って! 能天気に人をぶっ殺せるアメリカ白人が好みそうな珈琲です。
                                   駅員@パウダーとは 程遠いベタ 雪の降る
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