2010年12月度目次
 #1469 「椅」 まだ現役 イカ天バンドと 侮るな。
 #1470 「魚」 連れてって 小僧の神様 みたいにさ。
 #1471 「雨」 カーテンの 外には水の カーテンが。
 #1472 「孔」 ゴルフとは 漢字で書くと 孔球と。
 #1473 「厭」 喜撰云う 世を宇治山と 人云うと。
 #1474 「番」 恐ろしき 清き蛮カラ 一代記。
 #1475 「漫」 人食らう 巨人の歩く 壁の外。
 #1476 「夜」 金土日 続く夜遊び 放蕩す。
 #1477 「菌」 殴られて バイバイキーンと 浮遊する。
 #1478 「玩」 ゲップして オマケ欲しさに コーラ飲む。
 #1479 「亀」 CGの 喋る海亀 不思議なり。
 #1480 「只」 サンプルが 只で貰える 自販機で。
 #1481 「眠」 だらだらと 浅きまどろみ 勿体な。
 #1482 「餃」 たかが餃子 されど餃子と 人の云い。
 #1483 「壊」 壊し屋が 守りに入る 年の暮。
 #1484 「靴」 装飾に 蛇足と苦笑 安い品。
 #1485 「聖」 おおジーザス 私めにも 導きを。
 #1486 「魚」 ガラス越し 魚の目には 何映る。
 #1487 「赤」 クリスマス 過ぎて赤い血 赤絵の具。
 #1488 「印」 異邦人 異死の上にも 三年か。
 #1489 「銭」 千円札 一枚二枚と 皿屋敷。
 #1490 「末」 帰省する それとも実質 寄生する?

2010年12月29日(水)
駅日誌(1490) 「末」

木版画刷版済みの葉書に宛名を書き、何とか年賀状を書き終えました。今年も出すのが遅かった……今回も元日には届かない予感です。毎年の事ですが。今回は、M-1を見ながらちょっと慌てて刷ったので、結構ガサガサした葉書も多くなってしまいました。
昨年は、我がサイトのMOH(MOdified Holsteinモディファイド・ホルスタイン)……色々な白黒柄のホルスタイン牛。今年は、ドラえもんを虎柄強面にアレンジした「寅えもん」。来年は、「USAGI」(United States of America - Government Issue)と題して、ウサギ軍人の絵としました。

これでようやく安心して帰省が出来ます。特に猫が居るので、帰省が楽しみです。しかし、どうも31日に列島は大荒れになるそうで、そうなると必然的に明日は新幹線は混みそうです。果たして座れるだろうか……頼むから、煙草を吸わないくせに喫煙車輌自由席に乗り込まないでくれ……特に親子連れで、且つ、「子供が居るのに吸うなんて、何て奴だ」みたいな迷惑そうな面をする連中! 何で煙草を吸えるように喫煙車輌に乗っているのに、居心地の悪い感じにならないといけないのか……理不尽なのです。
これにて、今年の駅日誌は終了。皆様、良い御年を。
                                   駅員@帰省する それとも実質 寄生する?

2010年12月28日(火)
駅日誌(1489) 「銭」

私の暮らしている地域は、銭勘定が苦手なのか!? 大丈夫なのかと心配になります。今日の話題は、「自治体財政」などといった高尚な話題ではなく、食事をした時の支払いの話題という卑近な話です。

帰りに小腹が空いたので、近場のお気に入りの店の一つでラーメンを食べて帰ったのですが、その精算の時に、細かい金が無かったので、一万円札で払いました。
レジの女性が、「1、2、3、4……」と御釣のために千円札を数え始めました。おっと、千円札だらけかよ……と思っていると、そのまま「10」まで数えてしまいました。「あれ?」と再度数え始め、また「10」まで。おいおい、一体何をしているのか? 「9と、***円ですよ」と言って、そこではたと気付いたように10枚の千円札から1枚抜いて、小銭を足して渡してくれました。
これ、もし私が出鱈目を言ったら、その出鱈目の御釣を貰えてしまったかも知れません。そこそこ繁盛している店なので、忙殺されて頭が回らなくなっていたのでしょうか。

そんな事が1年程前にもありました。
同じ区内のインド料理屋に入ってみた時の事。その時、厨房にはインド人(か、パキスタン人か、バングラデシュ人)が居て、レジには日本人(か、韓国人か、中国人)が居たのですが、御釣を多くくれました。私が出した金額より多く、タダ飯の上お小遣いまで貰っちゃう事になります。電卓を叩いて、「ん? あれ?」とやっていました。どうやら「+」と「−」を間違えていた模様。「いや、御釣は****円の筈」と言うと、納得したようなしないような顔でそれをくれました。納得してくれないとまるで俺が詐取しようとしているようではないか! 余分な金を辞退したのに。

これらの店、果たして一日の、或いは月々の帳簿が合っているのかどうか、大いに気になります。
一方ではぼったくりなんかも蔓延る世の中、その一方では気付かない内に払われるべきものが払われていない事もあります。金の巡りが計算通りではない事は往々にしてあるものですね。上手くのその奔流の隙間に潜り込めば、何もしなくても食って行けるのかも知れません。否、もう実践している人も居るのかも。
                                        駅員@千円札 一枚二枚と 皿屋敷

2010年12月27日(月)
駅日誌(1488) 「印」

日本を印度にしてしまえ!
俺にカレーを食わせろ 俺はいつでも辛さに拘るぜ♪ 
俺にカレーを食わせろ 俺はいつでも辛さに拘るぜ♪
   〜筋肉少女帯「日本印度化計画」より〜


私の行ってみたい国の一つに、印度があります。カレーも好きですし、ヒンドゥー教の神々の像や絵も好きです。嗚呼、行ってみたい。
私の行きたい異国の地から、遠路はるばる日本へとやって来た若者が、虐めを苦に自殺したそうです。大阪は茨木の追手門学院大学。大学です。小学校でも中学校でも高校でもありません。大学生にもなって虐めをしているしょうもない連中が居るとは……それも、公衆の面前でズボンを下ろさせたり、あだ名はビンラディンだったり、虐めにしても何とも低能です。こんな低能でも入れる大学なのか……無論、まともな学生も居るでしょうから、十把一絡げにするのは乱暴ですが。
と思ったら、自殺は三年前に起きた事だそうで、大学は今頃認めたのだとか。その間、その印度人の父親まで投身自殺しています。

……と、ひとしきり義憤らしき物を書きましたが、「あだ名はビンラディン」程度の事は、実は無意識のうちに我々もしている事かも知れません。害意はなくとも、人を傷付ける言葉を、人は安易に口に出来るものなのです。人の振り見て我が振り直せ、と。
                                      駅員@異邦人 異死の上にも 三年か

2010年12月26日(日)
駅日誌(1487) 「赤」

年賀状の版画を仕上げようと、買い物に出掛けました。板を彫刻刀で彫る工程は終わっているので、刷版に入ろうとしたのですが、赤と黒の二色を使おうと思ったのに、赤が手元に無かったのです。

昨日まで街には赤が溢れていたのに、今日は全く見掛けません。その代わりに、交差点で黄色と黒の看板を掲げたクリスチャンが居ました。録音されている説教的な物を流しながら、数人で看板を掲げていました。黄色と黒という組み合わせ……今年、寅年のカラーリングであると同時に、蜂や危険物の色でもあります。危険を煽る色、しかし注目を集める色。彼等は、神を信じないと救われないと危険を煽り、人々から注目されようとしています。
しかし、街行く人々は彼らには目もくれずに行き交っています。私も同様にそのまま進み、目当ての東急ハンズへ。赤の版画絵具と、昨年使ったスポンジ製ローラーが何かと使いにくかったため、今回はゴム製ローラーを買いました。

先程のクリスチャンが看板を掲げている交差点には、献血所があります。私は何ヶ月かに一度献血をしていますので、今回も寄りました。諸々の手続きを終えて、献血本番。腕に指したチューブに赤黒い血が流れて行きます。ふと顔を上げると見知った顔が。知人が居ました。
示し合わせたわけでもないのに、こんな所で知人に遭遇するというのは、中々ありません。私は今日は帰って刷版をしたかったし、M-1も観たかったので、挨拶もそこそこに帰りましたが、しかし、彼も献血好きだったとはな。確かに彼の活動エリアでもあるのですが.。
写真は、赤版の板です。これをはがきに刷った上に、メインの黒版を重ねました。

                                   駅員@クリスマス 過ぎて赤い血 赤絵の具

 
2010年12月25日(土)
駅日誌(1486) 「魚」

八景島シーパラダイスに行きました。ここに行くのは初めてです。売りは白イルカと、ジンベエザメ。しかし、ジンベエザメはともかく、私は実は白イルカが嫌いなのです。普通のイルカやシャチは好きなのですが、何なのでしょう? 額のこぶ? 色?

京浜急行金沢八景駅からモノレールに乗り換えて、八景島駅へ。寒い。海に近いというだけあって寒いです。
駅の傍にあるアイスクリームや中華饅を販売している店の前に、サンタクロースの不気味な像がありました。カーネルおじさんのように眼鏡を掛けています。近付くと、音楽に合わせて踊り出します。
白イルカに優るとも劣らない不気味さを見せています。
水族館と遊園地がくっ付いているわけですが、目的地は水族館。乗り物は良いや、と、水族館のみの券で入場。本館は、ルーブル美術館にあるような(行った事ないですが)ガラスのピラミッドがある水族館です。入口に早くも白イルカの実物大模型が登場。矢張り、最大の売りは白イルカか。その像の前で記念撮影をしている人も多かったですが、私はスルー。
蛙コーナーとジンベエザメの水槽、水生哺乳類コーナー、ホッキョクグマ、ペンギンを経て、魚コーナーが続きます。
アシカやイルカのショーをやるスペースは水洗い等の関係からか、数ある水族館の例に漏れずここでも屋外。寒風吹き荒ぶ中、それでもかなり多くの観客が居ました。その時はアシカのショーをやっていたのですが、その後ろに上の開いている広い水槽。先程、ジンベエザメが泳いでいるのが見えた水槽です。ジンベエザメを見た時に水槽の向かい側上方に、サンタクロースの衣装を着た女性の後ろ姿が見えていたのですが、その衣装の人が今ショーの進行をしています。
イルカがショーをやる時にはジンベエザメをその水槽の左右にあるスペースに退避させてイルカをこちらに出して来るのでしょう。
個人的には甲殻類が結構好きなので、海老蟹が少なかったかな、と思いましたが。しかし、それを求めるのならば、ここではなくもっと甲殻類に力を入れた所に行くべきか。
私は観光地等に出掛けるとヘンテコグッズが欲しくなる質なので、今回も購入。秋刀魚型のペンケース! ジッパーで開いて使うのですが、開き方が、秋刀魚の開きみたいでなかなか。惜しむらくは内面が青だった事。魚を開いた時のようなピンク系の色だったら尚良かったです。
                                      駅員@ガラス越し 魚の目には 何映る

2010年12月24日(金)
駅日誌(1485) 「聖」

Hey,Right!! Now……ha-ha-ha……I am an Anti-Christ! I am an Anarchist!
Don't know what I want, But I know how to get it. I wanna destroy the possibly.
'Cause I wanna be an Anarchy……No doubt funny.
   〜The Sex Pistols“Anarchy in the U.K.”より〜

アンチクライストですから! 今日が何の日なのか、どーでも良い! 仕事の関係で遅くなり、マイコーも見逃すし! ……とか言いながら、アンチクライストなんて歌詞の歌を書く虚しさよ……嗚呼、寒い。本当は、寂しいのです。
                                      駅員@おおジーザス 私めにも 導きを

2010年12月23日(木)
駅日誌(1484) 「靴」

私は物持ちが良い方で、何年も来ている服や何年も履いている靴を持って居ます。最長の物は10年くらい使っている物もあります。これも平日は殆どスーツ&革靴のせいなのだと思います。平日に切る物・履く物は基本的にローテーションで回しているだけです。なので、私服・私靴の物持ちが良くても、スーツや靴は駄目になりやすいです。スーツの時は、ネクタイ&シャツでは多少御洒落をする事はあっても、基本的に作業服と考えているので、駄目になるまで買い替えません。
先日、スーツの三着ローテの一角の黒いスーツが駄目になり、一方で靴も三足ローテの一角が既に底が駄目になっている上、一足がそろそろ限界なので、買い替えに行きました。
それにしても、駄目になった靴と、そろそろ限界の靴の二足の底を見て……靴底の減り具合ってのは歩き方が出るなあ、と。私の場合は踵の側が減って丸くなってしまいます。で、靴底のゴムパーツって、完全な塊ではなく、中に空洞があるので、その空洞部分に小石が入っていたりします。むむ、今見ると、比較的新しい靴(それでも二年以上履いています)にも小石が……
足を前に出して地面に着地した時に踵の角の所を下している、という事なのでしょう。そして、私は比較的スタスタと速く歩くので、踵の角にダメージが加わりやすいのでしょう。もし、私が今の歩き方のままで女だったら、ピンヒール等を履くとすぐぶっ壊しそうです……

靴の方は安い靴屋で二足購入。しかし、安い靴、安い服ってのはどうして、余分な装飾を付けてわざわざ恰好悪くしてしまっている商品が多いのか?
安い靴で、そこそこ良さそうな物を手にとって裏を見ると、スポーツシューズのようなヘンテコなパターンのゴム底だったりします。いや、こんな複雑な事をしてくれなくても、ゴム底でも黒一色でシンプルな形で良いのに……と。安い服もそうです。今回は用が無いので行っていませんが、近くにあるカジュアルウェアの安い店……妙にダサい刺繍が入っていたりするわけです。いやいや、この刺繍さえなければ、普通に着られる感じなのに……
バーバリー(BURBERRY)風のチェックのシャツの胸にブルーベリー(BLUE BERRY)なんて刺繍がしてあったりします。このチェックをこのいかにも「似せてます」みたいなパターンをやめて、刺繍を無くせば、十分着られるのになあ。否、だからこそ、こういう安い店に流れて来るのか……うーん。
                                        駅員@装飾に 蛇足と苦笑 安い品

2010年12月21日(火)
駅日誌(1483) 「壊」

小沢一郎。昔は好きだったのですが、民主党と自由党がくっ付いた辺りから、そして、民主党が政権を取ってから更に、どんどん嫌いになっています。
それは、小沢一郎の変化なのか、それを受け取る私の変化なのか、それは判然とはしませんが、受け取る側の変化に自覚症状が無いので、小沢の変化なのだと、私は思っています。
昔から駄々っ子的な部分はありましたが、壊し屋の異名の通り、その暴れ方は好きでした。今の駄々っ子振りには「創造の為の破壊」という要素が欠落していると感じます。
昔のイメージ、特に1980年代〜90年代にかけての剛腕ぶりには舌を巻きます。これは私はリアルタイムでは知らない所なので、後で本などで読んで、ですが。

さて、卑近な話題に落ちて来ます。「壊し屋」はネガティブな表現ではありますが、異名・通り名が付いているのって恰好良いですよね。良きにつけ悪しきにつけ、人から認められなければ付かないものです。例えば、「甲斐の虎」武田信玄、「越後の龍」上杉謙信、「美濃の蝮」斎藤道三、「独眼竜」伊達政宗、「臥龍」諸葛亮孔明……等々、歴史上の人物ばかり挙げてしまいましたが、現代でもスポーツ界や格闘技界では沢山ありますね。「音速の貴公子」とか。漫画やアニメの世界にも山のようにあります。「赤い彗星」とか。
私もなんか通り名が欲しくなります……「ハニカミ王子」とか「おかわり君」とか、そういう愛称っぽいやつじゃなく、恰好良いやつを……否、実績の無い者に通り名等付く筈があるまいか。あだ名はよく付けられるのになあ。
                                       駅員@壊し屋が 守りに入る 年の暮

2010年12月20日(月)
駅日誌(1482) 「餃」

チャオズ「さよなら、天さん……」 チュドーーーーン!!! 天津飯「チャオズーーーーーー!!!」
ドラゴンボールで、サイヤ人ナッパに対して、チャオズが自爆攻撃を仕掛けるシーンです。懐かしい……当時、私は一体いくつだったのか。

さて、チャオズは、漢字で餃子と書きます。ドラゴンボールには、食べ物の名前が沢山出て来ます。カカロットはキャロット(人参)ですし、チャオズはギョーザなのです。
餃子と言えば、王将という餃子チェーンには二つあります。京都に本拠を置く「餃子の王将」と、大阪に本拠を置く「大阪王将」です(厳密に言うと、鹿児島には「餃子の王将」という名前ですが別会社、なんてのもあります)。無論、メインメニューはいずれも餃子。私の地元には、京都の王将が多かったので、私の中では京都の王将の方が食べた回数は多いのですが、なかなかどうして、大阪王将も侮れません。大阪王将の方が、皮がカリッとしている気がします。京都の王将も、大阪王将も、店によって大分味が違うチェーンなので、一概には言えないのかも知れませんが……

そんな折、大阪王将で面白い物を入手しました。その名は「パリッとシート」。持ち帰って冷めてしまった餃子を電子レンジで再加熱する時に使うシートだそうです。
ところどころに金属光沢のある厚紙です。持ち帰りの箱にこれを装着してレンジアップすると、パリッとするそうな……
早速試してみると、成程。普通に電子レンジで加熱するとふにゃっとなってしまう所が、これを使うと、焼き餃子の焦げ目の部分がカリッとしています。そりゃあ焼き立てには一歩及びませんが、これはこれで再加熱物にしては良く出来ていると思いました。美味美味。
ふと……このシートを使って、鯛焼の表面等をパリッと出来たら面白いかも……鯛焼って、持ち帰ると焼き立てと全く違う味になってしまいますからね。
                                   駅員@たかが餃子 されど餃子と 人の云い

2010年12月19日(日)
駅日誌(1481) 「眠」

金曜日に大阪出張……仕事の後には大阪に行くといつも御世話になっている方と一緒に飲みに行きました。金曜日なので、予めビジネスホテルを取っておき、そこにチェックインしてから飲みに行ったのですが、4時まで御付き合いする事に。
ホテルに戻ってからちょっとだけ寝て、あっという間にチェックアウト。そこから新幹線で帰宅。新幹線では、行きの新幹線で読み始めた読みかけの本を読みながら、到着。睡眠時間が短かったので、帰ってから一眠り……のつもりが、断続的に今日の夕方まで眠ってしまいました。嗚呼、またやってしまった。勿体ない。
この日曜日には、年賀状の製作(例年と同様の)に取り掛かろうと思っていたのですが、何一つ出来ず……こりゃあ、次の天皇誕生日と25、26日に製作する事になりそうです。またギリギリに出して、元日に届かない、なんて事になってしまいそうです。
それにしても、近年、放っておいたら何時間でも眠ってしまう事が増えました。勿体ない勿体ない。
                                     駅員@だらだらと 浅きまどろみ 勿体な

2010年12月16日(木)
駅日誌(1480) 「只」

只。タダ。大正〜昭和の頃に流行った言い方では、漢字を分解して「ロハ」なんて言い方もあります。
以前、表参道の辺りに、「サンプルラボ」という店が出来ました。客は、会員登録費を払ってからは、何度も試供品を貰うだけ(或いは貰ってモニタリングするだけ)というコンセプトの店です。
言わば、試食販売や試供品配布場所を提供するというビジネスなわけです。また、サンプリングから得られたデータを販売するといった事もしていたのかも? 情報は金になります。嘘だと思うのなら、マーケティング会社が発行している書籍の価格等見て下さい。発行部数の少なさと、相手が企業だからという理由で、10万〜何10万がザラです。
2007年出来た当初に仕事の関係で会員になって探りに行きました。非常に混んでいたのを記憶しています。どうやら、今はもう無くなってしまったようですが。

それを自動販売機型にしたような機械を見掛けました。その名は「サンプリン」……サンプリングからの命名です。
会員になって携帯にQRコードが出るようにしておいて、そのQRコードを読ませると、その機械からサンプルが出て来るという物です。
珍しくて写真を撮ったのですが、そのそばで一人が早速ピッと読ませてサンプルのミネラルウォーターを取って歩いて行きました。
もしかして、前述のサンプルラボと同じ会社がやっていたりして。或いは、サンプルラボの会社が潰れた後、その元社員が始めた、とか?
色々な事が商売になるものです。
                                    駅員@サンプルが 只で貰える 自販機で

2010年12月16日(木)
駅日誌(1479) 「亀」

タートルトーク。東京ディズニーシーにそういうタイトルのアトラクションがあります。それを見る機会に恵まれました。これから書く事は、夢を壊す事なのかも知れませんので、それが嫌な方は今回は読まないで下さい。

CGで描かれた亀(クラッシュという名前です)が喋るわけです。スタッフの司会者が案内し、亀が観客と会話をします。それは、亀が一方的に何かを言うのではなく、インタラクティブ。即ち、亀には観客の姿形が見えていて、言動も聞こえています。挙手して指された人が亀に質問したり、亀がこちらに質問したりします。亀はそのやり取りの内容を踏まえた上で、会話して来ます。
驚いたのは、喋っている言葉に合わせて口が動き、喋っている内容に合った動きをしているという点です。また、たまたま客の子供の一人が、「ドリー(魚)に会いたい」と言ったら、その後しばらくして、そのドリーも現れました。無論、亀とは違う声でした。
うーん、どういう仕組みになっているのでしょう? 会話の方はカメラかマジックミラーでこちらを見ながら声優が喋っているのでしょうが、前述の魚の出現や、口の動きや身振りの再現度の高さには舌を巻きます。例えば、観客の一人から、「甲羅は脱げるのか?」の質問に対し、「脱げるわけがないだろう! 体の一部だよ!」と言っただけではなく、「脱げるかも」と脱ごうとするようなアクションがありました。そんな動きまで出来るとは……
かなり広い範囲の想定アクションが用意されている? それとも、仕組みではなく仕込みがある? 或いは、かなり複雑な動きもすぐに再現できるような操作性がある?(だとしても口の動きまで?) マジックにおけるミスリードのような手法が使われている?
分からん……これらのうちのいくつかが、複合的に用いられているのでしょうか? しかし、天下のディズニー。比較的新しいアトラクションなのに、初見でおいそれと見破れるようなトリックは用いないか……これはちょっと何度か見てみないと分からないです。おっと、もしかして、これも術中にはまっているという事か?
                                        駅員@CGの 喋る海亀 不思議なり

2010年12月14日(火)
駅日誌(1478) 「玩」

オマケに釣られて、喉が渇いているわけでもないのにコーラを買ってしまいました。PEPSI-NEXに、ガンダムキャラクタータイプのベアブリック(LEGOブロックの人形に似た熊の人形です。元々は丸い頭のキューブリックという玩具があり、その派生品です)のストラップが付いていたのです。いわゆる首掛け景品というやつです。
全16種類……ガンダム、ガンキャノン、ジム、ドム、ザク、シャア専用ザク、グフ、ズゴック、シャア専用ズゴック、シャア専用ゲルググ、アッガイ、アムロ、シャア、セイラ、ギレン、ランバラルがありました。スーパーの店頭に山積みになっていたので選び放題でした。ベタなのですが、シャアを選びました。次に見掛ける機会があったら、アッガイにしようか。
自宅にある既に作り済みのプラモデルと写真撮影。144分の1のジオングをシャア専用カラーに塗った物です。目玉には、ピンク色のラインストーンを貼り付けています。

原作でジオングが登場する場面で、こんなやりとりがあります。
(整備兵)「80%? 冗談じゃありません。現状でジオングの性能は100%出せます!」
(シャア)「脚が付いてないようだが……?」
(整備兵)「あんなの飾りです。偉い人にはそれが分からんのです」
上の写真では、
シャア「私には、この状況で脚よりも塗装を優先した君の神経の方が分からんよ……」とでも言っていそうです。うわー、オタッキイ。

それにしても、PETボトルや缶コーヒーに付いているオマケ……私はこれに弱いです。欲しいオマケがあれば、味やブランドよりも優先させてしまいます。これこそがオマケを付けている理由なのでしょう。しかし、これは飲料メーカーにとって一種の麻薬です。自らの首を絞める結果になるのではないかと思います。極論すれば、商品そのものに如何に魅力が無くても、オマケが魅力的ならば買ってしまうわけですから。
無論、商品に自信があり、オマケで一旦引き寄せてからリピーターにするというのが狙いなのだとは思いますが、そうは問屋が卸していないように思います。
                                  駅員@ゲップして オマケ欲しさに コーラ飲む

2010年12月13日(月)
駅日誌(1477) 「菌」

「バイキンマン」という表記は誤りらしいですね。「ばいきんまん」と平仮名で書くのが正しいのだとか。アンパンマンは片仮名なのに……
私は子供の頃からばいきんまんに肩入れする方でした。あと一歩でアンパンマンに勝てるのに、「詰めが甘いのだ!」と思っていました(「詰めが甘い」という言葉は知りませんでしたが、そういうニュアンスの事を思っていたわけです)。


それにしても、インフルエンザウィルスと言い、ノロウィルスと言い、「ばいきんまん」の眷族が猛威を振るっています。いや、細菌とウィルスでは、そのサイズや生物学的なポジションは違うのですが、「ばい菌」という言葉を使うと、何となくかなり曖昧に広い範囲を包含してしまいそうに思います。職場にも感冒者や疱疹発症者が出て来ています。ふと見ると、電車の中もマスクマンだらけ……皆様もどうか健康には御気を付けて。とか言っている、私も不摂生なので、気を付けないと。

「ばいきんまん」「ウィルス」と書いてふと思ったのですが、英語訳では「ばいきんまん」は何と呼ばれているのでしょう? 意味で取ってBacteriuman? 音で取ってViking-Man? それ以前に「アンパンマン」も気になります。
むむ、調べてみたのですが、アンパンマンは英語圏には出て行っていないのか? 一向にヒットしません。「アンパンマンとえいごであそぼう」なんてのはヒットするのですが……御存じの方、教えて下さい。固有名詞としてローマ字表記なだけなんでしょうか。

                                  駅員@殴られて バイバイキーンと 浮遊する

2010年12月12日(日)
駅日誌(1476) 「夜」

金・土・日と夜遊び続きです。

金曜日。
大江戸温泉物語に行きました。二度目です。そう言えば、つい先日ラクーアに行ったばかりで、またスーパー銭湯です。
まあ、ラクーアの時は朝の4時。入浴→睡眠だけしか無かったので、ゆっくり湯船に浸かったり、サウナ←→水風呂往復等を味わえた今回とはわけが違うて。
大江戸温泉物語は、その独特の構造が特徴的です。浴衣に着替えて江戸情緒のある屋内縁日雰囲気の空間に出て行ってから、風呂なわけです。今回も危うく全裸で縁日空間に出て行ってしまう所でした。浴衣に着替える所から、浴場こちらの案内板に従って全裸でそっちに向かってしまう所でした。その先には、浴衣を着た男女がうろうろしているというのに。気付いて良かった。
そう言えば、私が初めてふんどしを買ったのも、この大江戸温泉物語でした。今でもごくたまーに着用しています。

土曜日。
東京国際展示場で開催されていたエコプロダクツを見に行って、その後、仕事で知り合った人々との勉強会がありました。そうなると、その後は飲みに行く流れになります。

私は飲むと眠くなるので、また眠っちゃいました。一軒目では起きていたのですが、二軒目では眠りこけてしまいました。失礼な野郎だとは思います。しかし、私は飲むと眠くなる事を公言しているし、何度も目の前で眠っているので、文句は言わせません。私は、ちゃーんと「一軒目で帰る」と言っているのですから。と言いながら、三軒目、四軒目まで行ってしまいました。二軒目で眠ってしまったので、目は覚めてしまったわけです。眠ってしまうのならば、誘われても断固として帰る意思を持った方が良いのでしょうか……

日曜日。
今月の頭に買った人間椅子のライブ盤。その特典の無料インストアライブが、渋谷タワレコで開催されたので、行って来ました。
これは、夜遊びと言っても19時〜20時です。選曲はその殆どがライブツアーからでしたが、矢張り生ライブは違うわ。音圧により、また耳がキーンとなっています。
ベーシスト鈴木研一がふんどし愛用しているので、それに肖ってわたしもふんどし装着で行きました。いや、無論上にズボンを履いているので、人知れずふんどし、です。言うまでもなく、先程書いた、大江戸温泉物語で買った物です。しかし、下着という物は普段人に晒す物ではありません。もしかしたら、意外や意外、ふんどし装着者はそこらじゅうに居たりして?

いかんいかん、掃除も年賀状製作(私は毎年、版画を彫っています)も一向に出来ていないままの師走です。またギリギリに年賀状を作る事になるのか? (大掃除などほっぽり出して……)
                                        駅員@金土日 続く夜遊び 放蕩す

2010年12月9日(木)
駅日誌(1475) 「漫」

帰りの電車に乗っていると、途中の駅で人が乗って来て私の隣に立ち、その手に持っていた本を読み始めました。本屋で付けてくれる紙製ブックカバーの付いたその本を開くと、漫画でした。視界の端に入ったその本は、私も持っている漫画でした。
見た覚えのないページだったので、気付きました。あ、3巻が発売されているんだ……「進撃の巨人」という漫画です。「おいおい、いい年をして漫画かよ」と笑われそうですが、これがなかなか面白いのです。

その漫画の世界では、100年前に突如巨人(3m程度〜15m程度)が地上に現れ、人類を捕食し始めます。人類は逃げ惑い、やがて巨人の侵入を防げるような巨大な壁に囲まれた土地を見付けて逃げ込みます。
物語は、そうした巨人出現の出来事があってから100年後の世界です。突如、それまでの15m程度までの巨人とは桁違いの、100mオーバーの巨人が現れます。作中では「超大型巨人」と呼ばれています。通常の巨人には知能は殆ど無いようなのですが、その超大型巨人は知能を持ち、壁を破壊して、他の巨人が人類の領域へと侵入できる道を作ってしまいます。その結果、再び、人類は巨人の恐怖に怯えて戦わなければいけなくなる、という話です。

んー、こんな説明では一向に面白そうには見えませんね。私も新聞か何かの書評で見た時や、1巻が発売された頃にたまたま本屋で見たポスターか何かを見た時には、面白そうだとは思いませんでした。
1巻の表紙に描かれている超大型巨人の顔も何だか滑稽に見えましたし。それでも話題になっている度合いはまだ続いていたようで、後日試しに1巻を買ってみました。読み始めてすぐ……絵が下手糞だなあ(私は、特に、1巻で主人公が自宅に帰ってテーブルの周りに家族が居る図の場面が酷かった)とは思ったものの、読み進めてみると、「面白いでないの」というわけで、その時にはもう出ていた2巻もすぐに買ったという次第です。

早速、近くの本屋で買って帰りました。1巻、2巻で殆ど良い所の無かった、主人公の昔からの友人の大きな見せ場があり、このシーンは恰好良かったです。1巻と2巻は、丁度良い所で「次の巻に続く」になっており、早く続きが読みたくなったものですが、今回は然程ではなかったです。続きが気にはなりますが。
成程。お話を人に読ませる、聴かせるには、序盤の引きが如何に重要なのかが分かります。即ち、もし単行本の続きが、掲載雑誌で読めるのであれば、引きが強いと雑誌の購入まで客を誘引する力になります。一方、この漫画家はまだ無名の漫画家(否、今はヒットしているので売れっ子漫画家か)ですから、序盤で引きを強くしないと、面白くなる、或いは面白さが伝わるまでに打ち切りなんて事にもなります。「序盤の引き」……言ってみれば当たり前の事なのですが、これって、こういった作家に限らず、一般生活や仕事でもきっと重要なのだろうと思います。
しかし、このタイトル、野球漫画だったら絶対に読まなかったろうなあ……私はアンチ巨人なのです。
                                       駅員@人食らう 巨人の歩く 壁の外

2010年12月8日(水)
駅日誌(1474) 「番」

ん〜〜〜? 何故一人だけ「さん」付け!? 他の人々――北陽の虻川、ミッツマングローブ、元猿岩石有吉、いとうあさこ、福沢朗、そして、みのもんたは呼び捨てなのに……一人だけ「さん」付け。番長だから怖いのか!?
昨日の新聞のテレビ欄に「クイズ・ミリオネア」の紹介が載っていたのですが、元プロ野球選手の清原和博だけが「さん」付けだったのです。キヨは、マスコミからも恐れられているのか!?
……いや、もしかして、元野球選手タレントではなく、一般人という事なのでしょうか? いやいや、だって解説者をやっているのを見た事がありますよ。うーむ、気になる。
                                        駅員@恐ろしき 清き蛮カラ 一代記

2010年12月6日(月)
駅日誌(1473) 「厭」

厭世観……世の中が嫌いになり、世捨て人になる人の頭の中にある考えです。私もたまに、厭世観を抱く事があります。
今日の帰り道、大型トラックの窓から、中央分離帯に何かバシャアッと大きな物を捨てるのが見えました。大型トラックは、CO2排出量削減が声高に叫ばれる昨今、ただでさえ槍玉に上がりやすい乗り物なのに、何故更にイメージの悪くなる事をするのでしょう。環境の悪化は下手をすると、自らの食い扶持を失くす事にもなり兼ねないのに……
一方、環境と言えば、昨今のビジネスに欠かせないキーワードになっています。それなのに、例えば、環境配慮型商品の提案をしている人が、その後に煙草をポイ捨てしていたりします。上っ面の環境配慮なわけです。エコロジーを謳う業者が山奥に産廃を捨てに行っていたり、慈善事業と言いながら、懐をを潤わせるのが目的だったり……
こういうのを見ていると、つくづく人間は目の前しか見ていない生き物なのだなあ、と人間嫌いになる事があります。否、斯く言う私も、知らず知らずの内に、環境破壊をしているのだとは思いますが。
ちょっとオタッキーな表現ですが、ガンダムのシャア・アズナブルは「地球がもたん時が来ているのだ!」と叫びました。今の地球は、もうその局面に向かっているのかも知れません。ガンダムの宇宙世紀という年代は、きっと今から何十年も先の話なのだと思いますが、そんな時代が来る前に、地球は終わるのかも知れません。
うーわー、こんな事を言っている私は危険思想ですね
                                     駅員@喜撰云う 世を宇治山と 人云うと

2010年12月4日(土)
駅日誌(1472) 「孔」

物凄く久々にゴルフに行きました。2〜3年ぶりくらいになるでしょうか。
して、そのスコアは? ここでは恥ずかしくて書けませんが、長い事練習もしていなかったのに、前にやった時よりはマシでした。
金曜日が土砂降りだったので、天気がどうかと思っていたのですが、好天に恵まれたので、気持ち良くはありました。富士山が見える場所だったので、朝の内は良く見えました。昼は寧ろ暑いくらいでした。

私は道具を使うスポーツが苦手(球技は全般的に苦手です)なので、あんなに道具を使うゴルフも全くの下手糞です。いや、練習しないので上達もしないわけですが……
いつも思うのは、こっそりと練習出来る場所があればなあ、という事です。
ゴルフの練習場はあちこちにありますが、知らない人とは言え、すぐ目の前で練習姿を晒す事になります。いや、そんなの見ちゃいないのですがね。
アドバイスを貰って練習する方が上達が早いというのは分かりますが、昔からスポーツに限らず、何事も自分一人だけで解を導き出したいという性格なのです。というか、一種の恥ずかしがり屋、見栄っ張りなのでしょうね。アドバイスを下さる良心的な人々からは「可愛くない野郎だ」と思われている事でしょう。
ゴルフの場合、そんな希望は、広大な土地でもどこかに持って居ないと無理ですね〜。昔、一度だけ河川敷でならこっそり練習出来ると思って出掛けた事があるのですが、同じく河川敷で練習していたおっちゃんに文句を言われて(内容は忘れましたが)、すごすごと帰ってしまいました。
                                     駅員@ゴルフとは 漢字で書くと 孔球と

2010年12月3日(金)
駅日誌(1471) 「雨」

寝ている時から、何だか雨が五月蠅いなとおぼろげに思っていたのですが、起きて部屋を出ると豪雨でした。
非常に激しい雨が降っており、7時を過ぎているにも関わらず、外は5時台のような暗さでした。夏場には「ゲリラ豪雨」が降りますが、それに優るとも劣らない豪雨です。傘を差していても、駅に着く頃にはビショビショでした。電車に乗ると、ホームとドアの間にも滝のような雨。窓を見ると、水のカーテン。
こりゃあ、電車が遅れて遅刻する人も多そうだ……と思っていたのですが、会社の近くの駅に着く頃には雨脚は弱まっており、何だか皆普通にしていました。ん〜、クールやねえ。
こんな日は、服はやがて乾くのですが、靴はなかなか乾きません。湿った靴で一日中は辛いです。堪り兼ねて脱ぐと、濡れた靴は臭い……
昼頃には晴れて来て、寧ろ暖かいくらいになりました。夜間の放射冷却が雲で阻まれたせいなのでしょう。先程書いた「ゲリラ豪雨」もそうですが、最近、昔よりも短時間に集中して激しく降る雨が増えました。これは地球の怒号なのか、悲鳴なのか、それとも断末魔なのか……
                                   駅員@カーテンの 外には水の カーテンが

2010年12月2日(木)
駅日誌(1470) 「魚」

仕事の関係で築地市場に出掛けました。丁度昼時だったので、合わせて食事もしました。
市場内には仲卸ばかりではなく、飲食店も並んでいます。寿司、海鮮丼、とんかつが多いんですね。魚類は、新鮮な食材が手に入るという点で、とんかつは力の出る食べ物という点で、でしょうか。
そう言えば、牛丼の吉野家の一号店も築地にあります。吉野家と言えば、競馬場にも随分入っています。「うまかった」=「馬勝った」という事!?
話が逸れました。それにしても不思議なのは、何軒も寿司、海鮮丼、とんかつの店があって、何処も開いているのに、並んでいる店と空いている店がくっきり分かれているという点……味の差? 値段の差? 接客の差? 並んでいる時間も勿体ないので、空いている店に入りましたが、値段は大して変わらず、味も美味しかったのですし、接客も決して悪くなかったです……もしかして、列が列を作っているのでは? 或いは、誰それが旨いと言った店、雑誌に載った店とか? 通の方がいらっしゃったら教えて下さい。
                                   駅員@連れてって 小僧の神様 みたいにさ

2010年12月1日(水)
駅日誌(1469) 「椅」

人間椅子のライブ盤+ライブDVDが本日発売なので、帰りに買って帰りました。
予約をしていなかったので、何としても今日買いたかったのです。というのも、タワーレコード(新宿店か渋谷店)で買えば、特典DVDや後日行われるインストアライブの無料チケットが貰えるので、インストアライブのチケットが無くなる前に欲しかったからです。
本当は早めに帰る予定だったのですが、ちょっとした番狂わせで、帰る時間が少しだけ遅くなりました……とは言え、まだ店は開いている時間でしたので、いそいそと新宿に向かいました。
で、目当ての商品を持ってレジに行くと、「特典のチケットはもう無くなってしまいましたが、宜しいですか?」の問い。ええっ!? 私はファンでありながら、無名バンドだからとなめていた節があります。予約しなくても余裕でチケットあるだろうと踏んでいたのです。
渋谷店にあるかどうか問い合わせてくれるとの事なので、それを待つと、渋谷店にはまだあるそうで、しょうがないので新宿では買わず、電車で渋谷へ。渋谷では問題なく、特典DVDと特典チケットが貰えました。
それにしても……私はこのバンドは10年程前から聴いているのですが、この所、以前よりも知名度がちょっとずつ上がっているような印象があります。
そう言えば、以前、「未来浪漫派」というアルバムについて、Gu&Voの和嶋慎治が、「ウィークリーチャートでだが、タワレコの売上チャートで関ジャニに勝っていた」と喜んでいた事がありました。
CDとしての音源全体が不況な中、コアなファンが根強いアーティストは相対的に上昇するという事でしょうか。実際の所、オリコンウィークリーチャートの10位でも、週間販売枚数1万枚にも届かないそうです……無論、DL等、音楽の入手経路が多様化しているためでもあるのですが、ね。
                                     駅員@まだ現役 イカ天バンドと 侮るな
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