2006年6月30日(金)
駅日誌(346) 「Go! Smokers Go!」

明日から煙草が1箱\20〜\30の値上げです。1本1円以上の値上げなのです。
喫煙者諸氏、御急ぎ下さい。コンビニならまだ間に合います。この駆け込み需要に合わせて多めに在庫している模様ですし。

というわけで、私は今日帰りがけに1カートン買ってきました。1日に20本前後吸いますので、1カートンでも10日しかもたないのですがね。
私の場合は\20アップなので、何とか\200の出費を抑えた事になります。しかも、1カートン買うと100円ライターがオマケに付きますので、計\300の出費抑制ですね。

さて、私がいつも吸っている銘柄はHOPE(ショート・ホープ、ショッポ)です。この煙草、1箱10本×2で\280(明日から\300)なのですが、この箱がキャラメルの箱みたいで中々可愛いのです。しかも蜂蜜風味…何て可愛い煙草なんだ!
ところが、最近は喫煙者も軽い煙草を好む人が増えたので、「ようそんなん吸うなあ」と言われてしまいます。
煙草は、高タール・ニコチンを1本吸うよりも1mm煙草を2本吸う方が体に悪いと言いますし、何より吸い応えが違いますよね。
ですから、私は1mm煙草等軽い物を吸っている人の感覚がよく分かりません。そこまで軽いのを求めるくらいなら、いっそやめてしまえば良いのに…と思います。まあ、やめるにやめられない依存性が煙草の悪いところでもあるのですが。

さて、上記にショッポの箱はキャラメルの箱みたいで可愛いと書きましたが、実はこれは逆なのです。日本におけるキャラメルの大家、森永製菓がキャラメルが思うように売れないで困っていた所を、ヒットに転じた策が「煙草の箱のような箱にキャラメルを詰めてはどうか」だったのです。
尚、ショッポのカートンは今度はキャラメルではなく、巨大なガムの様なパッケージです。
蜂蜜風味・キャラメル箱・巨大ガム風カートン…なんて可愛い煙草なんだ!(くどい)
黒いのはオマケのライター

尚、今回の駆け込み需要数と前回値上げ時の駆け込み需要数を比較すると、もしかしたら喫煙者の減り具合が見えるかも知れませんね。
そして、今回の値上げを契機に、更に世間の禁煙度合いが進みつつあります。私の勤め先でも7月より喫煙は始業前・昼休み・終業後というルールが出来てしまいます。参ったなあ、何処で吸おう?(←煙草をルール通りに減らす気は無い)
一方で、喫煙ビジネス躍進の予感があります。先日、独逸の会社が全席喫煙飛行機の東京便をを飛ばす計画がある、というニュースを見ましたし、これからはスターバックスの正反対である「吸い放題カフェ」とか、色々展開されそうです。
非喫煙者は、「珈琲の香りを愉しむべき所で煙草を吸うなんて元々おかしいのだ」と言うかも知れません。それも一理あります。しかし、珈琲文化の強いフランスではカフェ=喫煙所という色合いが濃いのです。逆の一理として、「煙草の香りも分からない奴に珈琲の香りが分かるか」という論理も成り立つのではないか? と思います。
                                    駅員@また肩身が狭くなります

2006年6月29日(木)
駅日誌(345) 「丑の刻番組」

「草木も眠る丑三つ時」「丑の刻参り」という言葉があります。幽霊が出そうな時間帯や、恨みを込めて藁人形に釘を打ち付ける時間帯ですね。
このように丑の刻というのは何かと禍々しい雰囲気を醸し出しています。しかし、これは昔の時間の数え方に過ぎません。
読んで字の如く、丑は干支の「丑」です。
では、丑の刻とは具体的に何時なのか?
 24時間を円環に並べ、24時間を十二支で分けるわけですから、それぞれの動物に2時間ずつ割り振られます。そして、日付変更時刻である真上が子の刻。即ち23時〜1時が子の刻です。その次である丑の刻は1時〜3時となります。では、丑三つ時は何時なのか? 2時間を四等分にした30分ずつを一つ、二つ、三つ、四つと数えるので、2時〜2時半が丑三つ時ですね。
因みに、当駅TOPの駅舎にある時計は常に2時を指しています。丑三つ時なのです。

それはさておき、丑の刻のやその前後の深夜には、テレビで深夜番組が放送されています。私の場合はは、テレビ東京でWBSとスポーツニュースを観るので、その後継続して同じチャンネルを観ている事が多いです。そこで、私の御奨めの深夜番組について書こうと思います。

月曜日「キラキラアフロ」
笑福亭鶴瓶と、オセロ松島が二人でやっているトーク番組です。
テレビ大阪製作で、コテコテの関西番組なのですが、この二人の掛け合いがかなり面白い。実に下らない話なのですが、流石に喋りのプロ。下らない話を非常に面白く話します。
月曜日の夜は眠い事が多いのですが、眠っていない限り観ています。

木曜日「怒りオヤジ3」
おぎやはぎ矢作、カンニング竹山、及川奈央がレギュラーの一種の悩み相談番組です。上記「キラキラアフロ」や下記「やりすぎコージー」に比べると笑いは弱いのですが、名人と呼ばれるゲストが相談を聞きます。
相談はどうも「ヤラセ臭い」事が多いのですが、そこには目を瞑り、やりとりを楽しむ番組ですね。内容は異なるのですが、TBS「ガチンコ」等と同じ観方をすると良いと思います。
それにしても、テレビ東京はAV女優をよく使います。金曜深夜のドラマ枠でもAV女優目白押しです…ゴールデンタイムに放送すると苦情が来そうな内容です。

土曜日「やりすぎコージー」
今田耕司、東野幸治、千原兄弟、大橋未歩アナがレギュラーのバラエティ番組です。内容は日によってまちまちで、面白い日はとことん面白いのですが、しょうもない日もあり、当たり外れがあります。以前あった寺門ジモンが出ていた「ネイチャージモン」というやつが結構面白かったです。
土曜の夜は部屋に居れば余裕綽々の時間なので、よく観ます。

御暇があったら一度御覧下さい。
                                駅員@今日は怒りオヤジを観ています

2006年6月28日(水)
駅日誌(344) 「好きな人や物が多すぎて」

好きな人や物が多過ぎて 見放されてしまいそうだ♪
虚勢を張る気は無いのだけれど 取り立て怖い物等無い♪
この川は絶えず流れ行き 一つでも浮かべてはならない♪
花等が あるだろうか? 無い筈だ僕を認めてよ♪
明日くたばるかも知れない だから今直ぐ振り絞る♪
嗚呼唯伝わるものならば 僕に後悔は無い♪
                         〜椎名林檎「勝訴ストリップ」より「月に負け犬」〜

これは私の大好きな歌の一つです。打ちひしがれながら、ぐっと堪えている、弱いくせに強がりな男を歌った唄ですね。
私も非常に弱っちいくせに強がってしまう所のある人間です。好きな女に言い寄って、拒絶されようものなら、一人になってから涙を流す様な野郎なのです。普段は他人から図太い印象で見られるのですが、本当は繊細で打たれ弱いのです。
そして、フられた時には、もう一つのMy Favorite Songである桑田佳祐「祭のあと」を聞き、とことん沈み込みます。いや、別に今日そういう事があったわけではないのですが、時々ふと寂しくなるのです。
                                            駅員@さびしんぼう

2006年6月27日(火)
駅日誌(343) 「特盛アイス」

私がひそかに注目しているアイスクリームメーカー、フタバ食品(メロン型容器のシャーベット等を作っています)がまた面白い商品を出しました。
その名も「特盛アイス」、\178也。
 ←まるでカップ麺です

内容量は特盛と言うだけあって、多いです。その内容量、410ml! 410mlと言ってもピンと来ないかも知れませんが、これはハーゲンダッツ・ミニカップの凡そ4倍。明治エッセルスーパーカップの2倍です。有名どころを挙げるとこの量の多さが御分かりかと思います。
中身はラクトアイスですから、味は取り立てて美味いという事は無く、極普通のラクトアイスです。三色構造になっていて、メルセデス・ベンツのマーク、スリーポインテッドスターの様な形で、バニラ、ストロベリー、チョコレートが分かれています。量が余りに多いのですが、その分食いでがあります。
こういうクレイジーな商品を果敢に発売する姿勢が好きです。
                                            駅員@アイス地獄

2006年6月26日(月)
駅日誌(342) 「水は油より高い」

まだチェックしていないのですが、新宿高島屋がミネラルウォーター売場を充実させたそうです。
一昔前ならば「金を払って水を買うなんて!」というのが日本の常識でしたが、随分増えましたねミネラルウォーターが。今や、500mlPETボトルで150円、200円さらにはもっと高い物も沢山あります。この値段は、高騰だ高騰だと騒いでいるガソリンの倍以上ですね。現時点で1L=1,000mlで\140くらいですから。
水の方がよっぽど高いという現実。ガソリンよりも高い水…まるでドラゴンボールに出て来たナムの村の様です。(註:孫悟空初出場の天下一武道会に出て来たアジア系武道家です。賞金で干ばつの村に水を買って帰ろうとしたのでした。必殺技は天空×字拳)

しかし、色々面白いデザインのボトルに入っていて、実際美味いから買ってしまうのでしょうね。私は特に「ティナント(TYNANT)」という水の、不定形な融けかけの氷の様な形で、それでいて計算し尽くされた緊密なデザインのボトルが好きです。
緊張と弛緩の融合という言葉がピッタリです。こういう滑らかで動きのあるデザインが好きなのです。(これは我が愛車206や、嘗てのマツダユーノス500、FD3SRX-7からも感じられるものですね)

閑話休題。水は高い。輸入水はもっと高い。そこへ持ってきて、国産ミネラルウォーターの最大の採水地山梨県に不穏な動きがあります。
山梨県MW税、山梨県ミネラルウォーター税です。地下水の枯渇を恐れての施策なのか、はたまたその需要に目を付けた税収増加狙いなのか? 恐らくはその両方でしょう。サントリーを始めとするミネラルウォーターを販売する各社は反対の声を大にしています。
年間採水量と、年間貯水量のバランスがどうなのか? そこの所を調べない事には賛成も反対も私には出来ませんが。
      駅員@神戸に居た頃は蛇口から出る水に六甲の美味しい水が混じっていました

2006年6月25日(日)
駅日誌(341) 「銀幕寸評」

このところ、やけに多い銀幕寸評です。今回は、昨日借りたDVDの作品を素人評論致します。タイトルの右にある☆は私の主観的評点であり、5ツ☆満点です。

「SAW 2」 ☆☆☆☆
ソリッドシチュエーションスリラーを謳っています。閉じた空間内でのクライムサスペンス・ホラーと言った所でしょうか。前作「SAW」がことのほか面白く、また怖かったので、その続編である2にも大いに期待を寄せていました。
前作では、閉じ込められた側から話が始まり、終始その視点を中心にしているのに対し、今作では、視点の中心は連続殺人犯ジグソーに対峙する警官にあります。
警官がある事件を捜査していると、その犯人がジグソーだという事が分かります。犯行現場に残されたヒントを頼りに、ジグソーの根城に辿り着くのですが、そこではその警官の離婚した妻が親権を持つ息子(ややこしい)が、他の男女とどこかの屋敷に閉じ込められている映像を見せられます。
その屋敷では3時間後に開く扉、2時間後に死に至る神経ガス充満しており、警官は焦ります。
そこからは、閉じ込められた息子の視点と、ジグソーと対峙する警官たちが交互に映されます。タイマーの時間が迫り、苛々する警官、同じく神経ガスの回る時間が迫り、苛々する閉じ込められた人々…
ジグソーは警官に対し「ゲームに勝つためには私と話せ」と言いますが、延々関係の無い話ばかり。警官はキレて、ジグソーを恫喝、その屋敷に案内させます。
ジグソーの発言の真意は? どんな仕掛けが? そして、次々に突き付けられるジレンマ…とハラハラさせる映画です。最終的には後味は悪いものの、その仕掛けが明らかになります。期待を裏切らない、残酷で、皮肉で、寓意に満ちた面白い作品だと思いました。
しかし、状況の緊密具合は前作の方が上だったと思います。そこが満点に至らなかった点でしょうか。
                           駅員@今日はトリック劇場版を観ております…

2006年6月24日(土)
駅日誌(340) 「惜しむ?」

W杯は残念な結果でしたが、その負け惜しみを言う間もなく、次期監督はオシム。惜しむ、ではなく、オシム(下らない駄洒落を繰り返すな! 恥ずかしい)。イビチャ・オシム現ジェフ千葉監督が次期日本代表監督になるそうです。
川淵サッカー協会長が、W杯帰国会見で口を滑らせて言ってしまいました。無残な結果に終わり、最高責任者である川淵氏も疲れていたのでしょうか? 否、Mr.裏読男である私は、これはもしかしたら、くよくよムードを払拭し、前を向くための、選手に前を向かせるための、川淵氏の策ではないか? とも思いました。口の滑らせ方が何やら不自然です。勿論、いっぱいいっぱいの時には変な口の滑らせ方をする事もあります(私にも身に覚えがあります)がね。
まあ、このオシム氏は、「要らん事言い」(無駄な事は言っていないのですが、辛口コメントをする人物という意味で)なので、面白そうです。

さて、「要らん事言い」。私も大いにそれに属する人間です。辛口意見、ブラックジョーク、毒舌、喧嘩腰トーク、私もよくやっちゃいます。
舌鋒と言えば聞こえは良いですが、舌禍と言えば聞こえが悪い、そんな物です。歯に衣着せぬおもろい奴だと可愛がられたり、糞生意気な野郎だと憤慨されたり、意見がシッカリしていると誉められたり、好きな人に誤解されたりします。
まあ、そういう性格じゃなく、八方美人で居たら日記なんか毎日書くの大変でしょうね。

と言うわけで、今日の辛口コメント。
今日、ファストフードを食べたのですよ。その店が、カウンターを正面に見て、左右それぞれが禁煙席・喫煙席なのですが、幼い子供を二人連れた母親が、子供二人を喫煙席側に座らせてカウンターに並んでいたのです。それも、愛煙家である私の目の前に。
この馬鹿女、子供を連れて喫煙席とは是如何に? お前が吸いたいからか? こういう神経は私には信じられません。ましてや、赤ん坊を抱いて喫煙所のベンチで煙草を吸う馬鹿女等、どついたろか! と思います。否、それ以前に、子供の飯を安易にファストフードで済ませるな! この駄目主婦が!
まあ、喫煙席・禁煙席を間違えただけかも知れませんし、ファストフードも滅多に食べないが、今日はその稀な日なのかも知れませんけどね。
                 駅員@今日は口頭辛口発言はしていません、思っただけです

2006年6月23日(金)
駅日誌(339) 「惨敗」

オーストラリア戦、3-1惨敗。クロアチア戦、0-0引分。ブラジル戦、4-1惨敗。とほほほ… 今回の独逸大会は良い所が無かったですね。
MVPは言うまでも無く川口。結局、オーストラリアにもブラジルにも何点も入れられちゃいましたが、それはシュートを撃たれ過ぎと言うものです。彼無くしては、もっともっと取られていた事でしょう。他には中村、玉田が得点していますが、後は何とも…

「やいやいやい、どの面下げて帰ってくるつもりだ!」と憤慨する御仁もいらっしゃる事と思います。特に柳沢が心配でなりません。心無い輩から、罵声を浴びせられたり、生玉子をぶつけられたりするんじゃないか? と心配です。
しかし、ただ麦酒を飲みながら、その試合を観ていただけである我々に、そこまで出来る資格があるのでしょうか? 確かに、ジーコや中田が不快感を示している通り、柳沢にも落ち度はあるとは思います。だから、ジーコやチームメイトから何か言われる分には良いでしょう。また、久保あたりの「俺が出てればもっとマシなプレーをした!」と言い得る人間が言う分にも良いでしょう。
勝手に頑張れ頑張れと言って、駄目だったら罵声を浴びせるという横暴は、私には出来ません。まあ、私もテレビの前では「アホか!」「ボケェ!」等口走ってしまっては居るんですがね。それはその瞬間の突発的口走りのみです。

熱狂的ファンの皆様、マスコミ諸氏、空港で待ち受けて罵声を浴びせたりするような事はやめてやってくださいね。言われるまでもなく、代表選手はとっくに自らの不甲斐無さを痛感し、落ち込んでいる事でしょうし。
うーん、私は甘い人間なのかも知れないですね。国の代表として出ている以上、衆目に晒され、責められるのも覚悟するべきという考え方もありますし。
                                      駅員@勝者あれば敗者あり

2006年6月22日(木)
駅日誌(338) 「銀幕寸評」

またまた銀幕寸評です。
「この所立て続けに映画を観ているが、貴様は失職したのか!?」と思われてしまいそうですが、仕事の関係で観ているのです。
実は観る事自体は仕事ではないのですが、まあ副次的なものです。
では早速素人評論を。タイトルの右の☆は私の主観的評点で、5ツ☆満点です。

「嫌われ松子の一生」 ☆☆☆☆☆
不覚にもこの映画を観てうるうるしてしまいました。涙腺のツボは人によって違うので「どこで泣くんだ?」という人も居るかも知れませんが、私は良い映画だと思いました。
主人公の伯母(父の姉)である松子(中谷美紀)が殺された事により、主人公はそのアパートを片付けに行きます。その中で松子の一生を追っていく話になります。
奇妙だがインパクトのある構図が続き、さらに所々にアニメーション的な、漫画的な映像効果演出が挟まれています。序盤、これらを見る限りは、何だこりゃ? という映画なのですが、松子の波乱万丈な人生を追っていくと、その人間性を抉るように描いてあり、引き込まれていきました。
松子の子供時代は子役なのですが、20代、30代、40代、50代は全て中谷美紀が演じています。美しくも、醜くも、可愛くも、怖くも、爽やかにも、おどろおどろしくも、一人の人間を演じているのに色々な部分が出て来ていて、その演技は凄いと思いました。
また、脇を固めるのも演技力に定評のある役者が多く、見応えがあります(その一方で、お笑い関係の人間が何故かチョイ役や、結構キーになる役で沢山出て来ます)。
よくある表現ですが、やはり「傑作は人間を、人間の深みを描いているな」と思いました。
尚、その松子の生涯を追う過程で、同時に高度経済成長期〜バブル〜バブル崩壊という昭和〜平成の時代背景をなぞる作りになっています。
好き嫌いは分かれそうですが、私は御奨めです。

                                        駅員@涙腺が緩んでます

2006年6月21日(水)
駅日誌(337) 「有楽町と信楽町」

東京メトロ有楽町線有楽町駅の改札近くに、信楽焼の狸の置物が何やら置いてある場所があります。何でこんな所に?
あ〜、もしかして、「○楽町」繋がりで姉妹町か何かなのでしょうか。
何はともあれ、ユーモラスな狸の信楽焼は面白いので大歓迎です。

しかし、ユーモラスは良いのですが、こいつら、その矮小な陰茎及び巨大な陰嚢が必ず露出している猥褻物です。
…こういう風に書くと一気に下劣になってしまうのですが、こいつらストリーキングやで!(真似すると逮捕されます)
                                  駅員@久々の駅日誌らしい駅日誌

2006年6月20日(火)
駅日誌(336) 「オニー」

「鬼」でもなく、「お兄」でもなく、「オナニー」でもありません(のっけから下ネタか!!!)。おにぎりと和カフェを出す店です。名前は聞いた事があるのですが、初めてそこで食事をしてみました(食事と言っても軽食ですが)。

今日は夕方に得意先に出掛けて直帰したのですが、会社から最寄駅が物凄く近いため、最寄り駅まで行くと、早々に帰ろうとしている姿を誰かに発見され兼ねません(何か咎められる訳ではないのですが、帰社してきた人間と擦れ違うとばつが悪いのです)。
というわけで、一駅歩き、「ちんぶら」もとい「銀ぶら」をちょっとしつつ帰りました。
註):「ちんぶら」は逮捕されます。

結局は本屋で立ち読みしたりしただけなので、銀座を歩いた意味は無いのですがね。そんな中、「おにぎり&和カフェ Ony」という看板が目に付いたのです。銀座のメインストリートよりも山手線寄りの通りにありました。

おにぎりの他にも、「むじな」という名の稲荷や、小うどん、味噌汁、小型のおかず、和風スウィーツ等がありました。そして当然和カフェ…抹茶ラテ、他にも「○茶ラテ」の類が何種類かあったようです。
どれも手頃な価格です。なのですが、どれもこれも量が少ない!!
飲み物はコーヒーショップで使われているようなホットが厚手の紙コップ、アイスがPETカップで、大き目のサイズなのですが、食べ物が小さい物ばかりです。こんな小ささではまともな食事は難しいです。中途半端な時間なので空いていたのですが、客は大半が女性でした。食べ物を見る限り、それは頷けます。
おかずも基本的に和食惣菜なのですが、中には「豆乳カルボナーラ」等、怪しげなメニューも。しかし、何より私が注目したのは抹茶ラテです。抹茶度合いの濃い抹茶ラテでした。上の泡はミルク泡ではなく、茶道で…あの〜何て言うんでしょう、床屋で剃刀を当てるときみたいに、シャカシャカシャカと混ぜた茶の泡でした(食欲の殺ぐ喩えで恐縮です)

むじな(写真右)\170…稲荷=狐に狢とは是如何に?)

豆乳カルボナーラ(写真中央)\190…不味くはないです。面白い。
抹茶ラテ・S(写真左)\260…300ml程度のいわゆるスタバS型です。
しめて\620也
                              駅員@男一人で入る店じゃなかったか…

2006年6月19日(月)
駅日誌(335) 「北の国から'06 テポドン」

北朝鮮が六ヵ国協議や平壌宣言を反故にし、米国までを射程距離に捉えたテポドン2号をいつでも発射出来る状態にしようとしているという情報を米軍が入手しました。
挑発であると同時に、米国に対し「分かった、ミサイルを引っ込めるからその代わりにどうのこうの」という要求をしようという下衆な魂胆が見え見えです。
北朝鮮から米国までを射程に捉えるという事は、少なくとも北半球の多くの国が射程圏内に入ってしまうという事です。しかし、撃ちはしないでしょう。米中露辺りを見れば明らかですが、ああいった大量破壊兵器は、脅迫の道具に使うのが正しい使い方です。一種の銀行強盗みたいなものですね。銃を向けて、「安心しな、変な真似をしなけりゃ撃ちはしない」と。
中露は、今まで共産圏の誼で、比較的北朝鮮に優しい対応を取ってきましたが、これからはどうでしょうか? まだ甘やかすのでしょうか。米国が射程に入るという事は、当然北京もモスクワも射程圏内なのですが。

う〜む、矢張り日本軍が必要ではなかろうか? と思ってしまいます。西村信悟元議員のように核武装しろ、とまでは言いませんが、軍備は必要だと思います。
今回の情報は、米軍から得ています。日本の目と鼻の先の北朝鮮の動向を太平洋を挟んだ米国から教えて貰う事の危うさがあります。また同時に、もしも米国が自国に都合の悪い情報は握り潰していていたとしても、気が付かないという危険性も孕んでいるのです。
これで、少なくとも軍レベルの諜報部は必要だという事は御分かり頂けると思います。

では、軍を持てば寧ろ狙われるのではないか? 日本以外にも東南アジアには軍を持った弱小国がありますが、それらは襲われているでしょうか? 否、内乱はあっても他国から攻め入られる事は殆どありませんし、あっても他の理由です。ベトナムは? ベトナムは自由対共産のしょうもない争いのために戦渦に見舞われたのです。だから必ずしも軍備=狙われる事にはならないと思います。
また、自衛隊を軍ではないという発言は、日本国内でしか通用しないでしょう。
さて、自衛隊が軍と見なされるのであれば、自衛隊も無くし、軍ぽいものを完全に無くそうという意見が出て来ると思います。そうすると、完全無防備状態に入る? 米軍に完全依存する? の二択になります。前者はリスキー、鶏を肉食獣の群れに放り込むようなものです。後者もリスキー、何もかも米国に牛耳られた、米軍が暴虐を尽くしても行動を共にする属国になってしまいます。
問題は、軍を持つと、コストが嵩む事ですが、それは先ずは自衛隊クラスの予算で始めたら良いと思います。自衛隊の軍事予算は、下手な正規軍よりも高いのですから。

GHQのマッカーサーは、日本を占領した時に「東洋のスイスたれ」と言いました。スイスは永世中立国ですが、御存じスイスアーミーというブランドがある通り、軍を持っています。東洋のスイスたるのも、米国人の言うなりなのですが、確かに自立した国家の一つの模範だとは言えると思います。
                                       駅員@鉄砲ドンで来た挑戦

2006年6月18日(日)
駅日誌(334) 「独逸世界杯」

日本第二戦、クロアチア戦が行われました。
結果はスコアレスドロー。勝ち点ようやく1です。勝てる試合だったという意見が大勢を占めている様ですが、私はにはそうは見えませんでした。私には「惜しい!」と思う場面よりも「危ね!」と思う場面の方が多く感じられたからです。
次は対ブラジル。ブラジル戦はナイターだそうですね。絶望的だと思っていても始まらないので、次に期待しましょう。

今日、私は白黒のいわゆるチェス柄の服を着て「クロアチア葬儀バージョン」という縁起担ぎをしていたのですが、効き目は無かった様です。
その縁起担ぎ、分かり難っ! しかし、クロアチア向け縁起担ぎが思いつかなかったのです…
尚、全く関係無い話になりますが、以前飛騨高山に行った折、飲み屋のお姉ちゃんに異常にクロアチア人が多かった事があります。に一体何が起こっているのでしょうか?
                                     駅員@くよくよするな次がある

2006年6月17日(土)
駅日誌(333) 「霊の集う公園」

私は3年程前に恐山に一人旅した事があります。
そこで見た光景は、思ったよりおどろおどろしくはなかったのですが、硫黄でライムグリーンになった湖や、所々で噴出す煙、そして積んである石という独特の風景で、行った甲斐がありました。それでも、赤子ほどの石によだれかけが付けてあったり、イタコの小屋の前に病的な顔立ちの人々が居並んでいたり、ど真ん中にある気の小屋の中が温泉になっていて、窓全開でおっさんが全裸で入浴していたりするのにはゾッとしたものです。

さて、昨日群馬県をドライブしたのですが(平日なので、勿論仕事でですよ)。その道中でその恐山旅行を想起させる様な光景を目にしました。
その写真がこちらです…
三つの石塔が!

公園入口の車止めの柱をこんな形にするな!

一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のため、三つ積んでは兄弟のため…の、賽の河原で水子が積む石塔みたいやないか! 恐ろしい。
                                                駅員@合掌

2006年6月16日(金)
駅日誌(332) 「またもや銀幕寸評」

毎度御馴染み素人評論です。つい先日銀幕寸評は書いたばかりなのですが、また3本書きます。内2本は映画館で観たもので、1本は先週末に借りたDVDです。
タイトルの右にある☆は評点で、5ツ星満点です。これは私の主観によるものですから、好き嫌いも反映していますが、悪しからず。

@「インサイド・マン」 ☆☆☆☆
銀行強盗対ネゴシエーターの対決というクライム・サスペンスです。
銀行に立てこもり、人質を取る強盗一味、人質を自分等と同じ恰好にさせてリーダー1人を除きまんまと脱出してしまいます。(一見)何も盗られずに。
一言で言えば、話の概要はそこまでの流れを緊張感溢れるやりとりで見せているという話です。尚、タイトル及び冒頭に犯人のリーダーの独白がありますので、リーダーの脱出のトリックはすぐ分かる筈なので、種明かしをすると、リーダーは銀行の内部の死角に盗品とともに残り、しばらくして、普通の客の振りをして堂々と正面から出て行きます。非常に巧妙な手口なのですが、この映画をその鮮やかさを見るのが本筋だと思うと、ガッカリするかも知れません。即ち巧妙なトリックを見破るタイプの映画ではないからです。
では、この映画の見所は? 私は本筋ではなく、米国社会の暗部を描いた細かい描写にあると思います。人種差別、米国に跋扈する悪の一つ・弁護士、そして他社の血で富を得た者。こういう社会問題の描写です。
演技ではジョディ・フォスターの悪役ぶりが良かったです。

A「トランスポーター2」 ☆☆☆
上記「インサイド・マン」の考えさせられる映画とは打って変わって、薄っぺらいがその代わり爽快なアクション映画です。
良いとこのボンの送り迎えを仕事にしていた主人公ジェイスン=ステイサム(ハゲなのに男前)ですが、その子供の父が麻薬取締の偉いさんで、麻薬密輸組織が雇った悪者に子供が誘拐されてしまいます。自らにルールを課し、それを守って生きるという主人公は、「子供を守る」と言った約束のため、その悪者と対決する事になります。
それにしても、リュック・ベッソン監督は、車を恰好良く撮るのが上手いですね。私は欧州車好きなので、これの前作「トランスポーター」と「タクシー」シリーズ4作は全て観ていますが、その何れもメイン車が恰好良く描かれています。
今回は、黒のアウディA8が主人公の愛車になっています。前作では黒のBMW7のMTだったのですが、今回はティプロニックタイプのATでした。A8にはMTが無いのかも知れませんね。新S8があればMTだったのでしょう。否、車の性格上、BMWはMTで乗らないと恰好悪く、アウディはATでも恰好良いという事かも知れません(←私の感覚では)。後半には同じアウディグループのランボルギーニ・ムルシエラゴも登場します。
…おっと、車オタク的な話の流れになってしまいました。この映画はそんな細かい事を知らなくても、楽しめる単純明快で爽快な作品です。尚、4点にしたかった所ですが、ラストの飛行機のシーンがCGバレバレだったのが玉に瑕です。

B「ハイド&シーク」(DVD) ☆☆☆
ハイド&シーク=かくれんぼ、というタイトルの映画です。一昨年かその前の作品ですね。パッケージの謳い文句は「シックスセンスよりも怖い」だそうです。しかし、これは書くべきではなかったですね。だって、いきなりオチが読めてしまうではないか!!
主人公ロバート・デニーロは、心理学の博士なのですが、妻が最近病んでおり、ついには自殺してしまいます。心を病んでしまった娘と二人、都心から郊外に引っ越すのですが、そこで娘からチャーリーという友達が出来たと聞きます。ところが、全く何処にも居らず、娘に問うても「さっきまで居た」とか「言えない」とかしか言いません。
そして、チャーリー絡みの、壁に描かれた狂気じみたメッセージ、凄惨な事件が起き、娘の不気味さが際立って行きます。チャーリーとは、死んだ子供の幽霊? 娘の多重人格? 近所に住まう怪しい奴? それとも…? というのが話の本筋です。
娘役の病的な顔と暗い演技、そして名優ロバート・デニーロの演技が光ります。
                                       駅員@僭越ながら以上3本

2006年6月15日(木)
駅日誌(331) 「雨」

私は雨が嫌いです。雨で濡れたり蒸し蒸しすると、苛々します。雨の日は言動も荒くなりがちです。情緒不安定だなあ…

さて、今日は私は傘を持って行っていなくて、夕方雨の中を駆け抜ける羽目になりました。
すると、歩道で会社員同僚同士と思しき男女二人が傘を差して横隊でこちらに歩いて来ます。傘&横隊&御喋り&のろのろ歩き…この降り頻る雨の中にしては、それはそれは微笑ましい光景です。
しかし、向かい側から傘も差さずに駆けて来る人が居るのに、一時的に縦隊になって道を空けようとか思わないのでしょうか? それとも気が付かないのでしょうか? 二人とも?
私が駆けて近付いているのに、全く道を空ける様子がありません。
「どけ!」
あ〜あ、言っちゃった。でかい声で、高圧的に。
男の方がビクッとして道を空けました。「悪い事をしたな」とは思いますが、彼等に非が無いとは思いません。

ほうほうの体で地下道へ。今度は傘ぶんぶん振り回し野郎の御出ましです。歩きが遅いのに、傘を握る手の振りはキビキビしているのだから、始末に負えません。追い越そうにも、傘の先がぴゅんぴゅん動いて危ない危ない。ああ、苛々。雨の馬鹿野郎…

昨今、動機の希薄な殺人事件が多く、現代人の病理を浮き彫りにしていますが、子供を殺したりする愚か者どもの下らない動機なんかよりも、「雨だったから」の方がまだ情状酌量できますよ、私は。おっと、それくらい私は雨が嫌いだという比喩ですよ、無論。
                            駅員@天気が動機…カミュ「異邦人」かよ!

2006年6月14日(水)
駅日誌(330) 「頭部戸上戦」

今日、仕事の関係で東武東上線に乗ったのですが、その時に面白い物を見てしまいました。昼下がりに、空いた最後尾の車両で座りながらうとうとしていたのですが、そんな中ある駅での発車寸前の事です。

眼鏡を掛けた長身の男が発車ベルが鳴る中、駆け込んできました。鉄道各社では、「危険なので駆け込み乗車はお止め下さい」と言っているのですが、まあ、よくある光景です。
その男は走って階段を登り、最後尾車両の最後尾ドアに駆け込んできました。
何とか間に合うラスト、ドアをくぐる際に、ピョンと跳ねました。そして、「ゴッ」と鈍い音が…長身×急ぎ×跳躍=? その解は、頭部を上部ドア枠に打ち付けてしまったのでした。
男は頭を摩りながら私の近くに座りました。
悪いとは思いながらも、私の脳裏には止め処も無く、可笑しさが込み上げて来ます…「頭部vs戸上 戦」。
しかし、如何に笑い上戸の私でも、流石に見ず知らずの人の失態を、声を大にして笑う訳にはいきません。
ふと周りを見ても、誰も可笑しい物を見たという顔はしていません。皆クールやなあ…否、可笑しさを堪えるあまり、普通よりも平静感が増していたのかも…

目的地の駅で降り、しばらく行くと、人を押し退けるかの様にクラクションを鳴らしながら、ミニバンが走って来ました。ここは東京ではないのか? こんな田舎者の様な感覚の人間が居ようとは…都とは大いなる田舎者の集まりなのだという事でしょう(私もその田舎者の一人ですが)。
「車は歩行者より偉い」と思っている人間を、田舎脳の持ち主だと私は思っています。私も急いでいる時に道に人がわらわら歩いていると、苛々しますが、クラクションを鳴らすにしても「済みませんが道を空けて下さい」というニュアンスで鳴らす様にしています(←何のこっちゃ)。
しかも、そのミニバンも滑稽です。車の趣味は蓼食う虫も好き好きですので、それをとやかく言いたくはないのですが、態度がムカついたので、敢えて言います。
某社が嘗て販売していたトラックベースの似非ミニバンに、ローダウンサス。ただでさえ乗り心地の悪いトラックシャーシなのに足を固くしているのです。お前はマゾか!? 否、そこのけそこのけという感じでしたから、サドか!?
両方の性癖を持つ変態という事にしておきましょう。

東上線沿線、頑張りましょう。
                    駅員@善良な沿線住民の方々には失礼を申し上げました

2006年6月13日(火)
駅日誌(329) 「銀幕寸評三連発」

6月は映画業界にとって、山場の一つだと言います。はて? 夏休み・正月は分かるが、何故に6月が山場なのか?
6月といえば、梅雨ですね。で、梅雨には雨が多いです。雨が多いという事は、屋外レジャー需要が減る=代わりに需要が屋内レジャーに移る。
というわけで、この時期には結構大型の作品投入があります。そして、受けが良かったものは夏休みまで引っ張るという魂胆なのです。
さて、最近観た映画について、素人が一丁前に評論しちゃおうという、銀幕寸評。今日は三連発。タイトル右の☆は私の主観での評点で、5ツ星満点です。

@「ダヴィンチ・コード」 ☆☆☆☆
私の周囲の評価では、この作品は小説の法が面白かったという意見が大勢を占めます。といっても、あの文庫本にして三巻にも渡る作品を読んだ人に限りますが。私は原作を読んでいないので、そこそこ楽しめました。
しかし、こういう謎解きメインの作品を映画にする事の何と難しい事か。否、通常の謎解きであれば問題無いのですが、これは原作が長大なのです。それを凡そ二時間にまとめてしまうわけですから、自ずと綻びも出ようというものです。私は原作を読んでいないので、観ながら原作者或いは監督と勝負しているわけです。それには、「これはこういう事かも知れないな」等々多少考える時間が必要になります。しかし、その余裕が無いのです。かと言って、余裕を持たせると作品が冗長になり兼ねません。難しい所です。
幸い私は世界史は得意なので、「シオン修道会」という言葉に対し、「シオニズム運動」という言葉を思い出したり、コンスタンティヌス帝の事等も多少なりとも知っています。
それに最近、ダンテの「神曲」も読んだので基督教の話題にもそこそこついて行けます。
が、それらの予備知識が無い人には難しいのではなかろうか、と思いました。
話の筋は面白かったです。インディー・ジョーンズみたいな作品だなと私は思いました。

A「ポセイドン」 ☆☆
名画ポセイドンアドベンチャーのリメイクです。なるほど、最新のCGを駆使し、船や津波等がよく描かれていると思いました。
しかし、内容は…何だか御都合主義的な印象を拭えませんでした。こいつは死ぬな、と思った人物は程無く死ぬし、死は結構あっさり描かれているし… かと思えば、感動を呼ばんとしてか、強引に人物が死んでしまったり、その後呆気無く救出されたり…

B「トリック劇場版2」 ☆☆☆
劇団系の濃い役者に、濃い演出、濃い台詞回し、そして所どころ挟み込まれる小ネタ小ネタ小ネタ…トリックの独特の濃い味わいは健在でした。
今回は仲間由紀恵・阿部寛の対ペテン師と平行して、長野では野際陽子が選挙に立候補します。私はその選挙ポスターが最も笑えました。野際陽子のポスターではなく、他の候補者のポスターがです。ようやるなあ、と。
他にも中々マニアックな小ネタが多く、面白かったです。
しかし、分からない人は分からないだろうなあ、というようなネタも多く、大丈夫か? と心配にさえなりました。
で、タイトルでもある肝心の奇術トリックですが、今回は簡単でした。完璧にではないにしても、概ね分かりました。深夜連ドラ時代には「ああ、なるほど」という事が多かったのですが、「ああ、やっぱり」という感じだったのです。そこは残念でした。
                                    駅員@僭越ながら評論しました

2006年6月12日(月)
駅日誌(328) 「残念」

日本時間22時より、ドイツW杯日本一発目の試合がありました。
結果は3−1で敗北。先制点を取り、前半リードで折り返したのですが、後半怒濤の3点喰らってしまいました。今日までの試合は、先制点を取ったチームに負け無しというジンクスがあったのですが、不名誉な結果になってしまったわけです。
先制点を取った方が有利というのは、頷ける所があっただけに、残念です。というのは、テレビの実況では、しきりに「ここでアナウンスしているだけでもじっとりと汗が出るくらい暑いです」という様な発言がありましたので、存外暑い様子で、是即ち、長引く程体力消耗し攻め難くなるのではないか、と踏んでいたのです。

キックオフ直前に、スーパーで粗挽ウィンナー・シャウエッセンと、発泡酒、ポテトチップスを購入してNHK地上波で観戦しました。
前半、日本が先制したのですが、それは守備妨害ギリギリのラッキーな得点でした。実際シュート数はオーストラリアの方が多く、また技量・体力もオーストラリアに分があり、終始オーストラリアペースの試合だったと思います。川口はよくぞ守ったと言えますが、キーパーが活躍するという事は、是即ち際どく攻められているという事ですので、決して安心は出来ませんでした。
後半も何とか守っていたのですが、終了間際に悪夢が訪れました。後半40分頃から立て続けに3点を入れられてしまったのです。最も警戒すべきビドゥカはよく抑えたと思うのですが、ケーヒルに2点も取られてしまいました。

残念ですが、私の口からとやかく言うのはおこがましい事です。私はただただ発泡酒を飲みながら涼しい部屋で試合を観ていたわけですから。
一先ずは労を労いたく思います。

しかし、まだまだ希望は捨てません。強化試合でドイツに引き分けているのですから、強豪ブラジルにも引き分ける可能性も勘定して良いと思いますし、それでクロアチアに勝てれば、まだ二位通過の可能性は残ります。

最後に一つ傲慢な事を言わせて貰うと、「ああああ、俺が今日オージービーフを食わんかった所為やあ! 否、寧ろオーストリッチ(駝鳥)を食っておくべきだった!」
                              駅員@縁起担ぎも馬鹿には出来ませんぜ

2006年6月11日(日)
駅日誌(327) 「漢検」

漢(おとこ)度合いを測る検定ではありません。おとこ検定だったら、受けるまでもなく、男気溢れる私は合格間違い無しですもんね(何を言うか)。冗談はさておき、不肖駅員、この度漢字検定に初挑戦致しました。自己採点の結果、惜しくも得点率7割。私の受けた準一級は、合否ボーダーが8割なので、玉砕というわけです。

4月末〜5月初旬頃に、一級と準一級を申し込んでから、昨年度実施分三回の過去問が載った本を購入し、先ずは過去問に着手。
私は漢字にはそこそこ自信があります。…の筈だったのですが、得点率準一級で5割強、一級に至っては何と1割…
う〜む、予想以上に難しい模様。取り敢えず、無勉強とは言えたった1割しか取れなかった一級は速攻で切り捨てました。
申し込みで一級に6,000円払ったのですが、こりゃ一年くらいは専念しないと先ず無理だと思ったので、受けない事に決めました。
さて、準一級ですが、どうしたものか、問題集を買わない事にはしょうがないなと思い、先週末ブックオフで問題集をゲット。これで一週間で合格ボーダーラインの8割に持って行かないといけません。

で、帰宅し問題集を開くと…「おいおい、ボケェ!! 本に直接回答を書くなあっ!!」
嗚呼、だから105円だったのか… 間違えたかどうかの目印を付けるのは良いのですが、答えをダイレクトに書くなんて… そんなもんを古本屋に売るなんて… そんなもんを売り物にするなんて… 否、ブックオフでよく中身を確認しなかった私が愚かでした。そんな本でも合格さえ出来ていれば、何も言うまい、なのですが。
しかし、この程度の勉強で7割取れたのであれば、次回は10月なので、それまでには合格を狙えそうです。リベンジ!

<漢字検定準一級2006年第1回の反省点>
朧気にしか覚えていない字が惜しい。これらを間違わずに記せれば…
(例)「矯(きょう)」…矢偏が抜けていました。
   「閏(うるう)」…中の「王」を「干」と書いてしまいました。
   「捷(しょう)」…手偏を二水と書いてしまいました。
   この様な偏が抜けたり、線が一本抜けたりが結構ありました…orz

さて、次回漢検準一級狙いの貴方にヒントを(漢検は合格者数が決まっている試験ではなく、当事者の得点に全てが懸かっているので、教えてもライバルにはならないので)。
●2005年度(四)がモデルチェンジ。「漢字書換」→「二文共通漢字記入」。
●2005年度(七)漢字書取が、(五)に移動。以下各問後ろにズレる。
●2005年度(六)=2006年度(七)四字熟語が、問1・問2分離(2005年度は問1の熟語の 意味だったのが、別の熟語についてその読みの一部を書くという形に)。
                                        駅員@10月リベンジ決定

2006年6月10日(土)
駅日誌(326) 「殺火亜」

「殺火亜(サッカー)」
古代中国春秋戦国時代の斉より発祥した。戦争による多大な被害を抑えるために出来た戦争の代替競技であり、総勢二十二人の代表で争われる。
各国十人の屈強な拳法家を用意し、さらに自陣最後部に油を染み込ませた網で囲まれた檻を用意し、その中にそれぞれの王が入る。
それぞれの国の拳法家は、敵陣の王の檻に球を蹴り込めば勝ちである。球とは、羊毛を高圧で丸く固めた物に、油を染み込ませ、それに火を付けた物であり、球を蹴り込まれる事は是即ち、王の焼死となる。現在のフットボールとは是をスポーツ化したものに当たる。
                                            〜民明書房より〜

…宮下あきら作「魁!男塾」では、民明書房という架空の出版社が、解説として引用されています。その民明書房によると、ラグビーも、ドッヂボールも、フェンシングも、ボクシングも、全て古代中国の発祥という事になっています。当然嘘っぱちなわけで、私も一つ、サッカーで書いてみました。
ところがところが、サッカーは実際に中国が発祥である、という様な記事を見付けてしまったのです。上記、「古代中国春秋戦国時代の斉より」という所はそこから使わせてもらいました。
2004年7月人民社の記事です。それによると、2004年7月15日「第3回中国国際サッカー博覧会」の開幕式で、FIFAのブラッター会長が「世界のサッカーの発祥地は中国である」と宣言したとの事。そして、古代中国の蹴鞠がサッカーの起源であるとはFIFAが公式に認めているという記述もあります。
真偽の程は私には判断しかねますが、何とも民明書房的で非常に笑えてしまいました。
物の発祥や起源には諸説ある上に、どの時点に起源を置くかにもよります。現代とほぼ同じルールでやり始めた頃か、ただ単に球を蹴る競技が出来た頃か、等々色々考えられます。その中国の例もきっとそうした中のどれかなのでしょうが。

さて、6月9日深夜25時(10日1時)より、サッカーワールドカップドイツ大会が開幕しました。
日本の初戦は、12日22時(現地時間15時)からの対オーストラリア戦です。
                                   駅員@決勝トーナメント進出祈願

2006年6月9日(金)
駅日誌(325) 「携帯電話」

この写真を御覧下さい。まさに夢のコラボレーションです。
 ←Peugeot×Docomo

…いや、こんなコラボは無いのですが、黒地に銀のライオンマークと銀の@‐MODEマークがマッチしていると思いませんか?

先日、会社支給の携帯が、故障(バックライト点灯せず)したので、総務に言って新しい物に換えてもらいました。
そのブラックのボディに映えると思って、プジョーのエンブレムを貼ったのです。尚、このシールは、昨年の東京モーターショー・プジョーブースで、オーナーへのアンケートを回答した時に貰った記念品のぷくぷくシールです。私の愛車もダッシュボード周りは黒一色なので、丁度そのイメージにぴったりです。

それにしても、携帯電話の進歩は凄まじいですね。私はこの会社用の他に個人用として、auの携帯を昔から機種変更で続けているのですが、もう2〜3年程前に買ったINFOBARの液晶が、この新しいドコモと比べると、随分カクカクに見えてしまいます。
私の初代携帯がモノクロだった事を考えてみても、進化のスピードが如何に速いかが分かります。まさに、ドッグイヤー(犬の年=1年で7年分歳をとる)です。
上記の通り、液晶の一粒一粒の大きさが細かくなっている他、カメラの画素数も大きくなっていますし、ICカード機能まで付いています。こんな小さな電話機が、一昔前のパソコンより遥かに高機能とは。

携帯が新しくなって嬉しい半面、この電話機のヒンジ及びボタンには不満があります。ヒンジそのものは良いのですが、折り曲げ時にバチッと閉まらないのです。この「バチッと感」を私はかなり重視しているのです。寧ろあんまり使わない様な色々な高機能よりも、この「バチッと感」の方が重要だとさえ思います。
私の愛車は無論、デザインに惹かれた部分が大きいのですが、ドアの「バチッと感」も気に入っています。決して、高級車の様な剛性感溢れるドアではないのですが、ドアがシャープにバチッと閉まるのです。
また、ボタンの配置が前の物と若干異なり、且つ軽すぎて、押し間違いが頻発してしまうのが不満です。申請書には、「ヒンジ・ボタンに剛性感を求む」と書いたのですが、見事に希望は通らずでした。総務も仕事なので、文句を言うのも悪いし…
                         駅員@あらゆる物が携帯に取り込まれていますね

2006年6月8日(木)
駅日誌(324) 「シンドラーのリスト」

「Schindler's List〜1,200人のユダヤ人を救ったドイツ人」という物語があります。シンドラーというドイツ人が私財をなげうって、アウシュビッツで毒ガス室に放り込まれる所だった1,000人を越すユダヤ人救ったという話です。
そして、リトアニア領事代理杉原千畝という人物もユダヤ人を救ったという事で、上記のシンドラーに因み「東洋のシンドラー」と呼ばれています。
ユダヤ人は巨大な富を貪っている闇のフィクサー(アメリカがやたらイスラエルと仲が良いのもこのせいです)ですので、これらの話が有名になった裏には何らかの操作があるのかも知れません。が、それは然て置き、ナチスドイツの人種主義に反対し人命を救った事は立派です。特に、黄色人種である杉原千畝はそんな態度を取ると、ともすると酷い目に遭わされかねないリスクまで背負っていたので、男気があります。

さて、今日の話題は「東洋のシンドラー」ではなく、東洋で使われているシンドラー社製エレベーターの話です。
昨日、警視庁捜査一課が日本法人シンドラーエレベーターを家宅捜索しました。容疑は業務上過失致死です。先日の、高校生がドアが開いたまま上昇したエレベーター箱下端と扉上端の間に挟まれて死亡した事故の捜査です。
どこかが故障していたわけではなく、構造上の欠陥の可能性が濃厚だそうです。
危なっかしい話です。私はエレベーターが閉まり掛けの所に駆け込むことがたまにあるので、他人事ではありません。私が駆け込んだエレベーターがたまたまシンドラー社製で、上記トラブルが発生し得る条件だった場合、死んでいるのは彼ではなく私かも知れない訳ですから。
しかも、過去に香港やニューヨークでも死亡事故が発生していると言うではありませんか。
世界第二位のシェア(15%)を持っているメーカーの製品が、です。日本では日立・三菱電機・東芝が強いので、日本シェアは15%よりも低いと思いますが、単純計算で、世界で稼動しているエレベーターの7台に1台がシンドラー製という事になります。

というわけで、国土交通省が国内のシンドラー社製エレベーターにつき、緊急点検を各都道府県に指示しました。先ずは、シンドラー社製エレベーターがどこで何台稼動しているのか、そして過去の事故等の履歴を調査し、リストを作成します。
同じ不幸が起きないために。
                                                駅員@合掌

2006年6月6日(火)
駅日誌(323) 「村上ファンド」

村上ファンドの村上世彰氏が証券取引法違反(インサイダー取引)で逮捕されました。彼は東京スタイルでの物言う株主ぶり以降有名になり、数々の名言を残しています。

「不合理な経営を、ボンジュール、マドマゼール、かきマジェール」
「株主利益を徴収、チャーシュー、皆の衆」
「資金ウェルカム、腕噛む、どこ噛むねん」
「過半数を持ーツァルト、アスファルト、そこを通ると100ボルト、ビビビ」
「阪神寝屋川、淀川、チンチンの皮」(註:寝屋川市駅は京阪です)

「証取法違反? なんやそれそれ、腋を剃れ」

「(批判されてカッカカッカ)閣下、これまた閣下」
「逮捕はやめて、右手、左手」
「4,000億でっかいどう!」


…それは村上ファンドやない! 村上ショージや! 

え、そんな事…ほんまや!!!
                                          駅員@ドゥーン!!!

2006年6月4日(日)
駅日誌(322) 「ジム」

地球連邦軍がガンダムを量産化したモビルスーツをジムと言います。
一機限定生産のガンダムよりかは、生産合理化から簡素化された部分等も多いのでしょうが、量産型ガンダムなわけで、スペック的には恐らくそんなに見劣りするものでもない筈と思います。ところが、ガンダムの作品でも何でもそうですが、量産型というのは圧倒的に弱く描かれている気がします。
実際の所、一年戦争の勝敗を決定したのは、ガンダムの活躍なんかではなく、無数の無名パイロットが乗るジムでしょう。所詮、一人のヒーローの働きなど、限定的なものに過ぎないのです。

しかし! 今日はそんな話ではなかったのでした。
先日、新聞の折込チラシに、近所のスポーツジムのチラシが入っていました。
私の住んでいる所から、歩いてたったの5分の距離にあるので、前々から気になってはいたのです。チラシによると、期間限定で今なら入会金\20,000→\3,000とあるではないですか。「う〜む、入会するなら今だな」と思い、昨日見学に行き、今日入会してきちゃいました。飽きっぽい(=根性無し)の私がいつまで続けられるのか、乞う御期待です。

そのジムは、ジムフロアに、コンベア上を走る器具、自転車タイプの器具、筋トレ器具等がある他、プールもあります。今日は短パン・Tシャツしか持って行っていなかったので、ジムフロアで褪せを流して来ました。
2時間くらいかけて結構色々とやったので、明日は筋肉痛必至です。尚、万が一明日筋肉痛が来なかったら、それはもっと心配です。年を取ると筋肉痛は翌日ではなく、翌々日に来ると言いますし…

そのジムは夜は11時まで開いていて、風呂・サウナ・マッサージチェアもありますので、平日夜遅い時などは、風呂に入って、マッサージチェアに座るだけの利用法もありだと思います。差し当たり、少なくとも週三日はトレーニングをする事を目標に致します。
                                        駅員@腹回りの贅肉が…

2006年6月3日(土)
駅日誌(321) 「新聞勧誘撃退法」

今日、新聞の集金がありました。4月中旬に申し込み、まだ自動引き落としを申し込んでいないからです。新聞の集金は結構厄介ですよね。現金を用意していないと、帰って貰わないといけません。一人一人を訪ねて回収するわけですから、向こうにも手間隙が掛かります。留守も多いでしょうし。
私は日経新聞を取っているので、販売店が無い関係から集金に来るのも朝日新聞の人ですから、ちょっと恐縮してしまいます。

さて、今日の本題。
皆さんもしつこい新聞の勧誘に辟易する事が多いと思います。特に気が小さい人は、詠みたくもないのに、三ヶ月だけとってしまったりする事もあると思います。
そこで、撃退法です。ポイントは、その新聞を取らない理由を明確に答える事です。明確な理由があれば、向こうもその後食い下がるにしても、脈は薄いと覚悟しています。
注意すべきは「既に他の新聞を取っている」はその「明確な断る理由」にはなりにくいという事です(ていうか、何新聞を取っているか訊かれますね)。
向こうも「どこかはともかく新聞を取る事には抵抗が無いのだな」と思いますし、「他社シェアを奪う」という事は至上命題でもありますので、「その新聞から鞍替えしてくれ」という話になってややこしい事になります。
では、以下各新聞に対する対策を挙げますので、御参考に。

@日経新聞
断る理由として「高い」「今取っている新聞と同額ならば取る」が有効だと思います。日経 新聞は勧誘活動が弱いので、先ず必要ないと思いますが。

A読売新聞
断る理由は「巨人が嫌い」「巨人に流れる金は一切排除したい」「ナベツネにやる金は無い」「ナベツネムカツク」「ナベツネ殺したい」。球団を所有する新聞社はその球団攻めが有効です。但し、同新聞大阪本社は「私もそうなんですよ」と言ってきますが、「巡り巡ってナベツネに金が入る以上、絶対に払えない」と突っ撥ねましょう。
過激な発言ですが、大嫌いだと言えば良いのです。私は実際に巨人及びナベツネを憎悪しているので、平気で使います。

B中日新聞
同上。私は中日ファンなので中日新聞を責めるのは忍び難いのですが、心を鬼にして申します。中日新聞を取りたくなければ「中日は嫌いだ」と言うべきです。

C朝日新聞
断る理由は「イデオロギーが嫌いだ」「赤は嫌いだ」。これに尽きます。私は実際にレッドパージな政治志向なので、これも平気で言います。しかし、仮に貴方が左寄りの思想だとしても、これは断る理由として使えるので、心得ておくと良いでしょう。

D産経新聞
同上。私は産経は思想的に近いのですが、これも断るなら「イデオロギーが嫌い」が御奨めです。「左寄りなので」「右は嫌いだ」と言ってしまいましょう。

E毎日新聞
新聞大手では実はここが一番難しいです。明確な理由を見付け難いのです。う〜む、特徴が薄いんだよなあ、ここは。「日経を取ってます」でどうでしょうか?特徴が無いという事は、明確な特徴がある所を取っており、その特徴が無いと困るという形にすればどうでしょう。実際に取っていなくても通用すると思います(多分)。何か他に有用な手を御存知の方は御教授下さい。

F地方新聞
「全国紙(具体的に)を取っている」で事足りるのではないでしょうか。但し、地域毎に絶対的に強い地方紙もあるでしょうから、それをアピールしてくる可能性もあります。その場合も「全国紙(具体的に)に決めているから」で押し通しましょう。

G赤旗、聖教
言うまでも無いですね。特殊な新聞ですから、「おたくの思想とは与しない」で済みます。危なそうな奴等ですが、彼等は嫌がらせをするのではなく、こちらを内心蔑みつつ帰るのではないでしょうか。

尚、上記の断り方の効果を保証は出来ません。ものによっては嫌がらせを受ける可能性も否定できません。嫌がらせの場合の通報は、私にではなく、警察に御願いします。
              駅員@断る明確な理由を用意しておき、それを貫く、これに尽きます

2006年6月3日(土)
駅日誌(320) 「ツナ・ショック」

日本人は、世界でも随一の鮪を好んで食べる国民です。赤身、中落、トロ、ツナ缶…毎日という事はなくても、週に一回、少なくとも月一くらいは何らかの形で鮪を食べているのではないでしょうか。
さて、その鮪の多くが何処で獲れているか。インド洋や、太平洋島嶼国(メラネシア、ミクロネシア、ポリネシア)でです。
学生時代に国際関係、特に環太平洋に明るい教授が居たのですが、その教授の話によると、貧しい発展途上国である島嶼国にとって、鮪漁は破格の収入源であり、そのため乱獲が行われているとの事でした。しかも、驚くべき事に、もし予定より随分早く大漁だった場合には、鮪を積むために燃料タンクから燃料を汲み出して海に捨て、タンク内に放り込んでいる場合まであるのだそうです。教授の言葉とは言え、あくまで私は聞いたに過ぎないので、真偽の程は分かりませんが、信憑性は高いと思います。

最近中国が、高度成長に伴い、食文化も急速に発達して来ています。冷飯は食べない、生野菜も食べない、生魚も食べない文化だった中国人が、最近では寿司や刺身も食べます。中国の寿司・刺身を出す店は、嘗ては日本人御用達だったのですが、中国人も増えてきており、今や日本で食べるのと遜色の無い寿司や刺身が出る店もあるそうです。
10億人の巨大な胃袋がそれまで食べていなかった鮪を食べ始めます。
同様の食生活の変化でチーズは既に価格が高騰しました。鮪も乱獲され、価格高騰するのは必至でしょう。否、それどころか鮪絶滅の危機かも知れません。否、それどころか日本が輸入するありとあらゆる食材がそうなると、食料自給率の低い日本の事、食糧危機が危惧されます。
                                           駅員@ツナで綱引き

2006年6月1日(木)
駅日誌(319) 「嫌いな人」

私は、苛々している人が嫌いです。
私は、怒りっぽい人が嫌いです。
私は、八つ当たりする人が嫌いです。
私は、なりふり構わない人が嫌いです。
私は、理不尽な人が嫌いです。
私は、言動の荒い人間が嫌いです。
私は、口汚く他人を罵る人が嫌いです。
私は、恰好付けが嫌いです。
私は、クールを気取っている人が嫌いです。
私は、利口ぶっている人が嫌いです。
私は、目立ちたがり屋が嫌いです。
私は、意気地なしが嫌いです。
私は、我儘な人が嫌いです。
私は、自尊心の高い人が嫌いです。
私は、横暴な人が嫌いです。
私は、自分勝手な人が嫌いです。
私は、周囲の人の迷惑を顧みない人が嫌いです。
私は………自分が嫌いです。

上記の列挙は他でも無い、私自身を指しています。今日も、下らない事でキレてしまった自分が居ました。
私はきっと病気持ちなのでしょう。だから、嫌われ者なのでしょう。だから、孤独なのでしょう。だから、今日も後悔しているのでしょう。

釈迦が生まれた時、彼は人差指を左右それぞれの手で天と地に向けていたと言われています。天上天下唯我独尊の形です。この悟りは「ただ私は尊い」と言っています。
一見、何て傲慢な言葉だろうと思います。しかし、これは「自分を大事に出来ない者に、どうして他人を大事にする事が出よう?」という意味なのです。自らを尊いと思う以上に、他者を尊いと思える気質なのです。私は、そんな悟りからは程遠い所に居ます。自分を大事に出来ず、他者も大事に出来ない…
                                      駅員@だから私は嫌われる

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              2006年5月度目次
 #319 「嫌いな人」 自分もそうだったりする。
 #320 「ツナ・ショック」 いつか来る食糧危機。
 #321 「新聞勧誘撃退法」 新聞社毎の対策。
 #322 「ジム」 スポーツジム入会。
 #323 「村上ファンド」 村上世彰氏逮捕。
 #324 「シンドラーのリスト」 エレベーター事故。
 #325 「携帯電話」 会社用携帯更新。
 #326 「殺火亜」 サッカーの起源は中国?
 #327 「漢検」 漢検初挑戦。
 #328 「残念」 W杯対オーストラリア戦。
 #329 「銀幕寸評三連発」 
      ダヴィンチコード、ポセイドン、トリック2。
 #330 「頭部戸上戦」 東上線沿線、頑張りましょう。
 #331 「雨」 私は雨が嫌いなのです。
 #332 「またもや銀幕寸評」
      インサイドマン、トランスポーター2、ハイド&シーク。
 #333 「霊の集う公園」 水子の石塔!?
 #334 「独逸世界杯」 W杯対クロアチア戦。
 #335 「北の国から'06 テポドン」 リスキーな安保。
 #336 「オニー」 おにぎりカフェ。
 #337 「有楽町と信楽町」 姉妹町なのでしょうか?
 #338 「銀幕寸評」 嫌われ松子の一生。
 #339 「惨敗」 W杯対ブラジル戦。
 #340 「惜しむ?」 次期監督はオシム氏。
 #341 「銀幕寸評」 レンタル・SAW2。
 #342 「水は油より高い」 ガソリン高騰でも、鉱水はもっと高い。
 #343 「特盛アイス」 丼型アイス。
 #344 「好きな人や物が多過ぎて」 ふと寂しくなる時。
 #345 「丑の刻番組」 丑の刻とは?/深夜番組。
 #346 「Go! Smokers Go!」 7月1日より煙草値上げ。