樹脂性・ゴム製のフィギュアを製造・販売している海洋堂という会社があります。この会社、てっきり私の地元の会社だと思っていたのですが、本社は大阪の門真の会社でした。何故そんな勘違いをしていたのか? 調べてみると、私の地元・滋賀県にあるのは、フィギュアミュージアムという同社の博物館のようです。
さて、最近、気になる商品が発売されたので買ってしまいました。
「リボルテック・タケヤ」というブランド名で出されたそのシリーズは、関節の動く仏像アクションフィギュア!
シリーズで、四天王(多聞天、増長天、広目天、持国天)と阿修羅が、2月から毎月順次1品ずつ発売されています。その内、4月に発売されたのが阿修羅でした。それを終末に東急ハンズで見付けて、思わず買ってしまった次第です。
思ったより小さいフィギュアだったのですが、造形とペイントが細かくて恰好良い……有名な奈良の興福寺・阿修羅像のような憂いを秘めた美少年ではなく、憤怒相の力強い形相の阿修羅です。
四天王各種は21箇所の関節が動くのですが、三面六臂の阿修羅は33箇所動きます。信仰心無き仏像好きの私としては、常々こういうのが発売されないかなあ、と思っていたのです。
こんな形です。右は関節で外してばらした図です。
13cm程で、\3,800。掌にはスペアがあり、写真に写っている他に、水晶玉を持つ手が左右一対と、弓を持つ手、矢を持つ手が付いています。これを高いと見るか、安いと見るか。まあ、興味無い人にはクレイジーでしょうね……
手に武器を一杯持たせたい! と思いましたが、丁度良い物がありませんでしたので、こんな物を持たせてみました。
「イェーーーーーイ!!!」
縮尺が合っていなくて、ちょっとギターがデカ過ぎますが……
秋、仏像高校では文化祭が迫っていた……クラスの番長・帝釈天は、四天王と5人バンドで演奏予定(帝釈天=Vo、四天王=Gu/Ba/Dr/Ke)。阿修羅もバンドをやりたかったが、番長・帝釈天に目の敵にされている彼とバンドを組んでくれるクラスメイトは居なかった。阿修羅は意を決して、持ち前の三面六臂を活かし、一人スリーピースバンド(Gu/Ba/Dr、しかも一人ハモリ)という暴挙に出るのだった……(上は、先ずはギターの練習を始めた図)。
|