2013年5月度目次  ※御意見・御感想は、掲示板にどうぞ→

 #1991 「Ozzfest」 初めての生サバス。
 #1992 「飛び出し坊や」 飛び出し坊や写真追加。
 #1993 「ボトルのフチ子」 キャンペーンで当選しました。
 #1994 「牛丼」 なか卯の後のタチバナ。

 by 駅員@地獄三丁目駅

to information
to BBS
to extra
to budha
to gallery
to literary
to diary
to top
2013年5月29日(水)
駅日誌(1994) 「牛丼」

「めしばな刑事タチバナ」という漫画があります。以前から気になってはいたのですが、4月から深夜にドラマが始まりました。これがなかなか面白くて、ちょくちょく観ています。更に、そのドラマ開始に合わせてコンビニコミック(あの、カバーの無いペーパーバックみたいなやつです)が発売されたので、それも買って読んでみました。
毎週水曜日深夜放送なので、つい先程まで放送されていました。今回のテーマは牛丼。吉野家、すき屋、松屋は勿論、インディーズと呼ばれる「牛丼太郎」や「牛めしげんき」も。
牛丼太郎は代々木で食べた事があり、げんきも新橋(にしかない)で食べた事があります。げんきは私には甘過ぎてイマイチだった記憶があります。とは言え、再び目にするともう一度食べたくなるものです。しかし、牛丼太郎、げんきはもうありません。牛丼太郎は「丼太郎」に生まれ変わってまだあるそうですが、番組での扱いを見る限りは、迷走中という感じでした。
それにしても、かなりの数の牛丼チェーンが出ていたのに、私の好きな「なか卯」が出ていないのか!? 弱小ではあるが、メジャーなのに。その最大の特長は、卵。赤みを帯びたコクのある卵です。実は、今日は帰りに「なか卯」で食べて帰りました。この店、道を挟んだ向かい側にすき屋があります(経営会社は同じです。何を考えているのだろう)。

まあ、食べたのは、親子丼なのですが。
実は、「なか卯」が好きだと言ったのは、昔の牛丼が美味しかった頃の幻想なのです。昔のなか卯は本当に美味しかったのです。アッサリした味でした。
今は見る影もありません。因みに、現在は「和風牛丼」の名称ですき焼風味でしらたき入りになっています。店には和風カレーというメニューもあります。和風押しなのか、耳を澄ますと、筝曲のような和風BGM。ん? 聴いた事のある曲のインストアレンジだが……あっ!
「こぉこぉろぉ~からぁ~ きぃ~みぃ~にぃ 伝ぁ~えたい~♪」か。河村隆一。ここにも、見る影も無い存在が。かつてLUNA SEAからソロに行った時、何を思ったのでしょうね? それこそ、なか卯の牛丼のように「甘い」方向に路線転換したかったのでしょうか。

2013年5月25日(土)
駅日誌(1993) 「ボトルのフチ子」

昨年発売されたガチャガチャのヒット商品に「カップのフチ子」という商品があります。物としては女性のフィギュアなのですが、造形そのものには特に特徴的な要素はありません。「萌え」とかそういう要素もほぼ無し(パンツが見えるとか水着バージョンがあるとか、そういった要素はありますが)。基本的には地味な顔、地味な服装の人形です。私も何個か持って居ます。
それでも何故ヒットしたか。ありそうでなかった使い道で、且つその使い道のために工夫されたポージングだからでしょう。要は、カップのフチに置く事が出来るというのがコンセプトです。
先月から、アサヒビールがそのフチ子が当たるキャンペーンを行いました。スーパードライ/クリアアサヒのスタイリッシュボトル(ボトル缶)商品のキャップに載せられる「ボトルのフチ子」という商品が当たるというキャンペーンです。
早速購入した私は幸運にもそれに当選し、今日届きました!
こちらです。もしかして、また運の無駄遣いをしてしまったのか……?

左から「ヨガのフチ子」、「抱きしめフチ子」、「コンビニ袋のフチ子」、「ジャンパーのフチ子」です。
「ヨガ」は、ピンク色のマットの上でポーズを取っています。マットとの接合部は膝の身。左手はくっ付いて居ません。
「抱きしめ」は、キャップに抱き付くという形です。私の所に来た物がたまたまそうなのかも知れませんが、「抱きしめ」というような固定は出来ず、上に載せるという恰好です。
「コンビニ袋」は、今回の4体では最も出来が良いと思います。袋の端がキャップに引っ掛かり、ボトルネック部分を膝で押さえてバランスを取ります。また、コンビニ袋からはスーパードライ・スタイリッシュボトルが出ています。
「ジャンパー」は、Super DRYと書かれたぐれー(シルバー)のジャンパーを着て、脚を組んで座りながら、スーパードライ・スタイリッシュボトルを飲んでいます。今回のキャンペーンに最も即した仕様です。


写真撮影用に新たにボトル缶商品を購入しました。アサヒビールとしても一粒で二度美味しいキャンペーンになっているのか……
当選者は当然そのボトル缶が必要になります。私は結局コンビニ3軒も回る羽目になってしまいました。このように割りと簡単に買えた場合はまだ良いのですが、近場で買えなかった場合は? 取扱店を探す? 店で取り寄せる? ネットで注文する?
わざわざこれに応募する人は、手元にそのボトル缶が無かった場合、これらの手段に出るのではないでしょうか。そうなると、販売チャネルたる小売店への問い合わせ数、ネットで検索される数がある程度出て来ます。これは馬鹿に出来ない効果だと思います。否、狙いは寧ろこっちなのか?
「PETボトル飲料とか、他のボトルで良いじゃん」という声もあろうかと思います。
こんな風に。

ところが、これで何とかなる物とならない物があります。この「ヨガ」と「抱きしめ」は割と汎用性がありますが、「コンビニ袋」と「ジャンパー」はキャップ外径が合っていないと綺麗に置けません。更に「コンビニ袋」はある程度縦に垂直の円筒部分が無いと上手く載りません。そもそも「ジャンパーのフチ子」はスーパードライのジャンパーを着ているので、他ではちょっと合いませんね。

2013年5月16日(木)
駅日誌(1992) 「飛び出し坊や」

今年のGWに、新たに飛び出し坊やを撮影しました。ギャラリー黒駒「地獄三丁目写真館・第二写真館」に追加しました。飛び出し坊やを御覧になりたい方は是非→
……と、今日の日誌はこの告知のみです。

2013年5月14日(火)
駅日誌(1991) 「Ozzfest」

5月11日、12日の2日間に渡って、HR/HMの祭典Ozzfestが幕張メッセで開催されました。日本初開催です。私はその2日目に行ってきました。今回はそのレビューです。


前日11日の、ももいろクローバーZのステージでは人間椅子のギタリスト和嶋慎治がギター参加していたそうな。矢張りそうか! Slipknot、マキシマムザホルモン、Man with a Mission等、一日目も惹かれる要素はあったのだが……
12時頃に入場、もう始まっています。否、オープニングアクトは11時から始め待っていたのでした。ステージに立っているのColdrain。ラウドロックです。嫌いではない、寧ろ好きな方向性です。見てみると、ステージは一つのホール内に隣接して2つあります。そして、もう一つのステージで同時に誰かが何かを演奏したりはしておらず、ステージを交互に使います。時間が重なる事が一切無い構造のフェスなのです。その気になれば全バンドの演奏を聴く事が出来ます。私はこの形式は初めてでした。

その後、ANTHEM、MUCC(旧ムック)、AA=、Steel Pantherと続いて、私の目的一つ目、人間椅子です。Steel Pantherの演奏中にちょっとずつずいずいと前方へ進出。私の人間椅子ライブの定位置、ベース鈴木研一の居る下手の方へ。だがしかし、前方は既に人の密集状態。Steel Pantherの演奏後も殆どはけず。まあ、それまで後ろで楽をしていたのだからしょうがないか……
私の場所からは殆どドラムセットが見えなかったのですが、より前方に居た人によると、この日のナカジマノブは2バスだったそうです。元来人間椅子は2バスだったのですが、現在は違います。HR/HMのフェスに合わせてなのか!?
それにしても、持ち時間はたったの30分程度!? 人間椅子は長い曲が多いので、果たして何曲出来るのだろうか!? 曲目は、(1)相剋の家、(2)死神の饗宴、(3)深淵、(4)人面瘡、(5)針の山。メジャー曲で固めています。初見の人も多かろうからこれは正解だと思います。だがしかし、この数少ない曲数で、静かな前奏ありの曲を二つもやるとは……「人面瘡」がかなり好きな曲なので、満足ですが。

人間椅子の後は、stone sour、DIR EN GREY、TOOL。stone sourは猟奇のSlipknotが仮面を取って、ノーマルなロックやります、というバンド。矢張り、実力があります。あと、マイクと楽器のボリュームバランスもあるのでしょうが、海外バンドのヴォーカルは声の張りが違いますね。TOOLは私の好みではなかったですが、上手かったです。問題は、その間に挟まれているDIR……えーと、只管絶叫していただけではないか。ファンの方には申し訳ありませんが……う~ん。同行者曰く、昔と全然違っちゃったようですね。

そして、どんじりに控えしは、Black Sabbath。初の生サバスです。後方から聴く事になりましたが、生で聴くのは古いCDで聴くより遥かに良かったです、トニー・アイオミのギターも良いのですが、ギーザー・バトラーのベースが非常にゴリゴリした音で恰好良かった。しかし、オジーももう御爺だなあ(だって、もう64歳です)……だがしかし、老いてもあの歌声なのは見事。滑舌の悪さは昔からなので御愛嬌!
曲はメジャー曲を中心に構成されていて、アンコールは矢張りParanoid。私はマイナー曲はあまり知らないので、丁度良かったです。欲を言えば、10分に及ぶ大作Warningも聴きたかった。
あとオリジナルメンバーではないのですが、ドラムソロも恰好良かったです。背後に銅鑼のような物があってあの風貌なので、もうね、キリストかと……
                            ▲ページTOPへ