2007年3月度目次
 #545 「缶ピーを吸って」 吸って思った事。
 #546 「1日限りのCM」 味な真似をやってくれます。
 #547 「雛祭」 今日は桃の節句か。
 #548 「正と負の循環」 正は正を、負は負を呼ぶ。
 #549 「凝った飲料」 サントリー“カプセラ”。
 #550 「ミッドランドスクエア」 名古屋出張…折角なので。
 #551 「七英雄」 今回はヲタクっぽく。
 #552 「行く・逃げる・去る」 一月二月三月。
 #553 「無精髭」 ざらざら。
 #554 「まずい!」 仕事を持ち帰って出来たためしがない。
 #555 「飛散DE悲惨」 花粉症と鼻炎。
 #556 「下品な笑い」 ぽこちん。
 #557 「FAKE FOODS」 食の展示会にて。
 #558 「堀江実刑二年六ヶ月」 ライブドアショックから1年。
 #559 「寝だめカンタービレ」 休日寝だめライフは×。
 #560 「ぶっ生き返す!」 マキシマム・ザ・ホルモン新アルバム。
 #561 「よっちゃんいか弁当」 これは虐待だ!
 #562 「207発売」 プジョー206後継。
 #563 「電車もバスも」 パスモ。
 #564 「宗教の力は?」 どれ程の物か。
 #565 「土曜なのに出勤日」 年に二回程あるのです
 #566 「石川能登地震」 あったのを知ったのが夜。
 #567 「腹痛地獄」 休日明けの朝は危ない。
 #568 「ハイ、それまでよ」 植木等氏逝去。
 #569 「ガンボ」 無料漫画雑誌。
 #570 「桜」 桜のさ。

2007年3月29日(木)
駅日誌(570) 「桜」

今日の首都圏は非常に暖かかったです。先週末桜が開花したのですが、だいたい一分咲き程度で、とても花見が出来るような感じではありませんでしたが、今日の暖かさで随分咲いたのではないでしょうか?
今週末の土日は花見に行く人が沢山居そうですね。私は久しく花見には行っていないのですが、桜花の下で佳肴をつつきながら、美味い酒を飲んでみたいものです。
と言いながら、私は酒に弱いので、顔を真っ赤にしながら、ゴータマ=シッダールタが菩提樹の下で涅槃に入った様にごろっと横になって寝てしまいそうです。
桜の木の下での涅槃で思い出しましたが、梶井基次郎の小説だったと思うのですが、桜の木の下には人間の死体が埋まっているなんて事を読んだ事があります。
眉唾バリバリではありますが、こういう想像力は凄いですね。国語の教科書なんかに出ている顔写真を見る限りは、デリカシーの欠片もなさそうなゴリ面なのですが、その実非常に繊細な小説を書く人なのです。

さて、「さくら」という言葉の語源は、「さ+くら」であり、「さ」は「神」を指し、「くら」は「座る、座る所」を指すそうです。「くら」の方は、馬具の鞍と同じ事ですね。というわけで、「さくら」というのは「神の座」といった感じの言葉なんだそうです。
言葉が形成される上で、比較的新しい言葉は、それ以前の言葉の組み合わせで作られます。例えば、「カマキリ」という言葉は、「鎌」と「切る」という言葉があるから出来た言葉なのです。こういう風にどんどん言葉を分解して行くと、上記の「さくら」の「さ」のような言葉になります。
そういう意味じゃ、色々なシンプルな言葉の由来なんか興味が尽きませんね。「亀」とか「蟹」とか「蜥蜴」とか。漢字で書くと意味が取り易いのですが、「かめ」「かに」「とかげ」だと、一体どういう経緯でこういう言葉になったのか気になります。
そしてそれを突き詰めると、言葉の発祥にまで行き着きます。そう考えると、音の羅列で意思を疎通出来るという事は奇跡的な事なのだと思います。
                                       駅員@文系の面目躍如?

2007年3月28日(水)
駅日誌(569) 「ガンボ」

ガンボとは何ぞや? 米国のルイジアナ州あたりのいわゆるケイジャン料理の一つで、具沢山のスープです。ブイヤベース的な魚介出汁のスープであり、見た目はミネストローネにも似ていますが、トマトの味はそれほど前面には出てきません。
と、いきなり料理の話になりましたが、料理と言えば、うどんを茹でる、蕎麦を茹でる、素麺を茹でる、パスタを茹でる(茹でてばっかりやないか!)くらいしかしていない私が料理法等かける筈も無く……ぼろが出る前に。今回の本題は漫画雑誌の話なのです。

ホットペッパーに始まり、R25やその女性版L25等、最近は無料配布雑誌が沢山あります。
そんな中、二・三ヶ月程前から、ついに無料漫画雑誌まで出来てしまいました。それが、コミック・ガンボという雑誌です。昨日の夕方、浜松町駅で物凄い気合の入った声を出しながら配布しているお姉さんがいたので、一冊貰いました。
こういう無料雑誌という物は、どうやって成り立っているかというと、勿論広告料、スポンサー料で成り立っています。思うに、普通の雑誌でも沢山ある広告の頁だけでなく、記事そのものにも広告が練り込まれ、スポンサーの意向が反映している事でしょう。
というわけで、このコミック・ガンボも広告だらけなのだろうと思いきや、巻頭のカラー作品は作中で日産ウィングロードを宣伝しているものの、それ以降は殆ど鳴りを潜めています。思った程広告がうざくないのです。漫画に練り込まれている筈だと思って見てみても、もしかしたら2つ3つそうかも知れない、という程度です。非常に面白いビジネスモデルだと思いました。
しかし、何と言うか、今一つ面白くないんですよね。号によって載っている作品が異なるらしいので、中には面白い物もあるのかも知れませんが。まあ、これから打ち切られたりして何度も入れ替わって、磨かれていくのだと思います。
                                  駅員@雑誌で漫画読むの久しぶり

2007年3月27日(火)
駅日誌(568) 「ハイ、それまでよ」

昨年末、青島幸男氏が逝去し、それから3ヶ月で今度は植木等氏が亡くなりました。今は丁度、一つの世代が終焉していく時代なのでしょうか?
私はクレイジーキャッツの全盛期を知らない人間なのですが、それを知る人にとっては、感慨深い事でしょう。
しかし、会社の同僚の子供が、青島幸男死去のニュースの時にメディアに多く流れたその作詞曲の数々を耳にし、スーダラ節をいたく気に入り、その真似をやっていたという話を聞きました。真に面白い物、真に良い物は、世代を越えても受け入れられる物なのでしょうね。
心配なのは、その歌っている本人が死んだ今日・明日もその子がスーダラ節を歌ってしまうのではないかという事です。ちょっと気まずくなりそうな気もします。が、自分の歌を知らない世代が、楽しそうに歌っている様を見て、霊魂となった植木等も喜びはしても怒る事はあるまい、とは思います。
                                          駅員@地獄無責任男

2007年3月26日(月)
駅日誌(567) 「腹痛地獄」

私は、どちらかと言うと大飯喰らいの方なのですが、そのくせ胃腸が弱かったりします。特に休日でライフサイクルが乱れた次の朝は結構危ないです。
朝起きて、ちゃっちゃと朝食を摂って出勤の支度をし、入れたら出すという事で、トイレに。ところが、サイクルが乱れた腹はなかなか出そうとせず、出ないといけない時間が迫ります。やむを得ず、私は腹に対して、「今出ないのは構わんが、電車に乗ってから出たがるなよー!」と言い聞かせて(腹話術ならぬ、対腹・話術です)、出掛けます。

しかし、しばらく電車に揺られている内にだんだん雲行きが怪しくなって来ます。皆様も経験が御有りかと思いますが、腹痛を堪えていると、そこには波の様な、揺らぎの様なものが存在します。うむー、ヤバイヤバイ……お、お、持ち直してきたか……あわわ、あかん……おおお、堪えろ堪えろ……むむ! という風に繰り返されます。
波・揺らぎが来る度に、だんだん腹が膨張して行きます。まずい、腸内にガスが発生している。ベルトの穴を一つ外にしたりして凌ぐのですが、最早是までか。
まさか、朝の混み合う電車の中で思いっ切り放屁するわけにも参りません(この状態では下手すると、身も出ます)。

というわけで、途中下車。これで助かるかと思いきや、いつもの事なのですが、同じ様な境遇の者が既に入っていて、更に並んでいて、待つ事になるのです。ここからは更に気合の要る勝負になります。目の前にトイレがあるだけに、非常に長く感じるのです。
そんなわけで、今日は遅刻。ええ、うんこ遅刻ですよ。
                                        駅員@下の話で恐縮です

2007年3月25日(日)
駅日誌(566) 「石川能登地震」

今朝10時前に、能登半島を中心に推定マグニチュード6.9の地震があったそうで、死者1人重軽傷者170人(現時点)の被害が出たそうです。
私は不覚にもその時間は眠っていましたので、それを知ったのは夜になってから友人と電話をしている時でした。それまでは一切この事は知らなかったのです。
無知とは恐ろしいですね。私は普段マスコミを叩くような事をこの日誌で書いていますが、マスコミに頼っている部分も非常に大きいのだと分かります。この情報も、身近な人間が震源地方面に住んでいたりしない限り、マスコミで知らされたりするまで知らないで過ごしてしまう事でしょう。マスコミの流す情報も良し悪しなのでしょう。殊に災害情報についてはマスコミに頼らざるを得ないのでしょうね。それと経済情報か。
功罪があるというのは、何についても言える事なのですがね。盲信せず、適度に付き合うのが良いのでしょうね。
                                         駅員@地震雷火事親父

2007年3月24日(土)
駅日誌(565) 「土曜なのに出勤日」

私の勤める会社は、基本的には土日は休みなのですが、決算期上期と下期それぞれの末近くに土曜出勤日があります。下期末間近となる土曜日の今日がその出勤日でした。これは営業部の業績の締めや、それを取りまとめる経理部、総務部、工場の棚卸といった所の忙しさのためだと思います。私の部署はあんまり関係無いので有給休暇を使っても全く差し支えなかったのですが、今回は出ました。

通勤時間帯の電車は土日は非常に空いていて、乗換の時に一番近道になる車両に座って行けました。平日ならば女性専用車両になっている車両です。
それにしても乗換に都合が良い車両が女性専用とは。その隣の車両の男臭い事と言ったらもう……


ゆったりと仕事をしつつ、午後は仕事上で出来た付き合いの非公式会合で勉強会をしに直帰して、そのまま飲みに行きました。しかし、土曜日にも関わらず、あちこちの店が結構繁盛していました。辺りを見ると、ちらほら着物を着た女性や、袴を履いた女性がいて、卒業シーズンなのだなと改めて気付きました。なるほど、今日が卒業式でそのまま飲みに来た人も多いのでしょう。混んでいるのは、このせいか。
しかし、平日に飲みに行った時にも以前より客の入りが多いという印象を持ちます。やっぱり景気が回復しているのだな、と実感します。
                                       駅員@桜開花しかし殆ど蕾

2007年3月23日(金)
駅日誌(564) 「宗教の力は?」

万人を平等に愛する心がある者は、非常に尊い者です。基督教で言う所の隣人愛。仏教で言う所の、釈迦が飢えた虎に身を捧げようとした心です。
しかし、万人を平等に愛する心を持つ者は、子孫を残せません。即ち、その配偶者及び子供や親をどうしても特別扱いしてしまいます。これ自体は決して悪い事ではなく、生物として当然の事なのですが、特別扱いをすると、万人を「平等に」愛する事からは逸脱してしまいます。
しかし、儒教ではこれを美徳としています。好例が、論語の中の「葉公と孔子の正直者対談」です。葉公の村の正直者は、親が罪を犯した時に、息子がそれをバラしたのに対し、孔子の村の正直者は、親は子のために隠し、子は親のために隠すと言ってます。
世の中は善悪二元論で語れる筈も無く、この考えのどちらが正義かは一概には言えません。

それぞれの教えが大きく根付いた強国があります。前者は米国、後者は中国です。しかしながら、どっちの国も国全体で見れば、その教えに敬虔ではありません。どっちも最も重んじている信条は「ジャイアニズム」なのです。

この事を見ていると、宗教の力などたかが知れていると言えます。
そのくせにクリスチャンは、「ダヴィンチ・コード」でジーザスが妻帯し、子をもうけたというフィクションを書いただけで、目くじらを立てたりします。そこで怒る程敬虔なクリスチャンだったら、あんたらは子孫を残すなよ、と言いたい所です。
一度、どの宗教でも良いですが、その熱心な信者と議論を闘わせてみたいです(そんな事をしようものなら、危ない奴に当たったら命が危ないのですが……)。
                                       駅員@宗教即是玩具教徒

2007年3月22日(木)
駅日誌(563) 「電車もバスも」

先日、東京メトロ、都営地下鉄を中心とした路線でパスモが発売されました。で、私の定期が切れたのが昨日。というわけで、定期更新に合わせて、パスモを導入致しました。
銀地にピンクの可愛いカードです(こんな事を私が言うと恥ずかしいやら、気持ち悪いやらですが……)。JR東日本のスイカ、JR西日本のイコカ、関西私鉄のピタパに次ぐ非接触式乗車券になります。
一部ぼかしを入れました。
私は以前はJR定期だったので、スイカを利用していたのですが、現在は地下鉄であり、スイカが使えなくなってJRがちょっと面倒でした。いや、定期券機能無しのスイカも買えるらしいのですが、窓口に並ぶのが面倒なあまり、普段面倒を被っていたという始末です。
パスモは都内に乗り入れている私鉄、都バス、JRにも互換出来る優れ物ですので、今後はこういう痛痒は感じずに済みそうです。
こういう互換性の輪がもっともっと広がると良いですね。最近はクレジットカードやらポイントカードやら、財布の中がカードだらけで困ります(そのくせ、ポイントカードは使おうと思うと出てこないのです……)。財布を下敷きに思いっきりこけたりしたら何枚か割れてしまいそうで怖いものですから。

しかし、非接触式のカードには、スキミングの心配があります。だって、あの改札にあるのと同じような機械を懐に入れた奴が電車の中をうろうろしたら、電子化された金をスられてしまうのではないか、と思います。背後を通った何やら怪しげな男からピッとかシャリーンとか聞こえたら要注意(←そういうスリが居たら音鳴らなくしてるって!)。いや、それ以前に非接触の機械を持っているからと言って本当に電子マネーが移動するかかどうかも怪しいか。自動的に何らかの口座に金が動くようになっていたら、簡単に足が付きますね。
                          駅員@狡猾な犯罪者はどういう手を使うのか?

2007年3月21日(水)
駅日誌(562) 「207発売」

旧型206から8年を経て、プジョーの2シリーズがフルモデルチェンジしました。そして、そのスポーツグレードであるGTが20日に発売されたそうです。尚、3ドア/5ドアの通常モデルは5月の発売らしいです。
206ユーザーたる私も興味津々です。なのですが、買い替え候補にはなりそうにありません。というのも、一回り大きくなってしまった事と、今のところ3ドアターボのGTにしかMTが設定されていないという点がネックなのです。
では、私の選択基準は何かというと、以下の5つです。
(1)エクステリアデザインが私の好みであるという事。
(2)なるべく外寸が大きくない=車重が軽い事。
(3)絶対的な速さは無くても良いが、走りが良いという事。
(4)MTである事。
(5)仕事で使う都合もあり、4ドアまたは5ドアである事。
その内、(1)〜(3)は207でもクリアしている(2の外寸は大きくなったとは言えまだセーフ)のですが、(4)と(5)が相反してしまうのです。
ハッチバックモデルで、3ドアと5ドアの両方を用意している車では、3ドアにスポーツグレードを用意して、それだけにMTを設定するというのがよくあるケースなので困った所です。
まあ、まだまだ乗り換えるつもりはありませんがね。乗り続ける上での問題は、206はヒット車種なので巷に溢れ返っているという事と、新型が出回るようになると、途端に古くなってしまうという点。やっぱり旧型という烙印は免れません。
さて、日本車はすぐ古くなりますが、これって、長持ちするデザインが出来ていないという以上に、モデルチェンジサイクルの短さ(殆どが4年)と、マイナーチェンジの多さによるものだと私は考えています。モデルチェンジが早いから、次のモデルチェンジまで保たせるという意識が薄くなるのではないか、と思います。
                         駅員@ぽんぽん乗り換えるのは財布が許しません

2007年3月19日(月)
駅日誌(561) 「よっちゃんいか弁当」

最近の子供は幸か不幸か。生まれた時から物質的に恵まれて幸せなのか。あるいは、生まれた時から精神的に恵まれず不幸なのか。
仕事場で回覧される仕事に関わりのある新聞のスクラップブック的な物の中に、こんな記事がありました。先月の記事なのですが、「昨今の子供の弁当事情」のような記事があったのです。その中にこんなような記載が。

>弁当箱によそわれた白飯の上に薄いカツレツが乗り、
>その周りに小さく切ったピンク色のイカが敷き詰められ、
>その上からマヨネーズをかけた弁当

果たしてその実態は、

>「ビッグカツ」と「よっちゃんいか」を使った弁当

との事。ひでえ! おかずが駄菓子ですよ! その弁当のコスト、占めて40〜50円くらいでしょうか。これでは虐待です。物質的にも精神的にも恵まれていないではないか!
私は、こんな記事が目に付いた事を喜び、噴出しそうになると同時に、非常に哀しくなり、憤りも湧きました。喜怒哀楽全員集合でございます。
私は料理等ろくすっぽしない人間ですが、そんな私でももし子供に弁当を作る立場になったら、遥かにマシな弁当を作れます。皆様は、もし母上、父上になった折には、こんな弁当作っちゃいけませんよ。
                      駅員@手の込んだキャラクター弁当が流行る一方で…

2007年3月18日(日)
駅日誌(560) 「ぶっ生き返す!」
私の好きなバンドの一つに、マキシマム・ザ・ホルモンというバンドがあります。ミクスチャーバンドと言うのでしょうか? デス声有りのメロコア系と言うのでしょうか? うーむ、私はどうもロックの中の分類の仕方がよく分かりません。どの分類になっていても好きな物は好き、嫌いな物は嫌いなので、分類を理解する必要は無いのかも知れませんが。

分類すると、ざっとこんな感じで思い付きます。
ロックンロール、ハードロック、パンクロック、ハードコア、メロディック・ハードコア(メロコア)、プログレ(プログレッシブ・ロック)、グラムロック、へヴィメタル、デスメタル……しかし、「それぞれの代表バンドが何か?」とか「感覚的に○○ロックっぽい」というのは分かっても、「○○ロックと△△ロックはここがこう違う」という部分はよく分かりません。どなたか、この辺の事情に明るい方がおられたら、御教授下さい!


さて、ホルモンの新しいアルバム「ぶっ生き返す!」(ぶっ殺すの逆)が発売されたので、購入しました。このバンドのアルバムは、「鳳」以降は全部(「耳齧る」「糞盤」「ロッキンポ殺し」)買っています。かなり五月蝿い音の楽曲ですが、私は好んで聴いています。
残念なのは、ライブにまだ行った事が無いという点。このバンドは絶対ライブの方が面白そうなのですが、平日が多いのです……これも客の中心が若者だからなのでしょうか。
                 駅員@私は6曲目の「ブラック\パワーGメンスパイ」が好きです
2007年3月17日(土)
駅日誌(559) 「寝だめカンタービレ」

私は、休日には予定が無ければ、昼迄(ひどい時は夕方までって事も!)眠っています。平日は寝不足なので、寝だめという意味でしょうか。気兼ねなく眠っていられる平和を享受しているのです。
ところが、その平和を打ち破るような記事をYahoo!のニュースで見つけました。

>「休日に寝だめ」は逆効果=平日差大きいほど不眠、抑うつ―働く人の睡眠調査
>普段の寝不足、休日に補えません−。休みの日に遅くまで寝ている人ほど、
>不眠や抑うつを訴える割合の高いことが17日、
>働く人を対象とする内村直尚久留米大助教授(精神神経学)の調査で分かった。
>平日の睡眠時間の短さは、抑うつと強く関連していた。
>同助教授は「時間が不規則だと熟睡感が得られない。
>良い睡眠のためにはできるだけいつも同じ時間に起きることが重要」としている。

ガーン。そうか……どうも眠り過ぎた日の寝起きは我ながら覇気が無いとは思っていたのですが。ちょっと生活改善を図る必要がありそうです。
                                 駅員@寒い日は余計眠り過ぎてます

2007年3月16日(金)
駅日誌(558) 「堀江実刑二年六ヶ月」

ライブドアショックから一年、堀江被告に実刑判決が出ました。1年というと長いようにも見えますが、裁判の判決として見ると、結構なスピード判決ですね。だって、麻原彰晃が死刑になるのに10年かかっているわけですから。
私は、ほんのちょっとですが、ライブドアマーケティング(現メディアイノベーション)株を持っております。一株単元の株式なので、本当にちょっとしか持っていなかったのが幸いですが、当時は他の色々な株が(信用取引の担保になっていたりして)連鎖的に下落して肝を冷やしたものです。特に、新興市場株(マザーズ、JASDAQ、ヘラクレス等)は今でも低水準にあります。あの事件で随分損を被った人もいるのではないか、と思います。
とは言え、株取引は自己責任なのですがね。

さて、そのメディアイノベーションですが、上場廃止して、今はただの紙ですが、株券現物が手元にあります。
で、今月下旬に株主総会があります。私は総会って出た事がないのですが、出たら何か貰えるのでしょうか(卑しい)? 別に何も貰えなくても、ちょっと出てみたい気もします。しかし、平日なんだな……
株主総会は大抵営業日にやるので、株の取引をやっておきながら総会には出た事がないという人も多いのではないでしょうか。テレビのニュースなんかで総会の後の出口インタビューなんかでは、大概年寄りが映っている気がします。

尚、堀江被告は、夕方5億円の保釈金を払って保釈されました。5億円と言えば、昨日の日興コーディアルグループへの課徴金と同額ですね。そう見ると、日興の方は「何て軽い罰なんだ!」と思います。痛くも痒くもないのでは?

                              駅員@痛くも痒くもない金なら私に下さい

2007年3月14日(水)
駅日誌(557) 「FAKE FOODS」

3月13日〜16日まで、台場の東京ビッグサイトでHCJ2007が、幕張メッセでFoodex2007が催されています。ともに食に大きく関わる大きな展示会です。この4日間は、ゆりかもめと京葉線が通常よりも混雑する事でしょう。
私もいやしくも食に結構関わる仕事をしているので、両方とも行きました。万歩計を持っていないので何とも言えませんが、随分歩き回ったと思います。ともに広い展示会場に展示ブースが網の目状に並んでいて、また、私は行くなら隅から隅まで一通り見ないと気が済まない性質なので。

いっぱい試食&試飲をしました。日本酒・焼酎・ワインなんかも(勤務中やで! いや、これも仕事と言い切る)。
さて、そんな中で今回印象に残ったのは、言わばFAKE FOODSの数々です。即ち、ストレートに言えば偽物。代替原料を用いた食品です。例えば、おからコンニャクで肉を模したり、コンニャクでパスタを模したり……それらは決して人を騙す目的ではなく、健康食品というスタンスです。
それにしても、驚きなのはおからコンニャクですね。鳥の唐揚、焼肉を模した物がありましたが、何も言われずに食べたらひょっとすると気が付かないかも知れません。歯応えが本当に肉っぽいのです。コンニャクパスタの方は、パスタとは明らかに食感が異なるのですが、それでもこれはこれで美味しいという物でした。
食餌制限を受けている人は何かと我慢を強いられるものですが、我慢の度合いを弱める意味で非常に意義のある食品だと思います。今日び、我慢を強いるのは時流ではないのでしょうかね。
                                    駅員@客は沢山入っていました

2007年3月13日(火)
駅日誌(556) 「下品な笑い」

今日、ミーティングルームで会議をしていた時、つい下品な笑いが響いてしまいました。
そのミーティングルームというのは、来客時にも使う部屋であり、建物の壁よりは薄い壁一枚を隔てた向こうでは接客中かも知れないのです。ありゃあ、良くなかった。
が、面白いものは面白いのだからしょうがない。話題は子持ちの人間の子供のぽこちんの話でした(会議してたのではないのか!? 合間の雑談です……)。いい大人が三人も揃ってぽこちんの話で笑っている様は、情けないというか、何と言うか。

それにしても、何故神は、尿排泄の出口と子孫繁栄の出口を同じ穴にしてしまったのでしょうか?
生物の進化を辿って考えてみましょう(おお! 低俗な話題から一気にレベルが上がった気が!)。
さて、魚は肛門はありますが、ぽこちんはありません。蛙、即ち両生類は? ぽこちんはありません(いや、レベルは上がってなかったようです)。
が、トカゲや亀、即ち爬虫類にはぽこちんがあります。鳥類にも、哺乳類にもあります。ではぽこちんがある動物と無い動物の違いは? ある動物には体内受精(=セックス)があります。やっぱり生殖器というだけあって、生殖行動の道具なんですね。小便はオマケです。ぽこちんが出来る前までは、体外受精です。魚は水中、両生類は水中またはモリアオガエルのように泡を出します。水気が要るのでしょうね。
そこで、ぽこちんから小便が出る理由が分かった様な気がします。
即ち、完全な陸上動物に移ってからは、放尿が必要になったのです。これは生殖出来る状態に達するまで通路を確保しておくためなのではないか? という事です。精子がちゃんと出るように滑りを良くしておくという感じでしょうか。
うん? 待てよ。蛙も小便はするような気が…それにワニや鯨は? ぽこちんの穴についての推論だけに、穴があった様です。
                                            駅員下品&さぶい

2007年3月12日(月)
駅日誌(555) 「飛散DE悲惨」

今年ももう結構花粉が飛散しているようですね。あの鴉天狗の如き超立体マスクを装着している人、鼻をズルズルしている人を見かけます。
私はまだ花粉症には掛かっていないのですが、何でも花粉症は年々蓄積して身体の許容量を超えた時点で発症するとの事。「俺は大丈夫」なんて油断しているといつ罹るか分かりません。
それにしても、花粉症に罹っている人を見ると気の毒だとは思うものの、今は周りがちゃんと理解しているので幸いだと思います。こんな事を書くと、「幸い? 貴様は罹っていないから、そんな気楽な事が言えるのだ!」と御叱りを受けそうですが、私は花粉症を他人事だとは全く思っていません。

私の暗黒の幼少時代(暗黒は大袈裟かも?)の話をしましょう。私は幼い頃からアレルギー性の鼻炎持ちです。花粉症が急性だとすれば、その慢性状態のような物だと言えましょう。保育園時代〜小学校低学年時代は思いっきり洟垂れ小僧でした。当然現在の花粉症のような周りの理解は殆どありません。
洟を垂らせば「不潔」と罵られ、だからと言って鼻を思いっきりかめばかんだで「汚い」と罵られる。酷い時に何度も洟を啜っていると「ガーガー五月蝿いな!」等と罵声を浴びせる者も居ました。子供は無知ゆえに残酷です。保母や教師は、理解してくれません。「鼻をかまないから汚いと言われるのだ」程度の事しか言いません。かんでもかんでも洟が出るというのに。
古今東西マイノリティーに対する理解というのはなかなか得られないものです。現在ならば花粉症の人間が多数存在し、周囲の理解もまだあることでしょう。上記ではその事を幸いだと言ったのです。私も悪質な虐めに発展しなかったのは幸いでしたが。
受験生時代には「花粉症だから力が発揮出来ず、受験が不利だ」等と言っている者も居ましたが、その通りならば、私は年中実力を発揮出来ていなかったわけです。

成長するにつれて鼻炎は治まって来て、今では洟を啜る癖が残っているものの、苦しむ程ではありませんが、幼少の頃の経験は私に大きな影響を与えた様です。誰も自分の苦しみなど理解してくれない。ならば、苦しみは一人で封じ込めるしかないと考えるようになり、私はとことん自力本願な性格になりました。また、一匹狼的な性格になりました。自力で何とかしようとする自立心が養われた一方、沢山の人と仲良くする協調性は失いました。
鼻炎は珍しい病気ではありませんから、同じ様な経験を持つ人は沢山いらっしゃる事と思います(性格までこう捻くれた人はあんまり居ないかも知れませんが)。


花粉症の話から、駅員の生い立ち話になってしまいました。花粉症(或いは鼻炎)に対し、まだ理解の浅い方々は、どうかその苦しみを理解してあげて下さい。私の様な根性の捻くれ曲がった人間が増えないように。
                                  駅員@今でも鼻糞は沢山出来ます

2007年3月11日(日)
駅日誌(554) 「まずい!」

昨日の日誌で、会社の仕事を持ち帰って、土日でやる計画だった旨を書きましたが、現時点で、一切出来ていません。
会社員になってからというもの、仕事を持ち帰って満足に出来た日は滅多にありません。
どうしてもその翌日に必要な時くらいです。自宅でPCを起動させると、どうも遊んじゃいます……今から出来るだけやろうとは思うのですが。
                            駅員@年を重ねるにつれ怠け者になっている

2007年3月10日(土)
駅日誌(553) 「無精髭」

今日は休日なので昼まで寝ました。しかし、今日は休日なのにちょっと会社に出ました。昨日の日誌にも書いた通り、年が明けてからちょっと忙しいのです。会社での作業の他、出張報告用ネタの数々の持ち帰り。出張報告書は今日か明日書いてメールで会社に飛ばそうと考えています。

ところで、私は雪国で磨かれたせいか、意外や意外、きめの細かい若い娘のような肌をしていて、髭を剃ると肌が荒れやすいのです。床屋の親父が言っていた事なので、確かだと思います。
というわけで、休日はあまり髭を剃りません。今日は無精髭です。
しかし、会社に出てみると管理職の研修か何かがあったそうで、結構来ている人が居て、無精髭がちょっと気まずかったです。肌のきめが細かいくせに髭は濃いのです。赤子に頬擦りすると、泣く事請け合い!
                                     駅員@卵肌から針金の如き髭

2007年3月9日(金)
駅日誌(552) 「行く・逃げる・去る」

一月は行く、二月は逃げる、三月は去る……と申します通り、この時期は日が経つのが早いです。私の業務の性格上、2月が3日短いというのは、3月の頭に皺寄せが来るという事で、今月は残業だらけです。一昨日の日誌にも書いた通り、出張もありましたから、その皺寄せも来ます。あーしんど。
そう言えば、年が明けてからジムに行く回数がガクッと減ってしまいました。ちょっとは逞しくなったと思ったのですが、このままではまた衰えてしまいます。この土日で2回行くか。

ところで、「三月は去る」の「去る」というのは、やっぱり年度替りで卒業、異動等があるのと掛けているのでしょうか?

逝去の「去」でもありますね。と思ったら、一月は「行く」というのも、「逝く」に思えて来ました。何だか地獄三丁目っぽくなってきましたね。
因みに猿の言い替えで「エテ公」という言葉があります。縁起の悪い「去る」を避けて、「得て」にしたという言い換えなのです。他にも「葦」は「アシ=悪し」から「ヨシ=良し」という言い換えがあります。
                  駅員@こういう言い替えって外国語にもあるんでしょうかね?

2007年3月8日(木)
駅日誌(551) 「七英雄」

えー、今回はちょっとヲタクっぽい事を書こうかと思います。先ずはタイトルに書いた「七英雄」とは何ぞや? ですが、スーパーファミコンのロマンシング・サガ2というゲームの敵ボスキャラクターの名前です。私、駅員も当時はまだ若く、ファミコンなんかを良くやっていた年頃でした。
で、その七英雄というのが、山手線の駅名を逆から読んでちょっといじったものだったのです。こんな具合です。ワグナス(品川)、クジンシー(新宿)、ボクオーン(新大久保)、ダンターク(五反田)、ノエル(上野)、ロックブーケ(池袋)、スービエ(恵比寿)。当時の私は山手線の駅名に明るくなかったので、スービエという名前と七人という事から、七福神を元にしているのかと思っていました。

さて、ここで妄想タイムです。もしも七英雄ではなく、「二十九(山手線駅数)英雄」だったらどないか? 東京駅からスタートし、外回りで逆さ読み&恰好良さ気にいじって書いてみましょう。元ネタの七英雄はそのまま紛れ込ませています。
ウォクート(東京)、ウォチクラーユ(有楽町)、ジバンシー(新橋)、ウォチトゥマッハ(浜松町)、ティマータ(田町)、ワグナス(品川)、キスーオ(大崎)、ダンターク(五反田)、ログマ(目黒)、スービエ(恵比寿)、ヤボス(渋谷)、クジャラーハ(原宿)、ギーヨ(代々木)、クジンシー(新宿)、ボクオーン(新大久保)、バブンダカタ(高田馬場)、ロジューム(目白)、ロックブーケ(池袋)、カトゥーオ(大塚)、ヴォガス(巣鴨)、メガマーゴ(駒込)、タバサ(田端)、リポニシン(西日暮里)、リポーニ(日暮里)、ニドスィッグ(鶯谷)、ノエル(上野)、ティマチッカ(御徒町)、ラバンキア(秋葉原)、ダンカン(神田)……ふわぁ〜あ、途轍もなく不毛な作業でした。
                               駅員@まあるいみどりのやまのてせん♪

2007年3月7日(水)
駅日誌(550) 「ミッドランドスクエア」

昨日今日と名古屋出張でした。そして、今日は割合早く用が済んだので、折角だし「ミッドランドスクエア」に行ってみました。
3月6日に商業棟が開業したばかりの、名古屋駅前複合商業施設です。オフィスと商業施設が一緒になった、言わば六本木ヒルズみたいなビルですね。
本体は豊田・毎日ビルディングというオフィスビルで、オフィスの方は昨秋から開業しています。名古屋圏で最高の247mのビルだそうです。ミッドランドとは、ミッド=「中」ですから、中部という意味合いでしょう。

商業部分の構成は、ブランド店あり、飲食店ありの百貨店風です。流石にトヨタが入っているだけあって、1〜2階にかけて、部分的にトヨタ及びレクサスのショールームまで入っています。
壁に歴代名車のエンブレムが。


行った時刻は5時頃でしたが、結構な客の入りようでした。初の週末となる今度の土日は大混雑であろう事は想像に難くありません。
私は名古屋駅地下街から繋がっている地下1階から入ったのですが、地下1階にあるピエール・マルコリーニ・ショコラティエ(チョコレート屋)には行列が出来ていました。開店してからちょっと経っている東京の銀座店でもまだ並んでいる時があるので、中部圏初進出とあらば、並ぶのも頷けます。
商業棟は、地下1階〜5階(5階は映画館)と41・42階(レストラン)で、44〜46階は「スカイプロムナード」なる、入場料を取る展望台になっています。デートスポット化するんだろうなあ。フロアは思ったより手狭でした。
                                   駅員@名古屋パワー未だ衰えず

2007年3月5日(月)
駅日誌(549) 「凝った飲料」

サントリーの清涼飲料部門って、ソフトパワーが秀でていると思います。正直、清涼飲料業界には、コカ・コーラという巨人がいて、ハードパワーでは勝てないのですが、ソフトパワーではそれに優るとも劣らない力があると思います。
例えば「烏龍茶」。日本人に烏龍茶を飲む習慣を作るのに大きく寄与していると思います。例えば「BOSS」。最近は缶珈琲という飲み物は全般的に落ち目だと聞きますが、出た当初はBOSSもインパクトがありました。例えば「伊右衛門」。一昨年には一時生産が追い付かなくなるくたい売れました。例えば「なっちゃん」。低果汁飲料として後発だったのに、飲み物をキャラクター化する事で成功しました。例えば「バブルマン」。同じくソーダとしては後発だったのに、飲み物をキャラクター化する事で成功しました。例えば「アミノ式」。CMで行われていた体操が話題になりました。
これらはどれもこれも、開発者には悪いですが、正直言って中身は何でもない、しょうもないもんです。それを売れる商品にする。話題になる商品にする力。これは優れたソフトパワーと言えるでしょう。飲料メーカーなんて殆ど「水+何か」を売っているだけ、言わば「水商売」なのですから、ソフトパワーこそ、この業界の肝と言えるでしょう。

そして今般、また面白い商品を出してくれました。「Capsela(カプセラ)」という商品です。セブンイレブンで発見しました。

140g、\200也。正直言って高い。しかしビタミンC、B1、B6、D、Eを含む健康飲料なので、こんなもんなのでしょうか。
しかし、ただの健康飲料に留まらない凝った作りです。何やら瓶の中に浮いています。黄色と白の小さな丸い粒が浮いています。そして、なかなか沈みません。これは液体にゲル化剤でとろみがつけられているせいでしょう。
さらに、瓶全体がカプセルを模した形状になっています。上半分が黄色でした半分が透明の2ピース型の楕円カプセルを模しているのです。凄いのは、それがラベルのカラーリングだけではないという点。瓶の形そのものが、ちょうどカプセルの合わせ目のように段差になっています。凝ってるな〜。こういう細かい芸、私は結構好きです。
                               駅員@味はレモン系の酸っぱい味でした

2007年3月4日(日)
駅日誌(548) 「正と負の循環」

正は正を呼び、負は負を招きます。世の中のあらゆる構造は波の如き様相をしていて、物事が一つの方向に動くと、その動きが加速していく様になっています。
波ですから当然どこかで頂点に達し逆方向に動く事もあるのですが、基本的に、ある小さな切っ掛けが増幅される様になっています。勝者は勝利が板に付き、敗者は敗北が板に付く。世の中が二極分化したりするのは是がためです。敗者が這い上がるには、何か切っ掛けが要ります。負を正に転換する切っ掛けが。
大概世の中はこういう仕組みではあるのですが、それが明確に目に見える事が少ないため、また、そうではないと信じたい心理が働くため、正と負の循環を実感を持って意識する事はあまりありません。

とは言え、それを実感を持って意識してしまうのは幸か不幸か。正の循環に乗っている立場であれば、より調子に乗ってくるわけですが、逆の場合、益々落ち込んでしまいます。正と負の循環を意識する事は、その循環を加速させてしまう材料にもなってしまうのです。
周囲を見ても、その循環に嵌まり、或いはその循環を意識してしまっていると見受けられる人はちらほら居ます。私自身についてもそう感じる事があります。
そして、正の循環に身を置いている者は、今の潮目が変わってしまうのを内心恐れ、負の循環に身を置いている者は、潮目が変わる切っ掛けを待っています。ところが、正の方は放って置けば潮目が変わってしまうのですが、負の方は待っていても潮目はなかなか変わりません。
これは気の持ちようの話ではあります。ただの波であると見た場合、盛者必衰であり、敗者には再チャレンジの機会があるのですが、現在正に身を置いているか、負に身を置いているかで、感じ方が異なります。


私も、負が正に変わる切っ掛けを待っている身ではあります。よく、成功体験が成功を呼び込むと言いますが、そういう成功体験を欲している身です。
私は成功体験さえ掴めば大化けするハイポテンシャルの持ち主(厚顔無知にも自分で言うか?)だと信じていますので、切っ掛けが欲しいのです。私の身の周りにも私を買ってくれている(買い被っている?)人は居て、私に何とか成功体験をさせようとしています。
いや、実際のところはどうか分かりませんが、私はそう感じる事があり、それに応えられていない事に痛痒を感じます。
休みの日に一人で行動していると、そんな事をふと考えていたりします。
                                           駅員@病んでいる?

2007年3月3日(土)
駅日誌(547) 「雛祭」

今日三月三日は、桃の節句です。当駅のTOPに漂っている月替骸骨が三月度は桃を頭に乗っけているのもこれがためです。
当駅に何度か足を運んで下さった方はもう御存知の事と存じますが、月毎にあの骸骨を変更しております。因みに、1月:鏡餅 2月:恵方巻き+鬼角 3月:桃 4月:桜 5月:紙兜 6月:てるてる坊主 7月:七夕 8月:西瓜 9月:満月 10月:運動会 11月:七五三 12月:サンタ という風にしております。

さて、雛祭というと雛人形ですが、家には妹が居るのに、雛人形がありませんでした。
こういう習慣って、やっぱり核家族が増えるとどんどん薄まってしまうものなのでしょうか。
我が家には五月人形もありませんでしたし、仏壇もありませんでした。
風習が廃れていく事は心苦しい事です。私は、こういうのは子供の頃から習慣付けないといけない事だと思います。私に子供が出来たら、色々な風習・習慣を経験させたいと思います。
         駅員@その前に嫁さんを見付けないと(あれ? つい先日も書いたような…)

2007年3月2日(金)
駅日誌(546) 「1日限りのCM」

毎日色々なCMがテレビで放映されています。繰り返し見るもの、印象に残るもの、面白いもの……実に様々です。そんな中、前代未聞のCMが放映されていた事を知りました。

一ヶ月程前の話なのですが、1月29日限定コカ・コーラのCMです。
そのCMは少年が自動販売機に硬貨を投入する所から始まります。硬貨が機械の中を転がるのを追跡するように視点が動き、機械の中には小人の国があって、彼等が巨大な瓶にえっちらおっちらコーラを充填したり、クレーンで打栓したり、雪国に運んで冷やしたりしています。そして穴に投下されると、視点は再び少年に戻り、自販機の下に出てきたコーラを取って飲むというものです。
ストーリーは別段珍しくないありがちな物なのですが、その機械内部の小人の国のアニメーションが秀逸です。それも90秒の超長尺CMです。このCMは結構金が掛かっていると思われます。しかし、そのないよう以上に凄いのが、冒頭でも申し上げました通り、たった1日限りのCMなのです。
とは言え、1日限りという事であれば、「明日の新聞の折り込みチラシ云々」というCMもそうですが、そっちの場合はチラシを入れる度にやっている事であり、この正真正銘の1日限りというのとはわけが違います。
更に更に、このCMはコカ・コーラが販売されている世界中で放映されたとの事。エリア毎にバリエーションがあって、私が観たCMの少年は東アジア人だったのですが、少年視点部分はその国々によって異なるのだそうです(例えばアフリカだと黒人だったりする)。
この懲り様は尋常ではないですね。凄いの一言です。私は幸いにして観る事が出来たので、良かったのですが、観なかった人は観たがるだろうなあ……ん? 待てよ。
コカ・コーラ社の狙いが見えたかも知れません。狙いはユーチューブなのでは!?
 即ち、1日限りのCMともなると見逃した人が沢山出ます。観ていたら何とも思わなかったでしょうが、観ていなかったら、1日限りのCMだと聞くと見たくなるのが人情です。或いは、観たけど、1日限りのCMだと知るともう一度観たくなる人もいるでしょう。となると、誰かがたまたま録画していて、それをユーチューブに載せると、そこにアクセスが増え、ユーチューブ内の閲覧数がグングン上昇します。それがトップクラスになると、わざわざ観たくて自発的にコカ・コーラのCMを観に来る人が増える……と、こういう寸法ではなかろうか、と思います。
                                            駅員@味な真似を

2007年3月1日(木)
駅日誌(545) 「缶ピーを吸って」

ピース(50)、通称缶ピー。日本最高峰の紙巻煙草です。先月、ちょっと買ってみたのですが、やっぱり香りが良いですね。美味です。しかし、私の吸っているホープの二倍のタール/ニコチンですから、かなりキツイです。
それ以上に両切りですから、吸い難いんですね。会社の人に分けてあげたのですが、基本的に年配の方ほど吸うのが上手ですね。私が吸うと、すぐ葉っぱが口に入り込んだり、吸い口が濡れたりしてしまうのですが、若かりし頃の中心銘柄がピースだった層は流石に熟練しています。というわけで、吸い易い様に樹脂製の短い煙管を付けてみたのですが、その煙が通る部分があっという間に黒くなりました。うっわあー、煙草は毒物だと再認識させられます。最近は聞かなくなりましたが、一昔前は赤ん坊が煙草を食べちゃって、死んだり病んだりという事故もよく耳にしました(ちょっと待てよ? これって喫煙者減少のせい? それとも……?)。

そう言えば、赤ん坊っていうのは何でも口に入れますね。プラスチックなんかまで。
私にはちょっと歳の離れた妹がいまして、私がエアガンなんかに興味を持っていた小学生時代には、まだ赤ん坊でした。
エアガンと書いてもう御分かりかと思いますが、やっぱりBB弾を食べてました。母が妹のオシメを外すと、排泄物の中にたまにカラフルなBB弾が紛れ込んでいました。赤青黄色といった綺麗な色の付いた小さな玉ですから、食べられそうに思っちゃうのも分かりますが。
これは笑い話で済みますが、煙草はちゃんと管理しないと本当に危ないですね。もし私に子供が出来たら気を付けようと思います。
                             駅員@その前に嫁さんを見付けないとなあ
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