2012年1月度目次 (御意見御感想は掲示板にどうぞ)→

 #1763 「謹賀新年」 新年早々ロクデナシ。
 #1764 「解散」 7年間の事変。
 #1765 「大迷惑」 迷惑メールが急増。
 #1766 「雪」 雪の日の長靴。
 #1767 「地下鉄」 地下からいきなり高架、どうなっている?
 #1768 「白」 白い雪と、白い牛脂のこってり油そば。
 #1769 「糞」 ガンダムの糞ゲー。
 #1770 「球体」 良い大人がガチャガチャ。
 #1771 「銀幕寸評」 “聯合艦隊司令長官 山本五十六”。
 #1772 「意図」 意図の分からない迷惑メール。

  by 駅員 @ 地獄三丁目駅

to information
to BBS
to extra
to budha
to gallery
to literary
to diary
to top
2012年1月31日(火)
駅日誌(1772) 「意図」

意図は何だ?
年明けから迷惑メールが増大していた事を書きましたが、ようやく落ち着いて来ました。ドメイン拒否等が効果を発揮してきたのでしょうか。
そんな中、意図の分からない、不気味な迷惑メールが届きました。以下、その転記です。

〜〜〜
題:緊急地震速報
本文:首都圏にて4年以内にM7以上の大地震が70%の確率で来ると報告がありました。
東北沖大地震前の日の地震回数と東北沖大地震後の地震回数を計算して算出した結果になります。
本当か嘘か真実かは貴方次第!!
地震対策をいまのうちにしておいた方がいいかもしれませんね。
〜〜〜

私はまだしも、被災者の携帯電話にこんなメールが来ていたら、まさに悪質なメールだと言えます。
意図が不明なのは、何らかのサイトなり何なりに誘導するわけではないという点。変な猥褻サイトも大迷惑ですが、それよりも意図が見えないだけ更に不気味です。否、待てよ? こんな風に話題に乗せてしまう事こそが、迷惑メール業者の思う壺なのか?
それにしても……携帯電話の一般的な普及以降、迷惑メールが一向に無くならないのは、それでも何らかの金が動くという事なのでしょうね。

2012年1月30日(月)
駅日誌(1771) 「銀幕寸評」

終末に映画を観たので、それについての銀幕寸評です。下記、タイトルの右の☆は私の個人的評点で、5ッ☆満点です。

「聯合艦隊司令長官 山本五十六」 ☆☆☆☆

太平洋戦争の山本五十六を描いた映画です。映画のチケット……文字数不足で「聯合艦隊司令長官 山本五十」になっていました。ヤマモトイソ! 婆さんかよ。この映画、公開したら観に行こうと思っていたのですが、公開から1ヶ月遅れになってしまいました。12月23日、天皇誕生日に公開だったんですね。
物語は太平洋戦争をなぞるような形で、話の筋は概ね史実なので、ここで触れるのは控えましょう(ていうか、書くのが大変なので端折るのですが)。
観た印象としては、真珠湾攻撃を描いた日米合作映画「トラ!トラ!トラ!」に近いかなあ、と思いました。「トラ!トラ!トラ!」は米国で作られた映画の割には、日本側視点もシッカリしていると思います。この印象については、より映画に詳しい人や太平洋戦史に詳しい人からは異論が出そうですが、どうか御容赦を。
また、この今回の「山本五十六」は、昔ながらの日本製戦争映画という雰囲気(これはこれで味があるのですが)は少なく、見せ方等、洋画から取り入れた要素も多大にあり、私の目には、非常に現代的な作りの映画だという風にも見えました。
見所は、豪華なキャストによる比較的濃い演技(チョイ役に主役級を張れる人を使い過ぎとの印象もあり)と、CGを交えて綺麗に描かれた恰好良い戦闘シーン。伏線も沢山張り巡らされていますが、この点はちょっとアメリカナイズされ過ぎかも? ハリウッド映画にありがちな、結構思わせぶりな伏線もありました。
面白いのは、食に関するシーンが随分遠いところです。そして、それが何気にその時の状況や心情を描いていて面白いと思いました。物資が不足して行く様を、水まんじゅうにぶっかける砂糖と甘味処で表したり、山本五十六の心情を、鰈の煮付けと鯛の尾頭付きを用いて表したりしています。
仮に、太平洋戦争の予備知識が殆ど無くても、エンターテインメントとしても楽しめる映画だと思います。作戦参謀の椎名桔平や、空母飛竜司令官の安部寛が恰好良いです。

2012年1月26日(木)
駅日誌(1770) 「球体」

良い大人のくせに、たまにガチャガチャをやります。人と待ち合わせをしていて時間が空いている時、ガチャガチャが大量にある電器屋等に買い物に行った時、等。
最近買うのは生き物のストラップ(蛙とか)です。海洋堂等のメーカーが安くて出来の良いフィギュアを製造するので、簡単に結構リアルなフィギュアが手に入ります。一時期、会社で同僚の引き出し等に仕込んで驚かせるのが私の中で流行っていました(会社に何をしに行っているのか、と)。

さて、前回の日記で、子供がなけなしの小遣いで買ったゲームが糞ゲーだったら泣くよなあ、という事を書きましたが、ガチャガチャでも良くある事だと思います。
先日、コンビニでの買い物を待っている時に、店の前のガチャガチャをやりました。機関車トーマスの。機関車トーマスがそんなに好きなわけではないのですが、これはこれで1個くらい欲しいなあと思い、購入しました。開けると……
「鉄橋セット」。線路と鉄橋の枠組みのみ。トーマスを始めとした、いわゆる顔付き列車は無し。これは酷い! 本当に機関車トーマスが好きな子供なら、泣いてもう一回とねだる事でしょう。
お気に入り以外のキャラが出て来るのならまだしも、こんな明らかなハズレではたまりません。私は鉄橋セットだけ持って帰りましたが……

そんなわけで私の自宅には、食玩(オマケの方が大きい菓子)、缶コーヒーのオマケ、ガチャガチャが結構沢山あります。車と仏像が多いですが、正直、ガラクタです。人を見るにはその本棚を見よ、と言いますが、ガチャガチャも然りかも?
もし、ガチャガチャの機械しかない場所で被験者に100円玉を10枚渡し、どう使うかを見る試験をしたら、その人の人間性が出て来そうです。
購入したジャンルは勿論、同じのに連続投入するか、バラバラに使うか、とか。全体を見てから使うか、気に入ったのが目に入ったらすぐ使うか、とか。やってみたい実験です。

2012年1月24日(火)
駅日誌(1769) 「糞」

はい、昨日とは打って変わってタイトルからして汚い言葉で済みません。「酷い」「劣悪な」というような意味の修飾表現の「糞」です。
ファミリーコンピューターの発売以降、世の中にはテレビゲーム(いわゆるテレビに接続するタイプ)から、携帯ゲーム機、更には携帯電話にと、電子ゲームが数多あります。そして、数多く出回れば中には当たり外れもあるもので、酷いゲームの事を「糞ゲー」などと言ったりします。今回は一本の糞ゲーについてです。

先日、会社の帰りの電車でその時読んでいた本(最近は、米澤穂信という作家が気に入っています)を読み終わってしまったので、ブックオフに寄り道して文庫本を物色しました。
その時についでに久々に中古ゲーム売り場を見てみたのですが、そこに「DSエンブレム・オブ・ガンダム」というゲームがありました。それも物凄く安い値段で。久しく任天堂DS(3Dじゃないやつです。我が家にある唯一のゲーム機)もやっていなかったので、ガンダムが好きな事もあり、買ってみました。パッケージを見ると、「歴史書的手法でガンダムの世界を描く、戦略シミュレーションゲーム」とか何とか書いてあり、写真を観た感じでも面白そうだったのです。

ですが、これは酷い……正に糞ゲー。
先ず、「歴史書的手法」とやらで、テキスト部分が随分長く出て来ます。アムロを「英雄に見えない英雄」、ブライトを「甘えさせてくれる女性にはとことん甘える男」とこき下ろしたり、シャアを「愛の人である」とやたら吹聴したり……かなり癖のある解釈が出て来ます。
この写真は、サイド6という場所で、ミライさんの婚約者をスレッガーが殴ったシーンを見たブライトです。いや、もしかしたら、こう思っていたかも知れないけど……何だ、このアホっぽい括弧書き(心の声)は?
ブライト(……いいぞ。もっとやれ)

まあ、テキスト部分はガツガツ飛ばせるので、戦略シミュレーション部分さえ面白ければまあ良いか、と思いきや、戦略性は皆無!! 要は強いパイロットに強い兵器と数を固めてその部隊だけでゴリ押しするだけ。逆にそうしないと、簡単にやられてしまいます。アムロ×ガンダムでも単騎で放っておいたら、ドム10機に速攻でやられたりします。
一応はまだちょっとずつ進めています(殆どただヘンテコ文章を読むために)が、いつ放りだす事やら……
これ、もしもなけなしの小遣いでゲームを買う子供時代だったら辛かっただろうなあ。泣いていたかも。

2012年1月23日(月)
駅日誌(1768) 「白」

夕方から再び雪が降り始めました。帰路は正に雪景色。積もっています。明日は電車の遅れが予想されます。早起きしないとなあ……
私は雪国と言っても良いような地域で育っています。子供の頃は、寝て起きたら外が真っ白だった事に心躍らせていたものです。目が覚めると、カーテンの外からの光が昨日の朝よりもに随分明るい……カーテンを開けると銀世界。そして、ベランダに付いた雀の足跡などが可愛いものです。

さて、先日、そんな降り積もった雪のような物を食べました。「こってり油そば」。板橋区西台にある「麺屋じもと」という店です。昨年、同じく板橋区の蓮根の名店「元」(はじめ)の大将と、ラーメン評論家の青木氏がコラボで出した店なのだとか……板橋区西台は、他に「二郎」や「J'sラーメン」等、23区の僻地の割には美味しいラーメン屋がある、意外な穴場です。
で、今回食べた「こってり油そば」は、同店のコンセプトである牛骨出汁を用いた油そばです。牛脂もこってり乗せられており、これが雪のように白いというわけです。
麺の上の白い物は牛脂です。

食べてみると、いや、言葉通りのこってり。具合が悪い時に食べると胸やけしそうなくらいです。しかし、旨味は濃厚。だがしかし、胃腸があまり丈夫でない私のような者には、二郎同様、腹を下すリスクの高いこってり感です。否、案の定下しました。あまり頻繁に食べられる代物ではないなあ……
ともあれ、こってり大好きの方は是非御試しあれ。

2012年1月22日(日)
駅日誌(1767) 「地下鉄」

地下鉄に乗っていたら、いつの間にか地上に出ている事があります。しかも、ただ地面に線路があってその上を走っているのならいざ知らず、地平パートも何も意識できないままにいつの間にか高架を走っている事があります。例えば、東京メトロ銀座線の表参道と渋谷の間。例えば、大阪市営地下鉄の中津と西中島南方の間。他にも沢山あります。
無論、地上に出たら暫く地表を走る路線もありますが、今回の話題は、いきなり高架。一体その辺りはどうなっているのか? 運転席の後ろに立ってずっと前を見ていれば分かるのでしょうが……

今回、たまたま都営地下鉄三田線の志村三丁目駅界隈に出掛けましたので、そのついでにその丁度地上に出て来る辺りに行ってみました。都営地下鉄三田線も、志村坂上〜志村三丁目間で、突如地下から高架になります。地表を走っているシーンを見ません。
そうか! こうなっていたのか!!
←こちらです……
う〜む、期待していたような面白いものではなかった。写真左側が地表部分、右側が地下部分です。左側には茂みが見えますが、その下はもう車道が通る高架下になっています。その周囲には坂があって高台になっていました。
しかし、すぐ近くに「旧中山道」の「清水坂」なる石碑が。一昨年歩いた、東海道五十三次の旅情を思い出しました。また、どこか歩こうかなあ。

2012年1月19日(木)
駅日誌(1766) 「雪」

年が明けてから一段と寒くなったと思ったら、どうやら、明朝は東京でも積雪がありそうなのだとか。しかも、明日は私の職場がオフィス移転をする日です。パニック必至か? ちょっとワクワク……私はいわゆるイレギュラー、非常事態、非日常が結構好きなのです。不謹慎ですが、台風や大雪はちょっとワクワクしてしまいます。とは言え、我が家から最寄駅に行くには必ず歩道橋を渡る事になります。足を滑らせないようにしないと。ワクワクどころではありません。電車が遅れる可能性も考え、ちょっと早起きしないと、かなあ。

私は雪国育ちなのですが、東京は滅多に雪が降らないので、雪に脆いという印象があります。先ず、鉄道が雪慣れしてません。
高校生の頃に私は地元で自転車で通学をしていたのですが、雪が積もり過ぎて困難な時には、自転車を諦めて、電車で通学したりしていたものです。中学生の頃は遠くなかったので自転車で強行したものでしたが、遅刻はしましたね。でも、雪が多い日には遅刻が大多数になったものです。小学生の頃は徒歩でした。無論、長靴装着。
こう遡ると、矢張り地元でも年々雪が減っている気がします。正月は帰省しましたが、雪が積もっているのが標準だったのに、今年はありませんでした。


小学生時代の雪の日の長靴と言えば……私が四年生か五年生の頃、ムカつく六年生が居たのです。その六年生は玉木という名前でしたが、我々は無論陰で「タマキン」と呼んでいました。我ながらベッタベタで恥ずかしいネーミングです。ある雪の日、私の学年は授業が終わりで、六年生にはまだ六時間目があった日に、昇降口で友人と一緒に、そのタマキンの長靴に雪をすり切り一杯ぎゅうぎゅうに詰めて帰りました。今思うと鬼の所業です。あの後、タマキンは一体どうしたのだろうか?
水分が余り染みて居なかった事を願う……今頃願っても遅い!!

2012年1月16日(月)
駅日誌(1765) 「大迷惑」

この悲しみをどうすりゃ良いの? 誰が僕を救ってくれるの?
僕がロミオ 君がジュリエット こいつは正に大迷惑♪
   〜ユニコーン「大迷惑」より〜

大迷惑です。本当に……文字通り、「迷惑メール」。ここ最近、迷惑メールが急激に増え、日に100も200も届きます。ただでさえバッテリーのもちが悪いのに、無駄な消耗をせんでくれえ……

心当たりは……これが当たっているかどうかは分かりませんが、あれか? というのはちょっとあります。
年明け、1月9日に、久々に大学のゼミの同期生同士で飲んだのですが、その連絡が一斉送信された中に、@vodafone.ne.jpというのがありました。
その人宛にはPCアドレスの方でも届いていたので、欠席者が出る事もなく、旧交を温め合ったわけですが……今思うと、その後から迷惑メール急増期に入りました。これは単なる偶然かも知れませんが、@vodafone.ne.jpというもう流通していないメルアドのせいでは!? 等と思ったわけです。

……と、思って調べてみると、今でも生きているドメインの様子です。という事はこれが原因ではないのか。ていうか、友のせいにしてしまう所でした。友のせいにしてしまうような心のギスギスまで生んでしまう、そういう意味でも、迷惑なものです。
それも、エロネタばかり。「JC2です大1枚で」云々とか……「女子中学2年生です。1万円で買いませんか?」ってか? 小便臭いわ!! バイタ! 淫売!牝豚! スベタ!はすっ込んでろ! 穢らわしい、と。おっと、こんな言葉がポンポン出て来る私も相当穢らわしい……
あと、海外に行くと(私はまだ二度しかありませんが)、その間狙い澄ましたかのように迷惑メールが一杯来ているのはどういう事!? これ、私だけでしょうか?

2012年1月12日(木)
駅日誌(1764) 「解散」

先日、東京事変が解散を発表しました。昨年は友人にチケットを譲って貰ってライブにまで行け、それも非常に良席(大感謝!)で、凝った舞台演出も味わいますますファンになって行こうと思っており、また来週にはミニアルバムの発売も楽しみにしていたのですが、正に青天の霹靂。
しかも、何と、発表があった翌朝に職場の同僚(私が椎名林檎/東京事変のファンだと知っている)から聞いて初めて知るという有様でした……御恥ずかしい。年末〜年が明けてもニュースを殆ど見ていない状態だったしなあ。
青天の霹靂とは言いながら、「ソロ活動」をしていた椎名林檎が東京事変という「バンド」を始めたのも突然でしたから、いつかは来て当たり前の事なのです。また、解散が「突然」ではないグループというものがあるものなのかどうか? 解散は全て「突然」なのかも知れません(突然でない解散は、自然消滅か)。
それに、4年に一度しか来ない2月29日を解散の日にするというのも、なかなか乙なものであり、これは計画的な解散と見て良いのだと思います。

だがしかし……ここで私の脳裏に過るのは、マキシマムザホルモンが、昨年3月に発売したシングル「グレイテスト・ザ・ヒッツ2011〜2011」のPVに仕掛けた壮大な釣り。偽新曲PVと、音楽性の大転換を告げる文章、そして感想を書き込むBBSでファンを弄ぶという悪意の塊のような罠でした。
東京事変の解散発表「重要なお知らせ」にも、何らかの仕掛けがありそうに見えてしょうがないのです。ていうか、そうであって欲しい。
等角フォントで書かれており、しかも、文章はWEB用のフォントではなく、画像として出ています(文字をドラッグ出来ません)。即ち、携帯でもスマホでもPCでも、文字の配置が同じように見える文面なのです。何かあるのでは!?(企業がトップに御見舞や謝罪文を載せる時にもこの形式が多いと言えば多いのですが)。あと、漢字と仮名の用い方にも若干不自然な所がある気がします。
どれ、今からその「重要なお知らせ」を吟味してみようか……いや、もしそんなのが仕込まれていたら、とっくに誰かが解読していそうな気もしますけどね。

元々、椎名林檎ソロ時代からのファンとしては、あの卓越した演奏技術を持つバンドメンバーは惜しいものの、ソロになっても聴いて行くわけですがね。私の場合は過去に、サザンよりも桑田ソロの方が作風が好きだったという前例(特に「孤独の太陽」というアルバムが好きです)もありますし……

2012年1月11日(水)
駅日誌(1763) 「謹賀新年」

正月のホームページ更新は結構億劫なもので……正月ボケというのもありますが、年が明けると駅日誌更新以外に手を入れる必要がある場所が結構あるのです。
さて、今更ながら謹賀新年。当地獄三丁目駅を御覧頂いている皆様方に幸多かれ。

……と、型通りの挨拶で始まっておきながら、今日は新年早々人の世のロクデナシについて。
汚い話なので、食事中の人は見てはいけません。

昼間、会社の近くのコンビニの前を通りかかりました。そのコンビニの前の通りは、車の交通も多い片側二〜三車線の主要道路なのです。歩道にも人がちらほら歩いています。にも関わらず、そのコンビニの目の前にロクデナシが!
その歩道と車道の間、植え込みの辺りに歩道側に背を向けて立っている浮浪者が居ました。浮浪者になったのには様々な理由がある事でしょう。浮浪者=ロクデナシとは、私は言いません。だがしかし、そこのお前はロクデナシ!!
手にPETボトルを持って、下腹部辺りに持ち、ジャージのズボンが若干ずり下がっている……PETボトルの中に液体が入って行く様が見えたわけではありませんが、何をしていたのかは想像に難くありません。この界隈、無料で誰の咎めもなくフリーでその用を足せる所は幾らでもあります。それどころか、植え込みに直接でもなく、PETボトルなのは一体何なのだ!? 何が狙いなのだ!? もしや、それで誰かを騙して……恐ろしい。文字にするのもおぞましい。

続いて、昨日の話です。こちらもロクデナシの話ですが、汚い話ではありません。
職場の部署で新年の抱負を各人が発表するという会議(?)がありました。私も、新年の抱負を用意しておりました。各人プロジェクタに映写して喋るのですが、とある人のが映った時に思わず噴き出しそうになってしまいました……全くウケ狙いとかそういうものではないのに。人間、下らない事でもツボに入るとなかなか笑いをこらえるのは大変なものです。特に、笑ってはまずい場合に限って。顔を赤くし、プルプルし、汗もかいていたかも……しかも、私の発表の番はその人よりも後なのです。この状態で前に出て喋れるかっ!
……で、誰がロクデナシかって? そりゃあ、勿論私です。内容や言葉のチョイスがどうあれ、人が真剣に用意した物を見て吹きそうになるなんてのは、私の性根が腐っている事の証でしょう。
こんなロクデナシのためにも、この星はぐるぐると回ってくれますか?

全ての僕の様なロクデナシの為に この星はぐるぐると回る♪ 劣等生で十分だ はみ出し者で構わない♪
   〜ザ・ブルーハーツ「ロクデナシ」より〜

……でも、前述のコンビニ前で見たような「はみ出し物」は勘弁願いたいですね。
                            ▲ページTOPへ▲