「めしばな刑事タチバナ」という漫画があります。以前から気になってはいたのですが、4月から深夜にドラマが始まりました。これがなかなか面白くて、ちょくちょく観ています。更に、そのドラマ開始に合わせてコンビニコミック(あの、カバーの無いペーパーバックみたいなやつです)が発売されたので、それも買って読んでみました。
毎週水曜日深夜放送なので、つい先程まで放送されていました。今回のテーマは牛丼。吉野家、すき屋、松屋は勿論、インディーズと呼ばれる「牛丼太郎」や「牛めしげんき」も。
牛丼太郎は代々木で食べた事があり、げんきも新橋(にしかない)で食べた事があります。げんきは私には甘過ぎてイマイチだった記憶があります。とは言え、再び目にするともう一度食べたくなるものです。しかし、牛丼太郎、げんきはもうありません。牛丼太郎は「丼太郎」に生まれ変わってまだあるそうですが、番組での扱いを見る限りは、迷走中という感じでした。
それにしても、かなりの数の牛丼チェーンが出ていたのに、私の好きな「なか卯」が出ていないのか!? 弱小ではあるが、メジャーなのに。その最大の特長は、卵。赤みを帯びたコクのある卵です。実は、今日は帰りに「なか卯」で食べて帰りました。この店、道を挟んだ向かい側にすき屋があります(経営会社は同じです。何を考えているのだろう)。
まあ、食べたのは、親子丼なのですが。
実は、「なか卯」が好きだと言ったのは、昔の牛丼が美味しかった頃の幻想なのです。昔のなか卯は本当に美味しかったのです。アッサリした味でした。
今は見る影もありません。因みに、現在は「和風牛丼」の名称ですき焼風味でしらたき入りになっています。店には和風カレーというメニューもあります。和風押しなのか、耳を澄ますと、筝曲のような和風BGM。ん? 聴いた事のある曲のインストアレンジだが……あっ!
「こぉこぉろぉ~からぁ~ きぃ~みぃ~にぃ 伝ぁ~えたい~♪」か。河村隆一。ここにも、見る影も無い存在が。かつてLUNA SEAからソロに行った時、何を思ったのでしょうね? それこそ、なか卯の牛丼のように「甘い」方向に路線転換したかったのでしょうか。
|