2012年7月度目次 (御意見御感想は掲示板にどうぞ)→

 #1832 「紫陽花」 鎌倉・長谷寺〜御霊神社〜成就院。
 #1833 「微温湯」 エンジンに合わせた噴射剤か、噴射剤に合わせたエンジンか。
 #1834 「帝国」 知ってはならない日帝時代の真実。
 #1835 「病」 皇子山中学校に潜む病理。
 #1836 「罪」 自殺か殺人か。
 #1837 「お前が言うな」 お前が言うな、という事例。
 #1838 「第一」 小沢新党。
 #1839 「ライトアップ」 天然のライトアップと人工のライトアップ。
 #1840 「先週末」 椅子&釣り。
 #1841 「心構え」 用兵術。
 #1842 「顔芸」 この顔芸が凄い。
 #1843 「闘魂」 タイガー、馬場、猪木、桑田。
 #1844 「動画」 2分間ぼこれる対戦ゲーム。
 #1845 「柔道」 倫敦五輪。
 #1846 「猛暑」 弱冷房車vs強冷房車。

  by 駅員 @ 地獄三丁目駅

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2012年7月31日(火)
駅日誌(1846) 「猛暑」

連日暑い日が続いています。私は暑がり&汗っかきなので、大変です。ハンカチで汗を拭くのですが、かなり濡れてしまいます。そして、汗を吸ったハンカチは気持ちの良いものではありません。タオル持って行こうかなあ……
そんな暑がりですから、この日誌でも度々書いている事があります。何故、弱冷房車はあるのに、強冷房車が無いのか。原発事故後の対応、と言うのならまだ分かりますが、弱があっても強が無いのは昔からです。
弱冷房車は冷え性対策だというのは分かりますが、暑さで苦しむのは良いのでしょうか。
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」と言いますが、この言葉の真意は逆でも可、即ち「心頭を滅却すれば氷もまた温し」も可だと思います。
一方、寒さで震えるのは可哀想で、暑さで汗だくなのは気持ち悪い、という理不尽な差別も潜んでいます。冷え性は、そんなに別枠を設ける程深刻な問題なのだろうか? また、仮に電車が10輌編成だとしてその内の1輌、約1割も冷え性の人が居るのだろうか? 否、日本全国の電車を見れば、10輌よりも少ない編成の方が多いので、もっと比率は高まりそうです。「駅員、貴様には分かるまいが、1割に満たなくても辛い者は辛いのだ!!」と言われそうですが、暑がりの方が遥かに沢山居そうです。
暑がりならまだしも、もし熱中症で倒れたら? 家の中で熱中症になる事もあると言いますから、無いとは言い切れません。誰かが倒れるまで、下手したら死ぬまで通らないのでしょうね。

あと、夏だけ強冷房車を主張するのではなく、暑がり党としての筋を通します。「冬には弱暖房車も作れ」と言いたい。コート着てたら、弱暖房……否、暖房無しの車輌の方が良いくらいです。これは今暑いから言っているのではありません。冬でも思っています。
何故、こんなにも世間は、鉄道会社は、暑がりよりも寒がりを重んじるのだろうか? 投書してやろうかな。

2012年7月29日(日)
駅日誌(1845) 「柔道」

倫敦五輪が始まりましたが、私はどうも球技よりも柔道の方が観ていて燃えます。サッカー等も観てて面白いのですが、それ以上に、という意味でです。
だがしかし、どうも調子がイマイチ。日本がメダルを集めるとしたら、日本発の競技である柔道の筈なのに。男子60kgで銀を取れましたが、その後が続かない。無論、選手を責める資格など、ただ観ている者にはありませんが、それでも……
そんな日本選手を破る相手もさる者です。男子66kgのグルジアの若手選手の隅返し、非常に綺麗に決まっていました。まごう方無き一本でした。

矢張り、柔道の醍醐味は投げ技オンリーでの一本勝ちです。旗判定にまでなると、イマイチですね。
私は、中学高校の体育でやっただけですが、柔道経験はゼロではありません。当時の私の得意技は大外刈り。陸上部で短距離走をやっていた事もあり、踏み込みの速さには自信ありでした。そんな大外刈りがスパッと決まると、気持ち良かったものです。

しかし、柔道もまだ軽量級が始まったばかり。これからに期待です。

2012年7月28日(土)
駅日誌(1844) 「動画」

YOUTUBEやニコニコ動画等、動画をアップロードしたり観たり出来るサイトが出来てから、誰でもが世界中で観られる動画を配信可能になりました。
近年、テレビの地位が落ちて来ていますが、この事も大きな原因でしょう。テレビ局のようなコストを掛けなくても、簡単に放送が出来るようなものですからね(ニコニコ動画のニコニコ生放送など、まさに放送です)。
テレビ局も、ネットで拾って来た動画観賞会みたいな番組を作っている始末。クリエイターなんてものは、テレビ業界には殆ど居ないのでしょう(ゼロとは言いませんが)。

さて、誰でも動画をアップ出来るようになってから、動画のアップによる事件発覚なども起きています。
先週兵庫県赤穂市で、中3が小6を蹴り続けている動画がアップされて問題になっています。曰く、「対戦ゲーム」なんだとか。じゃんけんで勝った方が負けた方に2分間一方的に攻撃するゲームとの事。
しかし、遊びだと言いたいのは、仮に百歩譲って認めたとしても、何故それをアップロードする?
他にも、5月に相模原市で下校中の小学校低学年を中学生が恫喝した動画がアップされて非難を浴び、ネット上では特定されるにまで至りましたが、今回のも特定までされるのではなかろうか? アップされた元動画はとっくに削除されていると思いますが、コピーは幾らでもあるでしょう。
住所まで晒されて、全国から「対戦ゲーム」挑戦者が集まって来たらどうするのでしょうか。

2012年7月27日(金)
駅日誌(1843) 「闘魂」

東京MXテレビでは、よく昔のアニメを放送して居ます。たまたま早く帰ってテレビを点けると、遭遇します。
先日は、タイガーマスクでした。結構酷い絵で、笑ってしまいます。その回には、馬場と猪木という実在の人物まで登場して居ました。悪意があるんじゃないかという絵です。そう言えば、巨人の星の長嶋も酷いですよね。顔の下半分がブルーグレーに塗ってあるという……
問題の馬場と猪木は、こちらです。
 
さて、先週桑田佳祐のベストアルバムが出たので買いました。うーむ、桑田、近年ベストばっかりやなあ……楽な商売やでえ! 桑田佳祐もプロレス好きで、往年のプロレスラーのテーマ曲のコード変更アレンジによるオマージュ曲なんかも作っています。

@「ミス・ブランニューデイ」のサビ → 「猪木ボンバイエ」のオマージュ。
A「BOHBO No.5」のイントロ → 「Sunrise」(スタン・ハンセンテーマ曲)のオマージュ。
他にもあるかも……?

2012年7月25日(水)
駅日誌(1842) 「顔芸」

ネット掲示板で面白いサイトを見付けました。変なサイトではなく、真っ当な事業サイトなのですが、その入り口が面白い。

http://sp.rakumachi.jp/about/special/
「貧乏人は見るな! 金持ち専用の不動産投資マッチングサイト・楽待」

絵に描いたような下衆さを前面に押し出しているサイトです。ここまで行くと逆に清々しい……否、寧ろ、ここまでしないと、ただの感じの悪いサイトという事になってしまうという事なんでしょうね。もう殆ど漫画のような下衆な野郎のステレオタイプです。
何より、メインで映っているモデルの人の顔芸が凄い。人を見下した時の下品な顔、人に媚びる時の下卑た笑顔……下手な芸人より面白い。
この下衆な入口の後ろにある本サイトは、非常にまともなサイトです。だがしかし、不動産投資の予定はないなあ。不動産投資と言えば、糞迷惑な電話営業がありますが、あんなのと比べたら、このちょっと辛口なユーモアセンス、遥かに心地良いです。
まあ……私には用の無いサイトなのですが……

2012年7月24日(火)
駅日誌(1841) 「心構え」

人の上に立つ者には、心構えが要ります。是即ち、用兵術。
配下の者を如何に有効に働かせるかです。しかし、ただ指図をすれば良いというものではありません。
指図通りに部下が動くように仕向けるのがリーダーの仕事です。最も単純な所では、叱る・誉める、ですね。次いで、組織のミッションを、部下の職責・職能レベルまで分解して割り当てるという事。管理職の仕事なんて、極端な話、これだけです。
とは言え、これが言うは易し行うは難し。自らがプレーヤーになってやった方がどんなに楽か。しかし、だからこそ、管理職は非管理職よりも多くの報酬を貰うわけです。
また、向き不向きで言えば、その仕事に向いている人は殆ど居ません。組織があって、ポストがあって、そこに当て嵌められているだけの管理職が如何に多いか。ここで勘違いしてはいけないのは、その管理職が悪いわけではないのです。管理職としての適性が無いのに管理職になってしまった人は不幸であるとも言えます。
いっその事、この硬直した構造を破壊し、管理職適性のある平社員を、平管理職に、管理職適性が無く、プレーヤー適性のある役職者を役職プレーヤーにするというのもありかも知れません。あ、指図聞かないか……
会社員は会社の歯車であるという言葉は半分合っていますが、半分間違っていますね。人はそこまで精密ではなく、また、感情があるのです。

2012年7月23日(月)
駅日誌(1840) 「先週末」

先週末は、金曜日に人間椅子のライブ、土曜日に釣りに行きました。今日の駅日誌は、それをまとめて……

@此岸御詠歌
東名阪の人間椅子ワンマンツアーです。20日に仕事を定時で脱出して、渋谷O-WESTへ。何と、今回は人間椅子初の前売り完売、満員御礼でした。私はワイシャツ&スラックス状態なので、大人しく二階席へ。
今回はなかなか演らないレア曲が多く、非常に楽しめました。特に「芋虫」「夜叉ヶ池」あたり。

A白鱚
金曜日にライブに行って、土曜日は早起きして、会社の同僚と東京湾に釣りに。舟形錘&天秤&針二本の仕掛けで。途中雨が降りましたが、その代わり、日差しにやられる事も無く涼しく釣りが出来ました。
中には寒い寒いと言っている人も居ましたが、暑がり&寒さに強い私は全然平気でした。
しかし……写真を撮り忘れた。

2012年7月16日(月)
駅日誌(1839) 「ライトアップ」

土曜日に天然のライトアップを、日曜日に人工のライトアップを見て来ました。

先ずは、「天然のライトアップ」の方ですが、こちらは蛍です。東京都板橋区では「蛍の棲む町」を目指して、蛍の養殖に励んでいます。その無料公開に行って来ました。
生憎蛍そのものの撮影は禁止されていたので、写真をアップする事は出来ませんが、中心に人工の川が流れる温室のような場所に蛍が放されていました。
今回は、平家ボタル。先月、源氏ボタルが放されていたのに続いての公開です。源氏ボタルの方が大きく、細長い形状をしており、平家ボタルは丸く小型です。今年の大河ドラマは丁度「平清盛」ですが、これらの蛍の名称は、この源平に由来しているようです(異説あり:源氏ボタルの由来は光源氏とする説も)。
また、光り方にも差があり、源氏ボタルの方が、明滅のサイクルは長く、平家ボタルの方が短いです。今回見た平家ボタルは、明滅と言うよりも、点滅に近い光り方です。
因みに、同じ源氏ボタルでも、西日本と東日本でその明滅のサイクルは違って、フォッサマグナを境に、西日本の方がサイクルが早いのだとか……これって、電気の周波数と何か関係があるのでしょうか?
真っ暗にしておけば、その光は非常に綺麗です。が、明るい都市の夜では霞んでしまうかも知れません。都市部に蛍が居ないのは、その水と空気の汚さが原因なのは言うまでもありませんが、夜が明るくなり過ぎたせいもあるのかも知れませんね。

続いて「人工のライトアップ」の方です。スカイツリーに行って来ましたと言っても、展望台は混んでいるので登らず、麓にあるソラマチに行って来ました。ソラマチも混んでいて辟易したのですが、私が仕事でちょっと関係した所も非常に繁盛しており良かったです。
こちらは蛍と違って写真が撮れたので、スカイツリーの昼間の写真と夜の写真を載せておきます。
 
展望台もいつかは登りたいなあ……混んでいる他に、高いのもネックなのですがね。

2012年7月12日(木)
駅日誌(1838) 「第一」
1985 クリスマスまでに 1985 サンタクロースのおじさんの 命が危ない。
1985 選挙ポスターも 1985 当てにはならない。
   〜The Blue Hearts「1985」より〜

「国民の生活が第一」……スローガンか? 否、党名です。小沢一郎が民主党を離党して、新党を立ち上げました。うーむ、何だこれ? 略称(大抵選挙番組で二文字で表記されます)、英字表記(海外メディア向け。自民党なら、Liberal Democratic Partyです)は一体どうなるんでしょうか? だって、党名が体言止めの文章形式やで!?
略称 :  既に「国民」は国民新党の略称になっていますので……国生? 民生? 国一? 第一?
英語表記 : 文章政党名は「国民の生活が第一」以外に、「たちあがれ日本」がありますが、何と表記しているのでしょうか? 調べてみると、“Sunrise Party of Japan”なんだそうな。National Life Firstとか?
民主党の昔のCMに「生活維新」というのもあったので、「生活維新党」でも良かったのでは? それだったら政策さえ合致すれば、橋下や石原とも組めたかも?
まあ、小沢のカリスマ性も地に落ちたのでもう何とも出来やん、やろうなあ。
2012年7月11日(水)
駅日誌(1837) 「お前が言うな」

前回、前々回と続いて大津市立皇子山中学校の虐め自殺事件について日記を書いておりますが、重苦しくなってしまいますね。もっと、どこそこに出掛けて遊んだとかそういう話題の方が良いのですが、今回もその話題の続きです。
「お前が言うな」……これは、よく私も言われる言葉なのですが、虐め問題の場面でもそう思うような論理があります。
「虐められる側にも原因がある」というやつです。これは客観的に見れば、ある程度そういう面もあると私は思っています。しかし、この論理を、虐めているサイドや教育関係者が使ってはいけません。自己正当化・責任逃れに他なりません。
今回の虐め事件に伴い、あちこちでこういう言説も出て来ていますが、これを当事者が使っては、まさに「お前が言うな」なのです。

同じようなものとして、「お客様は神様だ」という言葉があります。これは、客商売をしている側の心構えを言う言葉であって、客の側が使う言葉ではありません。普段、コンビニなんかでやたら偉そうな奴を見掛ける事があります。
私は大学時代にスーパーでアルバイトをして居ましたが、妙に偉そうな客はちょくちょく居ました。他に偉そうに振る舞う場所無いんか、というくらい横柄な客……やたらめったら偉そうなくせに、私が値引きシールを貼るのを待ち続ける客。酷いものでは、一旦カゴに入れて店内を巡回し、値引きシールを貼り出したら、ノコノコと出て来る客。偉いくせにセコいのです。
おっと、こんな事を思っていたら、店員としての私にも「お客様は神様だ」の心構えが無いですね。しかし、利潤を生みださない神様は貧乏神ではないか……

今回は、「お前が言うな」という事例を書きましたが、ふと、醒めた目で見てみると、今回の虐め問題や他の各種時事問題に対して私が日記で展開する言説も、所詮は外野の罵詈雑言。「お前が言うな」ですから……残念!! 切腹。
物凄く、古いお笑いネタを引っ張り出してみました。波田陽区って、今何してるんですかね? 営業で食っているのでしょうか。

2012年7月9日(月)
駅日誌(1836) 「罪」

昨日の日記で書いた、大津市立皇子山中学校の事件ですが、どうも、虐め自殺よりももっとどす黒い疑惑があります。ネットの匿名掲示板の情報なので、半信半疑ではありますが、それは「自殺」ではなく「殺人」の疑いです。
遺書が無かった事。飛び降り自殺の時、虐め加害者たちが現場付近に居たらしいという証言。近隣住民から119番通報がされた筈なのに、救急車の到着よりも警察官が早く到着していたという事。現場は大津市だったのに、搬送先はその隣の隣の市である栗東市の病院だったという事。
しかし、事件はもう半年も前に起きた事であり、検案のみで荼毘に付されました。今から証明は難しいです。もし、司法解剖されていれば、どうなっていたか?

さて、私は常々、文章が硬いと言われていますが、上記の、「いじめ」ではなく「虐め」という表記は、意図的にやっています。「いじめ」って表記は何か軽いんやもん。矢張り「虐め」でしょう。
と、思っていたら、皇子山中学校や大津市の教育委員会では「じゃれあい」なんて表現を使っているとか。そんなに「じゃれあい」が好きなら、獰猛な肉食獣とでもじゃれあって来い、と。ムツゴロウさんみたいに。

そんな私の中学時代にも、「虐め」はあったと思います。「あったと思う」なんて情けない記憶ですが、少なくとも、今回のような凄惨な虐めは無かったです。だがしかし、強いて言えば、胸糞の悪い奴なら居たなあ……
いかにもなヤンキーではなく、ヤンキーと程良く仲良くしつつ教師にも取り入り、それでいてクラスの弱者にはやたら横暴な奴が胸糞悪かったです。「リア充」とでも言うのでしょうか? そんな奴が大人になって、例えば介護職等、似つかわしくない仕事をしていたりすると、反吐が出ます。

2012年7月8日(日)
駅日誌(1835) 「病」

金曜日から、水のような鼻水が出て、クシャミが頻発。風邪かなあ〜、なんか熱っぽいし……と思ったので、この週末は、熱さまシート&栄養ドリンクで大人しく過ごして居りました。私は風邪は大抵、このコンビネーションで乗り切るようにしています。風邪っぽいなと思ったら取り敢えず、熱さまシート&栄養ドリンク、です。
御蔭で体調は回復して、何とか会社を休まずに済みそうです。
さて……

Time,time,time,see what's become of me.
While I looked around fo my possibilities, I was so hard to please.
But look around,the leaves are brown,and the sky is a hazy shade of winter!!
   〜サイモン&ガーファンクル “A hazy shade of winter”より〜

このサイモン&ガーファンクルの名曲が挿入歌に使われたドラマが、私が中学生の頃に放送されました。「人間失格」。そのえげつない虐め描写が物議を醸しました。開始当初は視聴率10%に満たなかったのですが、徐々に上昇し、最終回では28%にも及んだそうです。
主人公の堂本剛が虐めにあって自殺し、その父親役の赤井英和が復讐に走るという筋の話です。
だがしかし、事実は小説よりも奇なり。と言うと語弊がありますが、作り物のドラマなんかよりも余程、えげつない事が起きています。
大津市の皇子山中学校で、昨年生徒が虐めを苦に自殺し、その内容が報道されています。私は法学部卒ですが、筋金入りの応報刑論者&少年法反対論者ですから、スタンスは明確です。加害者に罰を。加害者の人権よりも先ずは被害者とその遺族の人権だろう、と。光市の強姦殺人事件の時にも思いましたが、もし、私が父親の立場なら、ドラマの赤井英和と同じ行動に出るだろうな、と思います。
ところが、学校、教育委員会、警察そのいずれもが、どうも加害者を見付け出して裁く事に及び腰です。そんな中、あちこちから情報が漏れ、ネット上では捜査が進んでいる様子です。
しかし、早期に法の裁きを下さないと、それこそ社会的に抹殺する所まで持って行かれてしまうと思います。司法と行政が手を拱いていたがために、「加害者の人権を守る」どころか、加害者に深手を与える事になると思います。
この大津市のある滋賀県は私の出身地でもあります。だから、他人事にはしたくない。東京からでは何も出来ないが、気持ちの上では。そう言えば、私が中学生の頃、皇子山競技場まで部活の試合に行った事がありますが、その時も皇子山中学って、そこそこ強豪ではありましたが、評判は宜しくなかった覚えがあります。

実は、前述の「人間失格」ですが、私はちゃんと通しで観ては居ません。時代的にはVHSですが、DVDなど出ていないのでしょうか。今度探してみようっと。

2012年7月5日(木)
駅日誌(1834) 「帝国」

日本にも帝国主義時代がありました。それを殊更に悪だと言う人が居て、太平洋戦争後もう60年も経っているのに、いまだにそれを叩いている人が居ます。
そりゃあ、帝国主義は悪しき事だったのは分かりますが、悪かったのは「大日本帝国」ではなく、「帝国主義という風潮」でしょう。世界中の強国の間でブームだったわけです。
そんな中、ブームに乗るのが遅かったのが日本でした。そして、白人だけのものだった帝国主義に「有色人種が加わったのが生意気だから、ちょっと痛い目に合わせて分からせてやろう」というのが、日本が太平洋戦争に出たキッカケです。

さて、この度、韓国人の御高齢の学者がブログで一つの発言をしたそうです。「知ってはならない日帝時代の真実」。自らが体験し、或いは自らが調べた日韓併合時代から見れば、韓国に蔓延する反日主義は、その中身がおかしいというものです。
URLはこちらです。
http://yeoksa.blog.fc2.com/page-0.html
リンクは付けません。これは当然ハングルで書いてあるので、このURLから日本語翻訳をお薦めします。

これは非常に勇気が要り、きっと命懸けの事でしょう。もし、この学者が日本に亡命して来たら、日本は攻撃される事を覚悟して守ってあげなければなりません。問題は、民主党にそれが出来る人間が居るかどうか……否、出来るか出来ないかの次元ではない事が恐ろしい。
今、「命懸け」という言葉を使いましたが、これは大袈裟ではないと思います。この一つを取っても、日本と韓国の違いが見えませんか? 日本人が当時の日本は悪だったと力説しても、殺される事は先ずありませんよね。ところが、韓国ではきっと命懸けなのです。。
こんな事を書いていると、この駅日誌も攻撃されたりするのかな〜? こんな弱小日記をわざわざ攻撃する酔狂な人は居ないか。

2012年7月2日(月)
駅日誌(1833) 「微温湯」

おおお、「微温湯」。これで「ぬるまゆ」と読むんですね。一つ賢くなりました。私は昔っから、こういう表記が好きで、文章が硬くなりがちです。これも一種の中二病というやつか。えーと……中学二年生(14)ダブルスコアを余裕で飛び越えていますが……
さて、本題です。よくある譬えで、水を入れた鍋に蛙を入れ、ゆっくりゆっくり温めると、温度の変化に気付かずに、蛙はそのまま煮えて死んでしまうが、熱湯を沸かした鍋に蛙を入れると、血相を変えて飛び出し、火傷はしても死は免れるのだとか……ほんまかいな?
ちょっと胡散臭い説ですが、無論、試す気はありません。アマガエル最近見ないしなあ。あくまで譬え話として鵜呑みにしましょう。今、私の立ち位置が結構、微温湯なのです。微温湯というか、一人で出来る事が少なくなってしまったせいでしょう。元々は、一人でガツガツやるのは嫌いではなく、且つそれが出来る立ち位置だったのですが、今現在は異様に待ちが多い。それで、微温湯に感じます。ふとした時に、何もする事が無い時間が出来てしまいます。この状態は案外辛いものです。
そりゃあ、本読んだり、音楽聴いたり、寝たりしてても良いのなら、何もしない時間があっても全然苦にはなりませんし、寧ろそれで給料が貰えるのなら大歓迎です。しかし、そうもいかない。待ちに入り、何もする事が無いが、シャンとしてないといけない、という状態が辛いわけです。贅沢な辛さ、ではありますが。
私の勤め先は、それこそ、世界がひっくり返るような大転換が起きない限りは、先ず潰れる事はない会社です。この事も微温湯を助長するのかも? あらゆる商品・サービスは去年と同じ事をして居ては、それはキープではなく落下なのです。会社は自由落下中のロケットのようなものです。随時噴射しないといつかは墜落です。その噴射剤を作る事こそが仕事です。しかし、それがなかなか難しい。如何に噴射力や燃費効率の良い噴射剤を見付け出しても、今乗っているロケットの構造に即した噴射剤でないと、使えないのです。求められているのは、今あるエンジンに合っていてしかもちょっと良い噴射剤か、今のエンジンを組み替えてでも投入する価値のある噴射剤を作りだすという事なのです。
まあ、微温湯に使っているうちに勉強しておけ、という事なのでしょうか。

2012年7月1日(日)
駅日誌(1832) 「紫陽花」

鎌倉の長谷寺、御霊神社、成就院に紫陽花を見に行きました。時折小雨の降る中でしたが、ザアザア降りにはならず、これはこれで、紫陽花に合った風情だと思いました。
昼頃に長谷寺に到着すると、紫陽花散策路は、待ち時間45分になっていました。整理券代わりの番号入り団扇を貰い、番号の組の順番が来るのを待ちました。屋根付きの長椅子も用意されていたので、雨がパラつくと言っても困る事は無く、のんびり順番を待ちました。
順番が来ると、列に従って紫陽花散策路へ。お、境内の石仏の手にも紫陽花が握られています。そこから、裏山の散策路へ……色々な銘柄の綺麗な紫陽花が咲いていました。大和言葉の銘柄(七段花、等)、横文字の銘柄(ファンタスティック、等)……色、形、色々あるものです。私の勉強不足なのですが、これらは品種が違うのでしょうか? それとも錦鯉のように、品種は同じだが、掛け合わせ等で作り分けているのでしょうか?
  
長谷寺を後にし、そのまま徒歩で、細い道を歩いて、御霊神社〜成就院へ。御霊神社はこじんまりして居ましたが、同じく本殿の裏に色々な紫陽花が咲いています。
成就院は参道の両サイドに紫陽花が咲いています。振り向くと、坂の両側に紫陽花、その先に海。
歩いていると、鶯の鳴き声もします。小雨・紫陽花・海・鶯……古来日本人がこれらを歌や句にして来たのも頷けます。
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