2010年6月度目次
 #1418 「学」 今の俺 果たして起きて 居られるか?。
 #1419 「菅」 行先を 定めぬ筆は あっちゃこちゃ。
 #1420 「索」 呼び寄せる 妙な言葉の 組み合わせ。
 #1421 「羅」 単身で 仏の話し? ほっとけと。
 #1422 「蹴」 杯を 傾け観るか 世界杯。
 #1423 「飲」 スッキリと 喉に鋭い ギロチンか。
 #1424 「噛」 八烏 嘴出して 噛める運。
 #1425 「暑」 陽光が 濡れた道路を 炙り蒸す。
 #1426 「乳」 父の日を 乳の日などと 掛け言葉。
 #1427 「更」 サッカーと 漫画の週末 自堕落に。
 #1428 「乃」 日の注ぐ 初夏の乃木坂 人疎ら。
 #1429 「眠」 そのヴィジョン 夢か現か まどろんで。
 #1430 「青」 デンマーク ランドマークの 青き塔。
 #1431 「残」 敗れたと 言えど健闘 労って。
 #1432 「下」 下ネタで なくて下世話な 話題也。

2010年6月30日(水)
駅日誌(1432) 「下」

本日は下……下ネタではないと思うのですが、下世話な話題を。
今日は大勢の集団と講義を聞くというシチュエーションにあったのですが、大勢の受講者に対して、トイレの数が不足。休み時間には長蛇の列が出来てしまいます。並んで待って居ると、何気なく既に小便をしている人の後ろ姿が見えます。そこで、妙な事に気が付きました。
何故、こんなに居るのか!? ベルトを解いて小便をする人々が!

男性は分かると思いますが、縦型の小便器で小便をする時というのは、ズボンのチャックを開けて、パンツをちょっと下ろして物を出してするのがスタンダードかと思います。ベルトを解くのも別段奇異と言う程の事ではないのですが、どちらかと言うとマイノリティなのだと思います。それが、何故こんなに大勢居る!? 流石にぺろんとケツを出している人は居ませんでしたが……うーん、そんなに立派な物を持っているのでしょうか? それともズボンがハイウエストまたはローウエストで、チャックでは出しにくいという事でしょうか。
うーむ、小便の仕方について一度統計を取ってみたい所です。私はマーケティングという部署に居るせいで、こういう事に興味を持ってしまうのでしょうか? え? そんな小便の仕方なんかに興味を持つのは変人の証だって? マジすか!?
                                     駅員@下ネタで なくて下世話な 話題也

2010年6月29日(火)
駅日誌(1431) 「残」

パラグアイ戦は惜敗。日本はベスト16で終幕を迎えました。
当駅日誌は、デンマーク戦前の日記から数日間、書いて居ませんでした。その間、駅日誌のトップに常に青く光る東京タワーの写真が掲載されていた事になります。
否、これは特に意図してではなく、ただの私の怠慢による日記さぼりなのですが、図らずも。

さて、ある人が、「俺はデンマーク戦は、3−1で勝利するという予測をしていて、且つ誰が得点するかも予測しており、見事的中した」と言い、「パラグアイ戦は、2−1で勝つ」と言っていたのですが、結果は残念なものになりました。
スポーツは無論実力の世界なのですが、サッカーは割と運が絡む要素も多分にあるスポーツです。特にPK戦になれば。
今大会は残念でしたが、今後に期待しましょう。日本のサッカーのレベルは上がっていると思います。
今大会における、駅員が見た日本のMVPは……? 本田? 大久保? 私は、川島かな、と。得点したシーンやチャンスもありましたが、それ以上にシュートを受けるピンチが多く、判断や反応の面で川島の働きは大きかったかな、と思います。毎度毎度の素人評論で恐縮ですが……
                                       駅員@敗れたと 言えど健闘 労って

2010年6月24日(木)
駅日誌(1430) 「青」

サッカー日本代表のチームカラーは青で、「サムライブルー」なんて言ったりします。
東京タワーは通常赤っぽく光るのですが、時折イレギュラーの光り方をします。ピンクリボンの日にはピンク色、クリスマスにはクリスマスカラー……等々。サッカー日本代表の試合がある日には、青く光ります。今日、たまたま晩に東京タワー近辺に行く用事があったのですが、案の定、鮮やかな青に光っていました。
この青い光が、今年の見納めにならぬ事を祈って、今から仮眠を取ります。はてさて、3時に起きられるかなあ……
                                   駅日誌@デンマーク ランドマークの 蒼き塔

2010年6月23日(水)
駅日誌(1429) 「眠」

最近、眠気が生じやすいです。私は暑がりなので、この蒸し蒸しした環境にだけで疲れやすいのでしょうか。特に自宅ではゴロっと横になっている事が多いせいか、いつの間にか眠気が襲ってくる事が多いです。
今日は随分早く帰れたのですが、自宅で早い夕食を摂った後、ゴロっとして本を読んでいたら眠気が来て眠ってしまいました。
元来、酒を飲むと眠気が起きやすいのですが、今日なんかは一切アルコールを摂っていないにも関わらず、です。
その一方で、夜に布団に入るとあまり寝つきが良くないのか、ふと目が覚める事があります。時には枕が汗でぐっしょりになっていたりします。ん〜、眠っている間に私はどうなっているのでしょうか?
ビデオカメラでも買って来て一晩撮影してみようかな……引くぐらいうなされていたりして? 実は、この所妙にリアルでハッキリと覚えている悪夢を見る事があります。うなされていたり、寝言を言っていたりして。 或いは、就寝以外で眠気を生じやすいのは、無呼吸症候群を発症している可能性も。
しかし、その就寝時間の録画は長時間に渡ります。ビデオを観ている間にも眠気が来てしまいそうです……では、ビデオを観ている姿を撮影してみるか……そして、その録画を観ている様子をまた撮影して……無限ループ。下らないなあ。
私の好きな「荘子」の中に、「胡蝶の夢」という話があります。眠っている間に蝶になった夢を見たが、果たしてそれは人間である自分が蝶になった夢を見ているのか、そうではなく蝶が人間になった夢を見ているのか、というような。そう言えば、映画「マトリックス」や、ゲーム「ドラゴンクエスト6」がそういう内容でした。最近よく見る悪夢の方が現実だったら参ります。
                                   駅員@そのヴィジョン 夢か現か まどろんで

2010年6月21日(月)
駅日誌(1428) 「乃」

今日は六本木近辺で朝から晩まで終日用がありました。しかし、昼に中途半端に時間が空いてしまい、その辺りをぶらぶらしました。
すると、程無く「乃木神社」があったので参拝してみました。私は神社仏閣が好きで且つ都内在住なのですが、来たのは初めてです。祀っているのは明治の陸軍大将・乃木希典です。人を神格化してしまう事の是非はともかく、踏み入ってみました。
二の鳥居の所に縄が巡らしてあるのが特徴的でした。その前に手と口を漱ごうとすると、手水場のすぐ前に三種類の御神籤が……一つは「繭みくじ」……天然物の繭に入った御神籤だそうです。その隣には「縁結びみくじ」……何やらコケシのような人形が入っています。そして、「子供みくじ」……どう見てもガチャガチャの丸いケースです。中には御神籤と菓子が同梱されています。それぞれ300円、200円、100円。どれも一癖ある御神籤です。
御神籤にも惹かれていたのですが、それは置いておき、手と口を漱いでから、縄を巡らした鳥居をくぐり、二拝二拍手一拝の神式で御参り。

流石に平日昼間というだけあって、人はあまり居ません。それでもちらほら居て、単独の参拝客や、老婦人二人連れなんかが居ました。
神社の脇には、宝物殿があり、乃木将軍の写真や自刃した刀(明治天皇崩御に合わせて夫婦で自刃したそうです)、自筆和歌や漢詩が置いてありました。
また、神社の傍には乃木邸が東京都の文化財として保存してあります。質素な暮らしを旨としていたそうで、大将にしては小さな木造の邸です。中に入る事は出来ませんがその周りを通路が巡らしてあり、窓から中の様子が見られるようになっていました。

乃木希典将軍。名前こそ聞いた事があり、その白髭をたくわえた写真こそ見た事があるものの、私はあまりよく知りません。だがしかし、明治軍人らしき気骨ある人物である事はよく伝わりました。東郷平八郎と並ぶ「日露の英雄」、「聖将」と言われるだけあります。また、生まれは長州藩士だそうで、山口にも乃木神社があるそうです。
御守り売り場を覗いてみると、「乃木ひょうたん」なる変わった御守りが目に付きました。乃木将軍は瓢箪を愛用していたそうです。更に、「乃木じいさんのはなし」なる絵本まで! 弱虫だった少年時代から立派に成長して大将になるまでが描かれています。小ぢんまりした神社の割には私のアンテナが動く要素色々あって濃度が濃いぞ、と。

さて、鳥居に巡らしてある縄が何なのか、気になったので調べてみると、6月末日の水無月大祓式の時期のための縄で、穢れを落とす「茅の輪」という物だそうです。紙の形代に自分の名前を書いて、反省と祈念の心で、罪や穢れを取り除く御祓いだそうです。
んー、今日この辺りに来た本来の用事でもそうだったのですが、世の中にはまだまだ私の知らない事が沢山あります。
                                     駅員@日の注ぐ 初夏の乃木坂 人疎ら

2010年6月20日(日)
駅日誌(1427) 「更」

ここしばらく、吉川英治の「三国志」を読んでいるという事を、以前この日誌に書いていますが、その中に、夜の闇に紛れて動く時の時間の表記として「二更」「三更」「四更」という書き方が出て来ます。「夜更け」「夜更かし」の「更」です。調べてみると、全部で「五更」あって、一夜を「初更」〜「五更」まで区切っていて、初更が19、20時〜21、22時を指し、以降夜を二時間ずつに区切っているそうです。
金、土と夜更かしして、翌朝起きるのは午後という自堕落な生活を続けました。起きたら起きたでゴロゴロしながらビールやワインを飲んで、テレビでサッカーを観たり、本を読んだり、漫画を読んだり……アルコールが入ると、私は眠気が起きやすいので、そのまままどろんだりしながら、酔いが醒めたらまた夜更かしという堕落の極み。土曜日も、日本対オランダ戦を観た後、古本屋で仕入れた漫画を読んで4時頃まで起きていました。

何を読んでいたかというと、ドラえもんの映画版大長編シリーズが一気に何作も納められた電話帳の二倍くらいの分厚い本……懐かしい。昔、いずれも映画化された物を観ています。殆どが映画の後でテレビで放映された時にですが。
その本では、「宇宙小戦争」「鉄人兵団」「竜の騎士」「日本誕生」「アニマル惑星」「ドラビアンナイト」が納められていました。私は昔から藤子不二雄を尊敬していて、その映画版ドラえもんの出来にもいつも舌を巻いていました。これらの作品も面白かった記憶が強いです。
尚、今回買った分厚い本には収録されていませんが、私が好きな作品は「大魔境」(1982)「魔界大冒険」(1984)「雲の王国」(1992)です。特に「雲の王国」は原作の一話完結のドラえもんを含めた伏線が多数配されており、それらが鮮やかに回収されている様は圧巻だと記憶しています。しかし、「雲の王国」以降はどうも面白くなくなって縁遠くなってしまいました。面白くなくなってしまったのは、私の精神年齢の上昇に伴う物なのか? それとも話の質自体が落ちているのか?
ドラえもん映画の興行収入は、作品毎に上下はあるものの概して右肩上がりに年々伸びているようなので、私=観る側の都合によって面白く感じなくなってしまったのでしょう……だがしかし不思議なのは、今回読んだ漫画は、それでも面白く感じてしまうという点です。話の筋も知っているくせに、です。うーん、大長編ドラえもんの映画作品を幅広く御存じの方に意見を伺いたい所です。
                                    駅員@サッカーと 漫画の週末 自堕落に

2010年6月17日(木)
駅日誌(1426) 「乳」

次の日曜日は「父の日」です。決して「乳の日」ではありません……バッカじゃないの?
いやいやいやいや、乳と書いたらイコールおっぱいだと思ってはいけません。そういう風に思う心こそバッカじゃないの? です!
折角なので、乳業界は、父の健康のための乳の日として、健康的な乳製品をプロモーションしても面白いのではなかろうか? と思うわけです。壮年の男性は牛乳を飲むと腹がゴロゴロする人も多いので、ラクトース(乳糖)の少ないいわゆる「おなかに優しい牛乳」や、乳製品を使ったメニュー提案でカルシウム補充(壮年男性はストレスも多いですからね)なんてのも良いかも……おっと、乳業関係者の方、もうやっていたらすみません。

実は、斯く言う私も牛乳には弱い方なのです。そのくせ、牛乳は冷たいやつを一気飲みするのが美味しいと感じるから始末に負えません。よく、噛んで飲むと良いなんて言いますが、口に入れるや否や喉に流し込むのが好きですね……そしてゴロゴロになる、と。
しかし、世の中にはそういう事情ではなく、単に牛乳は嫌いだと言う人も居ます。大人になってからなら好きにすれば良いのですが、子供にはなるべく無理をさせずに飲ませたいものです。
それを補助する商品が世の中にはあります。その名も「ミラクルストロー・シッパー」。プラスチックの筒の中に顆粒状の飴が入っていて、そのストローで飲むとその飴の味が付いた牛乳になるという物です。オーストラリアの会社の製品だそうで、アメリカや韓国で製造しているそうです。苺味、バナナ味、チョコレート味があり、一番人気はチョコレート味だそうです。今日、それを輸入している業者の人と面識が出来て、サンプルを貰いました。ん〜、牛乳を買って来ようか。
実は、このストローは2年程前にモスバーガーの店で販売していた事がありますが、今は見ません。ちょっとミスマッチだったという事でしょうか。では、どういう場所にあると良いか? 駅構内にある牛乳バーなんかは? 基本的に素早く飲んでそのまま行く人が多そうですが、そういう場所にあれば、興味を持つ人も居そうです。

話を元に戻しますが、そう言えば、私は父の日に父の日らしい事をした記憶が久しくありません(母の日も)……親不孝者です。
                                    駅員@父の日を 乳の日などと 掛け言葉

2010年6月16日(水)
駅日誌(1425) 「暑」

蒸し蒸し……この所、雨が降っては晴れるという天気が続いていて、蒸し暑いです。梅雨入りしたのかと思ったら、降ったら晴天になります。晴天になったと思ったらまた雨が降って来ます。
今日も朝は降っていたのですが、早い時間から晴れました。今日は重い荷物を運んだ後、半日立ちっぱなしという状態で、荷物を運んで汗がだらだら。暑くて汗が引くのにも時間が掛かりました。
元々汗っかきな方なのですが、この所、どうも特に頭からかく汗が多いです。たまーに、起きたら枕がじっとりしている時があります。そして、そういう時は悪夢を見て目覚めたりして、それがまた随分ハッキリ覚えていたりします。これは何らかの凶兆? 嗚呼、我に安眠を。
さて、吉川英治版三国志を再度読んでいる事を、以前日誌に書きましたが、その中でも、吉兆だの凶兆だのという言葉が沢山出て来ます。陰陽五行等が実際に物事の判断に色濃く反映されていた時代です。まあ、迷信ではあるのですが、それでも「それが出たらこうなる事が多い」というデータの積み重ねなので、一種の統計学ではあります。因果関係は無かったりしますが。
                                      駅員@陽光が 濡れた道路を 炙り蒸す

2010年6月15日(火)
駅日誌(1424) 「噛」

昨夜は、早めに日誌を書いた後、サッカーのカメルーン戦を観て居ました。近年テレビを観る事が減っており、サッカーの試合を通しで観るのも、私は随分久し振りです。
思ったのは、日本のサッカーって随分レベルが上がってるなあ、という事。得点こそ1点で、シュートも少なかったのですが、動きがシャキシャキしている気がしました。以前に観た時には何だかもっとダラッとしていたり、そうでなければ焦って拙速だったりしていた記憶があります。
ワールドカップ前の代表選は観ておらず、ニュースや新聞で知った程度なので、その時の芳しくない結果を見聞きしている限り、「あんまり進歩していないのかなあ」なんて思っていたのですが……
それにしても、私の記憶にあるダラッとしたり焦って拙速だったりは、いったいいつくらいの記憶なのでしょう? 4年前かなあ……?

何だか観て居たらサッカーをしたくなりました。久しく運動していない上に、私はスポーツの中でも球技は全然駄目なので、やったら色々大変でしょうがね。
                                        駅員@八咫烏 嘴出して 噛める運

2010年6月14日(月)
駅日誌(1423) 「疲」

土曜日……早起きをして伊豆へドライブに行こうと思っていたのですが、起きたら10時頃……そこから出発して、カーナビ通りに従うと、東名高速に到達するまでに渋滞に巻き込まれ、到着予定時間はどんどん遅れ……小便が我慢出来なくなって道を離脱。離脱してすぐにあったスーパーで小便をして再出発してカーナビの到着予定時刻を見ると、夕方。目的地は閉まるのが早いので、断念して帰りました。嗚呼、ただただ渋滞の中を運転しただけの土曜日。
一方、日曜日は夕方に予定があったので、その時刻に帰って来られるかどうか怪しい遠距離ドライブはやめておきました。日曜の予定というのは、大学時代に御世話になった教授と同じゼミの同期&後輩との飲み。
先生の職場は東京ではないのですが、日曜の夜にアメリカから帰国、月曜日から東京で仕事があるとの事で、久々に御会いしました。うーむ、先生は勿論の事、同期後輩とも法学関係者らしきトークが沢山。そう言えば、こういう空気は久々だなあ……私も法学部出身者の端くれの筈なのに。久々に見た顔に喜びを感じる一方で、何だか自分が矮小に思えてしまいました。彼等が色々と自己研鑽等をしている間に、私は遅く起きて生きたい所にも行けずに、渋滞に巻き込まれているとは! 猛省。

さて、1軒目で食事をした後、バーにでも行こうという事になったのですが、たまたま私が見付けたバーがなかなか面白い店でした。ベルギーを中心としたビール各種を豊富に揃えていました。6人で入り、それぞれ異なるビールを飲みました。
私は、名前に惹かれて「ギロチン」という銘柄を。法学部的マインドを失って、地獄三丁目的マインドばかりが働いています……
名前の割には、柑橘のようなフルーティーな味わいでした。左から3本目の「サタン」にも惹かれましたが。
                                     駅員@スッキリと 喉に鋭い ギロチンか

2010年6月11日(金)
駅日誌(1422) 「蹴」

南アフリカワールドカップが開幕しました。1930年から始まって今回で19回目の大会ですが、アフリカ大陸では初開催になります。いや、「ワールド」カップと言われていても、そのほとんどは欧州と南米で開催されていて、アジア開催も2002年が初でした。嗚呼、日韓共催の年はもう8年も前なのか……光陰矢の如し。しかし、現在でも優勝候補・強豪と言われるのは、欧州と南米です。とは言っても、まだ19回。優勝経験のある国が少ないものです。
日本代表の試合日程は、現在の所14日、19、24日。14日は日本時間の23:00〜、19日は20:30〜、24日は25:30〜(25日早朝)。25日が平日ですし、24日は観るのは難しいか……? 超早寝&起きてから見るのありか。
なんて事を思っていながら、実は明日は早起きして行きたい所があります。早めに寝ようっと。

日本代表と言えば、今日の昼間、右翼の街宣車での演説でもワールドカップを話題にしていました。
「日本は、真の独立国と言えるのかどうか?」という文脈で、「ワールドカップで日本代表を応援しているのは結構だが、それは独立国であると自らを思い込ませる行為なのだ」みたいな事を言っていました。即ち、「政治的に、国際関係的に本当に独立国と言えるのか?」という事から目を逸らして、スポーツの時ばかり独立国ぶっているとか、そう言いたいみたいです。
一理無きにしも非ずですが、まあ、揶揄する方向がちょっと違うかなあ……しょうもない事を考えていないで寝ます。
                                          駅員@杯を 傾け観るか 世界杯

2010年6月9日(水)
駅日誌(1421) 「羅」

以前、東京国立博物館にて、阿修羅展(興福寺の阿修羅像の全周を見られる企画展)に行った折に阿修羅ピンバッジを入手しました(2009年1月12日の駅日誌に写真あり)。しかし、これを付けるシーンがなかなかありません。平日のスーツに社章の代わりに付けるわけにもいかないし、休日の私服に付けても浮いちゃいます……
数少ない付ける機会が巡って来たので、今日は夕方から装着しました。以前、「仏像ナイト」というイベントに出席した旨は当日誌にも書いておりますが、それと軌を一にするイベントがあったので、またまたピンで行ってしまいました。否、誘う人が全く居ないというわけではないのですが、なかなか多忙な御方で誘いにくく……

「参らナイト」という、首都圏の神社仏閣についてのイベントでした。「仏像ナイト」なんて際物にもピンで行ったので、懼るるに足らんというものですが、それでも一抹の孤独感はあるものです。しかし、ちょっと客席を見た限りでは、ピンで来ていると思しき人も居たので、まあ、そういうピンがぽつぽつ座っている辺りに紛れる様に座って聴いておりました。
京王線沿線の高幡不動尊、深大寺等や、鎌倉の高徳院(大仏がある所)以外の寺等の紹介がありました。京王線沿線仏閣巡りでもしたくなります。高幡不動尊には、紫陽花が沢山咲いている場所もあるそうで、丁度これからの時期が旬。ついでに高尾山麓のトリックアート美術館もまた行きたいし……
しかし、そうした仏閣の紹介以上に興味を惹かれてしまったのが、B級臭のぷんぷんする「伊豆極楽苑」という場所。いや、これは神社でも仏閣でもないのですが、地獄と極楽をテーマにした場所だそうで、地獄三丁目駅駅員としては、行かねばなるまいか。
                                      駅員@単身で 仏の話し? ほっとけと

2010年6月8日(火)
駅日誌(1420) 「索」

「しらべ、さがす」で「検索」。既存の物を探し出す事を指します。最近は専らコンピュータ及びインターネット上の情報を探す時に用いられる言葉です。昔は分からない事があれば辞書で調べたものですが、今では文字情報や画像情報であれば、インターネット検索ですぐに調べられます。インターネットは巨大な百科事典とも言えます。Wikipediaなんてのはそのまんま万人が書き込める巨大百科事典になっています。
しかし、有益な情報ばかりが精選されているわけではありませんから、その情報は玉石混淆で、嘘や出鱈目なんてのも山のように埋まっているわけです。

さて、私は個人サイトを持っているので、自サイトの利用統計を見る事が出来る(でも、何処の誰が見たかまでは分かりません)のですが、その中に、Search Stringsというのがあります。どんな検索キーワードで私のサイトに人がやって来たかが出て来ます。特に日記形式だと、「誰もが話題にする程ではない時事ネタ」なんかのキーワードで来るケースが多いようです。
大々的な時事ネタキーワードの場合は、検索でヒットしたとしても私のサイトなんかは物凄い下の方なので、そのキーワードで私のサイトが覗かれる事は先ずありません。

では、どれくらいの規模の時事ネタがヒットする? 先月、5月度の私のサイトのSearch Stringsの最上位は、無煙たばこの「ゼロスタイルミント」関係での閲覧でした。私は政治ネタも稀に書きますが、政治関係のキーワードなんかでは先ず私のサイトには辿り着けません。


私の日誌は過去の物をそのまま残しているので、随分前に書いたネタがキーワードとして検索でヒットして閲覧に繋がっている場合もあります。中には妙な取り合わせで「ヒット→閲覧」に至っている事もあります。
例えば、「おっぱい 司馬懿仲達 画像」なんてキーワードで検索している人が居たりします。ん? 「司馬懿仲達」は三国志に出て来る武将・軍師ですが、それと「おっぱい」がどう繋がる? 「司馬懿仲達」の「画像」なんて、髭を生やしたおっさんの画像しかなかろうと思うのですが……うーむ?
え? そもそも何でそんなキーワードで私のサイトがヒットするのかって? 合わせて書いた事はないのですが、それぞれ単体では日記に書いた事があるのだと思います。恐らく、過去の日記でたまたま「司馬仲達」という言葉と「おっぱい」という言葉が出て来る月があったのでしょう。
そういった組み合わせの妙で、ヘンテコなのは探せば一杯出て来ます……色々な事を検索している人が居るんだなあ〜
                                  駅員@呼び寄せる 妙な言葉の 組み合わせ

2010年6月7日(月)
駅日誌(1419) 「菅」

先週後半の泊まりがけ研修の後、どうも調子が悪くて土日は殆ど寝て過ごしました……ストレス? 泊まったのが初見の人との二人部屋でしたから、多少ストレスはあったのでしょう。しかし、幸いルームメイトは感じの良い人だったので、自分では然程ストレスには感じなかったのですが……まあ、二泊続いてでしたし、それも座学の連続でしたから。土日休んで元気になりました。

さて、私が研修に行っている間に政変がありました。鳩山首相と小沢一郎のダブル辞任です。世論調査でも、鳩山、小沢ともに「辞任すべき」の声が大きかったのでしょうがないか。鳩山は自ら、小沢は鳩山に促されて、だそうです。そのやり取りは闇の中ではあるのですが。
さて、その後任の首相は菅直人です。苛菅とあだ名される、かなりのイラチだそうですが、実行力は鳩山よりはありそうです。その過去の最大の功労は、自社さ連立政権時の厚生大臣時代の薬害エイズ事件の究明でしょう。
しかし、どういうわけか私が最も記憶に残っているのは、O-157事件の時に見た、公然カイワレ大根食い……O-157食中毒事件で、「カイワレ大根が原因の可能性がある」という発表を厚生労働省が出した後、風評被害でカイワレ業界が壊滅的な打撃を受けて、その火消しのためのパフォーマンスでしたが、あれを見た時は無性にカイワレが旨そうに見えたものです(←思いっきりパフォーマンスに踊らされとるやないか!)。どうも、私はそういう影響を受け易い人間です。いや、「あれは悪いんじゃないか? これは悪いんじゃないか?」という風評にはあまり影響を受けないのですが、その火消しのためのパフォーマンスで食べているのが旨そうで旨そうで……BSE騒動の時も、牛の安全を訴えて食べていた肉が旨そうで旨そうで。
さて、今、たまたまO-157繋がりで「風評被害」をキーワードに検索をかけてみると、出るわ出るわ。あ〜、こんなのもあったなあ〜、と往時を懐かしくなります。いや、それぞれの事件で色々な人が被害に遭い、それこそ自殺者が出た例もあり、懐かしむなんてのは不謹慎なのですが、喉元過ぎれば何とやらというやつで、特に気を付けるべきかどうかが怪しかった物などは懐かしく感じます。
だがしかし、物事の原因は、そうそう簡単に見付からない事も少なくありません。例えば、「60%の確率でそうであると思われる」という答えが出て来たとします。これをこの時点で発表するか否かは難しい場面だと思います。もし、発表して誤りだったら風評被害への非難囂々でしょうし、もし発表をためらって、その答えが合っていたら、遅れを非難される事でしょう。ある意味、博打みたいな所があるのだと思います。
最近、十代の頃に読んだ「三国志」(吉川英治)を、またちょっとずつ読んでいるのですが、それを読んでいても天下の大事も博打みたいなもんだなあと思ったりしています。ブックオフを中心にちょっとずつ買い足して読んで居ます。現在、孫策が周瑜と出会って軍を起こしたあたりです。
博打と言えば、選挙による民主主義というシステムは、博打なのかも知れませんね。
                                    駅員@行先を 定めぬ筆は あっちゃこちゃ

2010年6月1日(火)
駅日誌(1418) 「学」

子は番号で呼ばれ 一流フェチの嵐♪ 憐れ世のガキよ顔の無い教師らの背に見た 偏差値の魂♪
MA…MA…MA…漫画ドリーム♪ なんかスクリーム♪
Oh-Oh-Oh,I got a 漫画ドリーム Oh!! 見栄・コネ 人生学びや!! 

   〜桑田佳祐「漫画ドリーム」より〜

えーと……明日から三日間、合宿式の研修です。なので、当駅日誌もしばしの休みになります。当駅日誌は、携帯からは更新できませんし、合宿の場でこんな長文を書いて居たら引かれます。
全国から多数の人が出席するそうで、研修中は名前ではなく受講者番号で呼ばれるそうです……囚人みたい! 私なんか、人相が悪い方なので、番号で呼ばれて「はいっ!」なんて返事をしていると、囚人そのもの! まあ、三日間も泊まりがけで、研修会場に缶詰になるわけですから、そこは牢獄なのかも知れません。何を言うか。これは拒否しようと思えば拒否出来る物で、受ける事にしたのは私自身の希望ではないか。
小中高と、朝起きるのは辛かったものの、学校に通う事自体は然程苦痛ではありませんでした。尾崎豊風に、そこを牢獄のように思ったりはしていませんでした。そりゃあ、学校にも嫌いな奴の一人や二人居ましたが、学ぶ事自体には然程苦痛は感じません。とは言え、スクール形式で学ぶのが連続するのは、一体何年振りだろう……? もうとっくにそういう環境に耐えられる体質ではなくなっているかも?
                                  駅員@今の俺 果たして起きて 居られるか?
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